jun_28asさんのクチコミ(6ページ)全355件

毎年、年始の石清水八幡宮参拝で賑わう京阪・男山ケーブル。この年は従来からのデザインの意匠でした。この塗装はこの年で見納め。貴重な記録ということが言えます。単線の行き違いは、その面白い線路構造が楽しくもあります。一瞬見える京都盆地と、京阪本線のトラス鉄橋のダイナミックな姿も楽しい。

京阪間の鉄道移動は、新幹線を除けば、阪急京都線、JR西日本と、京阪本線の３つの選択肢がありますが、路線条件は京阪線が一番悪く、カーブと踏切の王国であったのですが、大阪・京都のターミナル駅が繁華街に近い利点を生かして、豪華な車両や乗り心地のよい車両を開発して使用してきました。線路改良も行われて、高架と複々線化などで対応。写真の八幡市から淀付近は、「三川合流」で名高い要害で、そこを大カーブと木津川、宇治川を豪快なトラス橋で越えてゆく、好景観な撮影地でもあります。

八幡市の石清水八幡宮近くに、二宮忠八氏由来の神社、航空安全神社・飛行神社があります。航空関係者や航空ファンに信心厚い神社で、御守りは受験のお守りとしても人気があります。複数の祠の前のギリシャ神殿を模した雰囲気のステンドグラスが素晴らしい意匠で、これを見るのも一見の値打ちがあります。

京阪間の交通機関は、JR西日本、阪急京都線と、京阪本線の3本。戦前から阪神間同様にサービス合戦を行っている熾烈な競争が今も続いている区間です。京阪線は3社のうち、沿線の旧市街地を通るため、曲線区間が多く、所要時間が掛かる傾向があり、一方で、大阪・京都双方の繁華街に近いメリットを生かして、2社よりもデラックスな料金不要の特急列車を歴代走らせていましたが、JRが座席指定料金を支払う着席サービスを開始したのに対抗して、有料のプレミアシート付き車両に改良して投入してきました。8両編成の8000系。４両目は、従来から人気のダブルデッカー・二階席車両。６両目の赤く塗られた車両がプレミアシート車で、従来からの雰囲気を崩さず、美しい編成美を持っているのも鐡道ファンには嬉しいサービスです。

高松市の南部にある、仏生山法然寺。この付近は昔の街並みを残す讃岐浪漫豊かな土地でもあります。法然寺の南側付近は公園になっており、長閑な一日を過ごすことが出来る土地で、法然寺と対になるちぎり神社に伝わる「いわざらこざら」伝承に基づいて、昭和時代にコンクリート製の「乙女の像」が広大な平池(へいけ)の堤防上に立っておりましたが、2018年に、同一作者によるブロンズ製の像に更新されました。時代の進展に伴い、豊かな土地に変わった讃岐の地を見守るような像の姿に未来を託したい気持ちになります。

第75番札所・弘法大師誕生の地に建立された善通寺。その伽藍構成はやや変則的で、東側に本堂に相当する金堂と、五重塔があり、西側には御影堂があります。五重塔は広い敷地に余裕を持って建立されており、その端正な姿は見惚れます。西伽藍方向から見た、右側の五重塔と、左側の金堂。

讃岐富士こと飯野山からは多くの香川県からの景色を望むことが出来ますが、北側の宇多津方向から岡山に向かって島伝いに架かる瀬戸大橋を見ることが出来ます。遠近感が大きく圧縮された景観になり、この時のように天候の佳い日には岡山側までも見通すことが出来ます。

讃岐の國、香川県の中央部は第３紀火山の残骸が小山を作っています。その中でも秀麗なのが、讃岐富士ともいわれる飯野山。登山口から1時間程度で山頂まで行くことが出来ます。
登山道からの見晴らしとは裏腹に広い山頂広場付近からの見晴らしは外見とは異なり、あまり芳しくありませんが、薬師堂があり、古くからの信仰の場であったことが分かります。

讃岐富士こと飯野山を周回するように登る登山道に沿って、香川県の諸都市と、その背後の景色が奇麗に見えます。西側、弘法大師生誕の地に建立された第75番札所・善通寺の街が一望。善通寺の背後に小高い香色山(こうしきざん)、独特な山容で遠くからでもそれと分かる拝我師山(はがいしやま)が佳く似合う信仰の街、旧陸軍→陸上自衛隊の街でもあり、大学が多い翠多い文教都市でもあります。

