えびちりさんのクチコミ全56件

スペインに着いて初めて宿泊したホテル。後に泊まったホテルのうち、ここにだけ、電気ケトルとコーヒーセットが着いていました。

○概要
ごく普通のビジネスホテル。歯みがきセットとスリッパ、パジャマ(バスローブ)以外の全てが揃っていて便利。スタッフが地図を使って観光地の紹介をしてくれる、ロストバゲッジに快く対応してくれるなど概して良質なホテルでした。短所はホテル周辺が夜暗いことと、アメリカンスタイルのチェーンホテルなのでヨーロッパらしさがないところ。

○客室
オートロック式。金庫、コーヒーセット、テレビ、空調あり。スリッパなし。
特段問題なく、清潔。広めで快適。アメリカンスタイルなので、スペインにきた！という感じは一切しない。

○バスルーム
石鹸、グラス、シャンプー兼シャワージェルあり。歯ブラシなし。バスタブなし。お湯の温度と水圧は文句なし。
トイレは清潔で機能も問題なし。

○周辺
大通り(グランビア通り)から少し奥まったところにあるため、夜は明かりがなく、人気もないのでやや警戒した。暗い道を歩く時間は2～3分なので、大したことはないといえばない。なお、滞在中に危ない思いをしたことはなし。

○スタッフ
とても親切。チェックイン時に、地図を広げながら主要な観光スポットや、物価が高めの場所などを教えてくれた。
ロストバゲッジに快く対応してくれ、翌日に届いたスーツケースは、観光で不在中に部屋に届けてもらえた。

○朝食
野菜なし。パンの種類が豊富。いたって普通のコンチネンタル。スペインらしく、生ハムがある。豪華ではないが、お腹いっぱいになる。

○総論
地下鉄の駅からも近く、立地は大変良い。周辺の道路はスーツケースを転がしやすく、空港や南バスターミナルへのアクセスも容易。スタッフも親切で、夜に道が暗いことを除けば、文句なしでおすすめできる。

高級ホテルというわけではないけれど、湯畑から徒歩５分以内という恵まれたスポットにあるホテル。

選んだポイントは、
○リーズナブル
○湯畑から近い
○風呂が源泉を薄めないで使っている。

特に、ホテルによっては源泉を水で薄めてしまっていたりするので注意したい。
温泉の効能も薄まってしまうからだ。

ここのホテルは源泉をそのまま使用しているところが非常に評価できるポイント。

そして、夕飯も美味しい！
決してリッチというわけではないが、地元の味で、かつ量も豊富。

従業員も概して親切であり、非常に満足できた。

ビジネスで訪れた福岡。
ホテルは、土地の人に勧められて西鉄イン福岡にすることに。

☆アクセス☆
空港からも最寄駅からも近く、文句なし。
周辺は夜も明るく、屋台・コンビニなんでもあり。橋一本渡った先は中洲なので、いろいろと困らない。

☆部屋☆
シングルなので小さめだが、設備は充実。
ベッドも綺麗。印象的なのが、BGMを流せるところ。寝る前に流してみた。
電気ケトルと、緑茶ティーパックが２つ置いてあった。
フリーWi-Fiあり。

☆風呂☆
バスタブに細い虫が・・・１０月とはいえ26℃もあったから仕方ないのか。
シャワーで排水口へ流してバイバイした。
バスタブは深めで、長さが短め。つまり、足は伸ばせないが肩まで浸かれるタイプ。
シャンプー・リンス・ボディソープ付き。ヘアドライヤーあり。

☆アメニティ☆
夜間着（バスローブみたいなの）、歯ブラシ&歯磨き付き。
ヘアブラシやカミソリは、部屋ではなくフロント前に置いてある。

☆朝食☆
値段は1000円＋税。朝食券をフロントで購入するか、食堂（13階）のレジで支払う。
和食が多め。味はそこそこ。利用者があまりいないのでゆったり食事できた。

☆総括☆
必要なものは全て揃っているという感じ。
２階には大きなホールや会議場もあり、イベントや会議がいくつも開催されていた。
ホテル前には那珂川がゆったりと流れ、景観も良い。
対岸の中洲の屋台村を訪れてみるのも良いだろう。
特筆すべき特長はないが、これといった欠点もないといったホテル。
特に値段のことを考えれば、この値段（7100円）でこのレベルのホテルに泊まれるというのはコストパフォーマンスは相当良いと言える。

