ヒリュウさんのクチコミ全209件
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投稿日 2015年06月14日
総合評価:5.0
某トラベルサイトで何度も賞を受賞した、このホテル。
どんなもんか試しに泊まってみようと思い、宿泊しました。
感想は、評判になるだけのことあるなと、率直に感じました。
あらゆる点に、ホテルのこだわりが見られ、特に地産地消に重点を置いていることに、好感が持てます。
部屋は和風モダンを意識した装いで、新居のような施設の新しさです。
シャンプーやハブラシの細かい1つ1つのアメニティも、確認した限り全て地元産の品ばかりでした。
一応、部屋にシャワーもありますが、道後温泉本館(または椿の湯)に近い立地を活かし、ロビーにて温泉の利用券を割引料金にて売ってくれます。
バスタオルは、今治タオルを多種類の中から選ばせてくれるこだわりようです。
また、この温泉街の雰囲気に合った浴衣や下駄も貸してくれる粋な計らいも。
「おもてなしデスク」というものがロビーにあり、みかんジュースなどが自由に飲めるのですが、これはできれば24時間対応にして欲しかった。
朝食はここの売りの1つですが、よくこれだけ集めてきたなと感心するくらい、多種類の野菜などが並んでいます。
よく1日30品目なんて言いますが、この朝食だけで達成できてしまうのではないかと思ったほどです。
基本はビュッフェ形式で、中にはオーダーメニューもあります。
ただし、宿泊客はやはり皆この朝食を食べに来るので、時間帯によっては混雑することもあります。
私も朝食会場に向かったものの、満席のため予約だけして一旦部屋に戻り、10分ほど連絡を待つことになりました。
出発時間にゆとりを持って行くと良いと思います。
また、朝食の陰に隠れがちですが、このホテルの夕食もオススメです。
道後温泉街は夕食処が少なく、その分、人が集中してどこも混んでいました。
その点、ここなら予約や宿泊プランに関係なく、気軽に利用できます。
夕食のメニューも豊富で、今治焼豚玉子飯や三津浜焼きなど、ご当地のB級グルメが揃っており、しかもかなりお手頃な値段でいただくことができます。
アクセスは道後温泉駅から徒歩5分と良いのですが、道順が分かりにくいことをホテル側も承知しています。
ポイントは、道後商店街を抜けた後、道後温泉「椿の湯」の“正面玄関前を横切る道”を進むことです。
そうすれば、あとは道なりに進めば、ホテルが見えてきます。
逆に、椿の湯の建物脇を通り抜けてしまうと、遠回りになることに加え、風俗街の方へと足を踏み入れてしまうため、客引きに遭い、かなり厄介です。
ポン引きは面倒くさかったので、気をつけましょう。
このホテルの欠点として、部屋の狭さを挙げられる方がおり、その点は覚悟して行きましたが、さほど狭いとは思いませんでした。(もちろん広くもありませんが)
名前は旅館っぽいですが、基本的には長期滞在型の温泉宿ではなく、ビジネスホテルの延長線上で語られるべきホテルなのだと思います。
そう考えれば、例えば窓が小さい点など、いろんなことに整合が付きます。
総合的に言って、このホテルのコンセプトと、地のものに対する強いこだわりには、正直感嘆しました。
そして、こういう点は他のホテルも見習うべき“美点”だと、強く感じます。- 旅行時期
- 2014年03月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 10,000円未満
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 客室:
- 5.0
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 5.0
- 食事・ドリンク:
- 5.0
-
投稿日 2015年06月14日
総合評価:5.0
かねてから一度、日航ホテルに泊まってみたいと思っており、ここにしました。
この高知にあるホテルは値段も手頃でした。
中心街である、はりまや橋からは10分程度と少し歩きます。
路面電車である土佐電鉄の最寄駅は、菜園場町駅になります。
ホテルの建物は、高知市内でも一、二を争う高層ビルですので、そこを目印に歩けば、迷うことなくたどり着けると思います。
1つエピソードがあって、ホテルへ向かうとき、正面玄関の反対側になるとは知らずに、川沿いをトボトボと歩いていたのですが、するとホテルの駐車場の係員が飛び出してきて、「ホテル日航高知を御利用ですか。それでしたら、こちらからお通りください」と、通用口を抜けてロビーへと案内してくれました。
おかげで、正面玄関へとぐるっと遠回りしなければならないところを、近道できました。
しかし、いくらバックパックを背負っていたとはいえ、利用客とも分からないのに、わざわざ声をかけて案内するあたりの配慮は、さすがだなと感嘆しました。
前述したように高層ホテルなので、部屋からの眺めはやはり良いです。
窓も大きく取ってあるので、市内がよく見渡せます。
また部屋や内装についても、それなりの調度があります。
式場や宴会場も併設されていました。
個人的に気に入ったのは、サウナ・バスです。
大浴場、サウナ、落ち着いた休憩室があり、宿泊客は特別料金の千円程度で利用できるのですが、他に利用客もおらず、ゆっくりとできました。
部屋着やアメニティも揃っています。
旅や出張の疲れを取るにはピッタリですし、こういった施設は単なるビジネスホテルにはないものなので、そういった意味でも、ワンランク上の宿泊ができました。
朝食もスカイレストランで、豊富な地のメニューをおいしくいただくことができました。
唯一冷や汗をかいたのは、決済の際に、異なるアライアンスであるユナイテッド航空のクレジットカードを出してしまったことです(笑)
冗談はともかく、
全体的に質が高く、かつコストパフォーマンスも良かったので、個人的には満足でした。- 旅行時期
- 2014年03月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 10,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 客室:
- 4.0
- 接客対応:
- 5.0
- 風呂:
- 5.0
-
投稿日 2015年06月14日
総合評価:5.0
