にんたまさんさんのクチコミ全19件
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投稿日 2024年02月11日
総合評価:4.0
静岡県は伊豆半島や富士山周辺あたりは温泉が多いのですが、静岡市とか浜松市の間は火山帯ではないので温泉はあまり多くない。したがっていい宿も多くない。
汀家は他にいいとこもないし、まぁ次も泊まってもいいかもなという感じのお宿でした。
焼津駅に着くと送迎の車が待っていてくれて、4分ほどでお宿に。
ちょうどチェックイン時間だったので、あまり広くないロビーは混雑。
ただ対応がテキパキとしてあまり待たされている感じはしませんでした。
基本ロビーでは宿帳に記帳だけしてさっさとお部屋に案内するという感じのオペレーションなのでしょう。
部屋は離れ。Bタイプとなっている部屋の一番奥のなみ千鳥でした。
離れまでは屋根とかないので雨が降ったらいやだなぁという感じですが、素晴らしい秋晴れだったので大丈夫でした。
部屋はかなり広く感じますし、縁側に椅子が配置されていてゆったりとできそうです。
汀家は大浴場はなくすべての客室に半露天風呂がついております。
というわけでさっそく部屋風呂に入ろうと思って縁側に出ると猫が寄ってきます。
餌付けされているのですかね。お行儀よくお座りして期待しています的な感じを出してきます。
が、猫にあげられそうなものなど何もなくすまないって気持ちになりました。
お湯はナトリウムカルシウム温泉で塩味を感じます。結構ぽかぽかとあたたまる悪くないお湯でした。湯船も広いし。
が、部屋の前は道路でわりと車が通るのと、ボイラーがすぐ近くあるのとと音がうるさく、心のそこからリラックスというような感じにはならなかったです。
風呂に入ったので作務衣に着替えます。浴衣だけでなく作務衣もあるのはいいですね。
冷蔵庫はフリーとのことなので、ビールを飲みながら革のスツールに寝っ転がってのびのびすごせました。
さて大事なのは夕食。
夕食は食事処で。個室ではないのですが席の間が広く隣の席はあまり気にはなりません。
前菜はどれも丁寧に作っている印象があるのですが、心躍るような一品もなく、今夜は低調に終わりそうな予感がします。
次は鮪の刺身、ミナミマグロと本マグロの食べ比べ。生じゃなく冷凍なのが焼津らしくてよいですね。
脂も筋が多い部分で少し大味だなとは思いましたがとにかくらしさが良いです。
お椀は下仁田ネギのスリ流しに鰆。
鰆がとにかく大きくて食べごたえのある田舎らしいお椀。
お椀の出汁もよかったのですがとにかくこの鰆が美味しかった。
これは焼き物とか単体で食べたかったなぁ。
お椀で前菜とお造りのいまいちな印象を拭い去ったあとは汀家名物の鮪のカマの唐揚げ。
じっくり揚げたあとに濃い味のタレに漬け込んだ感じですが、これが食べごたえがありお酒が進む味です。
名物にふさわしい味でした。
で、ここまでがクライマックスであとは下っていくだけ。
炊合せはずっと強めの蒸し器にいれていたからか火が通り過ぎていて海老芋が台無しに。。
国産牛麹焼きは逆に冷たい皿に盛り付けられていて来た時点ですでに残念に。素材もよいものではなかったです。
いくつか良い皿があり、また焼津らしい特色も随所に表現されていたのですが、総合的な満足度はあまり高い夕食ではありませんでした。
食後に貸切風呂へ。広くてよい岩風呂でした。
ぽかぽかと温まったのでぐっすり寝ることができました。
少し残念だった夕食にくらべ、朝ごはんは満足度高め。
色々な味の方向性のおかずはどれも美味しいし、削り節が3種類あり食べ比べられるのも面白い。
ただご飯がお櫃ではなくておかわりお願いしないといけないのに、仲居さんがあまりこちらに気を配ってくれないので、おかわりがし辛い感じだったのが残念でした。
ご飯3杯食べれるくらいの良さだったのに、2回目のおかわりは面倒くさくてやめてしまいました。
総合的な感想としては宿の特色は伝わってくるので、あとはちょっとした心配りの積み重ねで満足度が飛躍的に高まるのではという惜しい宿といった感じでしょうか。- 旅行時期
- 2023年11月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 4.0
- 駅から徒歩圏内だが送迎が楽
- 客室:
- 4.5
- 広い部屋でゆったりとのんびりできます
- 接客対応:
- 3.5
- 全室離れだがアメニティは十分
- 風呂:
- 4.0
- 部屋の露天は通りの音がうるさくてもういっちょ
- 食事・ドリンク:
- 3.5
- 丁寧に作っているのは感じるが丁寧に提供されていなかったのが残念
-
投稿日 2023年11月18日
総合評価:4.0
14:33に安房小湊の駅に着くと、送迎の車が待っておりそこから宿まで5分。
15:00からのチェックインだったはずですが、到着時刻に合わせてちゃんと送迎してくれるし、そのままチェックインできる。柔軟に対応してくれて素晴らしいですね。
部屋は3階の港側の客室。
港側だし眺望なんてあってもなくてもって感じだったんですが、隣の建物の視線対策なのかすりガラスで眺望はほぼ皆無。。
HPの写真ではすりガラスではなく一応景色見えるはずだと思ってたら、同じ間取りの部屋は4階にもあるのでそちらは眺望あるんでしょうね。
2022年に改装したということで部屋自体はすごくきれい。部屋にウォーターサーバがあるのもポイント高い。
ウォーターサーバなのでお湯も出るのですが、お茶入れるのであれば1階のラウンジからコーヒー持ってくる方がいいかなぁとは思ったりします。
浴衣はなく作務衣なのですが、寝るときに帯が触ることがなく都合がいいのでむしろこちらがよいのです。
しかし、作務衣の質が悪くべったりとした着心地なのでいまいち。
ともかく着替えて大浴場に行きます。
大浴場はバスタオルが使い放題になっていて手ぶらでいけます。ちょうどおろしたてだったのか本当にふんわり柔らかな使い心地で最高でした。
夜中に男女入れ替えされるいけすがみえる海の月と、畳敷きの海の華の2種類。
どちらもこじんまりとしていて眺望はないです。
5階にある貸切風呂が眺望があるのですが、今回は予約できたのが夜しかなかったので、ほぼ真っ暗でいまいちだったなぁと感じました。
泉質はほぼお湯という感じ。ほんの少し海の感じがしますがごくほんの少し。まぁこれは南房総なので仕方ないですね。
風呂上がりにはラウンジでビール。
過去の口コミでは発泡酒と書かれていたのですがちゃんとビールになったみたいです。
ラウンジは玄関入ってすぐのフロントの向かいなので全く落ち着ける感じはしないので、部屋にビールは持って帰ることにします。
しかしジョッキやグラスではなくちっちゃいプラカップ。。
本音ではビール飲んで欲しくないんですかね?非常に印象悪かったです。
持って帰ったビールはすぐ飲み干してしまったのですが、わざわざおかわり取りに行くのはめんどくさいので、部屋でごろごろ。
前述のように眺望はないのですが、部屋のテレビにはFireTVスティックがささっており、Netflixが見れます。
また、スマホのミラーリングも可能なのですが、FireTVスティックの名前が部屋名や部屋番号と対応してないので、どれがどれかわからないという難点もw
そもそも他の部屋になんでも映せるというのはAirDrop痴漢的なことができるので、各部屋ネットワーク的に隔離したほうがよいと思います。
ごろごろしていたらあっという間に夕飯の時間。
この宿は量が半端ないということで覚悟して臨みます。
まずは食前酒・前菜・タコの酢の物。
タコの酢の物が特にうまく、期待がもてます。
すぐに、舟盛りが登場。この時点でご飯あれば食事として腹パンになれるレベルの量でやばいです。
そもそも舟盛り自体好きではない(少量多品種を食べたい)のですが、大量多品種の舟盛りなので頑張って食べます。
まずは姿造りになっているイサキが一尾。イサキは少し水っぽく旬を外した感はある。
そのほかにカジキ・ヒラメ・鯛のレモンじめ・カンパチ・ブリが2枚ずつ。
そのほかは鮮度の良さは感じてられて、カンパチはかなり身がいかっていてこれはこれで漁港飯って感じでよいのですが、
しかし、鯛のレモンじめはどうしてレモンで締めたというレベルで失敗作でした。
最も良かったのは生クラゲ。宿の方は味ついていなのでお醤油でと言っていたのですが、醤油など何もつけなくてもまさに海という感じの味で最高でした。まさに東京では食べられない味。
どかっと舟盛りが来たのですが、私は相変わらずお酒を飲みながらゆっくり食べるので、この量だと下手するとご飯が来るまで食べきれないかもと思っていたのですが、結局、ご飯のお供にしようと後回しにしていたなめろうだけしか残りませんでした。
というのも蒸しすぎるとスがたってしまう茶碗蒸し以外は、食べるスピードをみて提供タイミングを調整しているのか、かなり他のテーブルと比べてもゆっくり提供され、食べ終わるころに次というペースで、心遣いがすばらしいと感じました。
プランでは、鮑か伊勢海老かが選べるということなので、禁漁明けの伊勢海老を選択。当然お刺し身で。
1階のロビーのいけすにたくさん活けの伊勢海老がいたのですが、捌きたてという感じでプリプリさと少しの生ぬるさが感じられました。冷やされてないのでより甘みが際立つ感じ。
もうすでにお腹的には満足だったのですが、舟盛りから始まっているボスラッシュの3体目としてカンパチの兜焼きが登場。
これがもう最高に美味かった。
いわゆるカマの部分はそんなに脂が乗ってないということもあり(逆に乗ってたら完食できなかったかもw)普通なのですが、唇や目の周囲を始めとするコラーゲンたっぷりなアラの部分が本当に至福の味です。
これは東京ではなかなか味わえないなと唇だけでなく下顎までむさぼりつき濃密なひとときを過ごせました。
カンパチの兜焼きは2名だろうと1名だろうと出てくるサイズは変わらないので、これを独り占めできるというだけで、この宿は1人旅にかなりおすすめできます。
この時点でもうお腹いっぱいになっているということもあって、カサゴの姿揚げは正直あまり美味しいとは思えないもののなんとか完食。
キンメの煮付け(これも2名だろうと1名だろうと一尾出てくる)はどう考えても食べきれないのでまるまる翌日の朝に回すことに。。
締めのご飯とでかいあら汁で、なめろうもあらかた食べて、お腹がはちきれそうに。
デザートは別腹ではあるのですが、こちらは常識的な量で良かった。
前日死ぬほど食べてもお腹は減るもので、前日朝食に回したキンメも楽しみな朝食。
キンメは当然1人ではかなりしんどい大きさで、ご飯3膳でなんとか食べきりました。
なので、20種類近くのおかずはほとんど残すことにw
キンメの煮付けが強い味だったので、野菜とか出汁をきかせたおかずがあればよかったのですが、どれも濃い味のおかずだったのでかなりしんどかったです。
多くの人はキンメの半身は朝に回すくらいの暴力的な夕ご飯の量なので、おかずの味付けとか選び方は見直してもいいのかなと思います。
また、昨日の伊勢海老の活造りは、翌日の伊勢海老の味噌汁に転生されるということなのでこちらも楽しみにしておりました。
ただ、昨晩のあら汁もそうなのですが、あまりしっかり出汁が出ておらず、これってあら汁だっけとか伊勢海老の出汁はどこという感じでもういっちょでした。
というわけでたらふく食べて寝て風呂に入ることを目的とした旅行でしたが、非常に食を楽しめた宿でした。
帰りの日も暑い日でしたが、凍った水のボトルをいただけて心遣いに感心しました。- 旅行時期
