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Guangzhou Garden (粤江春) 施設情報・クチコミに戻る

【粤江春@ランガムプレイス】味も含め、際立った個性は無い。英語通じる度は低い。

  • 3.0
  • 旅行時期:2008/01(約16年前)
猫熊堂さん

by 猫熊堂さん(女性)

香港 クチコミ:40件

『粤江春』は、旺角の「ランガムプレイス」4階(現地表記はLevel3)で最大の面積を占めている、美心(maxim=マキシム)グループの広東料理レストラン。
香港のレストラン評価サイト「Open Rice」風に言うと、こんな感じ。
味道:3 環境:4 服務:3(ていうか2.5がいいとこだろ)  衛生:3 抵食:3 (食家:猫熊堂)

<見た目・雰囲気>
伝統的広東料理というよりは、新派粤菜(ヌーベルカントニーズ)寄り。 比較的若者が多く集まる「ランガムプレイス」の中ということもあって、白を基調としたシンプルな内装で、肩肘張らずにちょっぴり高級な食事が出来そう、という雰囲気。 (もしかしたら、オシャレ??)

<客層>
平日の午後7時頃に入店。テーブルは6〜7割程度の埋まり具合で(午後8時頃にはほぼ満席となる)、その大半が中国系に見える人。仕事がらみのディナーで利用しているのかな?といった感じのビジネスマン風の30代〜50代位の男性客が1番多い。また、その年代の人が家族を連れて食事に来たようなテーブルも。 1テーブルの人数は3〜5人程度が多く、広東料理店でよく見る大人数での宴会というのはないようだった。
お客の側も、“ちょっぴりオシャレ”で“チョッピリ高級”、だけど“敷居は高くない”というのを求めている様子。

<接客・サービス>
接客を担当する従業員の大半は20歳前後に見受けられる若者で、バイトの学生ではないかと思われる。テーブルが多いこともあり接客担当の従業員は大勢フロアに居るのだが、注文する前に料理について尋ねようとしても、誰も英語が通じない。なんとか英語を話せる人は、なんと、たった1人しかいないようだった。(彼も、かなり中国語っぽい発音の英語なので、聞き取りにくかった。)
お料理のサーブの仕方等は“一応習っていて、一生懸命その通りにやることを心がけている”といった様子が伺われる。目配りは、さりげなく気にかけるというより、しっかり見るという感じ。動きは、何をする時もどこかぎこちなく、スマートさが無い。でも、スレたところが無いので、不快さは感じない。
※一応それなりなレベルのお店のように見受けたので、会計の時、お釣りの小銭部分をチップとして渡したら、とてもビックリしていた。尖沙咀あたりの酒楼とは大違い!

<お料理>
盛り付けは、凝った飾りは無いけれども、見た目が美しいよう、色彩に気を使っているのはわかる。点心の盛り合わせが入ってくる3段重ねの籠は、非常に豪華で、思わず「わぁ!」と声が出る。近隣のテーブルからの視線もビシバシ飛んで来る。(笑)
1皿の量は、5人前が基本。 多くの場合、無地の白い器で供される。(もしかしたら、コレ、とってもオシャレ??)
メニューは、野菜や豆腐などヘルシー系の素材に力を入れている様子がうかがわれる。
味付けは、薄味で、油も極力抑えていて、本当にあっさりとしている。ごはん(白飯)を頼んで、上におかずをかけて食べるのがベスト!と思う。(そうでなく、お料理だけで食べると、やや、あっさりすぎて物足りなく感じたりする。)
スープも、香港のレストランで良くある“第一印象は鶏クササ爆発”という濃厚なスープとは一線を画す感じの、柔らかめの香り&ふわっとした飲みやすい味つけ。
点心セットの3段重ねの籠の中は、点心9種×各2コ入り。点心は、見た目は大層キレイなんだけど、食べてみると「ビミョ〜」というものが多く、味はアラカルトで頼んだお料理のレベルより大分落ちる。

<料金>
蟹肉とキヌガサ茸のスープ(個別の小鉢でも注文できるけど、今回は大鉢=5人前)×1、豆苗の炒めもの(魚の浮き袋と貝柱のスープ浸し)×1、五目あんかけ豆腐×1、点心セット(3段重ねの籠)×1、白飯×1で、
サービス料10%込、HK$533.5(約\7500)。
量は、これだけ頼むと3人では食べきれないくらいタップリだった。

<結論>
日本から香港に行って入るようなレストランではない、と思う(私は)。
『粤江春(Guangzhou Garden)』は、日本でいうと、「デパートの食堂街に出店している有名高級店の支店(の規模の大きいの)」みたいな感じ。
私が旅行で訪れる香港の食事に求めているのは、「とにかく美味しい!」とか、「日常生活からかけ離れたレベルの、上質なサービス」とか、「日本ではなかなかお目にかかれない珍しい食材と料理法」とか、「コストパフォーマンスが超高い!」とか、そういう何か“香港ならでは”というとび抜けた個性。 『粤江春』は、悪いレストランというものではないんだけど、そういう“旅行中のたった数回という限られた食事中で、わざわざ足を運んでまで味わうに値するもの”は、これといって無い気がする。 同じマキシムグループで同じ位の金額で食事するのだったら、「中環の『大會堂酒樓』で飲茶」という方が、香港に来た!という満足感が高いと思うなぁ。

【粤江春(Guangzhou Garden)】
地址 : 旺角亞皆老街8號朗豪坊3樓35號舖
Shop No.35, Level 3, Langham Place, 8 argyle Street, Mongkok, Kowloon.
電話 : 3542 5768
營業時間 : 08:00 - 00:00

http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=12825
地図が出ています。

施設の満足度

3.0

一人当たり予算:
3,000円未満 
コストパフォーマンス:
3.0
サービス:
3.0
雰囲気:
4.0
料理・味:
3.0

クチコミ投稿日:2008/02/29

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