ロンドンで最初に泊まったホテルにして、最高のホテル。
JALパックなど日本の観光会社がオススメする宿泊施設なので信頼度も高い。（値段も高いけど…）

いいところ
1. ロケーションが最高
大英博物館の隣。これ以上のロケーションもないだろう。最寄りのラッセルスクエア駅まで徒歩５分程度。周辺は閑静で雰囲気も良い。

2. 朝食が美味しい
フルブレックファースト：イングリッシュブレックファースト（温かい料理）とコンチネンタル（冷製）の両方を楽しめる。
コンチネンタルのみの料金プランもあるが、ここのイングリッシュブレックファーストは非常に美味しいので、ぜひ注文してほしい。

3. スタッフが親切
いろいろな国籍のスタッフがいるが、みんなとても親切。文句なし。
ちなみに、チップ文化はあまりないようだ。部屋に置く、いわゆる枕銭以外は基本的に不要と思われる。

無料Wi-Fiはないが、無料でデスクトップPCを使用できる。１台しかないけれど…

現地集合ツアー(添乗員付き)で半日観光に参加。

☆立地と周辺☆
パリ中心地からツアーのバスで30～40分程度。渋滞時はもう少しかかる。

☆観光内容・建物内☆
王妃の間が残念ながらクローズ・・・
クローズ中の展示室は多い様子。自分の見たい展示が今やっているのか、事前にチェックすると良いだろう。
王の間、鏡の間などの有名どころは見学できた。特に鏡の間は絶対に外せないスポット。
このツアーでは添乗員が全てを説明してくれたのでよかったが、添乗員なしの場合は音声ガイドなどが必須。各展示室に説明書きが一応あるが、小さくて読みにくい。人ごみがキツいので、ゆっくり読んでいる余裕は全くない。

☆観光内容・庭園☆
非常に広大。散策しようと思ったら、1日かかりそうな勢い。ヴェルサイユ見学に時間を費やせる人は、ゆっくり巡ってみるのも良いかも。

☆総合☆
閑散期にも関わらず、人ごみがすごい。それでも、同行した添乗員は「今日はなんて人が少ないんだろ！」と驚きっぱなし。私には十分混んでいるように見えたけれど・・・汗
夏など旅行シーズンに行く人は、もしかすると覚悟が必要かもしれない。
人ごみの上、石畳が歩きにくい、宮殿内は通路が狭い。足に負担がくるので、歩きやすい靴、服装で挑みたいところ。
最近補修工事が終了したようで、メインゲートは光り輝く金色で非常に豪華。
人ごみをかき分けてでも、一見の価値ありの観光スポットといえる。

年2回あるセールのうち、冬の大セール(1月)の時期に行きました。
開館9:30、すさまじい混雑。すさまじいお得感。以下、そのレビューです。

☆立地と周辺☆
オペラ座のすぐ近く。立地はよい。しかしオペラ座周辺の治安は悪い。
念のため、シャネルやエルメスなど高級ブランドは袋を見せびらかして歩かないようにすると安心。別の袋(ボストンバッグ等)に入れ替えてまとめて持つのもGood。

☆品揃えとサービス☆
日本の都心にある一般的な百貨店と似たような雰囲気。店員は英語が通じ、日本語が通じる場合も多い。何か問題があれば、地下1階の日本人カスタマーサービスデスクに取り次いでもらうことも可能。決済はカード払いの場合ユーロ、もしくは日本円のどちらかを選択できる。

☆店内の雰囲気と注意事項☆
夏冬のセール時期には、フランスだけでなく世界から人が押し寄せるという。開館9:30の時点ではまだ閑散としているが、1時間もすれば人ごみと化す。スリにご注意を。
最近は中国でロンシャンが流行のようで、ロンシャンの店頭にはアジア系が列を成していた。時間に余裕をもって買い物にのぞむべき。