羽田空港の国際化に伴い、深夜・早朝便が増えましたが、そういった時間帯に対する空港からのアクセスはというと、まだまだ対応できていないと言わざるを得ません。
私が利用した飛行機は、羽田に午前0時過ぎ着の便で、入国手続き等を考えると、在来線の終電に間に合わないことが濃厚であったため、都内在住にも関わらず、このホテルを予約しておきました。
蒲田までなら、終電後も京急の深夜バスが出ており、またタクシーを利用したとしてもまだ耐えられる金額だからです。
また日中の時間帯であっても、京急線にて京急蒲田から、少し歩きますが、JR蒲田駅すぐのこのホテルにアクセスできます。
そういったエアポートホテルとしても活用できるホテルです。
蒲田という土地柄か、宿泊料金はリーズナブルで、かつ施設は新しく、コストパフォーマンスに優れていると感じました。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 10,000円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 客室:
- 5.0
- 接客対応:
- 5.0
- 風呂:
- 4.0
-
投稿日 2015年05月16日
プレミア イン ドバイ インターナショナル エアポート ドバイ
総合評価:4.0
「Premier Inn」は英国を拠点とするホテルグループで、低価格・高品質なビジネスホテルを展開していることで知られています。
ドバイにもいくつか展開しており、その空港近辺にあるエアポートホテルが、ここです。
ドバイ国際空港の本当に目と鼻の先にあります。
しかし、直線距離は近いのですが、幹線道路を横断する形になるため、道路の構造上、かなり遠回りをしなければなりません。
よって、歩いて行くことは厳しいので、シャトルバスかタクシーで向かうことをオススメします。
このホテルには、空港とホテルを往復する無料送迎のシャトルバスがあります。
30分に1本、24時間運航しており、毎時15分・45分に空港発、00分・30分にホテル発というタイムスケジュールで運行しています。
シャトルバスは空港のターミナル1と3に停車します。
エミレーツ航空が発着するターミナル3では、到着ロビーを出入口1番から外に出ると、タクシー乗り場があります。
そのタクシー乗り場を超えて道路を横断する途中の分離帯に、番号が書かれたバス停があり、そのバス停2番と3番の間から、シャトルバスは発着します。
何も停留所の目印はないので、事前情報がないと分かりにくいのですが、シャトルバス自体は、ホテルの共同運行便ではなく、プレミアインの単独運行であり、車体には紫の月のホテルマークが描かれているので、シャトルバスが来れば外観からすぐに分かると思います。
もしどうしてもシャトルバスが分からなければ、目の前にタクシー乗り場があるので、そちらで向かえば良いだけです。
ホテル施設は真新しくきれいで、心地よく使うことができます。
ただ、予想以上にアメニティが置いてなかったため、その点で☆1つ減としました。
また、やはり単にビジネスホテルといった感じで、特にそれ以上の特長はありません。
やはり使用用途としては、トランジットで1泊するためのエアポートホテルという位置付けだと思います。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 10,000円 未満
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- バスルーム:
- 4.0
- ロケーション:
- 5.0
- 客室:
- 4.0
-
投稿日 2015年05月16日
総合評価:5.0
ここを超えるホテルが、果たしてドバイにあるのだろうか。
それが泊まった率直な感想でした。
ドバイはホテル価格が高いことで知られています。
十万円を超える超高級ホテルはもちろんのこと、単なる中級ホテルでも数万円はかかることから、全体的にどうしても割高感、コストパフォーマンスの悪さが否めません。
私は予算1万円以下の範囲内で宿探ししていたところ、このホテルにたどり着いたのですが、結果的にここを選択して大正解でした。
「heritage(遺産)」という名前のとおり、アラブ世界の様式美をそのまま持ち込んだこのホテルは、非常に魅力的です。
そもそもこのホテルは、ヘリテージ・ハウス(Heritage House)、アル・アハマディア・スクール(Al Ahmadiya School)という、ガイドブックにも載っている観光名所と、同じ敷地内にあります。
これら観光施設は、アラブの伝統的な生活を展示した小さな博物館なのですが、隣接するこのホテルも、その延長線上に建てられています。
要するに、このホテル自体もアラブの世界観を反映させた造りになっているのです。
オイルマネーを用いて、急速に近代化が進んだドバイでは、逆にアラブの伝統的建築物をなかなか目にすることができません。
しかし、やはり中東のイスラム世界に来たからには、その土地固有の異国情緒を味わってみたいもの。
そういう意味でも、非常に貴重なホテルだと思いましたし、こうしたところに泊まる夜こそ「アラビアンナイト」と呼べるのかもしれません。
ちなみにゲストハウスという名前ですが、ドミトリーではなく、ちゃんとした個室(トイレ・バス付き)のホテルです。
部屋の広さも充分なスペースがありました。
場所はゴールドスークなど観光名所が集まるデイラ地区に位置し、最寄りのAl Ras駅から徒歩3分。
空港から地下鉄1回乗り継ぎで、わずか30分で着くなど、立地面でも完璧です。
また同時に、思い出深いのがスタッフの素晴らしさ。
羽田を深夜に出て朝ドバイに到着した私は、荷物を預けるため、10時前にホテルへ寄ったのですが、会話の中で翌日早朝にチェックアウトをしなければならないことを伝えると、じゃあ明日の朝食時間には間に合わないだろうから、代わりに今食べて行きなよと勧めてくれました。
ホテルで朝食を取ることはあきらめていたのですが、まさか前日に食べることができるとは。
朝食自体はビュッフェ形式の簡単なものですが、何よりもそのスタッフの柔軟さに感嘆しました。
また、今度は夜ホテルに戻り、別のスタッフに早朝4時半のタクシー手配をお願いすると、ではその前にモーニングコールをしましょうかと自ら申し出てくれました。
朝起きると、同じスタッフが待っていて、タクシーの場所まで案内してくれました。