- 2023年09月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 4.0
- 電車に合わせて迎えに来てくれます
- 客室:
- 4.0
- 広くていいのですが、眺望もなく、温泉旅館らしさがない
- 接客対応:
- 4.5
- ビールが飲みづらいようにしている以外は最高です
- 風呂:
- 4.0
- 泉質微妙な分、アメニティとかがしっかりしていて気持ちいいです
- 食事・ドリンク:
- 3.5
- 単純に量が多いとか鮮度が良いだけでなく東京で食べられないものを食べれます
-
投稿日 2023年02月10日
総合評価:3.5
やまも口から歩くほうがアップダウンが少なくてよいです。
部屋は風姿棟の芭蕉薄桜。
8畳と広くはないのですが、バルコニーがゆったりとしているので狭さは感じないです。
朝夕とまだ寒くない季節でしたので、バルコニーで自然を感じながらゆったりできました。
花吹雪の特徴は広い敷地に点在する7つの貸切風呂ですが、
7つといいつつも、同じような造りの風呂があるので実質4種類でしょうか。
また、貸切風呂は貸し切られれていることが多くて残念でした。
ラウンジとか湯上がりどころとかを充実してくれれば、風呂に入る時間以外も楽しめて、混雑も緩和されるのではないかと思いますがね。。
期待していた食事は、素材は良いものを使っているのですが、出汁がひどかった。
夕食は、酒を飲ませるためもあるのですが、出汁をきかせた料理は限定的でまだマシだったのですが、
朝食はだし巻きとかひろうすとか出汁がきいてないといけない料理が壊滅的でした。
干物が鯵と金目の2種とボリュームがあったのでなんとか食事の体をなしたのですが、
この料理では再訪する気はおきないですね。
他のレビューサイトをみても、この出汁のひどさへの言及はないので、本当どうしたんですかね。。。- 旅行時期
- 2022年11月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 3.5
- やまも口からが不便
- 客室:
- 3.5
- バルコニーが広くてよい
- 接客対応:
- 3.5
- 特によい印象はなし
- 風呂:
- 3.5
- 7つある貸切風呂は正直バラエティーが少ないです
- 食事・ドリンク:
- 3.0
- 出汁がひどく、期待はずれでした
-
投稿日 2023年09月17日
総合評価:4.0
一人泊できて安くて美味しいオーベルジュと評判のオーベルジュ湯楽に行ってきました。
湯河原駅から送迎はないんですが、箱根登山バスで公園入口のバス停まで行きそこから徒歩数分。厳しい坂はあるのですが長くはなくアクセスは悪くないです。
実は公園入口じゃなくて落合橋のバス停を使うとバス代がほんの少し安くなるというハックがあります。行きはともかく帰りにあれバスまだ来そうにないなという時には歩いて見るのをおすすめします。
現地に行って感じたのはオーベルジュ湯楽は斜面に建築されているので、関内の移動が大変ということです。今回泊ったのは307の鈴蘭というお部屋。
冷房の効いていない廊下をひたすら奥まで登って行ってやっと辿り着けます。
今回鈴蘭を選んだのは、4階にあるので比較的眺望が良さそう・室内にトイレはないけど専用トイレはあるのでOK・内風呂が温泉という特徴があったからでした。
なんとなく気分的に内風呂は入らなかったのですが(この日はすごい猛暑だったこともあり湿気が強い風呂のそばにはあまり近寄りたくなかった)一人泊には気楽でいい部屋だなと思いました。
ただ、こういった室内にトイレがない部屋はリノベーションの第一候補でしょうね。
鈴蘭の宿泊者が専有しているところを繋げて部屋にしてしまえば豪華スイートになりますからね。
部屋には浴衣が2枚。とりあえず浴衣に着替えて大浴場へ。大浴場にはハンドタオルが使い放題になっているので、部屋からはペラペラのバスタオルを持っていきます。
大浴場は檜風呂のものと石造りのものと2種類。男女入れ替え制。
檜風呂はすごく共同浴場のような雰囲気で機能的ではなかったのですがわりかしよかったです。ちゃんとシャワーは出し放題でしたし。
石造りの方は昔の温泉旅館のそれというような感じでこっちは広いけどまぁそれなりかな。
お湯はどちらも湯河原らしくなめらかな感じでポカポカとなります。
部屋に戻る廊下が暑いので湯上がりはたいてい湯楽文庫というラウンジで涼みます。
コーヒーとかが飲めるのですが、カップはなく紙コップに入れて飲めという感じで体験はよくなかったです。
さて、この宿の楽しみはなんといっても食事ではないでしょうか。今回はシェフ特選コース。
飲み物はグラスワイン泡白赤の3杯セットを頼みました。
泡はへぼいスパークリングではなく、フランチャコルタで、グラスになみなみと注いでくれてお得感ありました。
最初は白インゲンのピュレの上にナスとメロンと脱水したマグロとトマトのジュレ。
普通こういうの間違いなくうまいんですが、なんとなく料理に一体感がなくいまいちでした。
と暗雲漂うスタートでしたが、このあとのとうもろこしのスープに発酵ブルーベリーをあわせた一品が絶品。
とうもろこしの甘みに上げエシャロットが風味を加えブルーベリーの酸味と深みが奥行きを与えます。
気に入った料理をあげていくと、
赤ワインのリゾットと飴色玉ねぎのズッキーニ巻き。ズッキーニがうまく全部をまとめていてよかったです。
お造りは魚の個体としては小さくてイマイチかなと思ったんですが、処理が良く適切な下ごしらえされているまさにお造りといった感じでした。
山百合ポークのフリット(?)、ヒレ肉を補う形で衣に味がついていて、また食感の対比も良くてよかったです。
と途中まではかなりよかったのですが、メインはもうちょいでした。
魚は鮎のソースが珍しくそしてそれ単独でうまいのですが、鯛のグリルに合っているかというと疑問。
肉は牛ヒレステーキがかなりいい焼き加減で、表面のメイラード反応に伴う素晴らしい香りとヒレ肉の柔らかさが共存していたのですが、付け合せのゴーヤの苦さがすべてをぶち壊してどういう意図なんだろうと疑問。
さて締めのご飯はトリュフの炊き込みご飯。サマートリュフだったんですが、たっぷりと削ってご飯に混ぜ込むので香りとしては十分。
無限に食べていたくなる味でしっかりと締まりました。当然食べきれない分は夜食のおにぎりに。
朝食は和食。すごい良いわけではないがつまらなくはない。
こういうのでいいんだよって感じで料理自慢の宿という印象を裏切りません。
最後に食事処はたいていのオーベルジュがそうなのですが、個室ではなく食堂という感じなので、一人旅だと困りますよね。
見られてどうこうというよりどこを見るといいのか困るわけですよ。
総評すると、安くてうまいオーベルジュという評判どおりだったのですが、普段ご飯を最優先して評価する私でもハードソフト両面で気になるところは多く、もうちょい居心地の良い宿になって欲しいなと思いました。
ただ今年の冬に改修工事をされるので今後に期待したいですね。- 旅行時期
- 2023年07月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 2.5
- バス停からは少し登りますが遠くはない
- 客室:
- 2.5
- 部屋は古さを感じました
- 接客対応:
- 3.5
- ラウンジは過ごしやすいものではないです
- 風呂:
- 3.5
- 不便は少ない
- 食事・ドリンク:
- 4.5
- 1人泊3万円代の宿の中で料理はトップレベル
-
投稿日 2021年10月17日
総合評価:3.5
湯主一條はJR白石駅・東北新幹線白石蔵王駅からの送迎があります。
ルートとしては、15時に白石駅発でそこから白石蔵王駅に向かい、最終的に15時25分くらいに旅館につきます。
白石駅着の電車は、福島からは14:17、仙台からだと14:48着、
新幹線の方は、福島からは14:47、仙台からだと14:57着となっており、福島方面からの在来線以外にぴったりあわせた時間設定になってます。
ただ、東京から来るとなると、お先にトクだ値スペシャルの設定が東京ー白石蔵王間はないので、
福島で降りて昼食でも食べてから白石でも在来線で向かおうかとなり、14:17着という送迎まで微妙な残り時間になるのですね。
というわけで白石で時間を潰してから鎌先温泉の一番奥に位置する湯主一條に到着、、、と思いきや、
宿の駐車場で送迎用のバンから別の車に乗り換えます。
宿の前の急な坂はバンでは登れないんでしょうね。若干の面倒くささを感じました。
で、やっとのことでついたロビーでのチェックイン時に出されたのはりんごジュース。非常においしかった。
この日泊まったのは和室の部屋。10畳といってますが、8畳と広縁が2畳という感じ。
広縁に置いてあるソファはわりとくつろげる感じで、外をみながら過ごすことができました。
アメニティとしてはネスプレッソがあるので、まずはカプセル無しで経路の洗浄をしようとするとなんかおかしい。
何度洗浄してもお湯に色がつくのです。
なんかおかしいなこの水が変なのかなと思ってると、どうもネスプレッソは冷蔵庫の中の水を使えという指示があったみたいで、
流しの水を使うはなんかの成分が入ってたりするんでしょうかね。
冷蔵庫の水で淹れると変な色はつかず、ネスプレッソもおいしく飲めました。
次は大浴場の話。
湯主一條には源泉が2つあります。
1つ目の薬湯は1階にあります。
内湯のみで眺望とかは期待できないのですが、源泉かけ流しのようでこちらの湯は非常にポカポカしてよかった。
2つ目の洞窟湯は男性用が2階で女性用が3階にあります。
こちらは眺望は多少あるのですがそんなによいものではなく、泉質も微妙でした。
ちなみに大浴場にはタオルなどないので、部屋からタオルはもっていかないといけないです。
さて夕食です。
今回夕食は料理アップグレードのプランでお願いしました(+4200円)
アップグレードすると、前菜・お造り・メインの選択肢の内容がグレードアップ。
あと品数が増えるとのことですが、これはおそらくお椀のこと。
アップグレードしないとお椀がないのは残念ですし、アップグレード後のお造りはかなり良さげですので、迷わずアップグレードで予約しました。
まず前菜と食前酒。
食前酒といいつつ何故か梅酢ドリンク。。
前菜はどれもちゃんと作っていて、特別においしいものはないのですが非常に好感がもてます。
お椀はちょっと旨味が強すぎますが悪くない感じです。
今月は蟹の茶巾と長芋素麺という感じだったのですが、種がごっつりと入っていて食べごたえがある。
まぁ強すぎる吸い地と多すぎる種という感じでマッチしていて、これはこれで良いのではないでしょうか。
そしてアップグレードされたお造り。
ガゼウニは岩手産とのことですが、産地に近く鮮度がいいのかおいしい。
そのほかのお造りもどれもよいものでアップグレードしたかいはあったかなと感じました。
とまぁわりと悪くないここまでの料理を日本酒とともにちびちびゆっくりやるペースと比べると、料理をもってくるタイミングは早いです。
お造りの次の冷し鉢ですが、最初にもってきたときは、吸い物すら終わってない状態だったので、一度さげてくれました。
本当はお造りもってきたときにペース調整してほしかったですよね。
温かい料理だったら出し直すとか難しくなるんだから。。
冷し鉢は焼き野菜にビシソワーズをかけたもの。焼き野菜がそっけなくしっかり味を含められていないので微妙と感じました。
ここらへんから料理の印象が悪くなっていきます。
選べる焼物は、和牛ヒレステーキを選択。多分60gくらいのポーション。