☆お得感☆
すさまじいお得感。コーチもフェラガモもロンシャンも50～70％OFF、さらに免税。ぜひとも買い物していきたいところ。百貨店の中で一日合計175ユーロ以上買い物をしたら、地下1階の日本人カスタマーサービスへ。なお、各買い物の際にはデタックス(タックスフリー)に必要な書類を店員からもらうのを忘れずに。もしよく分からなかったら、最初に日本人カスタマーサービスに行って質問するのも良いと思う。

☆総合☆
もしセールの時期にパリにいるのであれば、行かねば損というほどにお得。
注意点としては、
・道中、店内ともにスリに気を付ける。
・カード払いの方が安心。(保障が効くので)
・予想以上に時間と体力を消耗する。(混雑)

上記に気を付けるのであれば、買い物を存分に楽しめ、日本語サポートもある安心のショッピングスポットであるといえる。

大量のムール貝を食べに、寄りました。

☆立地と周辺☆
大きな道路沿いで、夜も明るい。しかしオペラ座周辺は軽犯罪が多発しているので、油断はできない。
オペラ座から歩いて5～8分、マクドナルドの隣にある。

☆味とサービス☆
味は、いわゆるファストフード店の味。可もなく不可もなく。ムール貝はさすがに美味しかった。
店員のラテン系のオッチャンが陽気で親切だった。ファストフード店っぽいのでリッチな雰囲気はないが、一般パリ市民の生活に溶け込んだようで面白い。

☆総合☆
そもそもチェーン店なので、高級感を求める人にはオススメできない。
現地の人の溜まり場になっているので、異国の生活感を味わいたい人にオススメ。
店員は親切、ついでに隣に座ったパリのマダムたちも陽気で親切な人たちでした。
行って悪い思いはしないと思われる。

☆立地と周辺☆
オペラ座の目の前にあるホテルです。ルーヴルも近く、立地は素晴らしいです。
パリの百貨店、ラファイエット百貨店から徒歩5分以内。その他カフェや日本料理店街からも近く、非常に便利です。
問題点としては、まず治安の悪さ。夜のホテル前は無愛想なポリスだらけになります。日中も気がぬけず、スリやひったくりはホテルの目の前であっても発生します。ホテルから一歩出たら気を引き締めて警戒する必要があります。
次に、道の分かりにくさ。ホテルが角に面していて出入り口が分かりにくく、迷いました。オペラ座とホテルの角度や見え方を記憶しておくと良いと思います。

☆客室☆
素晴らしいです。とても豪華で、綺麗に整えられています。ただし街中なので、窓からの景観は期待できません。
部屋にはセーフティーボックスがついています。「本当に重要なものはフロントのボックスに預けて」と書いてありますが、部屋のボックスもかなりしっかりした感じでした。
バスルームは広く、綺麗です。バスローブ、スリッパ、体重計付き。
問題点は、シャワーの水量。とても貧弱です。しかし、フランスの他のホテルもこんな感じだったので、フランスではシャワーに期待してはいけないのかもしれません・・・朝風呂にした方が何かとトラブルが避けられる気がします。
お湯はでました。しかし、隣室の日本人は夜にお湯が出なかったと言っていました。問題があれば、日本語対応スタッフもいるので、コンシェルジュに相談すると良いと思います。

☆サービス☆
スタッフはラテン系、アフリカ系が多いように見えました。皆とても親切です。片言の英語でもしっかり聞き取ってくれます。
Wifiが有料なのが玉に瑕(1時間8€5くらいだったような)

☆朝食☆
日本食あり。味噌汁はあまりに塩っぽいので、お湯で薄めるといいと思います。味はどれも美味しいですが、全体的に野菜不足。テーブルにつくと、まずオレンジジュースと紅茶かコーヒーをもらえます。オレンジジュースは果汁絞り。とても美味しい。

☆総合☆
格式高く、豪華でとても良いホテルです。特にサービスの質が素晴らしい。
昼出かける時に、ベッドには豪華な枕とベッドカバーがありましたが、夜帰ってきたらそれらはなくなり、より寝やすいようベッドメイクされていました。バスルームも綺麗になっていました。つまり、通常の清掃に加え、もう一度寝る前にメイクが入っていたのです。その際、置きっぱなしにしていた枕銭は取っていきませんでした。
すれ違うホテルスタッフも、穏やかで礼儀正しく親切です。とても信頼できるホテルだと思います。値段分のサービスはしっかり受けられることでしょう。