とても気配りに長けた、そして気さくで笑顔を絶やさない彼らのおかげで、ドバイでの良い旅の思い出ができました。
お金に糸目を付けない人は別ですが、中途半端に出すくらいなら、こうした個性豊かな特色あるホテルが良いと思います。
ただ、小さなホテルで部屋数はさほど多くないので、早めの予約をオススメします。
施設良し、人良し、値段良し。
三拍子揃ったこのホテルは、本当に最高でした。- 旅行時期
- 2013年12月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 1人1泊予算
- 10,000円 未満
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- サービス:
- 5.0
- バスルーム:
- 4.0
- ロケーション:
- 5.0
- 客室:
- 5.0
-
投稿日 2015年05月16日
総合評価:5.0
アルゼンチン側のイグアスの滝こそ、南米観光屈指のハイライトです。
ここに来ると、世界最大の瀑布にやって来たという実感が込み上げてきます。
一般的にブラジル側は半日、アルゼンチン側は一日を観光に要すると言われていますが、まさにそのとおりで、見所の多いアルゼンチン側は、3~5倍もの規模感があるように感じました。
全て見て周ったため、最後は時間が足りなくなるくらいでした。
眺望的には、滝・遊歩道駅からコースとなっているサン・マルティン島周辺が、実に美しかったです。
くっきりときれいに架かった虹に、太古の昔から変わらないであろう熱帯林。
今にも恐竜でも飛び出して来そうなほど、悠久の時の流れを感じます。
他にも、滝の上コースでも滝の下コースでも、大小様々な滝がそれぞれ違った顔を見せて、我々を出迎えてくれます。
また、国立公園内にはキヨスクもいくつか設置されており、飲料水や軽食を購入することができます。
ただし、急激なインフレと観光地価格で、500mlの水が約300円、同量のコーラやスプライトなら約400円もしました。
滝・遊歩道駅から少し歩いたところに、レストランがあるのですが、ここはオススメです。
少々値は張るのですが、ビュッフェ形式で、様々なものが食べられます。
特に良かったのが、アルゼンチンが世界に誇る畜産物「ビーフ」です。
肉の様々な部位を、リクエストし、竈でその場で焼いてくれます。
もちろん牛肉も食べ放題で、アルゼンチンビーフを思う存分味わえます。
とはいっても、肉の一塊が半端なく大きいので、すぐにお腹いっぱいになってしまいますが。
楽しい思い出ばかりだった、イグアスの滝観光。
ぜひ皆さんにも、この世界最大の瀑布をダイナミックに堪能していただければと願って止みません。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 観光の所要時間
- 1日
- アクセス:
- 5.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
-
投稿日 2015年05月16日
総合評価:5.0
アルゼンチン側のイグアスの滝こそ、南米観光屈指のハイライトです。
ここに来ると、世界最大の瀑布にやって来たという実感が込み上げてきます。
一般的にブラジル側は半日、アルゼンチン側は一日を観光に要すると言われていますが、まさにそのとおりで、見所の多いアルゼンチン側は、3~5倍もの規模感があるように感じました。
全て見て周ったため、最後は時間が足りなくなるくらいでした。
眺望的には、滝・遊歩道駅からコースとなっているサン・マルティン島周辺が、実に美しかったです。
くっきりときれいに架かった虹に、太古の昔から変わらないであろう熱帯林。
今にも恐竜でも飛び出して来そうなほど、悠久の時の流れを感じます。
他にも、滝の上コースでも滝の下コースでも、大小様々な滝がそれぞれ違った顔を見せて、我々を出迎えてくれます。
また、せっかくイグアスの滝に来たからには、何かアクティビティやオプショナルツアーに参加するのが良いと思います。
手軽で評判も良く、オススメなのが、スピードボート(Aventura)です。
滝壺に何度も突っ込む、15分程のアクティビティなのですが、これは純粋に楽しいです。
最初はレインコートを羽織って防水しようかとも思いましたが、それは無粋なことだと途中と悟りました。
思い切って上半身裸で乗船し、水浴びするのがとても気持ち良いです。
頭からバケツで水をかぶるような、興奮と爽快感がありました。
なお、手荷物などは防水用の袋に入れて、一緒に持って乗船することになりますが、その袋の口が閉めにくいので、きっちり閉じておかないと、荷物がビショビショになります。
また、着替えなどをするスペースはないので、その点注意が必要です。
料金は2,500円程度で、国立公園内にいくつもあるアクティビティ用のブースで、予約・購入することができます。
楽しい思い出ばかりだった、イグアスの滝観光。
ぜひ皆さんにも、この世界最大の瀑布をダイナミックに堪能していただければと願って止みません。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 観光の所要時間
- 1日
- アクセス:
- 5.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
-
プエルト・イグアスとフォス・ド・イグアスの移動方法と出入国審査
投稿日 2015年05月16日
総合評価:4.0
アルゼンチン側のプエルト・イグアスと、ブラジル側のフォス・ド・イグアス。
隣同士の街ですが、家の成り立ちから雰囲気まで、全く違います。
国境を越えると、ここまで劇的に変わるのかと驚かされました。
プエルト・イグアスとフォス・ド・イグアス間の移動手段は、バスとタクシーの2つです。
私はいずれの手段も試しましたので、出入国審査の経験と併せて、ここに記載したいと思います。
陸路で国境を越えるには、当然それぞれの検問所を通らなければなりません。
出入国審査は、アルゼンチン側が「必須」、ブラジル側が「任意」となっています。
まず、アルゼンチン側の検問所では、必ず出入国審査を受けなければなりません。
とはいっても、手続き自体は軽易なものです。
バスの場合、乗客は全員降ろされ、手続きを行います。
空港のように係員と対面式で、スタンプを押してもらいます。
特に何か聞かれることはありませんでした。
