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猫熊堂さんのクチコミ(2ページ)全61件

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  • 【港澳義順牛奶公司】なつかしいような優しい味わい馳名雙皮燉奶(※各支店の住所&営業時間あり)

    投稿日 2008年02月13日

    港澳義順牛奶公司 (油麻地店) 香港

    総合評価:4.0

    『義順牛奶公司』(油麻地店)で牛乳プリン(馳名雙皮燉奶HK$20)を食します。 以前マカオの本店で食べて、すっかりファンになっちゃったんです。 冷たくしたの(凍)とあたたかいの(熱)がありますが、私は“熱”党です。(←秋〜冬にしか香港マカオに行かないもので)
    カフェオレカップのようなサイズの丼(笑)にタップリと入った白い牛乳プリン。表面には牛乳を温めた時に出来る膜が張っています。つまり、ちゃんと牛乳が新鮮で濃いということですよね〜。うふ。レンゲですくって食べるのはちょっぴり食べずらい気がしないでもないですが。あぁ、やっぱり美味しい。どっからどこまでミルク味ですぅ〜。香料なんか使っていない、お砂糖を入れただけのあったかい牛乳の味。なんだか懐かしいような優しさです。 
    フレッシュフルーツのジュースと牛乳をミックスした飲み物類も、とっても美味しい。中でも、マンゴーミルク(冰凍芒果鮮奶HK$23)は是非!マンゴーがすんごく濃厚でシェーキのよう。ジョッキのようなガラスのマグカップにストローをさしたので出てくるんだけど、トロリと濃いので、飲み物というより食べ物に近い感覚。相方が飲んでたらレンゲですくって味見しちゃえ〜!

    『義順』のは、他のお店の牛乳プリンと比べると値段が少し高いですが、やはり安心な気がします。

    『義順牛奶公司』(油麻地店) 場所は、MTR油麻地駅B1出口の近く。彌敦道に面しています。(『ザ・シティビュー(旧:YMCAインターナショナルハウス)』からだと、彌敦道を渡って少し佐敦方向に歩いたところ。) お店のツクリや雰囲気は昔ながらな感じで地味めだし、英語通じる度も高いとはいえませんが、一応日本語版のメニューを用意してあるようで、こちらが日本人客とわかると、見せてくれます。
    プリンは、名物の雙皮燉奶(牛乳プリン)以外にも、巧手薑汁燉鮮奶(生姜プリン)、花燉奶蛋(卵プリン)、珈琲燉奶(コーヒープリン)、香濃朱古力燉奶(チョコレートプリン)、など各種。フルーツ+牛乳も、マンゴー以外に、冰凍木瓜鮮奶(パパイヤミルク)、冰凍香蕉鮮奶(バナナミルク)、冰凍椰汁鮮奶(ココナッツミルク)など。
    油麻地店では、朝や昼どきには茶餐店系の食事メニューもやっているようです。
    (でも、『義順』のイチオシは“牛乳を使ったローカルデザート”です。)

    【港澳義順牛奶公司(Yee Shun Milk Company)】
    油麻地彌敦道519號地下
    電話 : 2374-5460
    営業時間 : 08:00-23:30

    参考:香港の地元食評サイト「Open rice (www.openrice.com/)」
    http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=13976
    ※ お店の地図が出ています。

    『義順』はチェーン展開しています。香港の各支店の住所と営業時間は下記の通り。
    ○義順牛奶公司
    佐敦庇利金街63號(G/F 63 Pilkem Street, Kowloom)  
    tel: 2730 2799 / 営業時間 : 08:00-24:00
    http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=5682
    ○港澳義順牛奶公司
    油麻地彌敦道513號地下(G/F 513 Nathan Road, Yaumatei, Kowloon)  
    tel: 2374-5460 / 営業時間 : 08:00-23:30
    http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=13976
    ○港澳義順牛奶公司
    旺角西洋菜街246-248號(G/F 246-248 Sai Yeung Choi Street South, Kowloon)  
    tel: 23933301 / 営業時間 : 11:30-24:30
    http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=12646
    ○義順牛奶公司
    銅鑼灣波斯富街85號地下(G/F 85 Percival Street, Causewaybay, Hong Kong)
    tel: 2576-1828 / 営業時間 : 12:30-24:00
    http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=5683
    ○港澳義順牛奶公司
    銅鑼灣駱克道506號地下(G/F 506 Lockhart Road, Causewaybay, Hong Kong)  
    tel: 2591 1837 / 営業時間 : 12:00-24:00
    http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=11167

    【義順牛奶公司】公式サイト
    http://www.yp.com.hk/yeeshunmilk/
    産品をクリックすると代表的な品が写真つきで紹介されています。

    旅行時期
    2008年01月
    一人当たり予算
    500円未満
    コストパフォーマンス:
    3.0
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    3.0
    料理・味:
    4.0

  • 広い・静か・散策には良し【赤城自然園】

    投稿日 2008年04月30日

    赤城山周辺

    総合評価:3.0

    赤城山の中腹に、広大な敷地を持つ公園がつくられつつある。『赤城自然園』である。

    2008年4月28日、晴れ。 山草のシラネアオイのピンクの花が満開。 足元にはオキナグサが咲き始め、フデリンドウ、草ボケなども盛りをむかえ、咲き残りのカタクリもまだ見ることができる。ヤシオツツジも白・ピンク(赤)・紫・珍しい黄色と、色とりどりに咲き競っている。シャクナゲも種類によっては満開、また、木々は芽吹きの柔らかい色合いの新緑で、山桜もソメイヨシノとはまた違った楚々とした美しさをみせている。
    今年は、春先から気温が高めだったせいか、全体に、花が咲くのが1週間から10日くらい早いそうだ。
    園内には野鳥もいる。姿を見せるのはヒヨドリが多いけれど、耳を澄ませば、小鳥(カラの類)の声が多く聞こえるのに気づく。運が良ければ、ちょんちょんと飛び跳ねるように枝や幹を移動するエナガなど、小鳥達の自然な姿が観察できるかも。

    園内は3つのゾーンに区切られており、「セゾンガーデン」には石楠花園(池や水路・芝生など配した大規模な庭園)やツツジの丘、「四季の森」には炭焼き小屋やお花畑や広場、「自然生態園」には昆虫館、カブトムシの森、チョウの原っぱ(シーズンにはギフチョウが見られるかも!)、カタクリの林や野草の原っぱなどが作られている。

    広い園内は遊歩道で結ばれている。遊歩道にはウッドチップが敷き詰められていてふっくらしているせいか、起伏のある斜面を長時間歩いてもそう疲れる感じはしない。
    園内はよく整備されていて、ベンチ、東屋、水道、トイレ(清潔!)、などが、そこそこに配置されている。昼寝がしたい人は申し出れば茣蓙(ゴザ)も貸してくれるとのこと。
    ※ 園内には売店がないし、飲み物の自動販売機も入り口のそばにあるだけなので、飲み物やお弁当などは必携。

    スタッフは、地元の中高年の方が中心だと思われる。どの人も、ディズニーランドかと思うようなフレンドリーさで話をしてくれるので、大変驚いた。

    まだ全部完成したわけではなく園内は整備事業継続中。その関係で、いつ行っても入れるというわけではない。
    2008年の開園日は次の通り。
    3月29日(土) ~ 6月 8日(日) 水・木は休園
    7月19日(土) ~ 8月24日(日) 水・木は休園
    9月13日(土) ~ 9月 8日(日) 水・木は休園
    11月 1日(土) ~ 11月16日(日) 水・木は休園
    ※ 開園時間 午前9時~午後4時30分(最終入園午後3時)
    参考URL: http://www12.wind.ne.jp/AKAGI-NATURE-PARK/newpage16.html

    微風渡る新緑の木々の中は大層爽やかで、のんびりと散策するのには、良いと思う。 ゴールデンウィークとはいえ来園客はそう多くはなく、静か。山野草の撮影を目的に来ている人の割合が高いようで、あちこちで長いレンズが付いた凄いカメラと三脚に遭遇した。

    <気になった部分>
    1番気になったのは、園芸種が多く植えられており、しかも、園芸種と自生種の線引きが明確でないように見受けられたこと。 また、通路の脇に見やすく配されている主だった山草の多くは、他所から移植されたもので、もともと赤城山周辺に自生している種類ではない。
    園芸種なら園芸種、他所から移植したものなら移植とわかるように、在来種や自生のものとは明確に区別して見せるべきだと思う。
    それから。有毒なハシリドコロが無造作に遊歩道の脇に植えられていた。有毒なものは、柵を設けた花壇の中などに植えて、周囲と分けた方が安全だろう。

    全体として、植物の見せ方が“図鑑的に並べる”というレベルにとどまっており、その植物の“生育環境を見せる”というツクリにはなっていない。(動物園に例えて言うなら、昔ながらの鉄の檻に入れて並べて展示しているタイプ。旭山動物園のような行動展示にはなりえていない、と言うか。) “公園造成”としては大きなプロジェクトなのだろうと思うけれども、植生の専門家の視点が不足しているように感じる。「自然園」と名乗るからには、もう少し配慮が欲しい。 
    『武蔵丘陵森林公園』の山版を目指しているのかな?という風にも感じるけれど、どうも基本部分の考え方が、森林公園とは違うのではないかな?

