岳人28号さんのクチコミ(38ページ)全934件

八方バスターミナルのすぐ近く、八方の湯の駐車場の隅にあり便利。屋根つきですし、自販機もあります。バスの待ち時間にちょっと利用するのに最適です。ただ、あまり掃除をしていないようで、浴槽には藻が生え、顔を湯に近づけると、ドブ水のような臭いがしました。

ゴンドラは個室対応で快適ですし、リフトはつま先に草が触れるくらい地面に近いので、足もとの花が良く見えます。クガイソウ、シモツケソウを中心に、ニッコウキスゲ、マツムシソウなど、いろいろありました。ところどころ写真パネルとともに花の名前が表示されていています。
ゴンドラのりばは八方バスターミナルからやや離れたところにあり、ふつう15分ほど歩かねばなりませんが、期間限定で運行されている「白馬Alps花三昧」のバスは路線バスのバス停がないゴンドラのりばにも停車するので、これを利用すると便利です。ただし、このバスの乗車券は1日500円で乗り放題のフリーきっぷのみですし、運行本数が少ないので、事前に時刻表を見て計画的に利用する必要があります。わたしは現地に行ってから、このバスの存在に気づいたので、利用できませんでした。

ニッコウキスゲが群生している鎌池湿原があります。小さな湿原なので木道で一周しても大して時間はかかりません。素通りしてリフトのりばに直行する人がほとんどで、木道を巡る人は少ないです。7月末ごろ訪れましたが、ニッコウキスゲの花の時期は終わりかけていました。花を楽しむには、もう少し早く来たほうが良さそうです。

クガイソウ、シモツケソウ、ユキワリソウ、マツムシソウ、オオバギボウシ、ニッコウキスゲ、ワタスゲなど、いろいろな花を見ることができました。ユキワリソウは近くに雪渓がある木道コース最上部に点々と。マツムシソウは登山コースの登りはじめにありました。個人的にマツムシソウが一番きれいで印象に残っています。

リフト終点から八方池までの道は遊歩道並みに整備されており、足元の不安なく歩くことができます。ルート上には公衆便所もあるので安心。あいにくの曇り空で、景色はイマイチでしたが、ユキワリソウ、マツムシソウなど花はいろいろ見ることできました。

ベッドは身長157センチの小柄な自分なら横に使っても十分寝れそうなくらい広々しており、マットレスの固さもちょうどよく、自宅以外ではあまり眠れないことの多い自分にしては珍しくぐっすり眠れました。また、とくに必要性を感じなかったので使いませんでしたが、部屋に空気清浄機があり、部屋のにおいが気になる人には役立ちそう。ホテルの寝巻きにポケットがついているのも、なかなか気が利いていると思いました。
一方で少々戸惑ったのはドアの開け方。最初、鍵を回しても開かず、一体どうなっているのかとフロントに戻って尋ねたところ、開け方にコツがあり、鍵を回してさらにひねりつつ開けねばならないとのこと。従業員の方が部屋まで来て実演してくれました。

三交湯の山バス停とロープウェイ駅は少し離れており、かなり急な石段を登っていかねばなりません。バス停に行きかたの詳しい説明が写真つきで貼ってあるので、それを見てから行くほうが良いでしょう。道路にある大きな案内標識はクルマ用で、こちらだと遠回りになります。
何年か前に乗ったときは、濃霧で何も見えず残念な思いをしましたが、今回はまずまずの天気で、良い景色が見られました。また、個室対応なので気兼ねせずゴンドラ内でくつろげるのも、このロープウェイの良いところです。

三交湯の山・近鉄湯の山駅とアクアイグニス間を往復する一般路線バスのバス停は、アクアイグニスの敷地内にありますが、名古屋・湯の山高速線のバス停は幹線道路沿いにあり、場所が違うのでご注意を。来るときは路線バスで来たので、高速バスのバス停が別の場所にあることに時間ぎりぎりまで気づかず、あやうく乗りそこなうところでした。
スタイリッシュな外観・内装の新しい温泉施設で、ゴールデンウイーク前の平日にもかかわらずかなりの盛況でした。おそらくゴールデンウイークや紅葉シーズンには相当混雑するのではないでしょうか。
竹林に面した露天風呂は広々していて、温度もぬるめで、ずっと浸かっていたくなる快適さでしたが、竹がどれも枯死しかかっていて、茶色っぽくなっていたのが残念でした。

高松駅に着いたのは午前10時半という中途半端な時間でしたが、ここは朝7時から夜8時まで営業しているので、着いてすぐうどんを食べることができました。ねぎと天かすを自分で好きなだけトッピングできるセルフ方式の店です。薄味のあっさりしたつゆで食べやすかったです。

天然のウォータースライダーとして遊べることで有名なこの滝には、安全のため滑り止めの鉄柵が取り付けられています。紅葉の名所でもあるのですが、滝のほうを見るとどうしても鉄柵が目に入り、風情を損ねてているのが残念でした。滑り滝として利用する夏季以外は鉄柵を取り外したりできないものかと思います。