バスも手続きが終わるまで待ってくれます。
タクシーの場合、ドライブスルーのように、車に乗ったまま審査が受けられます。
運転手がパスポートを寄越せと言ってくるので渡すと、乗客分まとめて運転席から係員に渡し、手続きをしてくれます。
車を降りる必要すらありませんでした。
一方、ブラジル側の検問所では、出入国審査を受けるかどうか選択できます。
ポイントは、この国境にまた戻ってくるかどうかです。
プエルト・イグアスに滞在し、1日だけブラジルに入国してブラジル側の滝を観光し、またブラジルを出国して戻ってくる。
あるいはフォス・ド・イグアスに滞在し、1日だけブラジルを出国してアルゼンチン側の滝を観光し、またブラジルに入国して戻ってくる。
このように短期間で出国と入国をして、また戻ってくるような場合には、出入国審査を受ける必要がないということになっています。
逆に、ブラジルに入国してそのままリオやサンパウロなどに行く、あるいはブラジルを出国してそのままブエノスアイレスなどに行くといったように、この国境を一方通行で通過し、もう戻ってこないような場合には、通常のように、必ず出入国審査を受けなくてはなりません。
バスの場合、乗車して運転手に料金を支払う際に、ブラジル側の出入国審査を受けるかどうか聞いてきます。
我々の乗ったバスは誰も手続きを希望する人がいなかったので、バスは検問所で止まらず、そのまま通過していきました。
手続きを受ける場合、バスを降りると、そのバスは待ってくれずに置いていかれますので、次のバスに乗り換えなくてはならないそうです。
タクシーの場合、バスと同様で運転手が聞いてきますので、必要ない(No)と答えれば、何事もなかったかのように検問所をスルーして行きます。
続いて、発着するバス停についてです。
プエルト・イグアスのバス停(フォス・ド・イグアス行き)は、アルゼンチン側の滝行きと同じバスターミナル内にあります。
ちなみに、バスターミナルを出て左手、坂を下る途中の交差点角に、銀行(ATM含む)がありますので、そこで両替やキャッシングが可能です。
フォス・ド・イグアスのバス停(プエルト・イグアス行き)は、ブラジル側の滝行きのバスターミナル(Terminal de Transporte Urbano)とは別の場所にあります。
このバスターミナルの外、細い通りを1つ挟んだところにあるバス停から発着します。
これが変な場所にあり、またバス停には行き先や時刻表も書かれていないなど、不親切極まりないので、詳細な位置をガイドブックで確認しておきましょう。
通常、バスは20~30分間隔で運行しているのですが、終バスが早く、滝観光から戻った19時には既に終了していました。
(もしかしたら、その日が元旦だったからなのかもしれませんが)
プエルト・イグアスのバスターミナルには、タクシー乗り場が併設されていますので、その際にはタクシーを使用するしかありません。
プエルト・イグアス⇒フォス・ド・イグアスのタクシー料金は、定額制でした。
明瞭会計で、しかもブラジルレアルでも支払可だったのは、ありがたい限りでした。
最後に、ブラジルとアルゼンチンは基本的には時差がないのですが、ブラジルでは10月中旬から2月中旬までサマータイムとなりますので、その間は1時間の時差が生じます。
隣同士の街なのに、何ともややこしい限りですが、その点ご注意ください。
島国出身の我々日本人は、陸路で国境を越えるという行為に慣れていないため、なかなか戸惑うこともありますが、それも海外旅行の醍醐味と捉えて、ぜひ移動も楽しんでください。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用目的
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 支払額の安心度:
- 3.0
- 利便性:
- 5.0
-
プエルト・イグアスとフォス・ド・イグアスの移動方法と出入国審査
投稿日 2015年05月16日
総合評価:5.0
アルゼンチン側のプエルト・イグアスと、ブラジル側のフォス・ド・イグアス。
隣同士の街ですが、家の成り立ちから雰囲気まで、全く違います。
国境を越えると、ここまで劇的に変わるのかと驚かされました。
プエルト・イグアスとフォス・ド・イグアス間の移動手段は、バスとタクシーの2つです。
私はいずれの手段も試しましたので、出入国審査の経験と併せて、ここに記載したいと思います。
陸路で国境を越えるには、当然それぞれの検問所を通らなければなりません。
出入国審査は、アルゼンチン側が「必須」、ブラジル側が「任意」となっています。
まず、アルゼンチン側の検問所では、必ず出入国審査を受けなければなりません。
とはいっても、手続き自体は軽易なものです。
バスの場合、乗客は全員降ろされ、手続きを行います。
空港のように係員と対面式で、スタンプを押してもらいます。
特に何か聞かれることはありませんでした。
バスも手続きが終わるまで待ってくれます。
タクシーの場合、ドライブスルーのように、車に乗ったまま審査が受けられます。
運転手がパスポートを寄越せと言ってくるので渡すと、乗客分まとめて運転席から係員に渡し、手続きをしてくれます。
車を降りる必要すらありませんでした。
一方、ブラジル側の検問所では、出入国審査を受けるかどうか選択できます。
ポイントは、この国境にまた戻ってくるかどうかです。
プエルト・イグアスに滞在し、1日だけブラジルに入国してブラジル側の滝を観光し、またブラジルを出国して戻ってくる。
あるいはフォス・ド・イグアスに滞在し、1日だけブラジルを出国してアルゼンチン側の滝を観光し、またブラジルに入国して戻ってくる。
このように短期間で出国と入国をして、また戻ってくるような場合には、出入国審査を受ける必要がないということになっています。
逆に、ブラジルに入国してそのままリオやサンパウロなどに行く、あるいはブラジルを出国してそのままブエノスアイレスなどに行くといったように、この国境を一方通行で通過し、もう戻ってこないような場合には、通常のように、必ず出入国審査を受けなくてはなりません。
バスの場合、乗車して運転手に料金を支払う際に、ブラジル側の出入国審査を受けるかどうか聞いてきます。
我々の乗ったバスは誰も手続きを希望する人がいなかったので、バスは検問所で止まらず、そのまま通過していきました。