    【赤城自然園】
    〒378-1113 群馬県渋川市赤木町南赤城山892
    Tel: 0279-56-5211(代) / Fax: 0279-56-5737
    公式サイト
    http://www12.wind.ne.jp/AKAGI-NATURE-PARK/index.html
    ☆ 関越自動車道 赤城I.C.から6.7km(約10分)
    ☆ 駐車場あり(無料)
    ☆ 入場料:大人\1000. / 小中学生\500.
      セゾンカード または JAF会員証 提示で、入場料20%OFF。
      年間パスポートあり(大人\3000)
      帰る時、石楠花の苗がもらえる。(いつもかどうかは、不明)
    ☆ ペット入園不可
    ☆ 園内の動植物の採集は禁止
    ☆ 園内は禁酒・禁煙
    ☆ お弁当は休憩広場で食べること
    ☆ ゴミは持ち帰ること

    旅行時期
    2008年04月
    アクセス:
    2.0
    人混みの少なさ:
    5.0

  • 【中原地圖 CentaMap】便利!重宝!WEBの香港地図

    投稿日 2008年03月26日

    香港

    総合評価:5.0

    ネットで見られる香港の地図『中原地圖CentaMap』は、スグレもの!
    ここを見れば、自分が泊まるホテル周辺の“駅・バス停”や“タクシーに乗降可能”な場所、“飲食店”のありかを、旅行前に調べることができる。
    地図は、「地図(2次元地図)」「実写(航空写真図)」「地図+実写」が選べて、拡大縮小移動自由自在です。

    ★『中原地圖CentaMap』
    http://www.centamap.com/gc/home.aspx

    <使い方?・見たい場所の地図を表示させる>
    トップページに香港全体の地図が出るので、地図上の見たいエリアをクリックする。
    クリックすると、その都度ズームして行く。 右側に縦に並んだ番号はズームの度合いを表しており「2」までズームアップすると、番地などもわかるくらいの縮尺になる。
    右上にある矢印をクリックするとその方向に動かせる。矢印の真ん中の四角をクリックして微調整する。(←ココをクリックすると好きな方向に好きな分だけ動かせる。)

    <使い方?・近隣のバス停や飲食店の場所を調べる>
    見たいエリアの地図が出たら、「地圖面資訊」をクリック→
    →「巴士及小巴」「鐵路及其他交通交具」「飲食指南」等、地図上に表示できる項目が表示される。
    →地図上に表示したい項目をクリック→
    →地図上に緑の丸が表示される。
    →緑の丸にマウスをあてると名前が出る。名前をクリック→説明が出る。
    ※ 「巴士及小巴」
      近隣のバス停&そのバス停に停まるバスの番号・行き先・料金などがわかる。
    ※ 「鐵路及其他交通交具」
      近隣の鉄道・MTR駅の出入口、タクシーに乗降可能な場所がわかる。
      (香港では道路の路肩に二重線が引かれている場所でのタクシーの乗降車は禁止されている。ほとんどの大通りがこれに該当。)
    ※ 「飲食指南」
      近隣にある飲食店の場所と名前がわかる(100%カバーしているわけではない。)

    文章で書くと長くてわかりにくいけど、サイトに行けば簡単です。
    地図をプリントアウトすることもできます。(列印地圖をクリック)

    旅行時期
    2008年01月

  • 号泣!油クドく八角くさい朝飲茶【好彩海鮮酒家】@油麻地

    投稿日 2008年03月19日

    好彩海鮮酒家 香港

    総合評価:2.0

    油の味が非常にクドくて重い。中華スパイスの“八角”がキョーレツ!
    とにかく、たいていの料理は、“クドイ油&八角”の重量級タッグ(技は無いの、ただただパワーのみ、って感じ)で来るので、どれもなんだか似たような味に感じられ、一様に美味しくなく、ひとくち食べると、「もう結構」という感じ。
    地元庶民には好まれる味なのかもしれないが、私の口には合わなかった。もう2度とここで朝飲茶はしたくない。

    <店内>
    午前9時少し前。彌敦道に面するエレベーターに乗って4階(現地表記3F)の『好彩』へ。 近くにあった競合店の「倫敦大酒樓」がクローズしてしまった影響もあるのか、何部屋もブチ抜いた広いフロアの大半が埋め尽くされている。さらに、エレベーターからもひっきりなしにお客が吐き出されてくるので、酒楼はびっくりするほどの混雑ぶり。
    お客は近隣のマンション群で生活しているらしい人ばかりで、普段着で来ている感じ。家族連れや夫婦で来ている人達が8割くらいかな? いかにも常連といった雰囲気で知り合い同士で挨拶を交わしたり、おしゃべりをしたり、携帯で話したり、ひとりで来て広げた新聞を読みふけっていたり、皆、思い思いに日常的な朝を過ごしている様子。年齢層は中高年が圧倒的、メイン客層は50歳〜 upくらいだと思う。

    <注文>
    注文は、テーブル上の伝票に数を記入して店員さんに渡す方式なので、簡単。

    <お茶・洗杯>
    お茶代は、1人につきHK$8。 「ポーレイ」と注文すると、お茶のティーポットとお湯のティーポットが運ばれてきた。 でも、気がついてみたら、ウチ以外のテーブルには、盅(チョン=大ぶりのボウル?灰皿?みたいなモノ)が一緒に運ばれてきていて、皆「洗杯」をしているのだった。 出された湯のみや箸が汚れているわけではないのだろうが、洗わないで使ってしまったのは、少々不安で不快だった。

    <食べたもの・味>
    ○ 荔灣艇仔粥(HK$8)
    でろり〜ん、としている。中身は海鮮の闇鍋状態。はっきりソレとわかるのは“イカげそ”。昨日の使い残りの材料をブチ込んだ?みたいな鮮度の悪さがあり、なんとなく生臭い。コショウをかけてみたけど、ダメなものはダメ。
    ○ 蜂巣炸芋角(中=たぶんHK$8.5 ※早茶は昼の半額)
    八角がキツくて「うっ!」となる。芋部分はねっとりでコロモはサクサクしているが、油っぽい。
    ○ 蒜茸炸春巻(中)
    カリッとした揚げ上がりだが、油の味がクドいし重い。中身は、とにかく八角がキツく、具材のうまみを覆い隠している。
    ○ 淡水鮮蝦餃皇(頂=たぶんHK$16.5)
    エビがプリプリしていない。少々火が通りすぎているのではないだろうか?流石に八角は使ってないけど、エビらしい甘味のあるうまみも無く、残念。
    ○ 蒜茸荳苗餃(大=たぶんHK$10)
    中身は、ほぼ全部豆苗の茹でたの。だけど、豆苗が“茹でた緑の葉っぱ”っぽい味で、豆苗らしいコクは無く、なんだか味が無く、ピリピリした刺激だけがあり(ニンニクだと思うけど、ニオイはあまり無い。味も無い。刺激だけ)、飲み込むのがツライ感じ。
    ○ 上海小籠飽(大)
    コレは、八角味ではなく、まぁまぁ。肉汁は脂だと思うけど。赤いお酢をつけて食べる。 出されたら、即、食べないと、箸で持ち上げた時に皮が破れ、脂肪が固まってくる。
    ○ 鮮蝦燒賣皇(特たぶんHK$12.5)
    お肉がブリブリッというのを期待していると、裏切られる。なんだか日本のスーパーなどで良く安売りになっているチルドシュウマイと似ているような気もする。食べられないような味でななく、むしろ、この店の飲茶メニューの中ではマシな方かもしれない。 が、猫熊堂一行は前日『陸羽茶室』で肉味の濃い脯魚蝦燒賣(HK$26)を食べていたこともあり、この燒賣はピンと来なかった。

    <支払い>
    サービス料10% が加算され、全部でHK$107(約\1500)。 レシートは貰えなかった。

    【油麻地 好彩海鮮酒家(Yau Ma Tei Ho Choi Seafood Restaurant)】
    住所 : 九龍油麻地彌敦道530-538號 現時點商場3字樓全層
    3/F., IN’S POINT, 530-538, Nathan Road, Yau Ma Tei, Kowloon, Hong Kong
    電話 : 2388-0223 / Fax : 2388 6202
    營業時間 : 07:00-00:00
    支払方法 : Visa , Master , AE , 現金
    (評)http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=1218
    ※ 地図が出ています。
    『好彩企業集圑』公式サイト : http://www.hochoi.com/

    (2008年1月29日の朝食で利用)

    ※『好彩海鮮酒家』は、香港全土に『好彩』『彩雲』『彩晶』など18店舗を展開する『好彩企業集圑』のチェーン店です。 お店によって厨師の腕は違うし、点心とお料理ではやはり厨師が違うはずだし、私の感想は、あくまでも「油麻地店の朝飲茶」に対してで、“全店全料理に対するもの”ではありませんので、そこのところ、よろしくお願いします。

    旅行時期
    2008年01月
    一人当たり予算
    1,000円未満
    コストパフォーマンス:
    2.0
    サービス:
    2.0
    雰囲気:
    3.0
    料理・味:
    1.0

  • 【合桃黒芝麻霜】意外とイケる、即席黒胡麻汁粉の素

    投稿日 2008年03月11日

    香港

    総合評価:4.0

    『金燕牌 合桃黒芝麻霜(Golden swallow WALNUT SESAME POWDER)』

    スーパー『惠康(Wellcome)』で売っていた、お湯を注いで作る“お汁粉の素”シリーズの中の1つ。 1箱だとHK$12.5(約\175)のところ、2個買うと HK$22.5(2個で約\315)とお買い得になっていたので、試しに購入。
    インスタントだし、値段も安いし、たいして期待はしてなかったんだけど、意外や意外、けっこうイケる。香港デザート屋さんで食べる黒芝麻のお汁粉に近いまったりとしたとろみ具合が、なかなか優秀。クルミの味は「どこ??」って感じだけど、黒芝麻(黒ゴマ)の味はちゃんとする。
    旅行から帰ってきてしばらく経って、ふと「香港デザートが食べたいなぁ」と思ったりすることがありますが、コレは日持ちがする(賞味期限は製造から2年)ので、そういう時用に買ってきておくと良いかも、と思いました。

