ミロヒさんのクチコミ(4ページ)全2,897件

黒川温泉のいご坂を下った交差点の角に地蔵堂があります。小さな境内にあるお堂の中に、首なし地蔵と呼ばれるお地蔵さんが祀られていますが、お堂を覗くと、ちゃんと首はありました。何故なんでしょう？
また、お堂の天井には、一つ一つ面白い天井画がはめ込まれており、見ると面白いです。、

黒川温泉にある風の舎から、べっちん館の横を通り坂道を下った先に丸鈴橋があります。田の原川に架かけられた普通のですが、橋丸鈴橋からは川沿いに温泉の湯気が沸く姿が見られ、川には夜の「ゆあかり」で点灯される竹籠が飾られていました。
宿泊する宿が近ければ夜訪れたかったのですが、「ゆあかり」に行けなかったが少し残念です。

阿蘇山北側の小国町にある九州でも1,2の人気を誇る温泉地が黒川温泉です。温泉街は田の原川沿いの狭い場所に開けた温泉地で坂もあります。温泉街は熱海のような賑やかな温泉街ではなく、大きな商店はなく、小さな商店がいくつかある位で、ひなびた感じがとても良いです。どの旅館も湯治場のような雰囲気があり、風情があります。
泉質は含食塩芒硝硫化水素泉で神経痛等に効果があるそうです。

阿蘇神社の門前町商店街は阿蘇神社の北側にあります。一般的な神社では門前の商店街は山門の前に伸びるのが常ですが、阿蘇神社の門前町商店街は山門の横に商店街があるのが珍しいです。
今回阿蘇神社を訪れたのが平日だということもあり、商店街はちょっと閑散としていました。

阿蘇神社の周辺は湧水に恵まれていて、金脈の泉、欽命水、文豪の水、猿田彦の水などの水基（いわゆる水飲み場）が数多くあります。それぞれに泉には言われがあり、神の泉は飲めば不老長寿のご利益があるとされています。
門前町の水基巡りをするのも良いかと思います。

阿蘇神社の楼門を潜り、社殿の前を右手に行った先に高砂の松があります。結婚式などで良く披露され、「高砂や、この浦舟～」で始まる謡曲「高砂」の松がこの松です。２回まわると良縁に恵まれるといわれてます。歴史のある松ですが、冬だからなのか、少し樹勢が悪いように見えました。

阿蘇神社の駐車場から境内に入る入り口に阿蘇神社楼門があります。三大楼門の一つであり、重要文化財にも指定されている二層楼山門式、高さ21mの楼門は、2016年の熊本地震で倒壊しました。現在は、見事に復旧工事が終わり、威厳のある姿が復活しています。

阿蘇山カルデラの北側、宮地駅から北に1km程行った所に阿蘇神社があります。全国にある阿蘇神社の総本社であり、肥後国一の宮でもあります。三大楼門の一つに数えられる楼門のほか、三つの神殿、拝殿が境内にあります。熊本地震で楼門等が崩壊しましたが、訪れたときには殆ど、修復工事が完了しており、元の姿を見られました。

阿蘇ジオパークは46ある日本ジオパークの一つです。
九州中央部、熊本県にある阿蘇山の巨大カルデラの中には阿蘇五岳、阿蘇山の牧草地、阿蘇谷の田園地帯、火山の恵みである温泉、湧水群、阿蘇山を祀る阿蘇神社などがあり、地質遺産的な価値があることから、阿蘇ジオパークと認定されています。このため、阿蘇ジオパークには沢山の観光スポットがあります。
阿蘇ジオパークは日本ジオパークだけでなく、ユネスコ世界ジオパークにも認定されています。

阿蘇山上ターミナルの裏手、奥に行った所に阿蘇山上神社があります。阿蘇神社の奥宮であり、社殿は阿蘇山の火口を拝むように建てられてます。現在の社殿は昭和33年に起きた噴火により、再建されたものであり、あまり見応えはありません。

