ミロヒさんのクチコミ(35ページ)全2,910件

世界遺産に指定される仁和寺の御殿の最奥、黒書院から渡り廊下を進んだ先に霊明殿があります。御殿にある唯一の仏殿で板間の祭壇には歴代門跡のご位牌が祀られています。檜皮葺、木造平屋造りの霊明殿も意外と古くは無く、明治時代に作られた物。世界遺産に指定されている割には新しい建物が多いのに驚きました。

仁和寺の御殿にある白書院、宸殿、霊明殿をつなぐ場所にある建物が黒書院です。明治20年に旧安井門跡の寝殿を写したものです。内部の襖絵は堂本印象のよるもので、白書院とはことなり寂れた感じがします。建物、襖絵共に白書院との対比が面白いです。

末広町駅から150m程、中央通りから一筋、東側の筋に鳥料理専門店の鳥つね自然洞があります。土曜日の昼開店前に行くと、店前には20人程の列ができる程で、さぞや美味しい店なんだろうとワクワク。店内は1階がカウンター席とテーブル席、2階は座敷席でギリギリ1回目に案内されました。頂いたのは1日限定20食の特上親子丼。1800円と高いとは思いますが、名古屋コーチン、比内地鶏を使った親子丼はフワトロの卵としっかりとした鶏肉が相まって絶品。これは美味いと言える親子丼でした。

世界遺産に指定される仁和寺の御殿の南庭に面した西側の建物が白書院です。明治20年に御殿が焼失祭に仮宸殿として建てられた建物です。南庭面した三室には美しい松の木の姿が描かれた襖絵が見事です。それぞれ趣きが違い見ごたえがあります。

世界遺産に指定される仁和寺の二王門を潜り左手に行った所に御殿（旧御室御所）があります。この御所には宸殿を挟んで南側に勅使門の前に広がる白砂が美しい南庭、北側に五重塔をバックにした池泉式庭園の二つがあります。同じ場所で全く趣きが異なる庭園が見られる所が面白く見応えがあります。

世界遺産に指定される仁和寺はとても広い境内をもつお寺です。その南側に仁和寺の玄関と言える二王門があります。南禅寺三門、知恩院三門と並び京都三大門の一つに列せられる二王門は圧巻です。均整の取れた二層の門の姿、その左右に置かれた阿吽の金剛力士像、どれをとっても見応えがあります。

新選組の屯所として使われた八木邸の南側にあるお寺が壬生寺です。境内には本堂、千体仏塔、大念仏堂などがありますが、歴史ファンにとっての見所は壬生塚。壬生寺境内は新選組の兵法調練場として使われ、壬生塚には新選組隊士の墓が祀れれています（有料です）。

壬生寺と言えば壬生狂言が有名な寺院で、毎年4月と10月に30の狂言が演じられることで知られています。普段の時に壬生寺を訪れても壬生狂言は見られませんが、壬生狂言が演じられる大念佛堂（狂言堂）は北門の近くにあり、その舞台を見る頃ができます。大念佛堂（狂言堂）は重文に指定される建物であり、特異な舞台なので見てみると面白いです。

幕末期に新選組の屯所として使用された八木邸が壬生郷士八木邸として公開されています。実際に屯所として使用された建物がそのままん残っており、芹沢鴨が殺害された部屋には鴨居に刀傷が残っており、生々しさを感じます。ガイドの方が説明をしてくれるのですが、歴史ファンにとっては知っていることが多く少し物足りなさを感じました。

新選組屯所として使われた八木邸の入口右手にある和菓子店です。屯所餅が有名なお店ですが、八木邸の入館券もこのお店で行われており、八木邸の見学はガイド付きでまとまった人が集まらないと中に入れないので、待合所にもなっています。
今回八木邸の見学で屯所餅、抹茶のセット券を購入しましたが、屯所餅は確かに美味しいです。

四条通りから坊城通りを南に下り、嵐電の線路を越えた先に旧前川邸があります。近くにある八木邸と同じく幕末期に新選組の屯所として使われた邸宅で、山南敬助、野口健司が切腹した場所として知られています。邸宅内は非公開ですが、土産物売り場となっている土間は見学することができます。
訪れた際、前川邸の東側にマンション建設計画があり、建設反対の署名が行われていました。私も歴史的な場所の傍でのマンションは止めて欲しいと思いました。