    <作り方> ----- けっこう独特!
    ? カップに1袋を入れ、熱湯200ccを注ぐ。←「熱湯」がポイント
    ? すぐに良くかき混ぜる。←「すぐに」「良くかきまぜる」がポイント
    粉が多いので溶け残りができやすいです。均一に滑らかになるまで良くまぜないと、食べるとき「あちゃ〜!」です。
    ? 滑らかに混ざったら、そのまま静かに、5〜10分待つ。←「待つ」がポイント。
    この時に澱粉が変化して良いとろみ具合になるようです。
    ※ ホットでも、冷たく冷やしても良いそうです。
    ※ 牛乳や豆乳を加えても良いそうです。(牛乳、試しました。イケます。)

    <原材料>
    蔗糖黒芝麻(黒ゴマ) / 熟性澱粉糯米(もちごめ) / 黒糯米(黒もちごめ) / 葡萄糖 / 青肉黒豆 / 薏仁(はとむぎ) / 非乳性クリーム / 緑豆 / 合桃(クルミ) / 黒木耳(黒キクラゲ) / 天然芝麻香料
    防腐剤、色素、合成香料、合成糖類 =不使用

    1箱200g(1袋50g×4個入り)

    【金燕牌 合桃黒芝麻霜(Golden swallow WALNUT SESAME POWDER)】
    製造:香港新豐天然健康食品有限公司
    開発:香港新豐天然健康食品有限公司 産品研究室
    地址:粉嶺安居街21號 粉嶺工貿大廈512-513
    Sun Fung Health Products(HK) Limited
    Unit 512-513, Fanling Ind.Ctr., 21 On Kui Street, Fanling, N.T., H.K
    メーカーのサイト
    http://sunfunghealthproducts.com
    http://www.wellbeing360.com

    旅行時期
    2008年01月

  • 【妹記生滾粥品】エネルギッシュなお粥@旺角花園街街市

    投稿日 2008年03月05日

    妹記生滾粥品 香港

    総合評価:4.0

    『妹記生滾粥品』は、生鮮品を扱う市場の上にある、屋台式のお粥屋さん。(シンガポールでいうところの“ホーカー”スタイルですね。)
    エスカレーターで4階(現地表記3F)に上がっていく。途中、目の前でスプラッタな光景が展開されていたりする(主に、肉屋さん&魚屋さん)。
    クラクラしながらやっとのことで「熟食中心」のフロアに着くと、すぐに『妹記生滾粥品』の看板が目に入る。お店のオバちゃんもニコニコ顔で「ウチに来たんでしょ?はいはい、こっち、こっち〜」(←言葉がわからなくても、顔がそう言っている!)と招いてくれる。
    お店の前のスペースに置かれた「いかにも市場の上ですよ」といった感じの丸テーブルと椅子。どこからどう見ても地元の日常食のお粥屋さんの体裁。でも、おばさんが日本語メニューを持ってきてくれる。(漢字のメニューはテーブルの上や柱に貼ってある)。
    そう、ここは、“あの蔡瀾(ちゃいらん)さんもご推薦”の、超有名店。わざわざ探して訪れる日本人観光客は私達だけではない、なのだ!!

    まぁ、こういう場所であまり冒険するのも何なので、とりあえず定番モノの「皮蛋痩肉粥(HK$20)」「及第粥(HK$20)」「油條(HK$6)」 をオーダー。

    まず、お粥をひとくち。第一印象は「ちょっと塩辛い」 でもすぐに慣れ、あとはずっと「おいしい」になる。お粥は、濃度はそう濃くないが、旨味は濃い。割と旨味がシャープな感じ。
    及第粥の具は、胃や腸や肝臓腎臓など豚の各種臓物。うぉぉぉぉ〜!なにコレ、具の量が半端じゃない!!大ぶりの切り身が各種類2個以上は入っている。もう、お椀(どんぶりか?)の中で具がひしめき合っている感じ。(笑) しかも。 なんなのォ、この鮮度感!?ピチピチよっ!ピチピチ!火の通り具合が絶妙。ちゃんと中まで火が通っている、けれども、弾力や柔らかさは失われておらず、“これ以上火を通したら固くなる”という一歩手前の状態で止まっている。臓物の旨味やコク、また臓物の持ち味である“大人向けなちょっとしたクセ”はしっかりと生きており、それでいて、まったく“くさみ”が無い。これは凄腕!
    油條をちぎって入れると、まろやかさとコクが増す。油條は3人で1皿をシェアしてちょうど良い量だった。

    ここん家のお粥は、汗水たらして働く人用の味になっているんじゃないだろうか?気温が高い香港で汗で失われた塩分を補うような味付けなのだと思う。 粥と具のバランスもそうで、器は、他所とそうかわらない大きさだと思うけれど、具がタップリなので、しっかり食べたァ!という感じがする。

    オープンキッチン(笑)なので、おじさんがお粥を作っている様子を眺めることが出来る。
    お粥と具は別々に調理して、仕上げに合体させる方式のよう。そうでなくては、あの絶妙な臓物の火の通り具合は無理だろう。

    環境も含め、「日本の日常とは違う!」という部分がとても面白かった! 市場好きには超オススメ。
    行ったのは午前9時少し前。日常の朝食として食べに来る地元のお客さんは一段落したところらしく、テーブルは他に2組程度しかいなかった。観光客が行くタイミングとしては、良かったと思う。

    【妹記生滾粥品(Mui Kee Congee)】
    住所 : 旺角花園街街市4樓熟食中心11-12舖
    電話 : 2789-0198
    營業時間 : 06:30-03:00
    支払い方法 : 現金のみ
    名物 : 鮮腰潤粥 , 牛肉粥 , 魚片及第粥 , 肉丸牛肉粥 , 粉腸肉丸粥 , 魚腩牛肉粥
    (評)http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=2381
    (地図が出ています。写真を載せている評も多い。)
    MRT旺角駅から行く場合はB2出口が最寄と思われます。(私達は、ちょっと寄り道してから行ったので、ちょっと迷いました。)
    ※油條は手でちぎるので、ウエットティシュ(ないしティシュ)持参をオススメします。
    ※レシートは出なかった。言えばもらえるのかな??

    (2008年1月28日の朝食として利用)

    旅行時期
    2008年01月
    一人当たり予算
    500円未満
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    3.0
    料理・味:
    4.0

  • 【滿記甜品@ランガムプレイス】L4とL10、2店舗の違いは?

    投稿日 2008年03月02日

    滿記甜品 (旺角店) 香港

    総合評価:4.0

    ランガムプレイスには2店舗の『滿記』が入っている。ひとつは「L4A美食廣場」のお店。もうひとつは「L10」の独立店舗。その違いは?

    ズバリ、お店の雰囲気でしょう。

    L4Aのお店は、軽めの食べ物屋さんが連なる「美食廣場」の中ほどにあり、メイン通路に平行するように間口が広く奥行きがあまり深くないツクリになっているので、全体に明るくオープンでカジュアルな雰囲気。通りがかりに気軽に立ち寄りやすい。お客は、ファミリー、友人同士、仕事帰り、観光客など様々で、年齢層も若者〜中高年までいろいろ。 で、とても混んでいる。

    L10のお店は、洋服などの若者向けのショップの中に独立して店を構えている。入り口はあまり大きくは無いけれども、中に入ると店内は奥が深く、けっこう天井なんかも高く、L4のお店と比べると座席の間隔は広く、照明なんかも若干暗め。 そして、空いている。 ハッキリ言って、ココは、「学生カップル御用達」って感じ。
    L4が満席だったので、「じゃ、上行こう」と思って入店した猫熊堂一行(中年女性+老年夫婦)は、非常に浮きまくりました!
    メニューや味は、L4もL10、たぶん同じだと思います。L10のお店で食べた黒胡麻のお汁粉もタピオカのプディングも、他の『滿記』と同じでした。


    ★カップルでない人はこちら推奨★
    【手造甜品(滿記) Handmade Dessert (MoonKee)@ランガムプレイスL4A美食廣場】
    地址 : 旺角亞皆老街8號朗豪坊4A層9號舖
    Shop No.9, Level 4A, Langham Place, 8 argyle Street, Mongkok, Kowloon.
    Tel : 2191-6618 / Fax : 3514-4411
    營業時間 : 11:00 - 23:30
    (評)http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=12858
    (写真がけっこうあります。地図も出ています)

    ★若いカップルはこちら推奨★
    【滿記甜品(Honeymoon Dessert)@ランガムプレイスL10】
    地址 : 旺角亞皆老街8號朗豪坊10層23號舖
    Shop No.23, Level 10, Langham Place, 8 argyle Street, Mongkok, Kowloon.
    Tel : 2191-6638 / Fax : 2191-6060
    營業時間 : 11:00 - 12:00
    http://hk.where.yahoo.com/l/article.html?id=853482


    ※ご興味のある方は、2005年11月のクチコミ<歩き疲れたら【満記甜品】でひとやすみ(支店リスト付き)>も、ご覧ください。

    旅行時期
    2008年01月
    一人当たり予算
    500円未満
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    3.0
    料理・味:
    4.0

  • 【粤江春@ランガムプレイス】味も含め、際立った個性は無い。英語通じる度は低い。

    投稿日 2008年02月29日

    Guangzhou Garden (粤江春) 香港

    総合評価:3.0

    『粤江春』は、旺角の「ランガムプレイス」4階(現地表記はLevel3)で最大の面積を占めている、美心(maxim=マキシム)グループの広東料理レストラン。
    香港のレストラン評価サイト「Open Rice」風に言うと、こんな感じ。
    味道:3 環境:4 服務:3(ていうか2.5がいいとこだろ)  衛生:3 抵食:3 (食家:猫熊堂)

    <見た目・雰囲気>
    伝統的広東料理というよりは、新派粤菜(ヌーベルカントニーズ)寄り。 比較的若者が多く集まる「ランガムプレイス」の中ということもあって、白を基調としたシンプルな内装で、肩肘張らずにちょっぴり高級な食事が出来そう、という雰囲気。 (もしかしたら、オシャレ??)