手続きを受ける場合、バスを降りると、そのバスは待ってくれずに置いていかれますので、次のバスに乗り換えなくてはならないそうです。
タクシーの場合、バスと同様で運転手が聞いてきますので、必要ない(No)と答えれば、何事もなかったかのように検問所をスルーして行きます。
続いて、発着するバス停についてです。
プエルト・イグアスのバス停(フォス・ド・イグアス行き)は、アルゼンチン側の滝行きと同じバスターミナル内にあります。
ちなみに、バスターミナルを出て左手、坂を下る途中の交差点角に、銀行(ATM含む)がありますので、そこで両替やキャッシングが可能です。
フォス・ド・イグアスのバス停(プエルト・イグアス行き)は、ブラジル側の滝行きのバスターミナル(Terminal de Transporte Urbano)とは別の場所にあります。
このバスターミナルの外、細い通りを1つ挟んだところにあるバス停から発着します。
これが変な場所にあり、またバス停には行き先や時刻表も書かれていないなど、不親切極まりないので、詳細な位置をガイドブックで確認しておきましょう。
通常、バスは20~30分間隔で運行しているのですが、終バスが早く、滝観光から戻った19時には既に終了していました。
(もしかしたら、その日が元旦だったからなのかもしれませんが)
プエルト・イグアスのバスターミナルには、タクシー乗り場が併設されていますので、その際にはタクシーを使用するしかありません。
プエルト・イグアス⇒フォス・ド・イグアスのタクシー料金は、定額制でした。
明瞭会計で、しかもブラジルレアルでも支払可だったのは、ありがたい限りでした。
最後に、ブラジルとアルゼンチンは基本的には時差がないのですが、ブラジルでは10月中旬から2月中旬までサマータイムとなりますので、その間は1時間の時差が生じます。
隣同士の街なのに、何ともややこしい限りですが、その点ご注意ください。
島国出身の我々日本人は、陸路で国境を越えるという行為に慣れていないため、なかなか戸惑うこともありますが、それも海外旅行の醍醐味と捉えて、ぜひ移動も楽しんでください。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用目的
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 支払額の安心度:
- 5.0
- 利便性:
- 5.0
-
投稿日 2015年05月16日
総合評価:4.0
フォス・ド・イグアス国際空港は、イグアスの滝とフォス・ド・イグアスの街の中間地点に位置するため、この空港に降り立った時、2つの選択肢があります。
1つは、直接イグアスの滝を訪れるため、東へと向かう選択肢。
もう1つは、一旦フォス・ド・イグアスのホテルに寄るため、西へと向かう選択肢。
到着が午後の早い時間帯(またはそれ以前)ならば、そのまま滝へと進むことをオススメします。
滝のビジターセンターには荷物預かり所(クローク)が付設されているため、大きな荷物を持ったまま向かっても、そこで預けることができますし、またブラジル側の滝は、半日あれば充分観光できます。
移動方法は、タクシーかバスになります。
空港は、街より滝側に位置するため、滝までのタクシー利用なら近く、さほど料金もかからないでしょう。
逆に、フォス・ド・イグアスの街中までは、少々時間がかかります。
バスは、空港の建物を出てすぐ左手にあるバス停から乗ります。
「ONIBUS」(“オニブス”ポルトガル語でバスの意)と書かれた青い標識が立っていますので、そこがバス停になります。
小さい空港なので、すぐ分かると思いますが、そのシンプルな標識以外にバス停であることを示すものは何もありません。
時刻表なども備え付けられていません。
30分に1本程度の間隔で運行しているので、そこで待っていれば、やがてバスはやってきます。
バスは、イグアスの滝⇔空港⇔フォス・ド・イグアスの順に運行しています。
要するに、滝と街の間を、空港を経由して往復しているのです。
よって、空港にやってくるバスには、イグアスの滝行きと、フォス・ド・イグアス行きの2種類があります。
バス停はどちらも一緒なので、やってくるバスの表示を見て、どっち行きか識別します。
「CATARATAS」(“カタラタス”ポルトガル語で滝の意)と表示されたバスが、イグアスの滝行きです。
料金は運転手ではなく、中のゲートの前にいる車掌に払います。
滝行きはビジターセンター、街行きは「Terminal de Transporte Urbano」(近郊行きバスターミナル)に到着します。
もちろんその途中で下車することもできます。
うまく交通手段を活用し効率的に移動することで、素晴らしき国立公園内での滞在時間を少しでも長く取ってもらえればと思います。- 旅行時期
- 2013年12月
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 施設の充実度:
- 4.0
-
投稿日 2015年05月16日
総合評価:5.0
イグアスの滝の入口に位置するのがビジターセンターです。
バスやタクシーでやって来れるのはここまでで、これより先が国立公園になります。
このビジターセンターには、荷物預かり所(クローク)があります。
荷物をここで預けてから観光可能なので、大変利用価値があります。
料金は後払いです。
このため、滝とは反対方向にある街のホテルにわざわざ寄らなくても、空港から直接観光に来ることができます。
ブラジル側の滝は、半日あれば充分観光できるので、空港への到着が午後の早い時間帯(またはそれ以前)ならば、そのまま滝へ来ることをオススメします。
国立公園のオープン時間は、9時~17時です。
休園日は基本的になく、大晦日や元旦でも開いていました。
まず、入口で入場券を購入します。
入場料は、バス代等込みで計49.2レアル(約2,200円)。
ブラジル人、メルコスール人(南米人)と、その他外国人で、価格設定が異なるため、注意が必要です。
ブラジル側はカード払いが可能です。
ビジターセンター(あるいは空港にも)にはATMがあるので、現金を降ろすこともできます。
また、事前に公式サイトからオンラインで入場券を購入することもできるようです。
国立公園内は専用バスにて移動します。
入場してすぐ、バスに乗り込みます。
バスはダブルデッカー(2階建て)などの大型で、本数も多いので、利便性は良いです。