モンサンミッシェル島内に泊まれるホテルです。ガイドさんによれば、島内ホテルの中ではかなり上位だそうな。
確かに、中は綺麗です。エレベーターがなく狭い階段が大変でしたが、木造の建物は雰囲気があります。
窓からはモンサンミッシェルを取り囲む海を見ることができます。
備え付けのチョコレートも美味しかったです。
しかし問題はバスルームです。
まず、それなりに狭いです。そしてシャワーは水量が貧弱です。シャワーの水量はモンサンミッシェルだけでなく、フランス全般に言える問題かもしれませんが・・・
最も重大なのは、夜にお湯がほとんど出ないということです。他部屋の人が一斉に使うせいか、シャワーを浴びたい夕方～真夜中までお湯はほとんど全く出てきませんでした。一方、朝は熱々のお湯が出てきました。他部屋に泊まった日本人の皆さんも、同じ状況だったそうです。このホテルを使用する場合、朝風呂にすることを強くお勧めします。
シャワーの問題を除けば、良いホテルだと思います。特に立地が良く、周囲はお土産屋に囲まれています。また記念切手が買える郵便局は徒歩1分です。モンサンミッシェル島内でホテルを探すのであれば、選択肢に入れてよいホテルだと思います。

モンサンミッシェル島内のホテルに泊まり、修道院見学へ。
素敵だったが、階段がキツイという印象が強い・・・

☆立地と周辺☆
パリからは遠い。車が必要。最近、国家プロジェクトで島内までの橋を建設しており、もうすぐ完成予定とのこと。
周囲は人口の明かりが少なく、夜は星空が綺麗。満月時は、水面に映った月も幻想的。

☆修道院見学☆
とにかく階段が長く、急。体力が必要。
添乗員付きツアーに参加したところ、建造物の歴史などの説明を聞けたのが良かった。
添乗員なしの場合、音声ガイドは必須と思われる。
途中、モンサンミッシェルの「山肌」がむき出している部分がある。パワースポットとしてありがたがられている模様。ぜひ触っておきたいところ。

☆お土産コーナー☆
修道院見学の終了地点に、恒例のお土産コーナーがある。ホテル周辺のお土産店より割高なので、あまりオススメでない。
唯一、ガイドブックが充実している(日本語あり)ので、それは買っておくと良い土産になると思われる。

☆総合☆
2014年1月現在、日本人に最も人気の世界遺産とのこと。特にイースター前の冬場は日本人村と化すとのこと。お土産屋の店主たちは日本語が堪能な人も多い。会話を楽しみながらのショッピングも良いかもしれない。
やはり一度は行っておきたい場所に違いない。注意点としては、潮が引いたあとなどは地面が泥だらけになるので、高い靴は履いていかない方が良いだろう。

なにより立地が素晴らしい。カテドラルまで徒歩30秒です。
周辺はやや閑散としているものの、治安は良さそうです。鍵はカードキーでオートロックです。
部屋も綺麗で広さも申し分ないです。バスルームはバスタブ付きですが、そこまで素晴らしく綺麗なわけではないです。トイレは問題なさそうです。ただし、バスルームに鍵はかかりませんでした。
また部屋の照明はやたら暗いです。寝る分にはいいけれど、作業しようとすると不便です。
朝食はメニューの種類が貧弱でしたが、味は良かったです。
全体的に良質のホテルです。観光に疲れてゆったり休むにはベストだと思われます。

☆大聖堂について☆
ノートルダム(聖母マリア)聖堂、世界遺産。さすがの迫力です。
入場料なし。入口に係員っぽい男性がいましたが、特に係員ではなかったようです・・・汗
中では美しいゴシック様式建築と、ステンドグラスを鑑賞できます。

☆周辺について☆
静かな田舎町といったところ。ショッピング街は人がやや多め。エルメス、シャネルなどのブランド店から、モノポリ(スーパー)まで様々な施設があり便利です。
パリに比べると人口密度が極めて低く、治安も良いです。