    <客層>
    平日の午後7時頃に入店。テーブルは6〜7割程度の埋まり具合で(午後8時頃にはほぼ満席となる)、その大半が中国系に見える人。仕事がらみのディナーで利用しているのかな?といった感じのビジネスマン風の30代〜50代位の男性客が1番多い。また、その年代の人が家族を連れて食事に来たようなテーブルも。 1テーブルの人数は3〜5人程度が多く、広東料理店でよく見る大人数での宴会というのはないようだった。
    お客の側も、“ちょっぴりオシャレ”で“チョッピリ高級”、だけど“敷居は高くない”というのを求めている様子。

    <接客・サービス>
    接客を担当する従業員の大半は20歳前後に見受けられる若者で、バイトの学生ではないかと思われる。テーブルが多いこともあり接客担当の従業員は大勢フロアに居るのだが、注文する前に料理について尋ねようとしても、誰も英語が通じない。なんとか英語を話せる人は、なんと、たった1人しかいないようだった。(彼も、かなり中国語っぽい発音の英語なので、聞き取りにくかった。)
    お料理のサーブの仕方等は“一応習っていて、一生懸命その通りにやることを心がけている”といった様子が伺われる。目配りは、さりげなく気にかけるというより、しっかり見るという感じ。動きは、何をする時もどこかぎこちなく、スマートさが無い。でも、スレたところが無いので、不快さは感じない。
    ※一応それなりなレベルのお店のように見受けたので、会計の時、お釣りの小銭部分をチップとして渡したら、とてもビックリしていた。尖沙咀あたりの酒楼とは大違い!

    <お料理>
    盛り付けは、凝った飾りは無いけれども、見た目が美しいよう、色彩に気を使っているのはわかる。点心の盛り合わせが入ってくる3段重ねの籠は、非常に豪華で、思わず「わぁ!」と声が出る。近隣のテーブルからの視線もビシバシ飛んで来る。(笑)
    1皿の量は、5人前が基本。 多くの場合、無地の白い器で供される。(もしかしたら、コレ、とってもオシャレ??)
    メニューは、野菜や豆腐などヘルシー系の素材に力を入れている様子がうかがわれる。
    味付けは、薄味で、油も極力抑えていて、本当にあっさりとしている。ごはん(白飯)を頼んで、上におかずをかけて食べるのがベスト!と思う。(そうでなく、お料理だけで食べると、やや、あっさりすぎて物足りなく感じたりする。)
    スープも、香港のレストランで良くある“第一印象は鶏クササ爆発”という濃厚なスープとは一線を画す感じの、柔らかめの香り&ふわっとした飲みやすい味つけ。
    点心セットの3段重ねの籠の中は、点心9種×各2コ入り。点心は、見た目は大層キレイなんだけど、食べてみると「ビミョ〜」というものが多く、味はアラカルトで頼んだお料理のレベルより大分落ちる。

    <料金>
    蟹肉とキヌガサ茸のスープ(個別の小鉢でも注文できるけど、今回は大鉢=5人前)×1、豆苗の炒めもの(魚の浮き袋と貝柱のスープ浸し)×1、五目あんかけ豆腐×1、点心セット(3段重ねの籠)×1、白飯×1で、
    サービス料10%込、HK$533.5(約\7500)。
    量は、これだけ頼むと3人では食べきれないくらいタップリだった。

    <結論>
    日本から香港に行って入るようなレストランではない、と思う(私は)。
    『粤江春(Guangzhou Garden)』は、日本でいうと、「デパートの食堂街に出店している有名高級店の支店(の規模の大きいの)」みたいな感じ。
    私が旅行で訪れる香港の食事に求めているのは、「とにかく美味しい!」とか、「日常生活からかけ離れたレベルの、上質なサービス」とか、「日本ではなかなかお目にかかれない珍しい食材と料理法」とか、「コストパフォーマンスが超高い!」とか、そういう何か“香港ならでは”というとび抜けた個性。 『粤江春』は、悪いレストランというものではないんだけど、そういう“旅行中のたった数回という限られた食事中で、わざわざ足を運んでまで味わうに値するもの”は、これといって無い気がする。 同じマキシムグループで同じ位の金額で食事するのだったら、「中環の『大會堂酒樓』で飲茶」という方が、香港に来た!という満足感が高いと思うなぁ。

    【粤江春(Guangzhou Garden)】
    地址 : 旺角亞皆老街8號朗豪坊3樓35號舖
    Shop No.35, Level 3, Langham Place, 8 argyle Street, Mongkok, Kowloon.
    電話 : 3542 5768
    營業時間 : 08:00 - 00:00

    http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=12825
    地図が出ています。

    旅行時期
    2008年01月
    一人当たり予算
    3,000円未満 
    コストパフォーマンス:
    3.0
    サービス:
    3.0
    雰囲気:
    4.0
    料理・味:
    3.0

  • 中華駄菓子【合桃南棗粒】ヌカヌカ、ウマ~!食後の〆に好適!

    投稿日 2008年02月27日

    香港

    総合評価:4.0

    『合桃南棗粒』  干し棗(なつめ)の果肉を糖類と一緒に“みすず飴”のようになるまで煮詰めて、クルミを入れたもの、という感じ。昔ながらの、田舎っぽい、素朴なお菓子です。日本の食べ物で1番似ているのは“くるみゆべし”かもしれない。(※くるみゆべしの方が洗練されています。)
    噛んでいるうちに棗のほのかな酸味と濃厚な味わいの中にくるみのクリーミィなコクが合わさって、ハマるんです!コレが。(噛むとヌカヌカと歯ぬかりがするので、部分入歯の人や歯に詰め物がある人は注意が必要。)
    甘酸っぱさの具合がちょうど良いので、食事の後「ちょっと何か欲しい…」という時に1個食べると、それで、けっこう満足してしまう。なんだか不思議なおいしさ。 そういうところも、気に入っている理由のひとつ。

    <使用材料>
    核桃仁(クルミ) / 黒棗(ナツメ) / 蔗糖 / 麦芽糖 / コーンシュガー

    佐敦の裕華國貨の地下で購入。454g (16oz) HK$19 (約\280)。

    【光明牌 合桃南棗粒(WALNUT PASTILLES)】
    集發土産食品公司 CHAP FAT NATIVE PRODUCTS CO.
    香港上環磅巷6號地下 6 POUND LANE, G/F., SHEUNG WAN. HONG KONG
    TEL : 2546 2319 / FAX: 2546 8413
    日持ちは凄い。2008年1月28日に購入した品の賞味期限は2009年6月30日
    ※ 開封して日がたつと固くなる。(それとも寒さのせいかしら?)
    固くなったら200W(解凍)のレンジで10~20秒くらいチンすると、また食べやすくなる。

    <成分> 1サービング(3個=約44.2g)につき
    カロリー:180(脂肪分によるカロリー:50 / うち、飽和脂肪によるカロリー:5)
    脂肪:6g(うち飽和脂肪:0.5g / コレステロール:0) / ナトリウム:40mg / 炭水化物:14g / 食物繊維:2g / 糖質:16g / 蛋白質:2g

    ※黒棗は、漢方薬としては「人参」などと同じ“補気薬”であり、クルミ(合桃)は“耐寒的食品”という側面もあるので、もしかしたら、秋~冬がシーズンのお菓子かもしれません。秋~冬の時期には店頭で見かけます。

    旅行時期
    2008年01月

  • 蛋散がウマイのはどっち?【奇華餅家】VS【榮華餅店】

    投稿日 2008年02月18日

    奇華餅家 (香港国際機場店) 香港

    総合評価:3.0

    クラッカーのような、揚げ菓子の「蛋散」。第一印象は“たいして美味しいものじゃない”って感じなんだけど、食べているうちにじわじわとハマってきて、いつの間にかクセになってしまう。
    香港のお土産用お菓子の2大ショップ『奇華餅家』と『榮華餅店』、両方の空港店で買ってきました。ウマイのはどっちだ!?

    <使用材料比較>
    『奇華餅家』250g (HK$22) / 『榮華餅店』220g (HK$13.5)   
       小麦粉         /   小麦粉
       植物油         /   南乳
       鶏卵          /   食塩
       砂糖          /   砂糖
       食塩          /    菜種油
       南乳          /   
       白芝麻(白       /   
    ※ 「南乳」というのは、“豆腐に紅麹やクモノスカビを生やした後塩水に漬けて熟成させた発酵食品”で(←おぉ、“もやしもん”の世界!)“腐乳の一種”だそうです。

    両方食べた兄によると、断然『奇華餅家』だそうです。 「旨味がぜんぜん違う!」とのこと。『奇華餅家』のは口の中に海鮮風味?と感じられるような味があり、「ビールのつまみに良さそう」とのこと。 ちなみに、『榮華餅店』の感想を聞いたら、「…」でした。

    『奇華餅家』のが海鮮風味?と感じられたのは、もやし系(笑)調味料“南乳”がきいていたということなのでしょう。『榮華餅店』のも南乳が入っていますが、あまり効いておらず、これは“ちょっとヘンな味?”とか“何?このビミョ~なクセ”と感じられ、あまり“うまみ”として認識されないのです。
    また、『榮華餅店』のは、油がイマイチ?という気がしました。冷たい状態で食べると、なんだかモソモソしていて、食べ物というより餌?といった風情。オーブントースターで軽く温め、それが室温まで冷めたタイミングで食べれば、まぁ、食べられないこともありません。でも、いちいちそんなことして食べるのはメンドウ。 
    それに、「蛋散」は英語だと「Egg Crisp」と書いてあるのに、『榮華餅店』のは卵が入っていない!え~、そんなのあり?