遠目にも目立つ鮮やかな朱塗りの門が特徴的。入ってみると本堂もなかなか風格のある建物で、後で調べてみたところ江戸中期の元文2年（1737年）再建とのこと。さもありなんと納得しました。「大仙通り」という、このあたりの通りの名前にもなっているので、地域の中心的な寺院なのでしょう。境内には公衆トイレやベンチもあります。

スポット名の「小田県庁門跡」というのは少々不正確で、小田県庁跡に門だけが当時のまま残っている状態です。かつては代官所があり、廃藩置県後には小田県庁が置かれたこの場所は、明治9年に小学校となり、門は今も笠岡市立小学校の校門として残されています。ただ、この門は笠岡の代官所のものではなく、岡山市妹尾の戸川氏陣屋から明治5年に移築されたものだそうです。

小学校の校門ではありますが、門とその付近は観光スポットとして整備されており、案内板やベンチ、堀に囲まれていた当時をイメージして作られた水路などがあり、なかなか風情があります。また、足で踏んで音階を奏でる「けんばんくん」なるものが、歩道上に設置されていて、実際、ちゃんと音が出ます。

「遍照寺のしだれいちょう」として市の天然記念物に指定されている推定樹齢400年の大イチョウと並んで建っており、イチョウの黄葉の時期にはすばらしい景観なるものと思われます。多宝塔は国重要文化財で、江戸初期の慶長11年（1606年）建立。遍照寺そのものは区画整理事業のため中心市街からやや離れた西の浜の埋立地に移転しており、多宝塔と大イチョウだけが、取り残された状態です。案内板によれば、将来、多宝塔も移転する予定とのことですが、大イチョウが生きている間は現在の場所に残してほしいものです。

金門の上流側に広がる河原で、大山の北壁が良く見えます。賽の河原の名にふさわしい石積みもちらほら見受けますが、そんなにたくさんではありません。大神山神社奥宮の参道から金門への脇道を進むと金門・賽の河原に出ますが、元の道を戻らなくても、ここから旧参道を登って大神山神社奥宮の神門の手前に出ることができます。

入場無料でバス停に近いので時間つぶしに便利。写真パネルや映像、標本、剥製などを展示して、大山の自然と歴史を紹介しているほか、充実した図書コーナーもあります。戦前の山岳雑誌『ケルン』の復刻版全集など、大きな図書館にも置いてないようなマニアックな本もあって驚きました。昆虫の標本も興味深かったです。バスの時間が迫っていてのんびりできませんでしたが、今度来るときは、もっと長時間いたいと思いました。また、２階の展望テラスが外に出られるようになっておらず、窓越しの景色しか見られないのが、ちょっと残念でした。

門のように聳え立つ二つの巨岩の間を川が流れているところで、ちょっとした奇観です。現地の案内板によれば、かつて大山寺の僧兵は、修行の一環としてこの巨岩と巨岩の間を飛んだとのことですが、実際のところはどうなんでしょう。大神山神社の参道から標識にしたがって脇道を進んだところにあり、ここからは大山の北壁が良く見えます。

自然石の参道としては日本一の長さだそうです。森の中を歩く気持ちの良い道です。鳥居をくぐってしばらくは、道の脇を流れる水で雪が解け、ふもとの町よりかえって歩きやすいくらいでしたが、奥に進むにつれてだんだん雪が深くなり、拝殿にたどりつく手前の石段最上部では膝下まで埋まるほどの積雪があって、なかなかハードでした。

バスの待合所、休憩所、登山・観光情報センターが一体になった複合施設。脱衣所やストーブもあって、登山前の準備や下山後に、衣服を着替えたり乾かしたりするのに非常に便利です。また、２階にある情報センターでは、これから登る人が登山道の状態を聞きに来たり、下りて来た人がどんな状況だったか話しに来たりして、情報交換が頻繁に行われているようでした。

日本最大級といわれる権現造りの社殿のほか、参道途中の神門や本殿の隣にある末社の下山神社の社殿が国の重要文化財に指定されています。

大きくて由緒のある神社には珍しく、おみくじは50円と格安。また、大きい神社では、おみくじ・お守りなどの扱うところが参拝する拝殿とは別にあるのが普通ですが、ここは参拝するところといっしょになっていて、移動する必要がなく便利です。

ただ、わたしが訪れた12月上旬、すでにかなりの積雪があり、参道の石段の最上部や社殿の周囲は膝下あたりまで雪に埋まる状態でした。1月、2月になれば積雪はさらに深くなるものと思われ、この時期の参拝には雪山登山できるくらいの装備が必要な感じです。

アルプス的な景観の大山北壁は、ふもとの町からも眺めてもすばらしいものですが、北壁直下の元谷からなら、その迫力は圧倒的。元谷までは登山装備なしで行けるハイキングコースとされており、さほどきつい登りもなく、無雪期なら片道1時間程度で気軽に訪れることができます。ただ、わたしが今回訪れたのは12月上旬で、かなりの量の雪が降った後だったので、途中にある大神山神社奥宮の石段を登る時点で膝下まで埋まるほどの積雪があり、そこから元谷までの山道では、下宝珠越へのルートとの分岐点から先で踏み跡が消え、どこが道なのかよくわからない状態になっていました。この時期は本来のコースではなく、下宝珠越のほうに向かって舗装された治山道路に出て、道路を歩いて元谷に行くのが一般的なようです。