九州の中央にある大きなカルデラを持つ活火山が阿蘇山です。火の国熊本と言われる由縁でもあります。
阿蘇五岳（根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳）からなる連山で草千里ケ浜、中岳火口、米塚、酔仙峡などの観光スポットが多数点在します。その雄大な景色を見るならば、カルデラの外輪山にある大観峰などの展望台からその姿を見ると良いです。

阿蘇山公園有料道路の料金所の手前にある建物が阿蘇山上ターミナルです。名所・史跡で登録されていますが、観光地ではなく、お土産売店、トイレ、バズ案内所のあるバスターミナルです。阿蘇中岳火口に行くにはここでシャトルバスに乗り換えられるのですが、噴火警戒レベルが2に引き上げられていただめ乗れませんでした。

活火山である阿蘇山の中で、今でもモクモクと噴煙を上げる山が阿蘇中岳です。普段であれば、阿蘇山上ターミナルからシャトルバスや車で火口付近まで行けるのですが、今年は1/23より噴火警戒レベルが2に引き上げられており火口を望むことができませんでした。
そのため、噴煙展望公園から中岳を望みましたが、噴煙をこんなに間近に見られるとは思いませんでした。

草千里ケ浜の反対側、駐車場の奥に阿蘇火山博物館があります。火山に関する珍しい博物館で、館内では阿蘇山の火山の成り立ちが展示されており、規制中で見られなかった中岳火口映像もリアルタイムで見られます。
しかし、入館料が1100円もするのは、展示内容に対してちょっと高いように思いました。

阿蘇山の草千里ケ浜の奥に、富士山のようななだらかな稜線を持つ山間が烏帽子岳です。阿蘇五岳の一つです。標高1337mで草千里からはトレッキングで上ることもできます。訪れたときは雲の中でまったくその姿を見ることができませんでしたが、雲が流れその姿を見ることができました。

阿蘇五岳の一つである烏帽子岳の麓に広がる大きな草原が草千里ケ浜です。草千里ケ浜に着いたときは米塚同様に雲の中で何も見えなかったのですが、さっと雲がはけ草千里ケ浜の雄大な姿を望むことができました。
冬ということもあり池もほとんど干上がり、放牧された馬も居ませんでしたが、阿蘇山の広さを感じる場所です。

阿蘇山の中腹にある牧草地の中にあ米塚があります。事前にガイドブックでお椀をひっくり返したような均整の取れたまん丸い小山の米塚が見えるのを期待してい訪れたのですが、米塚は霧と言うか雲の中でまったくその山様は見えませんでした。道路脇にある米塚の案内板だけがむなしく、「ここに米塚があるよ」と教えてくれました。
残念

数鹿流崩展望所から望む斜面崩壊を起こした数鹿流崩れには、熊本地震のよって崩落した旧阿蘇大橋の残骸が震災遺構として残されています。この橋を渡っているときに被災した大学生が亡くなられたことが思い出されます。
時間が経つと災害が風化してしまいますが、この橋のように震災遺構を残すのも大事だと思いました。

新阿蘇大橋から国道57号線を北上した所に数鹿流崩之碑展望所があります。2016年に発生した熊本地震のより斜面崩壊を起こした数鹿流崩れを見られる展望所です。特立野峡谷へ落橋した対岸に残る阿蘇大橋は災害の大きさを物語っています。
数鹿流崩之碑展望所の北側に数鹿流崩之碑は建てられており、碑の下には数鹿流崩れ工事について記されています。

熊本の人気温泉地黒川温泉の一番奥にある日本秘湯を守る会の旅館です。宿泊した部屋は石切温泉風呂付の離れ 夏椿。和室二間の離れです。
2種類の泉質の趣のある風呂がいくつもあり、どの風呂に入ろうかと悩むほど、無料の貸切風呂があるのも嬉しいです。
食事は地産地消の食材を使った料理で、あか牛、岩魚の塩焼きが特に美味しいかったです。
森の中にたたずむひなびた宿と言った風情のある旅館でした。