    でも、是非とも買いたい!というほどのものじゃないね、お土産用の「蛋散」は。
    ホンハムの蔡欄美食坊の『阿斗官』で“突き出し”に出たヤツは美味しかったんだけどなぁ。

    <追記>
    第一印象が大変悪い『榮華餅店』の蛋散ですが、オーブントースターで軽くあぶって食べているうちに、淡く感じるチーズにも似た醗酵味がじわじわとクセになり、「凄く美味しい!」というものとは違うんだけど、だんだんハマってしまうのでした。
    自分用には、また買ってきても良いかな♪ 日持ちもするしね。(2008年1月31日購入→賞味期限2008年4月10日)


    旅行記も作っています。よろしかったらご覧ください。

    蛋散がウマイのはどっち!?【奇華餅家】VS【榮華餅店】<猫熊堂の香港 27/Jan./08-31/Jan./08>
    http://4travel.jp/traveler/nekokumado/album/10219844/

    旅行時期
    2008年01月
    一人当たり予算
    500円未満
    料理・味:
    3.0

  • 中華駄菓子【香酥核桃仁】カリッと美味!お茶受け好適!

    投稿日 2008年02月27日

    香港

    総合評価:4.0

    『香酥核桃仁』 要は、“くるみの飴がけ”です。非常に素朴で単純なお菓子(?)ですが、カリッとして、ふわっと甘くて、コクがあって、おやつやお茶受けにとっても良い!
    猫熊堂は、香港に行くと、必ず買って帰ります♪

    <使用材料>
    核桃仁(クルミ) / 白砂糖 / 棕櫚油(パーム油) / 芝麻(ゴマ)

    写真のものは、佐敦の裕華國貨の地下で購入。400g入HK$34(約\500)。(裕華國貨だけでなく、スーパーでも良く見かけました。)

    【吉祥・香酥核桃仁】
    生産:「中山市黄圃鎮新栄果仁糖果食品厰」
       (住所)広東省中山市黄圃新明中山糖厰路口側
        tel: (0760)3228672 / fax: (0760)3211982
    輸出:「中山市坤波食品迸出口有限公司」
       (住所)広東省中山市東区東江路3号
        tel: (0760)8303998
    生産日は缶の底に刻印。賞味期限は生産日から9ヶ月間。
    一応「質量安全」の“S”マーク付。生産許可証編号QS4420 1801 0146(中国本土の生産品なので)

    <成分> 1サービング(30g)につき
    カロリー:160(うち脂肪分によるカロリー:80)
    脂肪:9g(うち飽和脂肪:1.5g / コレステロール:0) / ナトリウム:10mg / 炭水化物:17g / 食物繊維:17g / 糖質:6g / 蛋白質:3g

    このメーカーのが特に美味しいというわけではありません。ただ、筒の中が200g袋×2 という入り方なので、食べやすいのです。 たぶん、もっと美味しいのも、探せばあると思う。事実、最近見なくなったけど、昔買っていた箱入りの(「集發土産食品公司」のじゃないかと思うんだけど)は、もっと美味しかったし。

    ※クルミ(合桃)は“耐寒的食品”という側面もあるので、もしかしたら、秋~冬がシーズンのお菓子かもしれません。秋~冬の時期は店頭で良く見かけます。

    ※ 自分でも作ろうと思えば、作れます。(参照:『南瓜酥』) でもね、自分で作ると、食べ過ぎちゃう。だから、ちょっと買ってくるくらいでちょうど良いかも、と思っています。

    旅行時期
    2008年01月

  • 【榮華餅店】 『南瓜酥(原味)』160g入りHK$40は、ちと高い

    投稿日 2008年02月22日

    香港

    総合評価:3.0

    南瓜の種を飴でまとめてカリッと仕上げた、素朴なお菓子「南瓜酥糖」。猫熊堂父はこういうカリカリとしたナッツトフィーが大好物。ということで、自家用に、『榮華餅店』空港店で見かけたのを買ってみました。

    さてお味。
    非常にサクサクで軽い仕上がり。噛み心地が良い。味は、まず来るのは、これはバター風味なのかな?甘さは控えめ、ていうか、あんまり甘くない。南瓜の種を噛んだ時に感じる青くささとペーストっぽさがそのまま口に来る。ゴマの皮がちょっと口の中残る。

    <使用材料>
    南瓜籽子(パンプキンシード) / 砂糖 / 葡萄糖(ブドウ糖) / 芝麻(ゴマ) / 奶油(バター)

    美味しいか、というか、ちょっとクビをひねる部分が無きにしもあらず。
    前立腺肥大でお悩みのシニアな殿方へのお土産には、良いかも。
    日持ちもする。(2008年1月31日に購入→賞味期限2008年11月20日)

    私は1番無難そうな“原味(オリジナル)”を購入したけど、カレー味とか、辛そうなのとか、酥糖としてはかなりあやしげなフレーバーが10種類程度はあった。

    【榮華餅店】 『南瓜酥(原味)』 160g入りHK$40(約\560)

    ※ お土産として、食べて美味しく、貰って嬉しいのは、台北・士林夜市の美食広場内「爵林花生糖」の南瓜糖だなぁ。あれは、ホントに美味だった。私は、香港やマカオでは、あれほど素晴らしい味のナッツトフィーには、お目にかかったことが無い。

    ※ おいしい南瓜糖は自分でも作れる!
    ?南瓜の種(乾燥品・おつまみ用でも可)をチンしてカラッとさせる。
    ?南瓜の種の25%の重さの水あめ+南瓜の種の25%の重さの砂糖を合わせて煮立てた蜜液に?を投入、蜜をからめる。
    ?熱いうちにバット(お皿や板でも可)に厚さ1cm〜1.5cmくらいの四角に形を整えるように伸ばす。
    ?荒熱が取れたら(冷たくなりすぎないうちに)食べやすい大きさに包丁でカットする。
    ?すっかり冷めたら密封瓶に入れて乾燥剤を入れ、保存。
    自分で作れば、「爵林花生糖」に近い美味しいのが出来る。コツは煮立てた蜜の温度を見極めること。ただ、自分で作ると食べ過ぎて体重が増えてしまう。そこが難点。
    出来合いの南瓜酥糖を買ってきて、チマチマつまむくらいでちょうど良いのかもしれません。

    旅行時期
    2008年01月

  • 『M』を押せ!【ホリデイイン・ゴールデンマイル】一般客でも使えるトイレの在処

    投稿日 2008年02月13日

    香港

    総合評価:4.0

    2008年1月の香港でちょっと参ったのが街中の女子トイレの汚さ! これまでは、尖沙咀では『ペニンシュラホテル』のトイレを借りるのが定番だったのだけれど、今回はダメでした。… 便座がとんでもないことになってたの。うぇぇぇぇん、Villeroy &Bochの便器なのにィ。便座はもしかしたら違うかもしれないけど、とにかく本体はビレロイ&ボッホ!どう使ったらこうなる? … 座らないんだろうなぁ。跨いで使っちゃうんだろうなぁ。トホホ。… これは、何も、ペニンシュラ・ホテルに限ったことではございません。アッチも、コッチも、ソッチも、どこも似たり寄ったりでありました。 使う側のマナーレベルが低下しているのでしょう。
    でも。ホテル『ホリデイイン・ゴールデンマイル』のトイレは、普通に使えました。清潔度はまぁまぁ。個室はホテルのトイレというイメージよりは大分狭く、日本の一般的なトイレサイズくらいだし、個室数も多くはないし、化粧スペースも狭い。けれど、この“普通に使える”という感覚が、今の香港でどれだけ大事か!!
    ホリデイイン・ゴールデンマイルの場合、トイレの表示板に従って行ってみても鍵が無いと入れない方式になっているものがほとんどで、地下1階のメインダイニング『龍苑』の目と鼻の先にあるトイレでさえも、入り口に鍵がかかっています。 入り口のドアに鍵がかかっておらず、誰でも使えるこのトイレは、“Mezzanine Floor(中二階)”にあります。 “Mezzanine Floor(中二階)”というのが、単純だけど意表をついていて、“一見さん”には見つけにくい。 そんなわけで、このトイレを使うのは、ほとんどが“Mezzanine Floor(中二階)”にあるブフェ形式のレストラン『Cafe Vienna』の利用客。 だからこそ、“普通に使える”という状態が保たれているのでしょう。
    行き方は、エレベーターに乗って「M」を押すのが1番わかりやすい。あとは館内表示の通りに進むだけ。 階段を使っても行けますが、階段自体が『Cafe Vienna』の為にあるようなもので、お店の入口のすぐ前を通るので、トイレだけを借りたい場合にはちょっと気が引けるかな。

    <オマケ>
    猫熊堂父によると、ペニンシュラホテルの男子トイレは、今まで同様キレイだったそうです。そういえば、男性用トイレの使用方法って万国共通かもね。

    ※写真は奇華餅家のお正月用の手提げ袋です。トイレとはまったく関係ありません。念のため。だって、写真無いとさびしいじゃない?