阪急 大宮駅から50m程東に行った所にモリタ屋 四条猪熊本店があります。開店してすぐに入ると予約もしていないのに個室に通して頂けました（コロナ対策のためでしょうか）。頂いたのは和牛サーロインステーキのコース。本来3200円で120gの肉なのですが、増量サービスで同じ値段で150gの肉が頂けました。スープ、前菜、サラダ、お新香、ご飯（お替り可）がついてこの値段、この味とは驚き。東京ではこんな店はありません。味もサービスも良く大満足のお店でした。

堀川寺之内交差点から寺之内通りを150m程東に行った北側に妙顕寺があります。日蓮宗四大本山の一つに数えられ、鎌倉時代後期の1321年創建の古刹で、とても広い境内に大門、鐘楼、本堂、三菩薩堂などがある他、宿坊もある大きなお寺です。しかし、観光的には見応えのあるものはなく、観光客も殆どいません。

堀川寺之内交差点から50ｍ程東に行った百々橋ひろばの正面に俵屋吉富 小川店があります。茶道の地の近い所なので、茶菓子だけを扱っている店舗。面白いのは、茶菓子を選んで箱詰めしてもらえる様になっており、新旧様々なデザイン、材料の茶菓子を選べるのところ。他の店ではこの様なスタイルはみたことがありません。お土産に良いです。

堀川寺之内交差点から50ｍ程東に行った百々橋ひろばの正面に茶ろん たわらやがあります。俵屋吉冨小川店に併設された店内は4テーブル程しかないとても狭く、普段ならば並ぶのでしょうが、新型コロナの影響か私たちを含め客は二組だけでした。頂いたのはわらび餅と宇治金時かき氷。和菓子店の繊細な甘さがとても美味。
アクセスが悪い点が難点ですが、夏の甘味が美味しいお店でした。

青葉台駅から環状4号線を10分程歩いた桜台団地入口交差点の近くにらぁ麺 すぎ本はあります。鷺ノ宮にあったミシュランガイドにも掲載される人気店が青葉台に移転したと聞き行って来ました。平日の昼開店前に行くとすでに20人程の列。超人気店、これは期待ができます。店内はテーブル席とカウンター席がありますが15,6人しか入れません。頂いたのはワンタン醤油ラーメン1100円。食べてみると兎に角スープが美味しく、これは流石だなと感心するほどの味でした。並ばずに入れるなら、またすぐにでも行ってみたいと思う味でした。

京都市営地下鉄烏丸御池駅の南改札に近い所に京都印刷発祥之地の石碑があります。明治3年に烏丸通りに點林堂という活版印刷の印刷所が最初に開業したことに因んで建てられた碑です。改札内にある発祥之地碑と言うのは珍しいですが、電車に乗る人は見入ることもなく、何故地下鉄構内設置したのか分かりません。

御土居は豊臣秀吉によって防塁兼堤防として京を囲む様に作られた土塁で、京都各地でその遺構が残っています。今回御土居の遺構を見学したのはブラタモリでも放送された鷹峯に残る御土居。柵の中に入って見ることはできませんが、土塁の姿ととても良く分かります。ま、歴史に興味のない人はただの土手にしか見えません。

京都の北西部、鷹峯に向かう鷹峯街道沿いに創業200年の老舗醤油店があります。そのお店が松野醤油。昔ながらの製法で醤油が作られており、頼めば蔵に置かれた木造りの醤油樽を見せて貰えます。また蔵の香りもその歴史を感じさせてくれます。店頭ではうすくち、こいくちの醤油、ポン酢、もろみ等も販売されており、変なお菓子をお土産に買うよりも喜ばれます。

京都府庁の前から西洞院通りを100m程下った西側に生麩の老舗店の麸嘉の本店があります。江戸時代から続く老舗だけあり、暖簾の掛かった店構えに歴史を感じます。頂いたのは勿論名物の麩饅頭。笹の葉に包まれた麩饅頭はみずみずしく、冷たく、上品な味。あまえびの掛け軸を見ながら食べる麩饅頭はおつな物です。しかし、こちらで麩饅頭を食べるには予約をしなければ食べられません。行った時も追加で食べたかったのですが、品切れ。予約必須です。