ふろすとさんのクチコミ(3ページ)全972件

ペテルゴーフへの移動に、エルミタージュ美術館前の船着き場から出ている高速艇を利用しました。３０分ほどで到着するし、船の窓から見る景色は、普通の市内観光とは又ひと味違った印象でした。頻繁に船も出ているので、使いやすいと思います。

世界最大級の美術館なので、チケット購入のために並びましたし、名画全てを鑑賞するのは無理なので（体力的にも時間的にも）、今回は黄金の孔雀の時計（エカチェリーナ２世が愛人からプレゼントされた）と、レンブラントやダ・ヴィンチ、ラファエロを重点的に見学しました。テレビ番組で警備員として猫たちが多数飼われていると知りましたが、残念ながら猫には会えませんでした。

ペトロパヴロフスク要塞の聖堂見学を終えたところで、同行者のズボンのポケットに入れた財布がなくなっていることに気がつきました。聖堂内部は団体客で大混雑だったので、それに紛れて刷られたのかも知れません。Wi-Fiの繋がる店で日本領事館やカード会社の対応番号などを調べ、携帯電話で問い合わせました（同行者は携帯電話を持っていないので、もし１人旅だったらどうなっていたのかなと思いました）。カード会社に連絡したら、既に１３万円ほど引き出そうとした形跡があったようです。パスポートを撮られなかったのが何よりでした。皆さん気をつけて下さい。

デカプリスト広場のピョートル大帝像が有名ですが、ペトロパヴロフスク要塞の中にも、椅子に座るピョートル大帝の銅像があります。ここも銅像とツーショット写真を撮る人達でかなり混雑していました。銅像が鉄柵に囲まれているので、囚われているようにも見えて少し気の毒でした。

ペトロパヴロフスク要塞の中でとりわけ目に付く１２２ｍの鐘楼もすごいですが、聖堂内部はとても荘厳な雰囲気で、きらびやかです。そして内部にはピョートル大帝以来のロシア皇帝や皇后の棺が安置されています。ニコライ２世とその家族たちの遺体もこの協会内に埋葬されていました。

アレクセイ皇太子や公爵令嬢タラカーノワが収監された牢獄ではなく、１９～２０世紀にかけての政治犯が投獄されていた牢獄のようでした。独房や彼らの衣服が展示され、彼らが運動した中庭や入浴棟などもありました。冬は寒そうです。

スウェーデンに対抗する要塞として建設され、サンクトペテルブルグの歴史はここから始まるとも言われますが、要塞と言うより牢獄として使用され、ここを建設したピョートル大帝の子、アレクセイ皇太子が最初の囚人という悲しい歴史があります。私達も牢獄を見学しました。主に１９～２０世紀に政治犯が収容されていたようですが、冬の寒さが思いやられました。

ネヴァ河に繋留されているはずなのですが、どこにもいませんでした。帰国後調べたところでは、どうやら定期メンテナンスのため、クロンシュタットの軍港で工事中だとか。ちょっとがっかりでした。こういう情報はどこかで流されているのでしょうか。

ネフスキー大通りにある、フォンタンカ川に架かる橋です。この橋にある『馬使い』という彫像はとても迫力があって素晴らしく、サンクトペテルブルグの中で最も解りやすいランドマークになっているそうです。ロシア文豪の作品の中にもよく登場する有名な橋のようでした。

ネフスキー大通りに面した公園で、たくさんの愛人達（と言われています）の上に君臨する女帝エカチェリーナ２世の銅像はとても迫力があります。私達が訪れたときは、ストリートミュージシャンが演奏し、観客も多かったです。

ガイドブックの最初に登場する、とても有名なレストランだそうです。ツアーで混雑することも多いそうですが、私達は昼食抜きで、かなり早い時間に夕食のため訪れたので客も少なく、ゆっくりできました。ビーフストロガノフとアイスクリームを注文しましたが、とても美味でした。入り口にプーシキンの人形、階段から２階にかけて、ロシア文豪の方々の肖像画があり、ロシア文学好きの同行者はとても喜んでいました。インテリアもとても素敵でした。

エカテリーナ宮殿南側にある建物で、エカチェリーナ２世の希望によって、建築家キャメロンが建てたものです。列柱の建ち並ぶ部分は、エカチェリーナ２世の思索のための散歩用に造られたとか。階上から眺める公園の景色もとても素晴らしいものでした。

私達はエカテリーナ宮殿ツアーの一部として庭園内を散策したので余り時間がありませんでしたが、１～２時間で見て回るのは難しいと思いました。とても広大な庭園で、美しい池の畔に点在する建物と、木々の緑が調和しています。グロットという建物で、男声合唱団のコーラスを聞くことが出来ました。

当日にツアーに申し込んで参加しました。ロシア語ツアーだったので注意事項などよく解らなくて、最後の集合場所も解らなくて不安一杯でしたが、それを上回る価値はありました。琥珀の間は撮影禁止でしたが、『おろしや国酔夢譚』の主人公、大黒屋光太夫がエカチェリーナ２世に謁見した大広間には感動させられました。庭園も美しいです。

サンクトペテルブルグからエカテリーナ宮殿へ向かうバスツアーの車窓で見ることが出来ました。モスクワ通りにあり、大きな広場にモニュメントのような建造物と、武器を持ってたたずむ人々の彫刻があります。独ソ戦争でのレニングラード攻防戦に勝利した記念碑だそうです。

サンクトペテルブルグからエカテリーナ宮殿へ向かうツアーバスの車窓から見ることが出来ました。まるでギリシア神殿の列柱のような、門なのかオブジェなのか解らない建物でしたが、後で調べて凱旋門だと知りました。

当日すぐ参加できるバスツアーがここから申し込め、ツアーのバスもここから出発してここに戻ってくるため利用しました。パラソルだけの店で、オレンジ色の目立つベストを着たおじさんが、愛想よく売ってくれます。アクセスもよく、トイレなど必要な施設も全て揃っていてよかったです。ただスリが多いようで、私達も荷物には注意していました。

ネヴァ川沿いに建つ、黄色のとても巨大な建物です。エルミタージュ美術館とデカプリスト広場の間にあります。この街と海軍の深い歴史を象徴するように、高い黄金色の尖塔が街のどこからでも目に付きます。一見博物館のようなギリシア神殿風の建築なのも面白かったです。

旧海軍省に隣接し、デカプリスト広場に続く美しい公園です。エルミタージュ美術館や宮殿広場のすぐ向かいにあり、ネフスキー大通りの終点にも近いです。賑やかなスポットに近いのに、とても静かでゆっくり落ち着くことが出来ます。トイレも可愛いデザインでした。

写真でよく見るピョートル大帝の騎馬姿で、なかなか格好いいです。よく見ると蛇か小さなドラゴンを踏んづけているようです。この像はピョートル大帝の後継者を自認する女帝エカチェリーナ２世が造らせたようで、台座にも「エカチェリーナ２世からピョートル大帝へ」と刻まれています。