    旅行時期
    2008年01月

  • 【スターフェリー乗り場のトイレ】激混みの時間帯アリ

    投稿日 2008年02月15日

    スターフェリー (天星小輪) 香港

    総合評価:3.0

    香港に行ったら1度は見ておきたい『シンフォニー・オブ・ライツ』。ベストロケーションは、“ビクトリアハーバーの水面に映りこむ香港島の夜景”が堪能できる九龍半島突端の「ウォーターフロント・プロムナード」ということになっている、らしい。ということで、開始30分前頃からどんどん人が増えていきます。
    ここでトイレに行きたくなったら、どうするか? 場所取りの都合もあるので、遠くには行けない。近くてわかりやすいのは「スターフェリー乗り場」の洗手間(トイレ)ということになるでしょう。
    尖沙咀のスターフェリー乗り場のトイレは、乗り場に向かって1番左手、乗り場の建物の横っちょの所にあります。トイレの状態は、はっきり言って清潔とは言い難い。といっても、ペーパーなどは一応有るので、使えないことはありません。(使用前に多少手間がかかる場合はある。)
    ただ、ココが激混みになる時間帯があります。要注意は19:45~20:20頃。シンフォニー・オブ・ライツ開始の20:00をめがけて、団体さんを乗せた観光バスがどんどこ集まってくるからです。
    猫熊堂はまったく偶然に19:45頃使用したのですが(その時はトイレに並んでいる人は無く、すんなり入れた)、使用中にいきなり扉の外で韓国語が飛び交うのが聞こえ始め、用を済ませて外に出てみると、40人超くらいの長~い列が出来ていたのであります!びっくり~!!本当に、アッという間の出来事でした。(彼女達は全員が同じ団体で、バスで着いて、まずトイレに並んだらしい。)
    御使用の際には、混み合う時間帯を避け、早めに済ませておかれることをオススメいたします。

    それにしても、あの列の後ろの方に並んでいた人たち、シンフォニー・オブ・ライツを見ることが出来たかのしら??

    旅行時期
    2008年01月

  • 【奇華餅家】細冬蓉酥(老婆餅) HK$5 うーむむ。

    投稿日 2008年02月07日

    奇華餅家 (香港国際機場店) 香港

    総合評価:3.0

    パッケージの表には“嫁喜禮餅”と書いてあって、裏には商品名として“細冬蓉酥”と書いてあるけど、これはいわゆる“老婆餅”ですね。パイ生地の中に、ちょっと求肥みたいな柔らかめのおモチのような食感の白ゴマ入りの冬瓜餡が入っています。
    甘さは控えめで、チマチマ食べたのでは味がわかりにくいので、ガブッといった方が良いと思われます。弾力があって、口の中で弾むような感覚が不思議。そして、食べた後、なんとなく喉のあたりがサッパリする感じが有ります。
    袋から出してそのまま食べても良いのですが、少しパイ生地がモソモソする感じがしたので、ごく短時間チン(20秒位)して全体を温めてからオーブントースターで表面がパリッとするまで焼いて、食べてみました。私は温めた方が好きかな。ちょっと甘さが強く感じられるようになります。
    ※チンはせず、いきなりオーブントースターで焼いた方が良いみたい。出来れば“フライあたため(500W)”くらいのじんわりした火力で様子を見ながらあたためるのがオススメ。
    ただ、美味しいか?また食べたいか?と聞かれると、「…うーむむむ。」となってしまう。味だけなら、梅林堂(埼玉県北部地域で有名な和菓子店)の“武州路”(あん入り和風パイ)の方が美味しいと思う、アタシは。 “嫁喜禮餅”で“老婆餅”なんだけど、嫁(猫熊堂兄嫁)も老婆(猫熊堂母)も、たいして嬉しそうではないのでした。

    パッケージの裏には、消費期限や原材料だけでなく、含有アレルゲン物質が表示されていました。進歩してますね。

    【奇華餅家】細冬蓉酥 (70g) HK$5 
    原材料:砂糖、冬瓜、水あめ、白胡麻、植物油(大豆由来を含む)、アーモンド粉、卵、小麦粉、食用油脂。
    「卵、ピーナッツ、大豆、乳製品、ナッツ類を使用した商品を作っている工場と同じ工場で作っています」みたいなことが書いてある。
    日持ちは、10日程度の模様。1月31日朝に空港売店で購入した品の消費期限は2月8日となっていた。

    【奇華餅家】http://www.kee-wah.com.hk/

    旅行時期
    2008年01月

  • 【紫荊甜品屋】おいしい香港デザート@ホンハム

    投稿日 2005年12月19日

    紫荊甜品屋 香港

    <2008年01月の情報>
    前は美味しかったんですけどね。今回はがっかりでした。ヘルシーばやりのせいか、甘さひかえめになっていて、半端なお味。お砂糖をかけたら少しマシになったけど。黒もち米もちょっと煮すぎでベタついていたし。“熱”を頼むとチン!して出してくるのが見えちゃうのも、がっかり。

    <2005年11月の情報>
    う~ん、うまぁ~(はぁと)でゴザイマス。ここんちのデザート類は、旨みが濃厚でコクがありますね。甘いもの屋さんなので、レストランの“お料理の後に出すデザート”という位置付けの甘味類と較べて、“1品だけで食べた時でも十分満足できるおいしい味”という方向の味を出しているんじゃないかと思います。量も、わりとタップリめです。 
    椰汁黒糯米(黒もち米のぜんざいココナッツクリームかけ=HK$16=熱)すごくイイです。黒もち米のぜんざいは、とても自然な味。黒もち米の持つ穀類特有の噛むとじわじわ広がる甘さやコクが、上手に生かされています。甘さの加減も、ぜんざいのもったりとした柔らかさ加減も、程よいです。黒もち米のプチッサクッとした皮の歯ざわりが、気持ち良い~!!濃厚なココナッツミルクのクリーミーさが満足感を増します。 
    鮮芒果布甸(マンゴープリン=HK$16)も、マンゴー感が強くてしっかりとした味で、甘さと酸味のバランスが良く、エバミルクとのカラミも良く、本当においしい。お腹が一杯でも、コレは別腹!! 
    このお店、写真のように、盛りつけや見た目には頓着していません。エバミルクがこぼれてても気にしない。でも、おいしいから許す。 

    【紫荊甜品屋】九龍 紅磡 黄埔花園 聚寶坊 第11期 G2店 
    【Chi King Dessert (Bauhinia Dessert)】 Shop G2, Treasure World (Site 11), Whampoa Garden, Hung Hom, Kowloon. tel:2303-1983 

    お店は、「蔡瀾美食坊」の横の通りにあります。(蔡瀾美食坊の入り口が面している通りではなく、蔡瀾美食坊のビルの横の壁面が面している通り。向こう側の角は「ジョルダーノ」)蔡瀾美食坊からジョルダーノに向かって道を渡り、渡りきったら右折して歩いていくと程なく「奇華餅家」があります。「紫荊甜品屋」は「奇華餅家」のちょっと先。 お店の雰囲気は、普段着っぽい、ちょっぴりローカル風。香港デザート類以外に、麺モノなど軽食もあり。

    旅行時期
    2005年11月

  • 【プリンス・ホンコン(マルコポーロ・プリンス)】トリプル利用でもゆったり

    投稿日 2006年09月16日

    プリンス ホテル (マルコ ポーロ) 香港

    総合評価:5.0

    私&シニアな両親は、プリンス・ホンコン(マルコポーロ・プリンス・ホテル)が、けっこう気に入っている。尖沙咀を中心に歩こうと思う時や、マカオにも行く予定があるとき、ここに泊まる。高級すぎず、かといって安っぽくもなく、派手さはないけれど堅実で、なんというか、自分の身の丈に合っていて気楽にすごせる感じがするからである。
    このホテルは、設備においてもサービスにおいても“(観光での)滞在に必要なものはそろっていて過剰なものは無い”と私は感じている。そこが気楽に過ごせる最大の理由ではないかと思う。 また、ちょっと古いホテルなので、部屋や備品も旧型なのだけれど、メンテナンスが行き届いていて、清潔で使いやすい状態にキープされている。そのあたりにも好感を持っている。
    それから、部屋が広い! 標準的な部屋で約32?。エキストラベッドを入れて、両親と私の3人で1部屋を使っても、ゆとりがある。
    そして、立地が良い。尖沙咀の突端からは離れるけれど、その代わり巨大ショッピングセンター「ハーバーシティ」の中なので、ブランド品からスーパーの買い物そして各種食事まで何でも一通り揃ってしまうし、屋外に出ることなくスターフェリーの乗り場やバスターミナルに行くことも出来る。香港デザートで有名な『糖朝』はすぐ目の前。水などの買い物も、ハーバーシティ3階に「City'super」、『糖朝』の並びに24時間営業の「セブン・イレブン」があるので、非常に便利。

    ※ ロビーなどのパブリックスペースおよびデラックスの客室は2007年に改装があり、白を基調としたモダンな雰囲気になったようです。客室内の改装の具体的な内容までは私にはわかりません。部屋のつくりや広さは変わっていないと思われます。(2008年1月追記)

    【マルコポーロ・プリンス 馬哥孛羅太子酒店 The Marco Polo Prince】

     Harbour City, Kowloon, Hong Kong
     tel: (852) 2113-1888 / fax: (852) 2113-0066
     mailto: prince@marcopolohotels.com
     URL: http://jp.hongkongprince.marcopolohotels.com/ (日本語)


    <宿泊データ>
     ホテル予約サイト「APPLE WORLD」で、予約。(クレジットカード決済)
     28/JAN/2005 IN - 29/JAN/2005 OUT 部屋カテゴリー:ROH / 1TRP


    ◎ 旅行記で、写真を多数貼った詳細なレポートをおこなっています。よろしかったらご覧ください。
    トリプル利用でもゆったり【マルコポーロ・プリンス】<猫熊堂の香港・マカオ 25/Jan./05-29/Jan./05>
    http://4travel.jp/traveler/nekokumado/album/10089723/


    <参考:ホテルのご近所のお店のサイトなど>

    【ハーバーシティ HARBOUR CITY 海港城】
    http://www.harbourcity.com.hk/hc/en/frontpage.html (英語)

    【シティ・スーパー City'super】
    http://www.citysuper.com.hk/home.php (英語)
    支店のアドレスは Stores Locator のページにある。
    http://www.citysuper.com.hk/corporate.php?filename=corporate_stores

    【糖朝 The sweet Dynasty】
    http://www.sweetdynasty.com.hk/jpversion/jpindex.html (日本語)
    ※ 全メニューの紹介あり!値段も出ている。