カラフルな車体には、公園内に生息する動物の絵が、かわいらしく描かれています。
バスの経路は1つのみで、一本道のルートを往復します。
バス停は、起点となるビジターセンターを含め、全部で6つ。
全てのバス停に順番に停車していきます。
ビジターセンターを出発し、3つ目のバス停までは、スピードボートなどのオプショナルツアーに参加する人向けの場所です。
このオプショナルツアーの数では、アルゼンチン側よりブラジル側の方が、多種類なように感じました。
ただ、内容が異なるので一概には言えませんが、価格的にはアルゼンチン側の方が安い気がします。
一般的な滝見学のコースを辿るのであれば、4つ目のバス停で降ります。
目印はカタラタスホテルです。
国立公園内唯一のこのホテルの前がバス停となっているので、ピンク色のホテルが見えたら下車します。
逆に終点である5つ目のバス停まで乗ってしまえば、滝のすぐそばまでやって来れます。
ただ、あまりに簡単にたどり着いてしまうので、物足りなく感じてしまうのではないかと思います。
極端に時間がない方以外は、カタラタスホテルのバス停で降り、サン・マルティン島周辺の滝を眺めながら、何キロかウォーキングして行くことをオススメします。
コース途中にキオスクがあり、飲み物やトイレはもちろん、合羽も売っています。
合羽を使うかどうかは、判断が分かれるところですが、滝の水しぶきで確実に濡れるので、あった方が良いと思います。
湿度が高いので、なかなか乾きませんし、びしょ濡れの服はやはり気持ち悪いので。
また、自分が訪れた年末年始は、南米は夏で雨季になりますので、特に夕刻は急に雨が降ってきて、滝以外にも濡れることが多々あります。
傘を持っていては歩きにくいですし、そうしたケースに対応するためにも、合羽はあって損するものではないと思います。
ちなみに自分は登山用のレインコート上下を日本から持ってきて、防寒具代わりにも使っていました。
一方で、他の外国人観光客の中には、サンダルあるいは裸足なんて強者もいましたが、それなりにトレッキングすることを考えると、これは厳しいかなと思います。
滝の魅力や迫力などは他の方の記述にお任せするとして、コースの一番奥にあるレストランの横からは、遠くの向こう岸にアルゼンチン側(悪魔の喉笛がある場所に、アルゼンチンの国旗がはためいている)が見えますので、ぜひご覧になって欲しいと思います。- 旅行時期
- 2013年12月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 半日
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
-
投稿日 2015年05月16日
総合評価:5.0
かつて、アルゼンチン側のイグアス国立公園には両替所がないとのことで、ご苦労された方が多かったと聞いていますが、現在はあります。
公園入口に、両替所とATMの両方が設置されるようになりました。
よって、ここでアルゼンチンペソを入手することができます。
公園内では、入場券も含めて、アルゼンチンペソしか使用できません。
有人の両替所では、日本円も直接両替可能でした。
ATMは、電話ボックスのような仕切りの中にあり、入口が施錠されています。
何でも良いのでカードをカードリーダーに通すと、開錠されるパターンの仕組みです。
そこでクレジットカードを用いて、キャッシングでペソを下ろすことができます。
ちなみに、プエルト・イグアスのバスターミナル近辺(ターミナルを出て左手、坂を下る途中の交差点角)にも、銀行(ATM含む)がありますので、そこでもペソを入手可能です。
もう1つ注意しなければならないのは、アルゼンチン国内における急激なインフレです。
先日、世界同時株安にまで波及したペソの暴落があったように、通貨が不安定で、結果的に物価がかなり高騰しています。
例えば、現在最新版の地球の歩き方には、イグアスの滝への入場料は100ペソと書かれていますが、私が訪れた2014年1月時点で、170ペソに値上がりしていました。
わずかこの1~2年の間に、1.7倍に値上がりしたのです。
他にも、観光地価格ということもあるでしょうが、園内では500mlのペットボトルの水が、日本円でなんと約300円もしました。
同量のコーラやスプライトなら、約400円でした。
このように、当初予想していたよりも費用が掛かったため、最初降ろしたお金だけでは足りず、追加で両替せざるを得なくなりました。
アルゼンチンペソは新興国の弱い通貨であるため、他国での使用はもちろん、再両替も困難になってくるので、特にブラジルからの日帰り観光などの場合、ペソを余らせないよう計算しながら、うまく消費していくと良いと思います。- 旅行時期
- 2014年05月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 観光の所要時間
- 1日
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
-
投稿日 2015年05月16日
総合評価:5.0
悪魔の喉笛の迫力は、何というか、圧倒的に凄過ぎて、他に例えようのない感じです。
強いて言うならば、もしこの世に、地の淵というものが存在するのなら、ここがそうなんだろうなという気がしました。
さて、アルゼンチン側の国立公園内は、基本的に列車で移動します。
「中央駅」「滝・遊歩道駅」「悪魔の喉笛駅」の3つの駅があります。
列車は20~30分間隔で運行していますので、少々待つこともあります。
ビジターセンターから入場して、しばらく歩くと、始点となる中央駅が見えてきます。
ここから列車に乗るのですが、次の滝・遊歩道駅で全員下車することになります。
悪魔の喉笛駅まで行くには、列車を乗り換えなければなりません。
要するに列車は、中央駅と滝・遊歩道駅、滝・遊歩道駅と悪魔の喉笛駅の間を、それぞれ単純に往復するだけなので、実質2路線となっているのです。
その度にわざわざ乗り換え、列車を待たねばならないので、結構不便です。
ルートとしては、先に悪魔の喉笛へ行くことをオススメします。
列車は終電が早く、17時過ぎには既に終わってしまっていました。
よって、帰りは徒歩で、滝・遊歩道駅から中央駅まで戻らねばなりませんでした。
とはいっても、滝・遊歩道駅からならば、線路よりショートカットされた遊歩道があるので、さほどの時間はかかりません。
