日本の食料品店は多いが食堂は少なし、景色の良いポイントも
- 4.0
- 旅行時期:2014/01(約12年前)
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by ヒリュウさん(男性)
サンパウロ クチコミ:8件
サンパウロの日本人街は、世界一の規模を誇ると言われるだけのことはあり、このリベルダージ地区では、他地区と比べ、突出して多くの日系人及び日本語を目にすることができます。
リベルダージとは、おおよそSe駅(セー広場)からSao Joaquim駅までの間の地区を指します。
端から端まで真っ直ぐ歩いても、徒歩20分程です。
街自体は雑然とした感じで、ゴミ等も多く捨てられており、そこは日本人街と言えどブラジルらしく、整然としたデュッセルドルフなどとは異なるやもしれません。
目を引くのは、食料品店の多さです。
日本食や日本製の食料品を売る小売店が、通りには数多く並んでおり、大変賑わっていました。
客層も、近隣の日系人だけではなく、その他のブラジル人たちがわざわざこの地区まで買いに来ているという感じでした。
おそらくは物珍しいものを探しに来たのでしょう。
ブラジル人にとっては、アンテナショップを巡る感覚に近いのかもしれません。
日本の食料品は、サンパウロの中でも幅広い層に人気があるのだと実感しました。
私のような短期旅行者は、数日すればまた日本に帰国しますので、特に日本の食料品に感慨はありませんが、南米を長期に旅する方などにとっては、この地はありがたい補給基地になるようです。
食料品店が多い一方で、日本食の食堂・レストランは発見することができませんでした。
ここで昼食を取ろうと計画していたのですが、結局食べられませんでした。
おそらく細かく探せばどこかにはあるのでしょうが、私が目に付いたところにはありませんでした。
他には、日本の書籍を扱った書店や、曹洞宗の禅寺などがありました。
また、日本人ならば日本移民史料館は訪れるべき場所だと思います。
ここには、歴史に埋もれた日本民族のもう1つの「系譜」があります。
最後に、景色の良い場所の紹介を。
リベルダージには2本メインストリートがあり、それぞれ大阪橋と三重県橋が架かっています。
大阪橋には大きな赤い鳥居があり、リベルダージを代表する場所となっています。
そして、もう一方の三重県橋から眺める風景が、個人的にはとても気に入りました。
橋の場所は高台となっているのですが、眼下に片側4車線の幹線道路が走り、遠くにはサンパウロのビル群が。
何よりも、高い空いっぱいに広がる青空が、とても気持ちが良かったです。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g303631-d317946-r196617762-Bairro_da_Liberdade-Sao_Paulo_State_of_Sao_Paulo.html#
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 施設の充実度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/05/09
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