☆総合☆
パリ・シャルルドゴール空港からは遠く、なかなか行きにくい観光スポットではありますが、魅力溢れる場所でした。カテドラルを中心とする旧市街地は、ジャンヌダルクゆかりの地でもり、歴史ある建造物の中を散策できます。
パリのような華やかさはないけれど、落ち着いて静かな時間を過ごすことができます。

ゆったりとした空気の流れるルーアン旧市街地、その裏道のような場所に建っている。
堂々とした彫刻が美しい。

☆立地☆
ルーアン旧市街地はパリから遠い。それでも、大聖堂の見学と合わせて是非とも立ち寄るべき観光地といえよう。

☆治安☆
狭くて人通りのない道が続くが、治安は悪くないように見える。そもそも、人口が少ない。

☆裁判所☆
歴史を感じさせる、堂々たる造り。ジャンヌダルクの魔女裁判があったことを示す石版もある。

☆総合☆
ルーアンまで来たなら、その姿を人目見ておきたい場所。
大聖堂と並ぶ、ルーアン旧市街地巡りの目玉といえる。

ゴッホが最期の時間を過ごした地へ。
まるで絵画そのもののような、静かな街並みが美しい。観光客もほとんどいない。
都市の喧騒から抜け出て、穏やかな時間を過ごしたい人にオススメ。

☆立地☆
パリから遠い。自動車は必須。

☆観光地としての評価☆
ゴッホが絵に残した風景が、今でも残っている。絵画好きには魅力溢れる街。
ところどころにある案内板で、ゴッホの絵と実際の風景を見比べることができる。
ゴッホと、その弟テオドールの墓を見学できる。お墓参りに、ゴッホが好きだったお酒を持参する人も多いらしい。

☆注意事項☆
特に冬は雨が多く、足元がぬかるんでいる。ゴッホのお墓周辺も泥だらけ。しかも、フランスの泥は日本のと違って何だか取りにくい！高い靴は履いてこないようにしたい。

基本的に、南に行けば行くほど治安が悪くなっていくイタリア。
ローマは、北のヴェネチアなどと比べるとやはり雰囲気が若干悪い。

とはいえ、観光地での犯罪のほとんどはスリ・置き引き等の軽犯罪。
必要以上に恐れる必要はないだろう。
適度な緊張感をもって旅に臨んでほしい。

☆旅の装備☆
腹巻き：パスポートと予備の日本円(３万円くらい）、予備のカード、スーツケースの鍵を入れた。とても役に立つ。蒸れるけど。

カナナのショルダーバッグ：旅行用バッグで有名な「カナナ」のショルダーバッグは、旅のおともとして長年愛用しているもの。ポケットが多く、万が一鞄に手を突っ込まれたり、鞄の底を切り裂かれても、そう簡単には中身を引き出せない構造になっている。

☆スリ☆
警戒すべきは

人ごみの中、地下鉄の中、不必要に近寄ってくる怪しい人物

人ごみは言わずもがな。特に写真撮影時など、鞄から目を離しがちなので注意。

地下鉄は朝夕のラッシュ時に特に狙われやすい。
私の場合、そのラッシュ時にまさに乗っていたが、ローマ育ちのイタリア人の友人と一緒だったし、お互いに鞄を囲むような形で乗っていたので特に危ないとも感じなかった。
しかし、大きな荷物をたくさん持っていたり、小さな子どもと一緒であったりと、注意散漫になりやすい状況で乗るのはやめておいた方がいいだろう。
地下鉄の中はとても薄暗く、雰囲気も悪い。
イタリアの地下鉄はたいして利便性に優れているわけでもないので、別の移動手段に切り替えるのも手だ。

不必要に近寄ってくる人物だが、ローマは路上での物売りが多く、しかもしつこい。
彼らに気を取られているうちにやられるようなことがないように、自分に急に近寄ってくる人物がいたら、すぐに「警戒しています」というオーラを出して、相手に隙を与えないようにしたい。

パリの路上のように、力づくで財布やカメラを奪っていくようなことはないようだ。
「警戒している」というオーラを伝え、相手にスリを諦めさせることが鍵だ。

☆路上販売☆
水、お土産、カメラの脚立、ストールなどなどなど。
イタリアの観光地ならどこでもいるが、ローマでは特に多いようだ。
買いたくないなら、一切興味を示さず、商品に触れず、目を合わせないこと。
無用なトラブルは避けたいところ。