    【鴻星海鮮酒店 Super Star Seafood Restaurant】
    http://www.superstarrest.com.hk/ (繁体)
    海港城店は、海港城商場2期4樓にある。

    【満記甜品 HONEYMOON DESSERT/手造甜品 HANDMADE DESSERT】
    ・尖沙咀新港中心地庫B6B (Shop B6B, Dilvercord. Tsimshatsui, Kowloon. tel:2272-0825) 
    ・尖沙咀海港城第三層3001-DF (Shop 3001-DF, Level3, Harbour City, Tsimshatsui, Kowloon. tel:2270-9857) 
    http://www.honeymoon-dessert.com/


    旅行時期
    2005年01月
    1人1泊予算
    20,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    5.0
    サービス:
    5.0
    バスルーム:
    4.0
    客室:
    5.0

  • 【柏屋旅館】清潔でお風呂も良いが、お料理はイマイチ

    投稿日 2007年10月27日

    四万温泉 柏屋旅館 四万温泉

    総合評価:3.0

    <良かったところ>
    ◎清潔
    清潔意識は素晴らしく高いと思う。 館内は、どこもかしこも、とても清潔。 部屋もホコリも無く隅々までピカピカ。 どの浴室、どの浴槽も、キッチリ清潔。 時々古いものをそのまま使っているらしい部分に遭遇するが、メンテナンスがしっかりされている。 とにかく隅々まで目が行き届いている。これは、本当に凄いことだと思う。
    ◎お風呂が充実
    空いていれば入れる貸切の露天風呂が3つもあるし、大浴場もあるので、お風呂が混みあうことがなく、のびのびゆっくり入浴できる。 露天、大浴場(内湯)ともに、気持ち良いの頃合の湯加減に調整されている。 お湯は、湯に浸かっている時にはわずかにキシキシし、お風呂から出た後は体がポカポカしてきて、しばらくするとお肌がすべすべになってくる。
    ことに、貸切露天風呂の「月」は、木の風呂桶の肌触りがとてもよく、源泉かけ流しなので他の浴槽よりもお湯の鮮度が良い感じがあり、とても気持ちが良い! 宿泊日は、たまたま旧暦の9月15日で、澄んだ空に白く輝く満月が見え、ちょっと贅沢で得をしたような気分になった。
    ◎部屋がキレイ
    珪藻土の壁は自然な感じでよい。 元は古い建物のように見受けるが、“現代の和室”という感じにリニューアルされている。
    ◎ウッドデッキが気持ちよい。
    入浴後、ウッドデッキで風にあたりながらボーッとするのはとても気持ちが良い。
    ◎部屋のトイレの匂袋が、さりげなくて良い。
    トイレの扉を開けると、匂袋のほのかな和の香りがふわっと来る。もちろん暖房便座でウォシュレット付き。(市販の消臭芳香剤ではないところがとても良い)
    ◎静か
    四万温泉の1番はずれなので、温泉街をそぞろ歩くには、少々遠い。でも、静か。目の前は四万川と「四万清流の湯」で、視界をさえぎるものが無い。向かいの山が紅葉したら、さぞかしキレイだろう。
    ◎ウェブサイトが凄い。
    『柏屋旅館』公式サイト http://www.kashiwaya.org/
    事前に知りたいと思う情報はほとんどサイトに書かれている。
    ◎スタッフのお兄さん(若い方)が、節度ある対応の中に人柄の良さが滲み出ていて、とても感じが良かった。

    <気になったところ>
    ちょっとしたことだが気になるところも多かった。これらが改善されると、更に好印象になると思われる。

    ▼食事が塩辛く、摂取塩分量が気になる。
    ひとつひとつのお料理がそれぞれしっかりハッキリとした味つけで、総てのお料理がそうなので、全部食べ終わっての印象は、「塩辛かった」 だった。 高齢の私の父母は血圧がやや高めなので、摂取した塩分量が心配になった。
    旅館の食事につきもののてんぷらとお刺身をあえて外し、どちらかというとカロリー控えめで、オリジナリティーを打ち出したと思われるメニューは、試みとして面白いと思う。 あれで、味が良ければ、かなり満足な内容だったろう。 カロリーだけでなく塩分量も控えめにすれば、もっと“ヘルシー”を前面に打ち出せるのに。もったいないことだ、と思う。 今より塩分を控えるのは、そう難しいことではない。味見の時、口に入れたごく少量を食べてちょうど良いと感じる味に調味するのではなく、そのお料理の1人前を全部食べきった時にちょうど良いと感じられる味を推測して調味すればよいことだ。(出来合いの野菜の煮物やフカヒレあんを料理のベースに使ったりしていそうな気もするので、こういうのは難しいのかなぁ??) また、〆のごはんは、今回はしょうゆ味の栗ごはんだったけれど、新米の季節なのだから白いごはんにしたらと良いと思う。精米したての地元のお米を炊いたホカホカの白いごはんというのは、旅人にとっては、充分“もてなし”だと思う。(中之条あたりの田んぼでは刈り取った稲が“はざがけ”にされていた。美味しいお米と想像される。) 朝食の温泉粥も、お粥にほんのりと温泉の塩味があるのだから、塩辛くて冷たいおかずのオンパレードではなく、バランスのとれたメニューを考えて欲しかったと思う。 食べた後、洋食メニューを選択すれば良かったかもと、少々後悔した。(朝食は予約時に洋食と和食から選択する)
    今回の宿泊では、柏屋さんの食事は、手間と時間と人数をかけずに見劣りしない料理を出すにはどうしたら良いかという部分にばかり力が入っているようで、それ以外の部分に気がまわっていないように感じられた。 肝心の味を、おろそかにしないで欲しい。
    ▼朝食の環境がイマイチ
    朝食は部屋食で、布団を敷いたままの部屋で、壁際に寄せたテーブルで食べることになる。あまり良い気持ちはしない。(部屋食は1室3名までの場合)
    ▼枕が高くて固めなので寝にくかった。
    フロントに申し出れば、羽枕など、柔らかくて、ある程度自由自在になるような素材の枕を借りることができるようになるとありがたい。
    ※追記※ 事後、枕は調節可能だったことが判明。ならば、宿泊時、就寝前までに説明して欲しかった。せめて“しおり”に枕の調節方法の説明を入れておくくらいのことは、あってしかるべき。
    ▼館内の階段がかなり急
    館内の階段は、1階から2階に行く階段も、露天風呂に行く階段も、踏み面が狭く、けあげが高めなので、勾配がとても急な感じがする。手摺はあるけれども、高齢者には少しツライように思う。
    ▼部屋のトイレのタンクの汲水にやたら時間がかかる。
    2人続けて使用したら、後の人は水がぜんぜん流れない。焦った。しばらく時間を置けばちゃんと流せるようになるのだけれども、あの時間のかかり方は異常。忘れた頃になってもまだ汲水音がしているので何度か様子を見に行ったほどだ。 (部屋の外にも厠所があり、清潔なので、急ぐときはそちらを使うようにすれば無問題ではある。 汲水に異常に時間がかかるのが、松の間だけなのか、全館的な問題なのかは、不明。)
    ▼トイレの中で手が洗えない
    出た後洗面所までいちいち行かなくてはならない。洗面所とトイレは広縁のむこうとこちらという位置関係で近いのだけれど、間にテーブルと椅子が置かれている為に通路が狭くなっており、少々億劫。しかも、洗面台がコレ↓
    ▼洗面所の水ハネが多い
    洗面台のボウルが陶器の鉢で、見た目はおしゃれなのだけれど、水ハネが多く、使う時に気を使う。 特に、部屋の洗面ボウルはすり鉢型なので、水ハネが激しい。 部屋の洗面台は使う頻度が高いので、いちいち使用後にまわりじゅうを拭かなくてはならなかったのは、イマイチ。
    ▼ドライヤーが弱い
    家庭用の1000Wのものより風量が少ないのではないだろうか?髪を乾かすのにとても時間がかかる。 大浴場(女湯)にはドライヤーが1個だけなので、女性が複数いる時はちょっと気兼ねしてしまう。(各部屋にも大浴場のと同じドライヤーがあるけれども。)
    ▼化粧水や乳液などのアメニティは大浴場にしかそなえつけられていない。
    露天風呂の脱衣所にも備え付けてもらえると嬉しいのだが。
    ▼大浴場のシャワー(レトロなタイプ)は全開にしても水量が少ない。
    髪を洗おうとして、ちょっとビックリ。(現代のものに取り替えてある方は水量に問題なし)
    ▼大浴場に行く通路が暗いので、スイッチが探しにくい。
    大浴場の使用可能時間帯でも、入浴中の人がいなければ脱衣所は消灯され通路もかなり暗い。エコという観点からはとても良いことと思うのだが、私の父は、脱衣所の照明スイッチの場所がすぐにはわからず、とまどったそうだ。 高齢者の場合、足元が暗いのは事故につながったりもする。 ごく小さい灯りで良いので、点けておいて欲しいと思う。
    ▼ウェブサイトに無い部分は、“弱い”ところであった。
    サイトには、駐車場の平面図が出ているが、写真は無い。 昔ながらの温泉街である四万温泉で、館内に駐車場があるというのは、それだけで大きなメリットなのだろうと思う。 が、実際に駐めてみると、ウッドデッキ下の駐車スペースは段差があるし、大浴場横の駐車スペースは砂利敷きの地面で1台に割り当てられた幅が狭めで、どちらも、車庫入れに自信が無いドライバーや大型のワゴン車などには優しいとは言いがたいのだった。
    階段が急であるところや、お料理の味など、やや高齢者には厳しいと思われる部分、また、TVの画像の粗さ(山間部なので電波の受信状況が良くないのだろう)なども、ウェブサイトではわからない。 
    ▼来た人を“あたたかくもてなす”という感じが欲しい。
    今回も、感じが悪いとか、そういうことは無かったのだ。 だが、対応ぶりが、よく言えば都会風でクール、悪く言えばビジネスライク、という気がしたのも事実。 フロントで対応し私たちを客室まで案内してくれた女性(女将さんなのだろうか?)は、私と母が階段の急さに気づいて父に「手摺につかまって。ゆっくりでいいから。」と声をかけているのが聞こえていたはずなのに、さっさと先に行ってしまったり、お部屋に通されて「窓から川が見える」とはしゃいだ私たちに「ちょっとお話よろしいですか?」と嬉しがるのをさえぎるようにして説明をはじめてしまったりした。 “お仕事”で旅館をやっているというのはわかるのだけれど、相手の立場にたって「良く来たねぇ。ゆっくりしていってね。」という気持ちを持って接していただけると、もっと素敵なお宿と感じられるのではないかなぁ?と思った。

