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小湊温泉 海の庭のクチコミ(12件)
一覧を見る一人で泊まると大食いチャレンジになってしまいます
4.0 旅行時期:2023/09(約8ヶ月前)
14:33に安房小湊の駅に着くと、送迎の車が待っておりそこから宿まで5分。
15:00からのチェックインだったはずですが、到着時刻に合わせてちゃんと送迎してくれるし、そのままチェックインできる。柔軟に対応してくれて素晴らしいですね。
部屋は3階の港側の客室。
港側だし眺望なんてあってもなくてもって感じだったんですが、隣の建物の視線対策なのかすりガラスで眺望はほぼ皆無。。
HPの写真ではすりガラスではなく一応景色見えるはずだと思ってたら、同じ間取りの部屋は4階にもあるのでそちらは眺望あるんでしょうね。
2022年に改装したということで部屋自体はすごくきれい。部屋にウォーターサーバがあるのもポイント高い。
ウォーターサーバなのでお湯も出るのですが、お茶入れるのであれば1階のラウンジからコーヒー持ってくる方がいいかなぁとは思ったりします。
浴衣はなく作務衣なのですが、寝るときに帯が触ることがなく都合がいいのでむしろこちらがよいのです。
しかし、作務衣の質が悪くべったりとした着心地なのでいまいち。
ともかく着替えて大浴場に行きます。
大浴場はバスタオルが使い放題になっていて手ぶらでいけます。ちょうどおろしたてだったのか本当にふんわり柔らかな使い心地で最高でした。
夜中に男女入れ替えされるいけすがみえる海の月と、畳敷きの海の華の2種類。
どちらもこじんまりとしていて眺望はないです。
5階にある貸切風呂が眺望があるのですが、今回は予約できたのが夜しかなかったので、ほぼ真っ暗でいまいちだったなぁと感じました。
泉質はほぼお湯という感じ。ほんの少し海の感じがしますがごくほんの少し。まぁこれは南房総なので仕方ないですね。
風呂上がりにはラウンジでビール。
過去の口コミでは発泡酒と書かれていたのですがちゃんとビールになったみたいです。
ラウンジは玄関入ってすぐのフロントの向かいなので全く落ち着ける感じはしないので、部屋にビールは持って帰ることにします。
しかしジョッキやグラスではなくちっちゃいプラカップ。。
本音ではビール飲んで欲しくないんですかね?非常に印象悪かったです。
持って帰ったビールはすぐ飲み干してしまったのですが、わざわざおかわり取りに行くのはめんどくさいので、部屋でごろごろ。
前述のように眺望はないのですが、部屋のテレビにはFireTVスティックがささっており、Netflixが見れます。
また、スマホのミラーリングも可能なのですが、FireTVスティックの名前が部屋名や部屋番号と対応してないので、どれがどれかわからないという難点もw
そもそも他の部屋になんでも映せるというのはAirDrop痴漢的なことができるので、各部屋ネットワーク的に隔離したほうがよいと思います。
ごろごろしていたらあっという間に夕飯の時間。
この宿は量が半端ないということで覚悟して臨みます。
まずは食前酒・前菜・タコの酢の物。
タコの酢の物が特にうまく、期待がもてます。
すぐに、舟盛りが登場。この時点でご飯あれば食事として腹パンになれるレベルの量でやばいです。
そもそも舟盛り自体好きではない(少量多品種を食べたい)のですが、大量多品種の舟盛りなので頑張って食べます。
まずは姿造りになっているイサキが一尾。イサキは少し水っぽく旬を外した感はある。
そのほかにカジキ・ヒラメ・鯛のレモンじめ・カンパチ・ブリが2枚ずつ。
そのほかは鮮度の良さは感じてられて、カンパチはかなり身がいかっていてこれはこれで漁港飯って感じでよいのですが、
しかし、鯛のレモンじめはどうしてレモンで締めたというレベルで失敗作でした。
最も良かったのは生クラゲ。宿の方は味ついていなのでお醤油でと言っていたのですが、醤油など何もつけなくてもまさに海という感じの味で最高でした。まさに東京では食べられない味。