ヒレ肉?なんですかねなぜかクセが強かった。ハラミのような香り。
まぁでも客に焼かせるような陶板焼きとか石焼の台のものよりは遥かにマシでおいしくいただけました。
選べる鍋物は、鱧を選択。
これは完全に失敗。鱧は骨切りがうまくできておらず骨があたる上に、身も固くしまっている感じ。
全くおいしくなかった。
茗荷ご飯は茗荷の香りがほとんどなくこれまた残念な感じ。
デザートはトマトのムースとトマトのジュレという前菜のような料理。
トマトのムースとトマトのジュレはそれぞれ単体で食べるとまだ食べれるのですが、
あわせて食べると完全に食べられない(これは個人の好き嫌いなので料理に罪はないのですが)味になってしまいほぼ残してしまいました。
と、アップグレードされた範囲はかなり楽しめたのですが、その後はちょっとつらかったです。
全体的な印象として、技術が必要な繊細な料理は苦手なのかなって印象なので、
今後もっとわかりやすい派手な味の濃い料理を狙っていくといいのではと思いました。
その軸となるようないい素材も手に入りやすそうな環境ですし。
朝食は珍しく洋食を選択しました。
洋食は非常に見た目がよく楽しめました(味はそれなり)。
昨晩、刺し身のツマの人参が非常においしく感じたのですが、朝食にも温野菜として人参が出てきてこちらも素晴らしくおいしかったです。
昨晩の夕食も朝食も登録有形文化財になっている本館の個室料亭でいただきました。
随所に拘りの設えで、これはこの旅館の素晴らしい特徴ですね。
ただ、客室のある別館はそれとかなり趣が異なっており、宿としての統一感がないのが残念でした。- 旅行時期
- 2021年07月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 2.5
- お先にトクだ値スペシャルと送迎の時間がどうもはまらない
- 客室:
- 4.0
- 広いという印象はないのですが、窓際の一人がけソファでくつろげます
- 接客対応:
- 3.0
- 接客周りで印象に残ったことは特にありませんでした
- 風呂:
- 4.0
- 薬湯は風情もありポカポカする泉質で非常によかった
- 食事・ドリンク:
- 3.5
- 調理法や調理技術を見直してほしい
-
投稿日 2022年11月09日
総合評価:3.5
飯能駅から送迎はあるのですが、その送迎を使おうとすると15時のチェックインから1時間もあとに宿につくことになります。
無料の送迎よりもチェックインに合わせて宿について1時間でも長くゆったりできる方がよいので、駅からバスで。
バスで名栗川橋バス停で降りたあと、急ではない坂を登り着いた大松閣。
フロントの前にはお客さんがいっぱい。でもどうもチェックイン待ちというよりかは、帰りのバス待ちっぽさがあります。
日帰りプランだとか泊まった翌日近場で遊んでお風呂に入って帰るプランとかがあるっぽいですね。
そんなわけで若干ごちゃついていて宿につき出迎えられたという感じの体験ではないのが残念です。
泊まった部屋は清風館の和室。
清風館の部屋は玄関に面していてかつ低層階なので、少しひと目が気になるのが難点。
でもその分窓が大きく、ちょっとした滝が望め、わりと景色はいいので気にしなければいいものです。
それよりも部屋に入ってぎょっとしたのが布団がすでに敷かれていたこと。
一人旅ではいきなりゴロゴロできるので布団が敷かれている事自体はうれしいのですが、
今日は部屋食では。。
さすがに布団が敷かれている横で食事すると匂いの移りが気になりますよね。。
というわけで食事のときには布団を広縁側に移し、障子を締め切り、食べ終わってから戻すというめんどくさいことをする羽目に。。
ちょっとどうかなぁと思いました。
主室は部屋食のため座卓が壁側に寄せられてない状態で布団が敷かれているのですごく狭く感じています。
一方で、広縁的な部屋は布団を移動できるくらい広く、また窓に向かう感じで座り心地のよい椅子があったので非常に過ごしやすかったです(ひと目さえ気にしなければ)
部屋には浴衣が1枚。
早速着替えて大浴場に。
湯上がりどころには水とお茶とアイスがあり充実。
日帰り入浴とかやっているからか大浴場にはタオルが常備されていて部屋から持っていく必要がないのは良い点。
ただしタオルの質はよくなくざらざら。
大浴場からの眺めは清風館と違い秩父の方に向いており、遠くの方は秩父の山々が見えてこちらもなかなかよい感じ。
近くの方はあまり自然という感じでないので、清風館じゃない部屋も微妙かもね。。
湯は炭酸水素泉からか少しピリピリっとした感じがするがかなり成分はうすそうな感じ。
まぁ埼玉で温泉ってだけでありがたいですよね。。
夕食前にはチェックイン時に予約した貸切風呂へ。
貸切風呂は玄関を出て屋根のないところを通って離れへ。
これ今日は天気いいけど、雨だったら大変だなって感じがします。
しかも、チェックイン時にあまり説明を受けていなかったので、フロントで鍵を借りるというのを理解しておらず、入れないよーとなって、一回引き返す羽目にw
予約したのは、一番人気とホームページに書かれている木風呂。
浴室が広くて非常によいですし、こころなしかこちらの方が成分濃そうな印象。
大きな窓から眺める庭はそんなにたいしたものではないですが、空間としては贅沢な感じです。子連れにはすごい良さそう。
貸切風呂に入ったあとはラウンジでビール(有料)を飲んだりして夕飯に備えます。
この宿はラウンジが2箇所あり、無料の飲み物も充実しているのがよいですね。
バス待ちのお客さんとかも時間を有意義に使える感じになっています。
さて、あまり期待はしていないが夕飯。
まずは先付けの茄子と穴子の冷やし鉢。
出汁のジュレも冷ややかで旨味もよく細かく刻んだ山芋の食感もよい。
なかなか期待できる味でした。
続いて八寸。
秋を感じさせる料理でちゃんとしている印象。
湯葉あんかけが温かい状態で出てくるというところもポイントが高い。
特筆するものはないけど、素朴でよい。
お作りは鯉。
埼玉って鯉食べるの?京都とか滋賀の猿真似じゃないかなと思うが、冷凍の鮪や烏賊よりかはよい。
臭みは少なめであったがポン酢よりかは酢味噌で食べる方がよかった。
その後、鮎・きのこ鍋・飛騨牛の朴葉焼きと出る。
ここらへんの料理はあまり工夫が感じられず、先付けや八寸とかに比べて非常に普通という感じの印象に。。
しかも、エアコンの風に煽られてか、固形燃料の炎が揺れ、ちゃんと熱せられてない感じになっちゃっているんですよね。
これ気づいたのが朴葉味噌の終盤くらいで、本来なら焦げた味噌でお酒って感じだったのが味噌が十分につまらない感じに。。
あと、朴葉みそと同時に運ばれてきたご飯はおひつとかというわけでなく、朴葉みそがぐつぐつするころには冷めてしまってました。
とうわけで若干のマイナスの印象を抱かせて終わった夕飯でした。
朝食は部屋食ではなく大広間へ。
当然一番はやい時間帯を選んで言ったのですが、宿の人が誰もいない。。
システムはよくわからないけど、とりあえずご飯とお味噌汁をよそおうとしていると、宿の人が料理を運んでくる。
でも自分以外の8時くらいからの人の分まで並べているよ。。
全員同時に並べるのであればそもそも朝食の時間を聞く意味ないのでは?と思いながらまだほんのり暖かい干物や出汁巻きをぱくぱく。
朝食は自家製?の竹筒に入った豆腐はわりとおいしかったがそのほかはあんまりでした。
特に近所の農園?の野菜スティックは雑味が強い割に香りが弱く残念な感じでした。フレッシュ感がない感じ。
香りがないといえば、自家製のちりめん山椒も山椒の香りも弱く褒められたものではなかったです。
朝食後は10時のチェックアウトのバスに乗り飯能まで。
全般的にパブリックスペースの充実ぷりから、家族連れ向きの宿だなーと感じましたが、埼玉で温泉は貴重なのでもう少しご飯の失点が少なければ再訪してもいいかなぁとは思います。
色々考えて工夫はしようとしているので今後に期待ですかね。。- 旅行時期
- 2022年09月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 2.0
- 送迎のバス利用だと16時前のチェックインになってしまう
- 客室:
- 3.0
- 部屋食なのに布団が敷いてあるのはちょっとやめてほしい
- 接客対応:
- 4.0
- パブリックスペースが充実している。子連れには良さそう
- 風呂:
- 4.0
- 貸切風呂もあり充実している
- 食事・ドリンク:
- 3.0
- 工夫は見て取れるが味を売りにするレベルではない
-
投稿日 2020年09月24日
総合評価:4.0
湯河原は料理自慢の旅館が多いのですが、今回は阿しか里に宿泊しました。
湯河原駅から送迎があるのは便利ですね。
部屋は10畳と広縁で一人には十分な広さ。
ですが、とにかくコンセントが少なく、携帯を充電しながらのんびりいじるというのがかなりしづらかったです。
いろいろがんばって、化粧室にあった延長コードを使ってなんとか広縁までケーブルを届かせたのですが、
広縁にある椅子がもっとくつろげるような感じだったら、もっとよかったなぁと思いました。
部屋は古さは感じますが、掃除はしっかりされており、どこかの口コミではカビ臭いというレビューとかもありましたが、
梅雨まっさかりの時期でもそういうことはありませんでした。
阿しか里はオレンジライン沿いと湯河原の高台にあるので、部屋からも対岸の山がよく見えます。
まぁこれは湯河原の平均的な景観だと思いますが、湯河原らしさがあってよかったです。
大浴場は、入れ替え制なのですが、露天風呂があるのは椿の湯だけなのは微妙です。
露天風呂は半分くらい屋根がかぶっているのですが、あるていどしっかり降り出すと屋根では守りきれない感じでした。
梅雨時で雨が降っていることも多かったのですが、早朝雨が止んでいるタイミングでうまく露天風呂に入れたのは運がよかったです。
湯質は湯河原らしく少しぬるっとした美肌の湯という感じで悪くなかったです。
ただ、シャワーはあまりいけてなく、大浴場に一番に向かったためかボイラーが稼働しておらず、しばらくお湯がでませんでした。
これ冬だったら寒かっただろうな(さすがにそうだったら先に大浴場入ったと思いますが)。
大浴場にはタオルがちゃんとおいてあって使い放題なのはいいポイント。
大浴場前の休憩処には冷蔵庫がおいてあり、ピノ的なアイスが食べ放題になってます。
特においしいものではないですが、うれしいものですね。
その他、タオルが置いてあるところにはお茶とかレモン水のピッチャーが置いてあるのですが、補充がいまいちでした。
目立つようにWebカメラが置いてあり、監視できるようになっているのだから、補充にもっと気を使えばいいのに。
さて、楽しみにしていた食事。
食事処は一人客にはカウンター的な感じになっているのですが、正直落ち着いて食べれる感じではありませんでした。
すぐそばに他の客のテーブルがありそこからの目線が気になるような配置だったからかもしれません。
先付けの冬瓜琥珀寄せや八寸がおいしく期待がもてたのですが、今思えばここがピークでした。
前菜のときにはいい味だなぁと思った出汁ですが、吸い地にしたときには非常に弱く感じ、椀物はいまいちでした。
特に、京都のような薄口(塩加減)でしたので、食べ慣れていない客には味付けがされてないと感じてしまうレベルだったと思います。
実際、隣のくちゃくちゃ音を立てて食べる老夫婦は味付けに文句を言っていました。
今回の料理で特にひどかったのが造り。