    <直せる部分ではないが、気になったところ>
    ▼全館的に“造り”が華奢で、なんとなく心もとない。
    柱は一般住宅と同じ位の太さしかない。表面はキレイに磨かれていたけれど、年数が経っていることもわかる。内装は見た目に美しく整えられている(そこは良いと感じる部分なのだけれど)が、土台が弱そうという印象は否めない。 階段の造りなども、こちらに入るかもしれない。
    ▼露天風呂に入る時は、裸でイキナリ外に出る。
    猫熊堂父は、「内風呂から続いて行ける露天風呂だったらもっと良かったんだが。先に内風呂で温まって、それから露天に行くほうが、体の負担が少ないんだよなぁ」と言っていた。 血圧が高めの人の場合、いきなり裸で秋冬の外気に触れるのは、安全ではない。


    <総評>
    非常に清潔で、お風呂が良く、館内の内装もおしゃれ感があるが、お料理はイマイチ。 壮年男性の美意識で作りこまれた宿という感じがあり、どちらかというと若い人・カップル向き。 バリアフリーへの配慮はあまり無いので、高齢者にはキビシイ部分がある。年寄り連れで泊まる宿ではないと思う。 日本に観光に来た外国人の友人を温泉に連れていく時などには、使い勝手が良いかもしれない。

    「出来る限りの経費節減につとめているのだな」(そりゃ、料金が抑えてあるのだから仕方ないかもしれないが)というのが滞在中、常に感じられた。“優れた経営感覚”や“豊富なアイディア”には頭が下がるが、それこそが、「悪くはないんだけどねぇ。強いてまた泊まりたいというほどでもないよねぇ」という今の我が家の感想の1番の原因であるようにも思う。
    食事なしの素泊まりプランがあれば、私は、また泊まっても良いかも、とも思うけど。素泊まりプランは絶対にやらないだろうな、ということも、なんとなく予想がつく。



    <宿泊データ>
    2007年10月25日IN 26日OUT 
    松の間(ウッドデッキ付き8畳)に大人3人(猫熊堂本人と高齢の両親)で宿泊
    楽天トラベルにて予約
    メルマガ読者対象の日にち限定割引プランで、1人につき室料\11550(税・サ込)+入湯税\150 トータル\35100 現地で支払い(カード可)

    【 群馬県 四万温泉 柏屋旅館 】
    377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万3829 TEL 0279-64-2255 / FAX 0279-64-2973
    URL: http://www.kashiwaya.org/

    旅行時期
    2007年10月
    1人1泊予算
    12,500円未満
    コストパフォーマンス:
    3.0
    客室:
    5.0
    接客対応:
    3.0

  • うまい!温泉納豆【白石電機(白石商店)】

    投稿日 2007年10月28日

    四万温泉

    総合評価:5.0

    納豆臭さが無い!いや、においはするのだが。納豆嫌いの人たちが一様にコレがダメと言う納豆の“臭さ”が無い。スッキリとした納豆の“香り”なのである。
    とにかく。非常にまろやかで、スッキリした、優しい味わいで、豆がほっこりふっくら、とっても食べやすい。 納豆ってこんなもんだよ、というイメージを軽々と超えてゆく、美しい味。お見事!参りました!という感じ。
    私が購入したのは、「限定品」と銘打って、紙で三角形に包まれたもの。1包が80グラムと普通より大きく、¥150(税込)。 限定品は、地元産の大豆100%で、経木に入れて作っているところが普通品とは違うのだそう。 2007年10月25日(平日)の午後2時半すぎに行ったら、限定品は3個しか無くて、私たちが買ったら「今日の分は終わり」になってしまった。
    他に、四角の発泡トレイに入ったタイプ(こちらが普通品のよう)もあり、そちらは、その時間帯でもまだ少し残っていた。

    白石商店。看板は「白石電機」。“ナショナルのお店”です。(TVなどでもよく紹介されているのでご存知の方も多いと思いますけど。)でも、入り口近くにならんでいるのはお土産品で、電機モノは横の方に電池などの消耗品が並んでいるくらいでした。

    【(有)白石商店】
    〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町大字四万4237-49
    連絡先TEL. 0279-64-2411
    営業 9:00~18:00 / 定休日 木曜日
    (※私が行った日は木曜日で本来は定休日。紅葉シーズンなのでお店を開けていらしたのだと思われます。ラッキー!!)
    URL: http://www12.wind.ne.jp/onsen-natto2411/
    mailto: onsen-natto2411@dan.wind.ne.jp
    お店の地図や行き方は、公式サイトの「アクセス」のページに出ています。
    http://www12.wind.ne.jp/onsen-natto2411/sub4.html

    発泡トレイに入った方の温泉納豆や、ドライ納豆、青大豆きなこなどは通信販売でも購入できるようです。四万温泉のお店に行くなら、できるだけ早めの時間に訪れて、確実に限定品をGETしましょう!

    旅行時期
    2007年10月
    お買い得度:
    5.0
    サービス:
    3.0

  • 天秤棒を担いで売ってる!【浅草焼】

    投稿日 2007年09月21日

    浅草

    総合評価:3.0

    9月17日(敬老の日で祝日)午後2時半ころ、浅草駅から浅草寺に向かって、仲見世通りよりも1本東側(川寄り)の道を歩いていたら、天秤棒の両側に小ぶりの箪笥のようなものぶら下げた“お店”を担いで歩いているちょんまげカツラのお兄さんを発見!
    うっそ、何、コレ! さすが、浅草!!
    興味津々でじろじろ見ていたら、やおら天秤棒を肩からおろして説明を始めるお兄さん。
    「てんびん棒かついで売ってる人は、浅草には自分ひとりです」 うん、うん。
    「前は違うところ(伝法院通り?)で売っていたんですけど、場所が変わりまして。探したけどみつからなかったって言われることもあります」 うん、うん。
    「このひきだしは開くんです。ホラ。中にも入ってるんですよ」 うん、うん。
    売り物は、どら焼きの皮をくるりと巻いたような見かけのお菓子だ。“浅草焼”というらしい。中身は何かな?
    「ヨモギあん。餡によもぎが練りこんであるんです。珍しいでしょ?」 ほーぉ。
    「テレビでも紹介されて、わざわざ訪ねて来てくれる方もいるんです」 なるほど。
    真夏のような暑さの中で(東京の最高気温は32.7℃)熱弁をふるうお兄さん。 なんか、このへんで「買う!」と言わないと申し訳ないような気分になってくる。 3個ください。おいくら?(値段は表示されていなかった気がする。)
    「600円です」 う。
    普通サイズのどら焼きの皮の片方をくるりと丸めたサイズで1個200円は高いと思う。パフォーマンス代込み、かな。
    「ありがとうございました」 
    猫熊堂一行は浅草焼を手に浅草寺に向かうのだった。 

    せっかく浅草焼を買ったんだから、てんびん棒をかついているお兄さんの写真を撮らせてもらえばよかったな(後悔)
    行商姿の写真も、たぶん探せばネット上にあるんじゃないかな?と思います。
    「浅草焼 てんびん棒」などのキーワードで検索してみてください。

    ところで、浅草焼のお味は、というと、コレがとんでもなくビミョ~!!!!!
    皮だけをちぎって食べれば、バターの風味で、それなりにおいしい。 しかし、よもぎ餡!
    ヨモギたっぷりは健康に良いかもしれないけど、甘さひかえめでヘルシーかもしれないけど、これはないよ。 ヨモギが強烈すぎて、他の味がわからない。皮のバターの風味と干渉しあって更に減点。あんもボソボソで口の中の感触がとても悪いし。 リピートして買いたいとは思わない。(私は)

    もし次回、浅草でてんびん棒のお兄さんにであったら、誰かが買ってる時をみはからって、写真だけ撮らせてもらうことにしよ。(笑)

    PS: ちょんまげカツラより、角刈りに手ぬぐいの鉢巻の方が、粋だと思うよ > お兄さん

    旅行時期
    2007年09月
    お買い得度:
    3.0
    サービス:
    4.0

猫熊堂さん

猫熊堂さん 写真

2国・地域渡航

7都道府県訪問

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猫熊堂さんにとって旅行とは

私にとって旅行とは何か? 
そうだなぁ、ドキドキする小さな冒険の連続。だから楽しい! 

「猫熊堂的世界」URL: http://www4.ocn.ne.jp/~nekokuma/index.html というサイトを作成しています。よろしかったら、そちらもどうぞ。

4travelは、シニアな両親と一緒の旅行の記録をメインに作ってゆきます。

自分を客観的にみた第一印象

真面目そう、それに、細かそう(?)

大好きな場所

香港。 赤城山(主に農産物直売所など)。

大好きな理由

美味しいものが好きなので!

行ってみたい場所

食べ物がおいしいところ。自然がいっぱい残っているところ。人が正直で素直なところ。

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