余談だが、車を運転していても押し売りが寄ってくることがある。
停車した隙にモノを売りつけようとしたり、勝手に窓ガラスを洗車してきたりする。
寄ってきてしまったら、まずは車と窓をしっかりロックし、ガラス越しに「NO!!」という毅然とした拒否の態度を相手に示す。
私の友人(イタリア人）は、それでも勝手に洗車されてしまった。
仕方ないので、窓をほんの少しだけ空け、１ユーロ硬貨を渡し、すぐに閉めていた。

ローマでレンタカーを使用する人は、運転中もこうした押し売りに注意してほしい。

☆夜の治安☆
観光地は特に夜でも問題ない。
また、地下鉄も夜１１時半の終電に乗ったが、やはり特に問題なかった。(地下鉄は朝でも昼でも薄暗いので、特に時間帯は関係ないのかも）
駅から離れた、狭い路地などにはもちろん行くべきではないが、明るい大通り沿いのホテル等に宿泊しているなら、夜遅くに帰ってきても全く問題ないだろう。
人通りの多さなど、周囲の雰囲気をよく読み取って行動することが重要だ。

☆総括☆
私はローマを含めたイタリア滞在10日間の中で、スリを含め何のトラブルにも遭遇せず、また危険な目に合うこともなかったので、特にローマの治安に対してマイナスのイメージをもってはいない。
しかし、同じホテルに宿泊していた白人男性は、パスポートや財布を地下鉄で盗られてしまい、非常に困っていた。
地下鉄では、相当量のスリ等の犯罪被害報告が上がっているので、油断大敵。

私の場合、パスポートなど絶対盗られてはならないものは腹巻きに入れて、服の下に入れておいた。そこまでする必要があったというより、「盗られてしまうかも」というストレスを軽減させるという意味で、腹巻きは有効だ。

警戒心をもって、しかし過度に心配しすぎず、ローマ滞在を楽しんでほしい。

フィレンツェからの移動、及び地下鉄を使用する時に立ち寄った。

☆立地☆
ローマの中央駅。どこへ観光するにも重要になる駅。

☆施設☆
ごく普通の駅。
地下にはショッピングセンターのようなものがあり、日用品が買える。

☆治安☆
フィレンツェのサンタマリアノヴェッラ駅と同じくらいで、やや雰囲気が悪い。
浮浪者の女性と、それを追い出そうとする駅職員が壮絶な怒鳴り合いをしていた。
スリに注意。

☆地下鉄☆
ローマの地下鉄は、2014年現在でA線とB線の２本しかない。そして、テルミニ駅はその２つの線が接続している唯一の駅だ。乗り換えがここでしかできないため、いつでも混んでおり、特に朝夕の通勤ラッシュ時はスリの職場となる。
ホームは薄暗く、雰囲気は悪い。注意して乗ろう。

フィレンツェの中央駅。各都市への移動に使用した。

☆立地☆
街の中央にある。バスターミナルも近くにあり、便利。

☆施設☆
電車チケットブース、バスチケットブースあり。
フィレンツェ郊外にあるブランドアウトレットモールへのバスチケットもここで買える。
待合室が広く、椅子もたくさんあるので座って電車を待つことができる。
電車の時間と発着ホームは、待合室、もしくは電車ホーム近くにある電光掲示板で確かめる。

☆治安☆
サンタルチア駅よりやや雰囲気が悪く、ローマ・テルミニ駅と同じぐらい。
危ないことはないが、駅周辺には柄の悪い連中も多いので、近寄ってくる不審者がいないかよくアンテナを張っておいた方がよい。

☆駅前☆
ローカルバスのターミナルになっている。
駅前からタクシーががんがん走ってくるので、渡る時は注意。
ローマほどではないが、足下が悪く、スーツケースのタイヤがとられやすい。

フィレンツェへの移動時に使用した。
よく「海外の駅は治安が悪い」という声を聞くが、サンタルチア駅は雰囲気も明るく、治安面でも安心だ。

☆立地☆
ローマ広場から徒歩５分、水上バス・ヴァポレットの大きな停泊所も目の前にある、交通の中心地。夜も明るく人通りが多いので安心。（ただし常識として、スリ・置き引きには常に気をつけておくべき）