ただし、これが悪魔の喉笛駅からの2駅分歩くとなると、さすがにしんどいと思いますので、先に悪魔の喉笛を周る方が良いと思います。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 観光の所要時間
- 1日
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- スリル:
- 4.0
- 施設の快適度:
- 4.0
-
投稿日 2015年05月16日
-
サンパウロに来た全ての日本人に訪れて欲しいブラジル日本移民史料館
投稿日 2015年05月09日
総合評価:5.0
世界最大の日本人街を有するサンパウロ・リベルダージ。
もはやかつての移民も三世・四世の世代になり、物理的距離にも増して、「日本人」と「日系人」の精神的距離が遠くなってしまったように感じます。
誤解を恐れずに私見を述べれば、「日本人」と「日系人」は、生き別れになった異母兄弟なのだと思います。
これまで、それぞれの地でそれぞれの歴史を紡いできました。
しかし、そんな両者の乖離を少しでも埋めてくれるのが、この史料館です。
ある種のパラレルワールドとして、この民族が過ごしてきたもう1つの系譜を、この場所で垣間見ることができます。
開拓移民の歴史は、基本的に苦難の連続です。
本格的な移民が始まったのは明治期のことであり、史料館では、アメリカのメイフラワー号に相当する笠戸丸でブラジルへとやって来た頃からの歴史が、脈々と語られていきます。
様々な展示品から学ぶのは、学校の教科書には載っていない、まさに生きた歴史なのだと思います。
在伯の知人が、ブラジル社会には日本人(日系人)に対する深い信頼感と親日感情があると言っていましたが、それらはこうした偉大な先人達の功績のおかげでしょう。
驚いたのは、日本人・日系人以外のブラジル人たちも訪れていたことです。
こうした歴史に興味を抱いてくれたのでしょう。
何だかそれだけで嬉しくなりました。
ちなみに13:30~17:30の午後しか開館していないので、訪問時間にはご注意ください。(また月曜が休館日です)
本当に、サンパウロに来た全ての日本人に訪れて欲しい史料館です。
感じ入ることの多い滞在時間でした。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
-
投稿日 2015年05月09日
総合評価:4.0
ヤシの木の並木道の奥に見える大聖堂。
同じキリスト教国とはいえ、ヨーロッパとは風情の異なるカテドラルが楽しめる場所です。
建物自体も巨大で荘厳です。
緑色の2本の尖塔が天高く伸びています。
場所は、複数の路線が乗り入れる地下鉄セー駅からすぐ。
セー広場の中に位置し、アクセスも容易です。
この地域がサンパウロのセントロであり、周辺では大道芸も催されるなど、人通りも多く賑やかな場所です。
教会は入場料無料なので、自由に出入りすることができます。
私が訪れたのは夏の1月でしたので、みな教会内でイスに腰掛けて休憩し、涼を取りながら思い思いの時間を過ごしていました。
治安に不安があるブラジルの街中では、なかなか安心して休める場所も少ないですので、ひと息つく安息所としても利用価値が高いかと思います。
こちらに来ることがあれば、ぜひふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
-
投稿日 2015年05月09日
総合評価:4.0
「サッカー王国」ブラジルに来たからには、何かサッカー関連施設を訪れようということで、さほど期待せずに軽い気持ちで来たのですが、コンテンツが豊富で予想以上に楽しむことができました。
内部にはデジタル化された近代的なコンテンツが多く、その意味では技術とお金の投入された博物館となっています。
文章で表現するのが難しいので「百聞は一見に如かず」という感じなのですが、日本ではお目にかからないユニークなものが多いです。
このサッカー博物館(Museu do Futebol)は、パカエンブースタジアムに併設されています。
よって、博物館を巡る中でスタジアムの内部も一部覗くことができるので、ちょっとしたスタジアムツアーにもなります。
サッカー博物館(パカエンブースタジアム)の最寄り駅は、Paulista駅またはClínicas駅です。
しかし、駅から歩くと20分程かかりますので、タクシー利用をオススメします。
また、フレスコン(空港バス)の発着点となるヘプブリカ広場からも程近いので、私はバスを降りてそこからそのままタクシーで向かいました。
自分が訪れた時は何かの日のため無料で入館することができましたが、通常時でも入場料は6レアルと低価格です。
また、カフェやブラジル代表グッズ等を扱ったナイキショップも、同じく併設されています。
サンパウロには観光資源が少ないと言われますが、少なくともフットボール好きの人には、充分楽しめる場所だと感じました。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
-
投稿日 2015年05月09日
総合評価:4.0
サンパウロの日本人街は、世界一の規模を誇ると言われるだけのことはあり、このリベルダージ地区では、他地区と比べ、突出して多くの日系人及び日本語を目にすることができます。
リベルダージとは、おおよそSe駅(セー広場)からSao Joaquim駅までの間の地区を指します。
端から端まで真っ直ぐ歩いても、徒歩20分程です。
街自体は雑然とした感じで、ゴミ等も多く捨てられており、そこは日本人街と言えどブラジルらしく、整然としたデュッセルドルフなどとは異なるやもしれません。
目を引くのは、食料品店の多さです。
日本食や日本製の食料品を売る小売店が、通りには数多く並んでおり、大変賑わっていました。
客層も、近隣の日系人だけではなく、その他のブラジル人たちがわざわざこの地区まで買いに来ているという感じでした。
おそらくは物珍しいものを探しに来たのでしょう。
ブラジル人にとっては、アンテナショップを巡る感覚に近いのかもしれません。
日本の食料品は、サンパウロの中でも幅広い層に人気があるのだと実感しました。
私のような短期旅行者は、数日すればまた日本に帰国しますので、特に日本の食料品に感慨はありませんが、南米を長期に旅する方などにとっては、この地はありがたい補給基地になるようです。
食料品店が多い一方で、日本食の食堂・レストランは発見することができませんでした。
