entetsuさんのクチコミ(77ページ)全3,931件

文字通り大濠公園への最寄り駅ですが、泊まっていたホテルからは徒歩6分ほどでした。
福岡市地下鉄で空港までは１５分ほどで着くので大変便利です。
近隣には居酒屋や食堂なども多く便利な駅です。エスカレータやエレベータモあり、大きい荷物を持っていましたが楽でした。

ホテルのすぐ前、道路を１本挟んで大濠公園駅の方向に向かって、福岡城跡のお堀に大量のハスが自生していました。
空港と市内が極めて近い福岡ですので、朝食前にゆっくり散歩出来ました。
ハスの花は午後にはしぼんでしまうので、最高の状態で見ることが出来ました。

麒麟は、中国神話に現れる伝説上の霊獣で、獣類の長とされ、これは鳥類の長たる鳳凰と比せられます。

キリンビールＨＰにも記載があるので紹介しますと、「キリンビール」の創始者の一人で、資本家たちからの出資を募り自らも重役に就いたグラバー邸で有名なトーマス・グラバーが、太宰府天満宮の麒麟像を見て感動し、東洋の霊獣を商標にしようと提案したと伝わるのだそうです。
驚きました。

ここの手水舎の手水桶は、霊峰宝満山山腹より切りだされた巨大な１枚岩だと言われています。
作法を書いた図も掲示されていますが、外国人の人は面白がって挑戦するものの、ひしゃくに直接口を付けてガブガブ・・・。
でも、日本の風習に親しんでくれるのは微笑ましい光景でもあります。

大勢の参拝客ですが、半分くらいの方が外国人。作法通りに「２礼２拍手１礼」で参拝していてちょっと笑いました。
ご本殿は、小早川隆景が再建寄進したといわれ、桃山時代の華麗で豪放な建築様式の特徴がよく出ているといわれます。国の重要文化財指定です。

お洒落なショップや土産物屋が並び楽しいですが、大宰府天満宮名物「梅ヶ枝餅」の店が圧倒的に多く、迷います。
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の設計を担当する建築家 隈研吾氏設計のスターバックスの太宰府天満宮表参道店もあり、大勢の観光客で一杯でした。

朱色と太鼓橋の形状で大人気です。また、下の心字池には鯉がいて、海外の人には大人気です。
橋は、太鼓橋→平橋→太鼓橋という順番になっています。
これは、本殿に向かって、過去、現在、未来という順番になっているのだそうです。
そんな事は知らず、外国人は記念撮影に忙しい・・・。

重層の入母屋造り、檜皮葺の二重門で、朱色の塗りで綺麗です。天満宮でももっとも豪華な建物かもしれません。神燈と書かれた大きい提灯も見事です。
慶長年間に石田三成が再興しましたが明治時代に焼失、1914年に再建されたと伝わります。

境内に１２体とも１３体とも言われる牛の像ですが、一の鳥居を潜ってすぐのこの像が一番有名です。
御神牛は、菅原道真公の遺体を牛車で運んでいたところ、牛が急に止まって動かなくなった場所に由来するといわれます。
「御神牛」は、頭をなでるとかしこくなるといわれますが、外国の人はペタペタ、パンパン叩いていました（笑）。

大宰府天満宮の一の鳥居近く、境内と反対側にあったのが「浮殿」です。
「浮殿」とは、水面にその影が映る建物のことであり、 鎌倉時代には境内図にも描かれていたそうで、戦前までは心字池の辺りにあったようです。周りの池には水が張られていませんでした。

奈良東大寺、下野薬師寺、と並び、日本三戒壇のひとつとされます。「観世音寺」に隣接していますが、これは「観世音寺」が完成してから１５年後「観世音寺」堂宇として建立されたことに起因します。開山は、唐からきた僧の鑑真と伝わります。
境内に残る建物は少ないですが、趣のある寺院でした。

これまで機会が無くて初めて訪れました。
祭神は、学問の神様と呼ばれる菅原道真公です。福岡は韓国や台湾から近く、直行便も多いことから外国人観光客も多いです。
外国人に一番人気のスポットは太鼓橋です。橋の朱色と形、池には鯉がいてはしゃいでいました。

伽藍の大半は消失していますが、「講堂」と正面に向かって左側にある「金堂」が現存しています。
こちらは天智天皇が、母君斉明天皇の冥福を祈るために発願されたもので、80年後の聖武天皇の天平18年(746年)に完成したと伝わります。
特筆すべきは梵鐘で、国宝です。
京都妙心寺の梵鐘と兄弟鐘といわれ、その古さに於いても優秀さに於いても正に日本一と称され、糟屋郡多々良で鋳造されたと伝えられているそうです。

宿泊したホテルの最寄り駅の一つでした。
福岡市交通局が運営する福岡市地下鉄で、大濠公園と天神の間の駅になります。
企業も多いらしく、朝は結構な数の乗降客がいました。
駅はエレベータやエスカレ－タがあってバリアフリーはオーケーです。多くの市民が利用する駅の一つですね。

「大宰府政庁跡」の東側にありました。
政庁の発掘調査の結果、出土してきた品々など大宰府政庁にまつわる資料などの展示や、様々な説明がされた展示があって勉強になりました。
入館は無料です。真夏でしたので、館内が涼しいのも助かりました。

太宰府天満宮の参道中ほどにありました。
大宰府で最も有名かつ写真映えの良いスポットではないでしょうか？
というのも、ここの店舗が建築家 隈研吾氏により「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトをもとに設計されているからです。
隈研吾氏といえば、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の設計を担当する建築家。
是非、訪れたいですね。

梅ヶ枝餅を頂ける茶屋は参道だけでなく、境内にも数ヶ所ありますが、特に意識することなくこちらを選びましたが、熱々で美味しくいただけました。
なお、どこの店舗でも、1個からバラ売りされていて、値段も統一されています（１２０円）。
菖蒲池を眺めながら食事を楽しむことも出来ます。

大宰府といえば菅原道真公の天満宮だけかと思いきや、飛鳥・奈良時代に端を発する政庁跡があります。
残念ながら、広大な土地に残るのは礎石だけですが、あの奈良の平城京跡も建物が建ったことを考えると、当時の様子に思いを馳せてみるのも一興でした。
ただ、行ったのが８月終わりの猛暑日だったのが残念です。

博多には数多くの「鶏の水炊き」屋さんがあって、正直迷いましたが、色々調べた所こちらが値段も手頃で、かつ、カウンター席からは那珂川の綺麗な夜景が見られます。
予約の電話を入れた際「カウンター席とテーブル席がありますが、どちらになさいますか？」と聞かれ、迷わずカウンター席にしておきました。
一番安いコースでしたが、前菜三種盛、鳥刺し三種盛、なんこつ唐揚げ、博多水炊き、〆は玉子雑炊（またはかま玉うどん）、デザートと十分でした。
カップルなんかにはお奨めです。

テレビなどでもよく紹介しているので一度訪れてみたかった店です。行列に並ぶということは情報として知ってはいましたが、平日でしたが丁度お昼時とあってか小一時間待ちました。
料理は、人気の天ぷら定食７７０円と単品のエビを追加しましたが、大きいネタと、カラッと揚がったてんぷらはコスパ良く、並んだことを後悔しませんでした。
店のスタッフも手際よく、気持ちの良い接客でした。