☆施設☆
改札はないので、券をもってそのままGO。
ヨーロッパではよくあるが、電車の出発時刻が迫らないと、乗るべき電車のホームが決定しないシステム。
出発前までは電光掲示板の前で待つことになる。電光掲示板は駅を入ってすぐの場所と、電車のホームの目の前の２箇所に設置してある。出発時間ギリギリまで決まらない時は、電車のホーム近くの掲示板前に陣取っていると、ホームが決定してからすぐに乗車できるのでオススメ。

各ホーム前にも、そこから発車する電車の発車時刻と目的地が書かれているので、乗り間違えることはないだろう。

電車とホームの間はかなり段差があるので注意。

ちなみにベンチが少ししかないので、基本的に電車待ちの間は立っていることになる。

イタリア人の友人に、「ここのティラミスは本当に美味しい」と勧められて行った。
とにかく本当に、こんなティラミスは食べたことがないというほどに美味しい。
他のメニューも頼めるが、ここに来たならティラミスだけは絶対に食べてほしいところ。

特にお勧めなのがクラシックな型の「クラシコ」。メニューの一番上に乗っている、チョコレートの定番ティラミス。
日本の全てのデザートを、今後美味しいと思えないほどに美味しい。
ローマに来たら、ぜひ訪れてほしい。

ちなみに、日本や海外のガイドブックに載っているため、それなりに混む。
イタリア人の友人いわく、特に木曜の夜が混むとのこと。
私が行った時は水曜の20時頃だったが、外のテラス席は満席だが中はまだまだ余裕があった。

☆座席☆
狭い・・・こんなに狭いシートは初めて。
あと、椅子の背もたれが妙な形状で、そのまま座っていたら腰痛になりそうだった。
枕必須かもしれない。
あと、足置きもない。足を何かに乗せたい場合は、鞄等を敷くしかない。

☆基本設備☆
トイレ：普通。JALのように歯ブラシが置いてあったりはしない。
座席のUSBコンセント：付いてない。充電したい人は、充電器必須。
最後尾のドリンクバー：最後尾に２箇所ドリンクバーがあり、好きな時に飲み物がもらえた。

☆エンターテイメント☆
あまりにもしょぼすぎる。

スクリーン：JALやANAの古いタイプのスクリーン。

操作性：よくない。コントローラーの使い方が難しく、コツを掴むまで時間がかかる。さらに、帰りの便ではエンターテイメント機器が不具合で、音声に雑音が入る始末。

映画：作品選択が微妙。そして日本語字幕というものがまずない。日本語音声がついているものもそう多くない。面白そうな映画に限って、英語かイタリア音声のみ、しかも英語字幕を出すこともできない。

音楽：イタリアの流行歌を聞けるのは楽しい。収録曲目は少なめ。

フライト情報：座席では確認できない。現在地や残りフライト時間は、トイレ横等に設置されている大型スクリーンでないと確認できない。

☆機内食☆
あまりにもマズすぎる。特に和食。イタリアンか和食を選べるのだが、イタリアンを頼んだ方が地雷が少ない。ただしいずれの場合も、必ず１品は「とても食べられない」ものが混ざっている。

☆サービス☆
ごく普通。ほとんどイタリア人乗務員で、数人の日本人乗務員がいた。
片言の日本語が通じるので、特に言語面で不自由することはない。
私語がやや多く、笑顔がないが、不親切なわけではない。
ただし、通路にひじや足を出していると、容赦なく踏まれたりぶつかられたりする（当然謝罪などない）ので注意。

☆総括☆
全体的に貧弱で、日本の航空会社を全般的に劣化させたような感じでした。
お年を召された方は、エコノミー座席はあまりにキツいと思われるので、エコノミーフレキシブルにされた方がいいかもしれない。

特にヴェネチアに行く場合、ローマよりさらに２時間以上かかり、１４時間半にも及ぶ長距離フライトとなる。機内快適グッズ（枕、スリッパ等）はもはや不可欠といえる。
廊下側の座席の死守も重要だ。
準備は万端にしておきたい。