ここで昼食を取ろうと計画していたのですが、結局食べられませんでした。
おそらく細かく探せばどこかにはあるのでしょうが、私が目に付いたところにはありませんでした。
他には、日本の書籍を扱った書店や、曹洞宗の禅寺などがありました。
また、日本人ならば日本移民史料館は訪れるべき場所だと思います。
ここには、歴史に埋もれた日本民族のもう1つの「系譜」があります。
最後に、景色の良い場所の紹介を。
リベルダージには2本メインストリートがあり、それぞれ大阪橋と三重県橋が架かっています。
大阪橋には大きな赤い鳥居があり、リベルダージを代表する場所となっています。
そして、もう一方の三重県橋から眺める風景が、個人的にはとても気に入りました。
橋の場所は高台となっているのですが、眼下に片側4車線の幹線道路が走り、遠くにはサンパウロのビル群が。
何よりも、高い空いっぱいに広がる青空が、とても気持ちが良かったです。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g303631-d317946-r196617762-Bairro_da_Liberdade-Sao_Paulo_State_of_Sao_Paulo.html#- 旅行時期
- 2014年01月
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 施設の充実度:
- 4.0
-
投稿日 2015年05月09日
総合評価:4.0
サンパウロの日本人街は、世界一の規模を誇ると言われるだけのことはあり、このリベルダージ地区では、他地区と比べ、突出して多くの日系人及び日本語を目にすることができます。
リベルダージとは、おおよそSe駅(セー広場)からSao Joaquim駅までの間の地区を指します。
端から端まで真っ直ぐ歩いても、徒歩20分程です。
街自体は雑然とした感じで、ゴミ等も多く捨てられており、そこは日本人街と言えどブラジルらしく、整然としたデュッセルドルフなどとは異なるやもしれません。
目を引くのは、食料品店の多さです。
日本食や日本製の食料品を売る小売店が、通りには数多く並んでおり、大変賑わっていました。
客層も、近隣の日系人だけではなく、その他のブラジル人たちがわざわざこの地区まで買いに来ているという感じでした。
おそらくは物珍しいものを探しに来たのでしょう。
ブラジル人にとっては、アンテナショップを巡る感覚に近いのかもしれません。
日本の食料品は、サンパウロの中でも幅広い層に人気があるのだと実感しました。
私のような短期旅行者は、数日すればまた日本に帰国しますので、特に日本の食料品に感慨はありませんが、南米を長期に旅する方などにとっては、この地はありがたい補給基地になるようです。
食料品店が多い一方で、日本食の食堂・レストランは発見することができませんでした。
ここで昼食を取ろうと計画していたのですが、結局食べられませんでした。
おそらく細かく探せばどこかにはあるのでしょうが、私が目に付いたところにはありませんでした。
他には、日本の書籍を扱った書店や、曹洞宗の禅寺などがありました。
また、日本人ならば日本移民史料館は訪れるべき場所だと思います。
ここには、歴史に埋もれた日本民族のもう1つの「系譜」があります。
最後に、景色の良い場所の紹介を。
リベルダージには2本メインストリートがあり、それぞれ大阪橋と三重県橋が架かっています。
大阪橋には大きな赤い鳥居があり、リベルダージを代表する場所となっています。
そして、もう一方の三重県橋から眺める風景が、個人的にはとても気に入りました。
橋の場所は高台となっているのですが、眼下に片側4車線の幹線道路が走り、遠くにはサンパウロのビル群が。
何よりも、高い空いっぱいに広がる青空が、とても気持ちが良かったです。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
-
投稿日 2015年05月09日
総合評価:5.0
南半球で最も優れた西洋絵画のコレクションを有すると言われているのが、このサンパウロ美術館(略して「MASP」)です。
実際に訪れてみて、確かにそのとおりだと思いました。
日本にもこれだけ幅広く作品を揃えた西洋美術館はないでしょう。
特に印象派・ポスト印象派の作品に力点が置かれていました。
ルノワール、モネ、ドガ、ゴッホ、セザンヌ・・・etc.
教科書に載っているような超有名作品というのはありませんが、著名な画家は一通り網羅しているという印象を受けました。
また他にも、エル・グレコなどの中世宗教画(イコン)から、ピカソなどのモダンアートまで、時代を超えて幅広い作品を収蔵しています。
正式名にも入っているアシス・シャトーブリアンというのは、ブラジルのメディア王の名で、彼が第二次世界大戦前後の欧米混乱期に収集したコレクションが核となっているとのこと。
美術館は月曜日が休館日。
営業時間は原則10時~18時で、木曜日のみ10時~20時に延長されます。
入場料は15レアル。
最寄り駅は、美術館名がそのまま冠されたTrianon-Masp駅になります。
地下鉄L4路線の駅で、そこからパウリスタ通りに沿って徒歩3分です。
美術館の建物は新しくはありませんが、少し変わっていて、高床式になっており、1階は屋外の広場となっています。
休日はその広場でフリーマーケットも催されるそうです。
1階の入口でチケットを買い、荷物検査をし、クロークに預けます。
展示フロアは、屋外の1階部分を挟んで2~3階と地下に分かれており、エレベーターで往来します。
残念だったのは、欧米の美術館とは異なり、写真撮影が不可だったこと。
しかし、混雑はしていなかったので、ゆっくりと作品を鑑賞することができました。
サンパウロはリオなどと比べて観光資源が少ないと言われていますが、このサンパウロ美術館は、この大都市の中でも屈指の名所と呼べると思います。
美術に興味のある方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。- 旅行時期
- 2014年01月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 観光の所要時間
- 半日
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0