前日や今朝も特に時化ていなかったと思うので漁がなかったわけではないと思いますが、冷凍といった感じでがっかりでした。
造りでがっかりした気分を持ち直したのが耐熱パラフィンを使った料理。
透明なパラフィンを固形燃料で熱して、中身が白く濁ってきたらできあがりとのこと。
白くなるのは卵が入っているからでまぁいうなれば茶碗蒸しといった感じなんですね。
出来上がりとともに色が変わるというプレゼンテーションもいいですし、
色が変わることによって失敗しづらいというところもなかなかいいと思いました。
味も穴子の出汁がしっかり出ておりおいしかったですが、穴子の身は出し殻みたいになっていました。。
朝食は夕食よりかは手がかかっていない感じでした。
水菓子が最初から置いてあってうーんとなりました。
また、昨晩に引き続き冷凍の鮪が出たのが、残念な記憶を蘇らせ一層残念な気持ちになりました。
あと、なぜかチェックイン時に朝食の生卵か出汁巻きを選ばされました。
手間に大きく差がある選択肢を不自然に感じていたのですが、どうも出汁巻きは冷凍なのではと思います。
出汁が含まれていてプルプルとかジュワッとした感じではなく、ちょっとふわっとした玉子焼きレベルなのでそう感じました。
料理全般を総括すると、刺し身はひどかったですが、1人25000円程度の旅館ではわりと料理のレベルが高い方かと感じました。
ただ、例えば露天風呂付きの部屋で40000円払ってこの料理と問われると、もっといい旅館に行くほうがよいと思います。- 旅行時期
- 2020年07月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- 送迎があるのがうれしい
- 客室:
- 4.0
- コンセント難民となりました
- 接客対応:
- 3.5
- カメラ設置しているのだからタイミングよく補充をちゃんとしてほしい
- 風呂:
- 3.5
- 風呂上がりのピノうれしいです
- 食事・ドリンク:
- 4.0
- 料理が売りの旅館なので、もうひと頑張りほしいところ
-
投稿日 2021年12月04日
総合評価:4.0
宿は荒川沿いで、ちょうど長瀞の川下りの下船位置の近くに建っています。
駅から送迎もあるらしいですが、川下りで宿に直行ってのもいいかもしれないですね。
この宿の特徴はオールインクルーシブ。
チェックインするとまずはいっぱい飲んでくださいと案内されます。
とりあえずキリン一番搾りをジョッキいっぱいについで、飲みながら館内の案内をもろもろうけます。
今回泊まった部屋は和室。
琉球畳の部屋ですね。そのため広縁とかはなく、窓際にソファー。
ソファーは曲線が少なくもたれかかってくつろげるレベルではないのですが、ないよりはマシ。
大きいのでほぼベッドのような感じで常に上でごろごろと過ごしていました。
窓からは荒川と秩父の山々が見えます。色づき初めてきた頃なのですが、もう少しあとだったらより見応えがありそうですね。
景色はわるくないのですが、窓の向こう側にはバルコニーがあり、景観を直で楽しむには厳しいかな。
一人で泊まれる部屋だと201号室のツインルームはもしかしたら景観がよりよいかもですね(未確認)
館内着としては作務衣が部屋に常備されています。作務衣に着替えて風呂に直行。
温泉ですが、深谷の国済寺温泉から運んできたもの。花湯グループの系列ホテルやスーパー銭湯があるんですね。
浴槽は2つにわかれていて、片方は運んできた美肌の湯。
もうひとつは人工温泉ということで、二股温泉石灰華を溶かし込んだやつらしいです。
正当化したいのかものすごく浴室内にものすごく効能を書いていましたw
露天風呂とかはないのですが、開放された窓から荒川や山々が見えて、眺望は悪くない。
でも、大浴場自体部屋の真下にあるので、部屋と似た角度になってしまうのが残念ではあります。
やはりツインルームか。。
タオルは大浴場にたくさんあり使い放題なのですが、ペラペラで質がよくない。。
ここは改善してほしいですねぇ。。
風呂上がり用にアイスキャンディーとかもあるのですが、やっぱりお酒。
(ラウンジにはソフトクリームの機械もあるのでわざわざアイスキャンディー食べるか?っても思うのですが)
ビールとウィルキンソンのジンジャーエールを使って、シャンディーガフとかを作って飲んでました。
どっちかというと着いた時にシャンディーガフにしといて、風呂上がりはビールというほうがよかったかも?
すでにビールをジョッキ1.5杯飲んでいい感じになってきたところでそろそろ夕食の時間。
18:00から一斉スタートです。
17:30からはバータイムということで、ワイン・日本酒・焼酎・ウィスキー等が追加されており、夕食時にもラウンジからセルフでお酒を持ち込めます。
料理は箸で食べるのを基本にしる創作系の洋食って感じでしょうか。
アミューズは津軽鶏のリエット・花豆・焼き栗と落花生。
津軽鶏以外は埼玉の地のものであり好感がもてます。
着席時前からアミューズは並んでいたのですが、焼き栗がまだ温かくて美味しかった。
予め並べるものであれば、作りおきにして予め焼かないようなことも普通だと思うのですが、素晴らしいと思いました。
この温かいのが一品あるだけで全然印象変わりますよね。
夕食ですが、全体的に野菜はすごく美味しく、魚や肉自体はそれに比べれば落ちるという感じでした。
シェフがしっかりしているのか、レシピがしっかりしているかまではわからないのですが、調理もしっかりとされていてよいです。
よくある見た目だけの料理ではなく、実も伴っている感じでした。
ただ、メインの秩父牛のステーキは提供タイミングがずれてしまったのか、少し冷たい感じで残念でした。
表面をカリカリに火入れしながらも中はレアを保っていて、上手な火入れだと思ったのですが、冷たいと旨さも半減以下ですね。
残念でした。
そしてコースはこのまま下り坂。締めのだし茶漬けは、出汁自体に力がなく、うまくもなんともない。
デザートは焼いたりんごが苦手なので楽しめず。。
と若干の不完全燃焼でコースの満足度が高まりきらないまま終了。非常に惜しかったです。
朝食は典型的な和食ではなく、一品一品が変化球な感じ。
でもさすがに牛すじと卵は朝からちょっと脂強すぎかなと。。晩酌のおつまみならいいんだろうけど。
はっきりした味が多く朝食感は弱かったでした。
最近オールインクルーシブの宿が増えてきていますが、1人1泊で今回は24000円ほどのプラン。
その上料理もしっかりつくられていてうまいので、本当に泊まってよかっったなと思います。
運び湯や人工温泉であるというデメリットも気にならないレベルです。- 旅行時期
- 2021年10月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 3.5
- 駅から徒歩10分。送迎もあるらしい?
- 客室:
- 5.0
- 広さも十分でゆったりとお酒を飲みながら過ごせた
- 接客対応:
- 5.0
- 接客はなくオールインクルーシブに全振りだがこの値段なら満足
- 風呂:
- 3.0
- 温泉がでないのをなんとかカバーしようとしている
- 食事・ドリンク:
- 4.0
- 格好だけの料理ではなくちゃんとしている
-
投稿日 2022年08月19日
総合評価:4.5
紅鮎は高月駅から送迎で10分ほど。
山のトンネルを抜けると目の前に琵琶湖が広がりすごくエモいです。
テンションが高まりながら宿に着くと琵琶湖を眺める感じで席を案内されまずはレモンジュースを飲みながら記帳。
目の前のテラスにも椅子があり本来はそこで足湯が楽しめるはずですが、時期柄かメンテナンス中。
部屋は10畳と広縁。
10畳あるはずなのですが和室は広さは感じません。
が、基本ずっと広縁の椅子やマッサージチェアに座って琵琶湖を眺めていたので狭さは気になりませんでした。
部屋からは武生島が目の前で素晴らしい眺望なのですが、椅子にふんぞりかえっていると手すりがちょうど重なってしまうので、
いつかバルコニーは改装してほしいなと思います。
なお、バルコニーにはツバメの巣があったため一度もでませんでした。
紅鮎は全室露天風呂付きで琵琶湖を眺めながら湯を楽しむことができます。
温泉というか冷泉の沸かし湯なので、入る前に加温する必要がありますがなかなかよいものです。
ただ、体験的には大浴場の方が圧倒的によいので客室露天風呂のありがたみは少ないです
その他部屋にはネスプレッソが冷蔵庫には無料のどくだみ茶があるのがポイント。
浴衣だけではなく作務衣もあってくつろげるのもよかったです。
大浴場にはハンドタオルはあるのですが、部屋からバスタオルはもっていかないといけないのが難点。
脱衣場は広くベンチとかもあり休むことができます。リフレッシュメントは水なのでここを充実させるといいかも
大浴場の露天風呂の眺望自体は部屋からとほぼ代わりないのですがやはり広い湯船に浸かりながらだと開放感が段違いですね。
非常に気に入りました。
ですが、季節がらというのもあるとは思うのですが、夕方になるとカゲロウがびっしり窓ガラスに。。
害虫ではないのですがさすがに気持ちのいいものではないですよね。
多分鳥が琵琶湖に飛来する冬がこの宿のベストシーズンだと思うので、また冬に再訪したいなとは思っています。
さて夕食。
まずは食前酒として梅酒の炭酸割りから。ほのかな炭酸が心地よく料理に期待がもてます。
食前酒と一緒に最初から並んでいる前菜の八寸。
盛り付けてから時間が経っている感はあるがどれも味はよく今後に期待はもてる。
食べ始めてすぐお造りがきて、お造りに行く前にお椀が到着。
ここらへんはわりとどんな旅館でもばばっと一気に出してくるので、お酒とゆっくり食事を楽しむ私は困らされる。
前菜をなんとか片付けて冷めないうちにまずはお椀。
日本料理の華であるのですが、ちょっと盛り付けが繊細とは程遠くて残念です。
吸い地は非常に良いもので、さすが京都の隣という感じですが、実が残念。
おそらく赤甘鯛だと思うのですが非常にそっけない味で素材の力の無さを感じました。
お椀の特にお出汁を楽しんでいる間に更に本鱒の木の芽焼がでてきました。
いつになったらお造りに手をつけられるのだろうか。。
お造りは烏賊鱒鯉平目。
鱒は焼き物で隣に並んでいて、鰹は酢の物で出てくる予定とかぶりが気にはなるのですがそこは贅沢はいえないか。
平目ではなくなぜか鱒で浅葱が巻かれているのですが、全般的に美味しかったです。
お造りと焼き物をつまんでいる間に、一人焼肉用の肉がきたのですが、当然焼きはじめないまま鯛素麺が到着。
ステーキの焜炉に火をつけない配慮ができるのであれば、鯛素麺を遅らせるとかできてもいいと思うのですが。。
鯛素麺自体は味付けが強く感じましたが盛り付けも整っており満足度高かったです。
で、鯛素麺を片付けるころにはお酒もだいぶいい感じになり食事も加速。
七本槍は安定の旨さですし、こういう日本酒がある地方には旅行に行きたくはなりますよね。
鰹の胡瓜酢はもうちょい暑くなるとうまくなるだろうなと思ったりしながら、ご飯と味噌汁でフィニッシュ。
デザートのフルーツの白ワインジュレがけまで堪能しました。
普通に料理のおいしい旅館を名乗っても問題ないくらいおいしかった。
で、夕食よりも朝食が素晴らしい。
もろもろ条件はちがうので単純比較はできないのですが、最近泊まった宿の中でも最も満足度が高い朝食です。
最近の旅館朝食の定番である小鉢にちょこっともられたお惣菜もおいしいし、
朝粥もおいしいし、しじみの味噌汁もおいしいし、ちょっと冷めているけど鯵の干物もおいしい。
特によかったのがイカソウメンですかね。ぷつっとした歯ごたえでこれは死後硬直直後?
