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ルーヴルから始まるアートへの美しき旅

  • 4.5
  • 旅行時期:2014/12(約10年前)
CAFE  MOCHAさん

by CAFE MOCHAさん(男性)

パリ クチコミ:7件

フランスが世界に誇るルーヴル美術館は世界遺産、人類遺産とも呼ぶべき至宝の美術コレクションを所蔵、展示していますが、ルーヴルを訪れて絵画、彫刻などを鑑賞することは単に美術鑑賞の枠を遥かに超越したアートへの美しき旅と表現するにふさわしい壮大かつ濃密な時間だと思います。

広大なルーヴル美術館で膨大なコレクションを堪能する為にはルーヴル美術館を攻略する緻密な戦略が必要不可欠となります。

開館時間は、月・木・土・日:9時~18時、水・金:9時~21時45分(夜間開館)です。毎週火曜日及び1月1日、5月1日、12月25日は休館日です。

常設展のチケット は12ユーロです。ナポレオンホール特別展のチケットは13ユーロ、常設展とナポレオンホール特別展の共通チケットは16ユーロです。パリミュージアムパスは使用可能です。

ルーヴルにアクセスする場合まずどのエントランスから入館するかということが非常に重要です。混雑しているエントランスで長蛇の列に並んで貴重な時間を無駄にすることがないようにまずここで最初の戦略が必要になります。

ガラスのピラミッド、ギャルリーデュルーヴル、パッサージュリシュリュー、ポルトデリオン・・・この中で穴場と呼ぶにふさわしく空いているエントランスは、ポルトデリオンです。

但しポルトデリオンは原則として金曜日はクローズしていますしそれ以外の曜日も17:30以降はクローズしてしまいます。この他、突然クローズする場合があるので、必ず事前に確認することが前提となります。今回、朝9時のオープン直前にセーヌ川沿いからポルトデリオンへアプローチしました。

9時ルーヴル美術館の開館時間ポルトデリオンのエントランスには先客0人、故に待ち時間0分。チケット購入=即終了、セキュリティチェック=即終了。待ち時間は完全に0分!つまり戦略が功を奏し滑り出しは最高でした。

ちなみに大きな荷物を持って入館するとセキュリティチェックに時間がかかるので入館時は荷物は最小限にすることが鉄則です。

ルーヴル美術館で時間を効率的に使う為に有効かつおすすめなのはルーヴル美術館の公式サイトにアクセスすることです。webサイトでルーヴル美術館の見取り図及び主要作品、ルーヴルの歴史などに関する詳細な情報を得ることは非常に意味があると思います。

ミッテラン大統領が推進したルーヴル改造計画により1989年建築家IMペイが設計したガラスのピラミッドが完成しガラスのピラミッドはパリのランドマークのひとつとして定着しました。1993年にはリシュリュー翼及びガラスの逆ピラミッドが登場し更に1994年にはルーヴルでショッピングが楽しめるカルーゼルデュルーヴルが完成しルーブル美術館はより洗練された魅力的なミュゼとして更に大きな飛躍を遂げました。

ルーヴル美術館は、ドノン翼、シュリー翼、リシュリュー翼の3翼から構成されていますが、特筆すべきことは1993年に新たにオープンしたリシュリュー翼の存在です。

リシュリュー翼がオープンしたことによってルーブル美術館の展示面積が拡大し従来の未公開コレクションが展示、公開されました。ルーヴル美術館の膨大なコレクションは30万点を超え更に増え続けています。常設展示されている美術品、作品はルーヴル美術館が所蔵しているコレクションのごく一部に過ぎません。ですから新たにリシュリュー翼がオープンしたことは大きな意味がありました。

更にリシュリュー翼のオープンによってカフェリシュリュー、ルカフェマルリーが誕生しパリの人気カフェとして、そしてルーヴル美術館で膨大なアートの美しさを堪能した後の寛ぎのカフェとして観光客のみならずパリジャン、パリジェンヌに愛されています。

今回は約5時間ルーヴル美術館に滞在しましたが、広大な館内でアート鑑賞するときに必要不可欠なことは充分な休憩時間を確保することです。カフェリシュリュー、ルカフェマルリーの他にもアモリーノのジェラート、ラデュレのマカロン、マリアージュフレールの紅茶などを味わいながら寛ぎのひとときを過ごすのは最高ですよ。

リシュリュー翼の1階及び半地階には躍動的で美しい彫刻を展示したルーヴル美術館のハイセンスな美意識の結晶ともいうべきマルリーの中庭、ピュジェの中庭が存在しています。

マルリーの中庭、ピュジェの中庭は、ルーヴルから始まるアートへの美しき旅の集大成と呼ぶにふさわしい空間なので、是非訪れていただきたいと思います。

ルーヴル美術館のコレクションは、古代オリエント、エジプト、ギリシャ、エトルリア、ローマの美術品そしてヨーロッパの絵画、彫刻、フランス王朝の歴史的展示物及び所蔵品(リシュリュー翼にあるナポレオン3世のアパルトマン、ドノン翼にあるギャルリーアポロン)など多岐に亘っており必見ともいうべき芸術作品の宝庫です。

ルーヴル美術館のミュージアムショップ、ブックストアには魅力的、個性的でお土産にも最適な商品やルーヴル美術館の歴史や所蔵品に関する書籍も数多く揃っています。

ルーヴル美術館でのアート鑑賞、ゆったりと寛げるカフェでの休憩時間、ミュージアムショップ、ブックストアでのショッピング・・・ルーヴルで過ごすひとときは旅をワンランクアップさせてくれる程の魅力に溢れています。

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
家族旅行
アクセス:
4.0
展示内容:
5.0

クチコミ投稿日:2015/09/13

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