讃岐富士こと飯野山の山頂付近の登山道から見える象頭山こと琴平山。ここからみると、善通寺市のほうからは麓の集落名を取って、大麻山(おおさやま)と呼ばれます。山頂にはTV等の送信塔が林立していますが、そこへの通路は善通寺市側から通じています。
こちらからみると、文字通り、象の頭のような姿をした山ということが分かります。

多忙な時間に中々美味しい食事を摂ることが難しいのですが、ちょっとした場所に手頃に名店の味を楽しめるお店発見。中華丼は苦労時代の懐かしいメニューですが、こうやって食べると、味は名店♪の味。絶品で美味しい♪元気を回復して次の旅へ！♪

仁尾町父母ヶ浜付近は、波静かな内海で、海水浴場として名高い場所でもあります。島と島の間より、瀬戸内海を望める水平線があり、日没が水平線に掛かる時には、だるま夕陽になることがあり、日時限定で楽しめる場所でもあります。

瀬戸大橋が開通する前迄、宇野⇔高松を航行していた宇高連絡船。そのデッキで販売していた讃岐うどんは郷愁を覚えます。四国にやって来た・帰ってきた思いを持ちながら食した覚えが、現在の新駅化された高松駅に、それをモチーフしたお店がありまます。味のほうは、昨今のグルメブームで大幅にアップグレード。麺は大幅進化しており、ある意味チープ感のあったうどんとは一線を画すものですが、現代に進化した姿として、大歓迎♪
香川らしいおでんと、巨大なアナゴのトッピングで大満足でした。

JR四国、新鋭8600系使用の特急「いしづち」。8000系の振り子に対して車体傾斜装置を使用した仕様の新型電車で、今後の増備は本形式になります。先頭車はLED式のヘッドマークが搭載され、鉄道の楽しさを満喫させてくれます。マーク自体は従来からのデザインを踏襲していますが、「いしづち」の場合は、2000系までで採用されていた抽象的なデザインから、険しい山嶺を写実的に描かれるようになっています。

台地の上にある、静岡空港(富士山静岡空港)。東海道新幹線が真下をトンネルで通過する台地上に造成されており、静岡から全国各地への航空機移動を考えて造られました。日本各地へ空路を伸ばしている、地元資本主体のフジ・ドリームエアの本拠地でもあり、地方都市間をリージョナブルジェットで直結して所要時間の短縮と効率移動を行うという思想の嚆矢にもなっています。

駿河湾に近い場所にある航空自衛隊静浜基地。航空自衛隊初等練習過程の部隊があり、プロペラ機のT-7練習機が配備されています。航空祭には航空自衛隊・ブルーインパルスの来訪があり、その妙技を楽しめる場所でもあります。

大井川河口付近に広がる金谷・島田の街並み。広い流路を持つ川で、交通の要害でもあり、江戸時代は橋が架かっていないため人足による渡しが行われていましたが、その片鱗を感じる流れっぷりでもあります。左側の台地上には静岡空港、右側の平野部には航空自衛隊静浜基地の滑走路が見えています。

浜名湖の北側に位置する航空自衛隊浜松基地。練習機部隊や、早期警戒機部隊が所属する飛行場で、広報館は歴代の使用機の展示があり、一見の値打ちがあります。滑走路長は2700m×45m。幹線航空路付近にあり、民間航空機の緊急着陸地としても重要な役割を担っています。

東名高速道路(E1)は、当時技術の中で、ソクロイド曲線を用いたカーブで多くの区間が構成されており、快適さと高速性能を両立した路線構成となっておりますが、最高速度に更なる向上を目指した、最近の高速道路技術とは異なった構造の路線となっています。その様子がわかる一端が、浜名湖SA付近。橋梁前後からの曲線が橋梁構成に反映されています。

飛行機が浜松上空の内陸寄りを通過すると見ることが出来る猪鼻湖。海跡湖である浜名湖の奥に、さらに隠れた湖水が存在しています。気候温暖、風光明媚な土地らしい、美しい景色が上空からも見ることが出来ます。空の東海道の隠れた楽しみでもあります。