生簀とかあるように見えないし、若狭湾の朝どれのものなんだろうか。
朝から非常に堪能しました。
まとめると、自分が最も重視している食事がこの値段ではかなり高いレベルの位置付けといえ、
琵琶湖の眺望もエモく、カゲロウが少ない季節に必ず再訪したいなと思いました。
新幹線だと米原から行きやすいですしアクセスもいいですね。- 旅行時期
- 2022年05月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- 電車にあわせて駅から送迎があり不便がない
- 客室:
- 5.0
- 眺望もよく自然を感じられ部屋で過ごす時間が豊か
- 接客対応:
- 3.0
- 細やかな清掃をお願いしたい
- 風呂:
- 4.0
- 泉質はともかく琵琶湖を堪能できます
- 食事・ドリンク:
- 4.5
- 特に朝食が素晴らしかった
-
投稿日 2022年05月20日
総合評価:3.5
珍しく特急踊り子がお先にトクだ値になっていたので、よく考えずに伊豆旅行を計画しました。
1年前に伊豆北川に行ったのでそれより遠くとなると、稲取・河津・下田あたり。
そのなかで河津を選択。なぜか河津温泉郷ではなく河津浜。
宿は河津浜の目の前の海遊亭。
宿泊したスタンダード和室はオーシャンフロントで、広縁に掘りごたつ的なものがあり座りながら海を眺めることができます。
広さは10畳と十分ではあるが、広縁の掘りごたつ的なものだけでは、ゆっくり過ごせるって感じではなくつまらない部屋でした。
なぜか水回りがダブルシンクとゆったりしてますw
アメニティは冷水のポットと湯沸かしポットがある程度。
部屋には最低限の設備しかないのですが、1階のロビーにいくといろいろあります。
デロンギのコーヒーマシンとかなぜかかき氷が食べ放題。
さすがにコーヒーしか使いませんでした。
1階にはアメニティバーがあり、浴衣等がおいてあります。
色浴衣もおいてあり、朝起きてから別の浴衣に着替えられてよかったです。
あと、歯ブラシとかは部屋になくアメニティバーから取らないといけないことを寝る前に気づきましたw
徹底しているのはいいのですが、歯ブラシとかもアメニティバーからとチェックイン時に案内してくれればいいのに。
さて、アメニティバーで浴衣をゲットしたので、大浴場へ。
ちなみに、バスタオルはアメニティバーになく、使い放題とかではないのが不満です。
大浴場は夜に男女が交代になるので両方楽しめます。
なのですが、露天風呂はどちらも海への眺望に乏しいです。
内湯のガラス窓からは海がよく見えるのですが、それだと海の音が聞こえなくて残念ですね。
そんな大きな宿ではなかったのですが、大浴場に行くたびにたいてい誰かいるのが残念でした。
大きな宿でもなぜか大浴場で鉢合わせにならない宿もあったりするのですが、永遠の謎です。
泉質は温泉であること自体がありがたいくらいですね。。
さて、夕食。
夕食は食事会場でカウンター的な個室。
先付け(失念)があって、前菜とお造りから。
お造りは河津らしく、こぶりなわさびがついて自分ですりおろすことができます。
これが赤軸のわさびとか青軸でも特級のものであればありがたみもあるのですが、今日日わさび1本とかどこでもついてきますよね。
料理の方は非常に普通。前菜とかほぼ印象に残ってない。
お造りは伊豆で出てくるものってどうして質のよいものが少ないのでしょうね。
お椀はなく紫芋のすり流しをスープとして。
たしかタピオカが入っていた気がするw
煮物の金目はどうみても小さい魚体で、かつ煮しめすぎているのでおいしくない。
ここらへんで、あ、外したなという気持ちになってきます。
高価格帯ではない宿の中では典型的な伊豆伊豆した料理ではなく、また客に調理させるような料理が少なそうだったので良さそうだったんですがねぇ。。
メインは魚(失念した)の幽闇焼きとあしたか牛のローストビーフかな。
あしたか牛のローストビーフは美味しかったです。
その後の茶碗蒸しも良い感じでできていて。美味しかった。
全体的な印象として料理人が仕込みから仕上げまでやっているという感じではなく、
実態はどうかはわからないですがセントラルキッチンとかで調理済みの料理を温めて盛っているような感じがしました。
でも正直、客の目の前で固形燃料で火を入れさせる料理とかよりかはマシだとは思います。
で、締めはわさび丼、残ったわさびを全部すりおろして丼にして食します。
まぁこんなものでしょう。伊豆らしさはあるのですが、そんなに積極的に食べたいものではない。
全体的にまぁこんなものかというような夕食よりかは朝食の方が印象がよかったです。
手のかかり具合が夕食と遜色なく感じられたのがその理由ですかね。干物もしっかりと焼かれてからできたてを提供されていましたし。
ただ、名物である金目鯛茶漬けはいまいちでした。
金目鯛自体がただ刺し身にしただけで工夫がなく、また上物ではないので、味が弱いです。
塩締めにして一晩寝かせるとか、漬けにして出すとかそういった工夫があればなおおいしくいただけたのではないかと。- 旅行時期
- 2022年03月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 20,000円未満
- アクセス:
- 3.5
- 駅から徒歩6分ほど
- 客室:
- 3.5
- 窓際に掘りごたつがあり海を眺められるのはまぁよい
- 接客対応:
- 3.5
- 最低限の接客だが不満はない
- 風呂:
- 3.5
- せっかくの海岸沿いなのに風呂からの眺望はいまいち
- 食事・ドリンク:
- 3.5
- 料理が目的にはなりえない
-
今のところ再訪したい理由があまりないが何泊もしてゆっくりしたい宿
投稿日 2022年03月12日
総合評価:3.5
温泉ワーケーションなるものをしようと養生館はるのひかりに来ました。
養生のための宿とのことなのですが、部屋にデスクとかが備わっており滞在しながら仕事をするのにも向いています。
部屋で仕事していたら養生にはならないのでコンセプト的にどうなのかと思うのですが。。
箱根湯本駅から乗り合い100円バスで5分。
宿のHPには急坂ですのでできる限り歩くのは避けてくださいとあるのですが、
どのみち連泊中のお昼とかおやつとか買い出しに行くときとかにはバスがない時間帯もあり歩く羽目になるし、
真夏日とか大雨とかで無い限りはそんなに坂が大変ってわけでもないので、
バスまで10分ほどあるなーってときはバスじゃなく歩くでもいいかなって正直思います。
今回の部屋はセミダブルの一人部屋。
セミダブルのベッドの他には、ワーケーション用のデスクとロッキングチェア。
バルコニーに椅子とかもあり、初夏とか初秋にはバルコニーで過ごすのも良さそう。
部屋は手入れがしっかりされていて、特に水回りとかがきれいに保たれていて好感がもてます。
蛇口から出る水は天然水らしく(検査しているかは不明ですが)飲めるようです。
ワーケーションに大事なのは回線ですが、部屋ごとにルーターが分かれており、また速度もばっちり。
快適に仕事が進みました。やはり環境が変わると集中できますね。
館内に風呂は2箇所あり、時間ごとに男女が入れ替わります。
1Fの風呂の方は浴槽が2つと2Fより狭いのですが、脱衣所の入り口の雰囲気がよくこっちの方が好きでした。
2Fの風呂は浴槽が3つに分かれているのですが、洗い場のシャワーは2つしかなく、どちらも2人までって感じがしました。
どちらの風呂も換気扇がなく、湯気が天井からポタポタ落ちるのがあまり好きではありません。
お湯は加温加水なしらしいですが、源泉100%のありがたみは感じられず。
また、お風呂は朝食の後は清掃になってしまい、昼過ぎくらいまで入れないのが残念でした。
特にチェックアウト直前に最後のお風呂であたたまることができないのは非常に残念です。
その他の館内施設としては、読書室とかがあるのですが、今回は利用しませんでした。
さて、夕食。
養生食で、カロリーは500kcal以下。肉が出ないとか聞いていたので、覚悟していきました。
驚くほどではないですがそれなりに美味しい。
量も滞在するうちに胃がそれに合わさってくるのか(あとおやつをしっかり食べるからか)特に不満はなかったです。
料理も材料や調理法が大きく変わるわけではないのですが、前日とは少し違う料理で飽きずに食べられました。
多分、3泊や4泊でも大丈夫な構成です。
多分、味付けが結構しっかりした味付けをしているのもあるかもしれません。
夕食で特に印象に残ったのは、豆乳仕立ての醍醐椀でした。
あとデザートの水ようかん。
養生食ではお酒をガブガブ飲めるような感じではなく、よく寝れました。
浴衣やタオルは宿泊数分予め用意されていたのですが、
浴衣だけじゃなくて作務衣的なものがあると気楽に過ごせてよかったなとは思いました。
夕食より印象がよかったのはむしろ朝食でした。
まずは、酵素ドリンクがおいしい。元気になる感じがします。
あと、朝食は夕食にはでない、動物性タンパク質である魚が食べられるのも好印象の理由か。
まるまるとした鰯が二尾出てきましたがすごくおいしかった。
自家製の納豆とか食後のフレッシュのハーブティーはまぁそれなり。
というわけで、ワーケーションがてら連泊をしたのですが、
当初気にかけていた養生食が続いて満足できるかは全然問題なく、もっと長く宿泊して仕事もできそうです。
ただ、基本的にこの宿は自分の生活リズムとあわなくて再訪する気はあまり起きてません。
例えば、朝ごはんは8時半からなのですが、私は朝6時前には起きるので朝食までの空腹の時間が長くて困りました。
また、朝食後から昼過ぎまでお風呂に入れないというのも大きな減点要素です。
したがって、食で突き抜けるような進化がほしいなと思います。
世界的な流行である発酵に少しは手を出しているようですが、もっと研究必要そうですね。- 旅行時期
- 2022年02月
- 利用目的
- ビジネス
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 20,000円未満
- アクセス:
- 2.5
- 駅から乗り合いバス100円で宿の前まで5分
- 客室:
- 4.0
- 広さは十分、のんびり過ごすには十分な設備
- 接客対応:
- 2.5
- 極力人手を必要としない運営は賢さを感じる
- 風呂:
- 3.5
- こじんまりした風呂で朝食後に入れないのがつらい
- 食事・ドリンク:
- 3.5
- 美味しいし量にもすぐに慣れる
-
投稿日 2022年02月20日
総合評価:3.5
会津にある東山温泉の向瀧に宿泊しました。
東京から会津若松は、郡山まで新幹線で1時間20分弱。そこから磐越西線で1時間ほどと近いですね。
東山温泉は会津若松から15分ちょっとまちなか周遊バスに乗って向かいます。バス料金が210円と安くていいですね。
15時15分に若松駅前を出るバスに乗って15時30分すぎに東山温泉駅へ。向瀧はバス停のすぐ側です。
東山温泉の他のお宿はさらに登ったところなのでアクセスはいいほうですね。
向瀧の特徴は登録有形文化財に指定されているその建物なのですが、
今回泊まった部屋はホームページのお気軽プランだったので中庭に面した部屋ではなく川沿い2Fの部屋。
明治の時代からの建造物のようですがもともとは広間として使われていたもので、それを昭和の時代に客室にしたようです。
そのためかあまり凝った設えはなく部屋は普通の温泉宿に泊まっているのと大差はなかったです。
次回があれば、お気軽プランではなく客室のリクエストができるプランにしようと思いました。
温泉付き客室も指定できますし、夕食も1品増えますし。
風呂はさるの湯・きつね湯・貸切風呂すべて行きましたが、設備はともかく趣と湯質はよかったです。
硫酸塩泉の温泉は肌がしっとりとする感じで非常に良いですね。
きつね湯は入れないほど熱いわけではなく、入ると交感神経が刺激されるのかピリピリと感じ神経が研ぎ澄まされていきます。
次第にお湯の対流を感じ、温泉に浸かるっているのだなと実感できました。
洗い場があるのはさるの湯。シャワーはポンプなのがよくない。
誰もいなかったので窓を開けて景色をみながら冷たい外気にあたりつつ入っていました。
あと、バスタオルは風呂場にあって使い放題なのもよいですね。
さて夕食。
そもそも単なる文化財だけの宿には興味もなく、同時に料理も良いというのが重要ですよね。
まずは食前酒である自家製の甘酒から。
通常の甘酒とは違い茶色のこの甘酒は過去の甘酒の中で最高に美味しい。
これお土産として買って帰りたかったんですが、売店に売ってなかったので諦めました。
食前酒はすごぶる良かったのですが、最初に並べられた先付け・前菜はつまらない。
先に言っておくのですが、料理は全体的に良いものの、
もうひとつなにか積み上げがあれば名旅館の料理に肩を並べられるのに惜しいって感想になりました。
その最たるものがつまらない先付けと前菜ですね。コースの顔なのだから。