どかっと舟盛りが来たのですが、私は相変わらずお酒を飲みながらゆっくり食べるので、この量だと下手するとご飯が来るまで食べきれないかもと思っていたのですが、結局、ご飯のお供にしようと後回しにしていたなめろうだけしか残りませんでした。
というのも蒸しすぎるとスがたってしまう茶碗蒸し以外は、食べるスピードをみて提供タイミングを調整しているのか、かなり他のテーブルと比べてもゆっくり提供され、食べ終わるころに次というペースで、心遣いがすばらしいと感じました。
プランでは、鮑か伊勢海老かが選べるということなので、禁漁明けの伊勢海老を選択。当然お刺し身で。
1階のロビーのいけすにたくさん活けの伊勢海老がいたのですが、捌きたてという感じでプリプリさと少しの生ぬるさが感じられました。冷やされてないのでより甘みが際立つ感じ。
もうすでにお腹的には満足だったのですが、舟盛りから始まっているボスラッシュの3体目としてカンパチの兜焼きが登場。
これがもう最高に美味かった。
いわゆるカマの部分はそんなに脂が乗ってないということもあり(逆に乗ってたら完食できなかったかもw)普通なのですが、唇や目の周囲を始めとするコラーゲンたっぷりなアラの部分が本当に至福の味です。
これは東京ではなかなか味わえないなと唇だけでなく下顎までむさぼりつき濃密なひとときを過ごせました。
カンパチの兜焼きは2名だろうと1名だろうと出てくるサイズは変わらないので、これを独り占めできるというだけで、この宿は1人旅にかなりおすすめできます。
この時点でもうお腹いっぱいになっているということもあって、カサゴの姿揚げは正直あまり美味しいとは思えないもののなんとか完食。
キンメの煮付け(これも2名だろうと1名だろうと一尾出てくる)はどう考えても食べきれないのでまるまる翌日の朝に回すことに。。
締めのご飯とでかいあら汁で、なめろうもあらかた食べて、お腹がはちきれそうに。
デザートは別腹ではあるのですが、こちらは常識的な量で良かった。
前日死ぬほど食べてもお腹は減るもので、前日朝食に回したキンメも楽しみな朝食。
キンメは当然1人ではかなりしんどい大きさで、ご飯3膳でなんとか食べきりました。
なので、20種類近くのおかずはほとんど残すことにw
キンメの煮付けが強い味だったので、野菜とか出汁をきかせたおかずがあればよかったのですが、どれも濃い味のおかずだったのでかなりしんどかったです。
多くの人はキンメの半身は朝に回すくらいの暴力的な夕ご飯の量なので、おかずの味付けとか選び方は見直してもいいのかなと思います。
また、昨日の伊勢海老の活造りは、翌日の伊勢海老の味噌汁に転生されるということなのでこちらも楽しみにしておりました。
ただ、昨晩のあら汁もそうなのですが、あまりしっかり出汁が出ておらず、これってあら汁だっけとか伊勢海老の出汁はどこという感じでもういっちょでした。
というわけでたらふく食べて寝て風呂に入ることを目的とした旅行でしたが、非常に食を楽しめた宿でした。
帰りの日も暑い日でしたが、凍った水のボトルをいただけて心遣いに感心しました。
クチコミ投稿日:2023/11/18
- 利用目的:観光
- 同行者:一人旅
- 1名1泊予算:30,000円以上
- 部屋タイプ:港側/シャワーブース付和洋室
- アクセス
- 4.0
- 電車に合わせて迎えに来てくれます
- 客室
- 4.0
- 広くていいのですが、眺望もなく、温泉旅館らしさがない
- 接客対応
- 4.5
- ビールが飲みづらいようにしている以外は最高です
- 風呂
- 4.0
- 泉質微妙な分、アメニティとかがしっかりしていて気持ちいいです
- 食事・ドリンク
- 3.5
- 単純に量が多いとか鮮度が良いだけでなく東京で食べられないものを食べれます
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