例えば、向付の雪国鯉のたたきは見た目にも味もよく、
これあたりを先付けにもってくるような全体の構成だと全然印象も違うのになぁと思いました。
これだけ味がよいのであるから、満足度と客単価をあげる方向に振ってもいいのに。
私はあいも変わらずお酒を飲みながらゆっくり食べるのですが、
たいていの旅館はあまりペースを気にせずに次々と持ってきてテーブルの上が料理で溢れてしまいます。
凌ぎと煮物が同時に到着。
どちらも温かいものなので優先的に食べなくては。
凌ぎのごんぼ湯は素揚げしたごぼうを出汁の中に浸して飲む料理なんですが、
出汁の豊かさと揚げたごぼうの風味があいまって非常においしい。
煮物は伝統料理の小づゆでしたが、こちらもほっこりする味で会津に来た感を演出します。
ここらあたりでホームページからの予約の宿泊特典であった美酒佳肴のグラスが空いたので、
次は辛口の日本酒を頼むことに。
なぜ辛口かというと、実は最初にもってこられていた鯉の甘煮と合わせるため。
これ、ご飯と一緒か辛口の日本酒で洗い流す感じでないととてもじゃないと食べ続けられない味です。
おいしいんだけど味が強すぎてコースのバランスを崩してしまうんですよね。。
一番の辛口は辰泉酒造の純米吟醸京の華だったので、これも日本酒度が+2とそこまで辛口ではないので厳しかったです。
あとポーションが大きすぎるのも難点。
宿の方は残したものは持ち帰りできますよって言ったんですが、
夕食では半分とか1/3くらいの量を出して残りはお土産として予め包んでおくとかそういう工夫をしてほしいですよね。
完食する客とかほとんどいないんじゃないでしょうか。
辛口の日本酒を飲みながら鯉をほじっていると、夕やけの雪山ボッコ芋が到着。
人参のソースの上に雪山にみたてた揚げたぼっこ芋という、単なる旅館料理とは一味違った見た目にも良い一皿。
ただ、登場人物が少なすぎて盛り上がりにかけますね。
盛り付けをもっと立体的にするとかジビエ肉の何かを追加するとかもう一声あるとよりよかったと思います。
この頃にはスタート時から放置していた台のものの会津地鶏の雪見鍋にも火を入れたりして食事の締めに向かいます。
炙った会津地鶏の手羽はしっかりと味があり、出汁もよいものです。
会津コシヒカリが進む進む。おいしいです。
デザートの会津身不知柿のゼリーも素晴らしくて、
最初は微妙な印象だったのが終わる頃にはすっかり堪能したなぁという気持ちになりました。
朝食で印象に残ったのは紅鱒のせいろ蒸しですね。
ただ朝食はもっと野菜を中心とした小鉢みたいなものが充実しているとなおよかったなと感じました。
文化財の宿というとそれ以外はいまいちというイメージがあったのですが、
向瀧はそれにあぐらをかかず、守るところと変えていくところをしっかりと見定めているようで好感をもてました。- 旅行時期
- 2021年12月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 2.5
- 駅からバスで15分強
- 客室:
- 3.0
- 中庭に面している部屋でなければ設えも特筆すべきものはないのでしょう
- 接客対応:
- 2.5
- なにかおもてなしがあるわけでもなく、かといって設備が充実しているわけでもないです
- 風呂:
- 4.0
- 眺望はありませんが3種の浴場で湯の力を存分に楽しめます
- 食事・ドリンク:
- 4.0
- 伝統的な料理も少し工夫を凝らした旅館料理らしくない料理もありよい
-
投稿日 2021年07月04日
総合評価:4.0
瑞月は湯河原は桜山を登ったところにあります。
前はバス停の桜山入口から送迎があったとのことなのですが、今はコロナのため送迎がないそうです。
なので、公共交通機関できた場合とんでもない坂を登る必要があります。
汗を流しながら山を登って着くと、すぐに部屋に案内されます。
お部屋でお茶とお菓子がだされます。
今日のお菓子は小梅堂のかるかん饅頭。鹿児島のものに比べて特にうまいものでもないのでさらっと食べます。
今回の部屋は1Fの大浴場の隣の部屋でした。
10畳と広縁で、毎回書いてますが一人旅には十分な広さ。
1Fなので、2Fの部屋に比べて眺望が若干劣りますね。
窓から少し見下ろすと民家が気になります。見下さなければ気にはならないのですが。
広縁にはしっかりした椅子と机があります。
椅子に腰掛けて窓の外をボケーッと眺めてすごしていました。
方角的には相模湾が見えるはずなのですが、ぼやけていて空か海か識別はできませんでしたが、のんびりとできました。
清掃に関しては若干物足りないです。
まず網戸に穴が空いています。
まだ虫の少ない時期なのか、網戸にしていても虫が入ってくることはなかったのですが、気にはなります。
また、空気清浄機が常にハウスダストが真っ赤でした。
土壁なので仕方ないところはあるきもしますが、あまり気分がいいものではないですね。
5室の小さな宿なので大浴場は広くはないです。
ですが、利用のタイミングが他のお客さんとかぶらなければ貸し切り状態になるので、広さは気になりませんし、実際ほぼかぶりませんでした。
湯は加温加水なしのかけ流しとのこと。
ナトリウムカルシウム塩化物硫酸塩泉だが、塩味はあまりなし。
ポカポカするのですが、湯河原らしいぬるっとした感じはあまりなかったです。
大浴場にはハンドタオル以外はおいておらず、バスタオルは部屋からもっていかなければなりません。
女将さんの説明では、バスタオルは置くスペースがないのでおいてないだけで、替えをお持ちしますからおっしゃってください、とのことだったのですが、
替えをわざわざ持ってきてもらうのも悪いので、なんとかバスタオルも置くスペースを見つけてほしかったです。
大浴場の清掃はものすごい細かくされているみたいなのに、なんか惜しいなと感じました。
あと部屋には新し目のドライヤーがあるにも関わらず、大浴場にあるドライヤーが旧式のままなのが気になりました。
大浴場のものは全く使う気にならなかったので、部屋まで帰ってから乾かしてました。
まぁそういう意味で大浴場の隣の部屋ってのはある意味便利でしたね。
さて、瑞月は泊まれる料亭を標榜しているわけで、期待していた夕食です。
まずは先付の名物の瑞月(みづき)豆腐と八寸。
八寸の料理長手作りの烏賊の塩辛は市販のものより細切りながら歯ごたえがコリコリとしっかりしており、酒のアテにはよかったです。
特に良かった料理ですが、鮎魚女の冷やし鉢はすごいよかったです。
鮎魚女は旨味がありますね。炊合せの野菜類もよかった。
料理は全体的に美味しいのですが、気になるところもいくつか。
まずは吸い物の吸い地の醤油が強かった。そういう味付けを好むのでしょうか?地方の旅館でもここまで醤油をきかせない気が。
造りは質はまずまずなのですが、提供温度が低すぎて少しおいてからではないと味が十分に感じられませんでした。
造りの提供温度が低すぎたってことも心象に影響しているとは思うのですが、その次に出てきた凌ぎも冷やし粥。
先程褒めた冷やし鉢も焼き物を挟んでいるとはいえあって、初夏とはいえ、冷やした皿が多すぎるなと感じました。
別に事前に作って冷やしておく皿があることは問題ないのですが、
その分空いた手を例えば前菜に一品作りたての品を入れるとかそういう工夫がほしいかなと。
そういう意味で夕食より朝食の方がおっと思う料理があってよかったです。
朝食はもちろん既製品や半製品を使っているのはまぁこれは仕方のないことでいいんですが、
それだけではなく、じっくり焼いた鯵の開きが出てきて、ちゃんと朝食も手をかけているな感があってよかった。
この鯵頭からバリボリ食べれるんですね。感心しました。
同じ様に揚げ餅の鉢とかも味はともかく作りたてが出されて、このちゃんと作っている感が夕食で感じられなかったのが本当残念でした。
まとめると、料理はたしかにこのクラスだったら上位でよいです。
あと、細かいサービスというか心づくしがほんの少し高まるだけで、満足度が飛躍的に高まる予感がするので本当もったいないなと。- 旅行時期
- 2021年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 1.5
- この山を登って宿にたどり着ける体力はずっと維持したいと思わせられるきつさ
- 客室:
- 4.0
- 広さは十分ですが、清掃というか設備のメンテナンスの投資が気になりました
- 接客対応:
- 3.5
- サービスに力を入れてないわけではないんですが、不満を感じる点はいくつかあり力の入れどころが違う気がします
- 風呂:
- 4.5
- 狭いですが、小さい宿なので十分。泉質はもういっちょですが加水加温のないかけ流しは貴重ですね
- 食事・ドリンク:
- 4.0
- 食材の質をあげずにもクオリティや満足度をあげる手段はありそうだと感じました。惜しい
-
投稿日 2021年06月05日
総合評価:4.0
伊豆急の各停を伊豆北川で下車し、長い坂を下り海岸沿いのムーンロードのんびり散歩して今日の宿、望水まで。
フロントは8階なのでエレベーターで上がります。
ちなみに、伊豆北川の一駅先の伊豆熱川からは送迎が出ているそうで、踊り子とかで来る場合は送迎するのがおすすめです。
お着きのお菓子はなくゆずはちみつ。
コロナ禍なのでごてっとしたものではなくさっと部屋に通される方が嬉しい。
部屋は10畳半と広縁。部屋からは伊豆大島が望めます。
広縁には椅子があるのだが、デザインを重視して背もたれが垂直なので座ってくつろいで外を眺めるというのは難しい。
部屋の設備はわりと充実していて、NESPRESSOがあり、飲んだらちゃんと補充されているのが素晴らしい。
大浴場は1階に。1階は目の前がムーンロードなので、当然目隠しがあり眺望は望めません。
北川温泉の泉質は塩化物泉。
若干の塩味とポカポカする感じがいいですね。
大浴場はいまいちなのですがプライベートガゼボが素晴らしいです。
今回は日の入りの時間に合わせて予約しました。
よくある貸切家族風呂とは違ってパウダールームがしっかりとしていて、マジックアワーを眺めながら風呂につかったり、
のぼせないようにソファでごろごろして無料の黒豆茶を飲んだりと充実して過ごせました。
なお、大浴場もプライベートガゼボもわりと質の良いタオルが使い放題なのでそういうところもよかったです。
望水はとにかく様々なサービスがしっかり考えられていてすごく好感がもてました。
これでご飯さえよければ、定宿にするんですが。。。
料理に関しては伊豆の旅館ってこんなものだよねって感じの料理でした。
これで最上の素材を使っているとか、調理の腕が秀でていれば、一見よくある料理だが全然別物というように感じれるのですが、
まったくもってそこらへんの旅館という感じで、あぁこの宿は設備やサービスを重視して料理には手が回らないんだなと感じれます。
あとコロナの影響なのかなんなのかはわからなかったのですが、40分でご飯物以外出てきて、
ゆっくり飲みながら食べる私のペースとしてはかなり残念な感じでした。
部屋食のご飯が終わると布団が敷かれ、追加の浴衣とバスローブ的なものが置かれます。流石です。
浴衣は帯があたって寝づらいので、バスローブ的なものでもパジャマ的なものでも作務衣でもあると嬉しいですね。
また、おつまみ?なのかなんなのかわからないのですが、ニューサマーオレンジのピールも布団敷のタイミングで置かれました。
これ、伊豆あたりに来たときに高頻度で買う好きなやつなのでうれしかったです。
夕食は程よい量だったので、寝るまでにオレンジピールをつまんだり、
ラウンジにいって1杯サービスのスパークリングワインをいただいたりという余裕がありました。
スパークリングワインだけがサービスかとおもったらおつまみのチョコレートも出てきたりと本当にサービスすごいなと思います。
朝食は7時半からと早い時間からいただけます。
東伊豆への旅行は日の出が望むために早起きするので早い時間が選べるのは素晴らしいですね。
ただ、夕食よりも既製品や半製品が多く内容はあまり感心はできず、
翌日もこれで料理さえ良ければと思いながらチェックアウトとなりました。- 旅行時期
- 2021年02月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 4.5
- 熱川からの送迎あり
- 客室:
- 5.0
- 清掃が行き届いており、広さも設備も十分
- 接客対応:
- 5.0
- 様々な工夫をこらしていて素晴らしい
- 風呂:
- 4.5
- プライベートガゼボはよいが大浴場はイマイチ
- 食事・ドリンク:
- 3.0
- 食事には力は入れてないのだろう
-
投稿日 2021年02月21日
総合評価:4.5
甲府方面から特急に乗って身延線で船山温泉へ。
ゆるキャンの舞台にもなった内船駅につくと宿の迎えの車が待っていました。
車の中には先客が、私の乗った特急の前は富士方面から各停が20分前に内船につくので、20分ほど駅周辺で時間潰さざるを得なかったのでしょうか?
若干申し訳ない気もしますね。
この宿の特徴としては、チェックイン時間が13時からと長く滞在できることですが、せっかく早くきたのにこんな待たされ方は不本意でしょうね。
富士方面から行くようなときは、12時55分に着く特急に乗るべきだと感じました。。
部屋は10畳半とソファスペース。
既に布団が敷いてあっていきなりゴロゴロできます。
4人まで泊まれる広めの部屋とのことですが、ソファには4人全員座れなさそうな。。
だいたい2人がけのソファで寝転んで窓の外を見ながらダラダラとしていました。
あ、部屋の清掃具合はまずまずでしたがトイレが少し臭うので減点。
浴衣は部屋においてなく作務衣が基本。浴衣が必要な場合は共用スペースから取ってくださいとフロントでのチェックイン時に説明をうけました。
作務衣は糊付けしなくてもいいし、ランニングコストが安いんだろうな。
過ごしやすくて好きなので、他のサービスを最小限に抑えるような旅館も作務衣のデフォルト化は真似してほしいですね。
お風呂は大浴場と貸切風呂が2つ。
貸切露天の二人静はかなり人気で埋まっていることが多いです。
ですが、二人静より大浴場の露天の方がロケーションがよいので個人的には空いていれば使ってもいいかなという感覚。
正直、貸切内風呂の清水が微妙なので、貸切なら二人静一択になってしまっている状況だと思います。
それくらい清水はつまらない。
二人静より良い大浴場の露天ですが、砂防ダムや船山川やライトアップされた木々がいい感じです。
ただ東京から遠いのでもっと自然に囲まれているという感じがあればなおいいのですが。
ちなみに大浴場の内風呂は寝湯が設置されていて非常に邪魔です。なんで2人分の寝湯をど真ん中に設置したんだろう。
お湯はかすかに硫黄を感じる単純泉。
わりと温めなのでじっくりと入れ、その後ポカポカとするのでわりと具合がいいです。
ちなみに大浴場も貸切風呂もあまり質はよくないですが、タオル使い放題。
船山温泉の売りは湯と食事。
夕食は今回はジビエプランを選択しました(+3410円)。
ジビエプランを選択するとどうやら前菜が自家製ジビエのシャルキュトリーに、メインの甲州ワインビーフがジビエ肉(今回は鹿のロースト)に変わるみたいです。
自家製ジビエのシャルキュトリーはイノシシのもつ煮、イノシシの皮の柚子味噌和え、鹿と猪のソーセージ、猪のハツとレバー、猪と鹿のテリーヌ。
運がいいと熊が食べられるらしいので今回は残念だったのですが、どれもくさみがなく非常に良いお味。
非常に満足でした。
一方、メインの鹿のローストは香味野菜を煮込んだソースがかけられているのですが、正直前菜のようなさっぱりとした味わいすぎて微妙でした。
もう少し力強い味のソースを使ってメインに値するような味に仕立ててほしかった。
仕方ないので、塩をたっぷりつけて日本酒のアテのような感じで食べました。そのせいでちょっと飲みすぎw
また、ジビエプランでなくても、天然の猪を使った猪鍋が選べるので、ジビエ欲はある程度満たせるわけですね。
猪鍋は腕肉ばかりで固いながらもしっかりとしたいい味で非常においしかったのですが、
ジビエプランのジビエ好きにはロースにアップグレードするとか、特別感を出してほしいものですね。
というわけで、今度一人旅ではないときには、シャルキュトリーだけを追加するという技もありかなと思いました。
ただ、もともとの量がわりとしっかりなので、追加するとデザートがかなり苦しくなりそうではありますが。
夕食も朝食も時間を選べるわけではなく、全員で一斉に始まり、また一斉に提供するゆえ、食べるスピードを配慮するとかはなく、
ゆっくり飲みながら食べる私にはちょっと忙しかったかな。
朝食も一斉スタート。
夜にライトアップされている庭より、朝の明るい感じの方が雰囲気いいですね。
夕食もそうでしたが、朝食もよくある既製品や半製品がほぼほぼ使われておらず、手間をかけるところはしっかりと手間をかけているなという印象。
ですが、朝食のようなシンプルなおかずでは、味付けに改良の余地があり、酒がおいしく飲めればなんとかなる夕食よりかは満足度低めですね。
また、セミバイキングとして、白飯や飲み物を共用スペースに取りに行くのは微妙。
特に朝食スタートは一斉に殺到して混雑します。
感染症対策観点からもここは改良してほしいです。
朝食後はコーヒーをロビーでいただきます。
このコーヒーわりとおいしかったです。
全体的に無駄なサービスを廃し、お客様に届けたい価値をピンポイントで届けようとしている宿でした。
夕食も改善の余地はあるとは思いますが、また利用したいなと思います。- 旅行時期
- 2020年12月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 3.5
- 駅から送迎あり
- 客室:
- 4.5
- 広さは十分でソファーでのくつろぎもよい
- 接客対応:
- 4.0
- 朝食のセミバイキング以外は満足。
- 風呂:
- 4.5
- 寝湯が邪魔なので、減価償却終わったら早急に外してほしい
- 食事・ドリンク:
- 4.0
- 地のものをちゃんと作っていてよい。でもジビエプランはコスパよくないかも
-
投稿日 2020年12月12日
総合評価:4.5
10年ぶりに玉の湯にお世話になりました。
部屋は一番入り口に近い和室8畳+6畳の部屋。
玉の湯が基本部屋に籠もって過ごすのが正しい過ごし方なので、当然奥にある方が良い部屋であり、ここは一番安い部屋になります。
でも私は外風呂に近いこの部屋が結構好きです。
ただ、仲居さんが行き交う音が聞こえたりとお籠り感は薄いので、部屋でゆっくりを重視する人は別の部屋を選ぶのが良いのかなと思います。
ですが、この部屋でも、テラスにあるいすに座り音楽でも聞きながらぼーっと庭を眺めているだけで本当ゆったりとした時間を過ごすことができます。
10年ぶりに訪れて感じたのは、この10年の進化がほぼないということ。
これはある意味ひとつの玉の湯という完成形に到達しているというのかなと。
もちろん、変化はたくさんあって、冷蔵庫がアルコール(ビール3本も)フリーになったとか、布団がエアウィーブになったとか、細かいのはたくさんあるんだけど、大きな進化はほぼない。
逆にいえば、arcana izuあたり以降の旅館とホテルの中間的な業態がここ10年の大きなトピックなので、そういう使い勝手を当然だと思っている層には古臭い旅館という見方もされかねないってことだと思います。
そういうのを自覚してるかはわからないですが、変わったと思われない程度に少しずつ変えていくことで、変わらない体験を常連に届け続けられるのが老舗ってことなんでしょうかね。
ともかく、私にとって玉の湯は美味しいもの食べて部屋でゴロゴロするという過ごし方をする上で一番のお気に入りなのです。強いて言えば、連泊用にあといくつかレストランを増やしてほしいなとは思いますが。
玉の湯を語る上で最も大事な要素は食ですが、四季を感じさせるものというよりかは、いつの季節であっても玉の湯らしい料理が出てくる。これが玉の湯の最大の特徴だと思うんです。
献立は基本、季節の小鉢・八寸・お造り・お椀・メイン・ご飯という感じになっているのですが、今回はお椀がわりに柚子釜でした。柚子釜がお椀の代わり?っていぶかしがっていたら、柚子の中に出汁がはられて蒸し上げられていて、なるほどお椀代わり?って感じでした。
一人客だからなのかはたまたこの日はそういう献立なのかお椀を減らされたという捉え方をしてしまいました。
ただ、それ以外はいつもの玉の湯の感じで、季節の小鉢の最初からいい素材を使い丁寧に作ったことが感じさせられる料理でした。
特にお造りのカンパチとヒラメはどちらも昆布で軽く締めたのか飴色で、熟成した味で素晴らしかったです。
高級食材を使っているわけではないので、多分宿泊とセットで体験しないと割高に感じると思います。
朝ごはんは洋食を選びました。
シイタケオムレツをお願いしたはずなのにプレーンオムレツが来たのはご愛嬌。高級宿にしてはミスが多いのも玉の湯の特徴。
あと、朝洋食は、夕食ほどは感動ないんですよね。- 旅行時期
- 2020年11月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 3.5
- 湯の坪街道に近いが駅から徒歩だと遠い。送迎はない
- 客室:
- 4.5
- 部屋は正直シンプルすぎるのでアップデートほしいが、ずっとのんびりできる
- 接客対応:
- 4.5
- 土産物とかを色々手配していただけて助かりました
- 風呂:
- 4.0
- 由布岳を見れる大浴場が好きです
- 食事・ドリンク:
- 4.5
- 食の玉の湯の名にふさわしくはあるが、お椀がなかったのが残念
-
一切妥協をせず、お客様にご満足していただけるように日々研鑽しておりますとはなんだったのか
投稿日 2020年11月01日
総合評価:2.5
※ 通常利用外口コミ(笑)です
予約を取ったときは空きがわりとあったのに、いつの間にか予約がいっぱいになっていたので、東京Go To解禁効果すごいなと思っていました。
が、伺ってみると予約客は私一人だけで、どうやら宿泊の予約は今は取っていないとのこと。。
宿のシステム的に、2箇所ある風呂を貸し切って入るシステムなので、予約客は少ない方がいいっちゃいいのですが、若干不安。
予約取っていない理由は明確に聞かなかったのですが、食事のときに察せられました。
料理がひどいのです。
もともと割烹旅館と謳っていて、料理に期待をしていたのですが、完全に裏切られました。
初めて伺ったため、もともとの料理や味を知らないので、外から仕出しで取った料理を盛り付けたのか、
料理長が入院かなんかしたため、追い回しか女将さんが真似て調理をしたのかは判別はつかないのですが、とにかく割烹旅館の名にふさわしくない。
先付けはカマスの味がスカスカかつパサパサで出汁の味が入っていない。
八寸は既製品を盛り付けただけ。しかも出来損ない
土瓶蒸しは出汁が煮詰まりすぎていてひどいでき。また松茸には先付のやつもそうだったが香りは弱くありがたいみはなし。
その後、お造り、ナスの田楽、鮎(子持ちですらないし多分パックのやつ)の煮浸しと続く。
原価かかってないし味もよくないなぁ。
メインのステーキだけは焼くだけなんだろうしそこそこ食べれる味。
ものすごいがっかりした夕食だったんですが、朝食は輪をかけてひどい。
コンビニかスーパーの惣菜を(割烹旅館だった名残を感じさせる)器に持っただけ。。。
まだ頑張っているビジネスホテルのビュッフェの方がマシですね
追い回しが作ったものであれば、さすがに前日に作って置くとは思うので、やっぱ仕出しだったのかなぁ。。。
とかなりがっかりしました。
一応、料理以外も書いておきます。
部屋は(多分他の部屋は使ってないからだと思うのですが)、予約とは違う一番広い部屋でした。
一人旅には12畳の部屋は持て余すので広くなったのはそれほど嬉しくはないのですが。
清掃は部屋付きのトイレが排管から漂う匂いが臭かったり(備え付けの香り袋では勝てなかった)、
エアコンのフィルターがホコリまみれ(まぁこれはたいていの旅館がちゃんと掃除できてないポイント)なのがマイナス。
伊豆長岡は眺望とか求めるようなところではないですが、宿の西側に場違いなタワマンがあり、
しかもそこが大規模修繕の真っ只中であるので、景観はまぁよくはないですね。
浴衣は1枚しかなかったですが、質は悪くないもの。
タオルも貸切風呂にあり使いたい放題で上質なもの。
全体的に使っているものの質は低くないので、これで料理が全盛期のような感じだったら満足度高いのではと思いました。
風呂は2箇所あるのですが1箇所しか開いておらず、しかも一人しかいないけど夜中もずっと入れます。
循環ですごい勢いで浴槽に厚めのお湯が供給されるので、熱くて長湯できないのですが、
真からポカポカしますしすべすべになりますしよいものでした。
まとめると、送迎もなく部屋の設備も最低限であるこの旅館はほぼ料理しか魅力がないのに、
料理が満足に出せない状況で営業を継続するのは真摯な態度とはいえないですよね。
インスタをみると9月の投稿ではまともな料理が出ていたような感じがするので、急病なのかなと推察するのですが、
それならお詫びしてキャンセルするべきだったと思います。
ですが、Go Toが始まってさぁこれからだってときに、
そういう選択をしてしまったのかなと思うと、気持ちはわからなくはないですね。。
予約は2月以降は予約できるようになっているので、その頃にはこんなひどい惨状はないと思いたいですが、
二度と行こうとは思わないですね。- 旅行時期
- 2020年10月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円以上
- アクセス:
- 2.0
- 伊豆長岡から送迎ないですし、チェックイン時間も他より遅く設定されています
- 客室:
- 4.0
- 本来であれば6畳一間ではあるので、割り引いて受け取ってください
- 接客対応:
- 1.0
- お詫びしてキャンセルすべきだったと思います
- 風呂:
- 4.0
- 風情のある風呂が貸し切り状態なのはいい体験でした
- 食事・ドリンク:
- 1.5
- 食べていて悲しくなりました
-
投稿日 2020年06月18日
総合評価:4.0
水上まで行ってきました。
水上で旅館といえば別邸仙寿庵が有名ですが、蛍雪の宿 尚文も昔から(特に山人料理で)気になっていた旅館でした。
水上まで東京から電車でくると、水上に14:12に到着します。
ですが、尚文はなぜか15:00にならないと送迎が来ないので、この48分という中途半端な時間を潰さないといけないのです。
水上の駅前は寂れていてお金を落としたくなるような店はなく、待たせるのであればまともなカフェなりラウンジなりを準備してほしいですよね。。。
部屋は10畳と広縁。広縁にはソファ2つありゆったりと過ごせます。
綺麗に清掃されているのですが、やはり虫が出るのか小さな虫取り網が部屋においてありました。
実際滞在中にカメムシをたくさんみかけました。
殺虫剤をしっかりたいているのか、廊下にたくさん落ちていて、もっとこまめに死骸を掃除すればいいのにと感じました。
サービスは館内の簡単な説明をするだけでおしまいって感じで、全く気兼ねしなくていいのですが、その分、もう少し気持ちよく過ごせるように労力をかけてほしいなと思います。
部屋の冷蔵庫には尾瀬の水がサービスで入っています。冷蔵庫はややうるさいのが難点。
ネスプレッソ的なコーヒーマシーンもなし。
浴衣は浴衣どころで柄浴衣が選べるサービスはうれしいですし、フリーサイズの作務衣もあります。
さて、この宿の特徴は、部屋の名札と予約板を交換して貸し切れる貸切温泉システムです。基本予約制の貸し切りということで他人に気兼ねなく入れるというのは嬉しいですが、その時間帯にどこにいるかがわかってしまうのが防犯上少し嫌だなと感じました。
また、名札は部屋においてあるので、チェックイン時に予約システムを説明される際には予約がその場でできず、部屋にいってから予約しに戻らないといけないのがストレスでした。
貸し切り湯で一番よかったのは蛍雪の湯でした。窓が大きく空いていて開放感がありました。
ただ衝立の向こうはわりと交通量の多い道路であり車の音がうるさい感じでした。
泉質は循環のアルカリ性単純温泉。温泉と言われてもわからないレベルで水上はこんな感じだったなぁと
貸し切り風呂にはタオル等ないため部屋からもっていかないといけなく、またタオルも1枚しかないのが残念でした。タオルは上質なものだっただけに贅沢に使いたかったなと
風呂上がりにはお休みどころで利き酒をしたりしました。最近こういうフリーでお酒が振る舞われるのはすごいいいことです。
お休みどころは離れや貸切風呂への通り道になっているのに落ち着けない感じですので、あまりたくさんはいただきませんでした。
お風呂上がりに利き酒も軽くして楽しみにしていた夕食です。
ですが、結論からいうと期待はずれでした。
たしかにハムとか野菜は地のものでいいのですが、調理が田舎料理の範疇を出ておらず、きちんと料理をしたという感じが少なく感動するには至りませんでした。料理に期待して(逆にいうと風呂とかは端から期待していない)この宿を選んだので、期待しすぎた私が悪いのですが。
振り返って美味しかったのは、キノコ汁(当然天然ではないですよ。放射能検査的な問題です)や名物の岩魚釜飯でした。素材がいいだけにこれをもっと引き立てる料理や技術というものを磨いてほしいなと感じました。
朝食は好きな時間にいつでも来てくださいということで、おっと思ったのですが、来てから調理するような類のものがないだけなので、いつきてもたいして手間がかからないって感じなのですね。
朝食は夕食よりシンプルなものが多いだけに、より拙さというものが感じとれました。
全体的に料理を酷評していますが、期待せずに山人料理ってこんな感じだよねと楽しめればそこいらの半製品ばかり使っている旅館よりは全然おいしいです。
ただ、サービスは期待できないこの宿に来る理由となるレベルではないですね。- 旅行時期
- 2019年10月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 30,000円未満
- アクセス:
- 2.0
- 電車の時間にあわせて送迎してくれればいいのに
- 客室:
- 3.5
- 広さもあるのですがWiFiがいまいちなのが残念
- 接客対応:
- 4.0
- サービスは特にされないですが、その分予め揃ってます
- 風呂:
- 3.0
- 貸し切りできるシステムはいいのですが、道路沿いなのが残念
- 食事・ドリンク:
- 4.0
- 素材はよいので、これで料理さえもう少し洗練されれば
-
投稿日 2019年09月19日
総合評価:3.5
日本三大名瀑である袋田の滝を見に大子町まで行ってきました。
滝味の宿 豊年万作は、袋田の滝まで徒歩5分ほどと観光のアクセスもよいのですが、
その分日帰り入浴とかもやっています。
休日には宿周辺がうるさくなりすぎるかもしれないですが、宿泊した金曜日は、袋田の滝周辺にはあまり観光客があまりおらず、ゆっくりはできました。
予約は一休から。
11畳+広縁の和室は1人には持て余すくらい広く、
広縁にはパーソナルチェアもありゆっくりと過ごせました。
もちろんWi-Fiも使えます
全体的に改装してから時間が立っている感はあるものの、よく手入れされているなという印象。
水回りは悪くはないという感じ。
また、禁煙室はないとホームページにありましたが、特に煙草の匂いが染み付いているとかそういう感じはなかったです。もちろん私が匂いに敏感でないという説もありますが。
部屋からの眺望ですが、宿の広い駐車場が広がってしまっているので、
自然を感じられるという感じではなくかなり残念で、カーテンは閉じっぱなしでした。
大浴場は、まったく広くなく、7人もいればいっぱいになるのかなという感じです。
風呂場にはタオルがないので、部屋から持参します。
まぁこれはこの価格帯の旅館では普通。
循環の温泉で、低張性アルカリ単純温泉って感じでただの風呂よりかはまし程度の湯質。
湯の花的な浮遊物やぬるみが少しという感じですね。
これを目当てで訪問するようなレベルではない感じです。
檜風呂といっていますが、板を固定している釘が出っ張っていて、
怪我をするようなものではないのですが、異物感だったりだとか気を使ったりだとか
あまりいいものではないですね。
露天風呂からはちょっと斜め上をみあげればちゃんと山々が望める感じでわりと良いですが、
総合すると日帰りでも積極的に入るようなレベルではないです。
夕飯はお食事どころでモダンな感じの和食。
半製品にちょっと手を加えたものも一部はありますが、
割とまともに作ろうとしている感じはします。
料理人のレベルは高くないので居酒屋に毛が生えた感じにとどまっています。
ただ、ゆっくり食べているとゆっくり持ってきてくれるのはすごくありがたかったです。
夕飯を食べている間に布団が敷かれています。
夜中に目が覚めると、階下からガダゴトガタゴト音がうるさく、寝付けませんでした。
深夜に清掃をしていたのでしょうか?
浴衣は1着しかありませんでしたので、浴衣で寝たので朝食は服に着替えて食べました。
朝食は料理人いなくても大丈夫といった感じの料理で、より半製品や既製品が多いです。
焼いてある魚を陶板で温め直して食べるのは残念な感じがしますよね。
チェックアウト後は他に送迎する客がいなかったのもあり、
袋田駅ではなく別のところに送ってもらえました。
袋田の滝にも近いですし、水郡線の時間に合わせて迎えにきてくれるということもあり、
アクセス自体は素晴らしいと思いました。
袋田の滝には一人で宿泊できる良さげな旅館があまり見当たらず、
その中でも最も料理がマシそうだったこの滝味の宿 豊年万作でしたが、
料理は満足にはもう一歩届かず、
うるさくて寝付けないという悪い体験のが非常に残念でした。
なお、この宿はアップルパイが名物なのですが、
私はアップルパイが好きではなく、おみやげにも買わなかったので、
それが評価につながらなかったというのもあるかもしれません。。- 旅行時期
- 2019年06月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 20,000円未満
- アクセス:
- 5.0
- 電車に合わせて送迎してもらえてよかったです
- 客室:
- 3.5
- 広さがあり、手入れもよいのですが、眺望が残念です
- 接客対応:
- 3.5
- 風呂:
- 3.5
- 日帰り入浴を受け入れるほど広くないのでやめたほうがいいのでは
- 食事・ドリンク:
- 3.0
- 居酒屋レベルです