きみちゃんです。さんのクチコミ(27ページ)全600件

キリスト教が認められてから、天草で初めて建設された教会です。現在の礼拝堂の建物は昭和の初期に仏人宣教師ガルニエ神父が地元の方々の協力を得て建設されたものです。この神父は天草のキリスト教伝道に一生を捧げた人です。崎津教会のゴシック様式の教会とは違って、どこか優しさを感じるロマネスク様式のものです。天草の陽光に映える真っ白な建物でまばゆいばかりです。教会内部に入るとステンドグラスから入って来る光には優しさがあります。

国道389号線を走り、長いトンネルを抜けると左手に崎津教会が見えてきます。ここから津集落の中に入って行くのですが、そのすぐ手前、右手にこの道の駅があります。この道の駅は、よく見かける道の駅のように、休憩所や地元物産品の販売を目的にしたものではなく、津教会などを訪れる観光客に対して、地域の歴史や文化、集落内での予備知識やマナーなどを知ってもらうためにあります。すぐに崎津集落や崎津教会などに行かず立ち寄るのが良いと思います。

海上交通の安全と豊漁を祈願するために江戸時代初期に創建されたそうです。天草市内で最も古い神社で津集落の鎮守社です。キリスト教が禁教であるとされていた時代には、津集落にいた隠れキリシタンは、カモフラージュするためにこの神社の氏子となって参拝していました。拝殿の前では心の中で「オラッショ(キリシタンの用語で「祈り」の意味)」を唱えていました。この神社は隠れキリシタンが持っていた信仰の品々を差し出すように指定された場所でもあります。

津集落を抜けて、しばらく歩くと道路が少し右に曲がるところに「海上マリア像」の表示板があります。そこから少し階段を下りると展望台がありますが、海を隔てて岬に立つ白亜のマリア像はかなり距離があるので、普通のカメラやスマホで望遠撮影してもなかなか難しい距離です。マリア像は往来する船の安全を祈っているかのように見えました。そこからもう少し海岸線を歩いて行くともっと近くに海上マリア像が見える場所はあります。

国道389号線から左折(南方向)し、崎津集落を抜ける細い道を崎津集落の方に入って行きます。右手に崎津諏訪神社がありますので分かりやすいです。車を駐車すると他の車の通行を妨害することになりますので、少し先の無料駐車場に車を駐車して、来た道を戻ります。この案内所から崎津教会に入って行けますが、教会に向かう前にここで情報集めです。ついでに拝観マナーも確認します。教会内はミサが行われている時間ではなかったので、拝観できますが靴を脱いで入ります。内部は写真撮影禁止です。ついでに崎津集落の地図もいただきました。おかげでスムーズに集落内にある崎津諏訪神社、海上のマリア像にも順序よく行くことができました。また崎津集落を上から望める展望台のことも教えてもらえました。素晴らしい景観がありましたよ。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のひとつです。天草から約2時間近くのドライブです。崎津集落手前にはかなり長いトンネルがありますが、トンネルを抜けtると左手に教会が見えます。狭い集落内の道を注意しながら走ると数か所の無料駐車場があります。観光案内書に行き、情報を仕入れて教会に向かいます。教会は靴を脱いで入る形になります。内部は撮影禁止ですから写真はありませんが、畳が床に敷き詰められていました。このヨプな教会で初めて見ました。キリスト教の禁教が解かれた後、1888年にもとの教会が造られました。現在のものは昭和9年、仏人宣教師ハルブ神父の時代に建てられたものです。崎津諏訪神社の裏山に上って集落を見ましたが、海とよくマッチした景観の教会でした。

道の駅リップルランドには物産館、レストラン、温泉「さざ波の湯」があります。目の前にある四郎ケ浜で海水浴を楽しんだ後に利用できる施設が揃っています。いまは12月ですので海水浴ができませんので、天草の物産品、農林水産物が並んでいる物産館を利用しました。天草の名物タコを真空パックにした「タコステーキ」、炊きたご飯に混ぜたらできあがりの「タコめしの素」などが販売してありました。隣接したレストランでも「タコめし」や「タコステーキ」はいただけるそうです。

江戸時代初期にあった天草島原の乱のときに、天草四郎時貞がこの周辺の浜に上陸したと伝説があるので「四郎ケ浜ビーチ」という名が付けられました。一帯は人口ビーチで白砂と大きな波が来ないので、安全なビーチとして人気があります。また雲仙をによく見えるビーチでもあり景観の面でもよいところです。休憩施設には海水浴客のためのシャワー、トイレ、ロッカーの設備もあります。遊歩道も整備されているので海水浴シーズンでなくても利用できます。交通事故を防ぐために国道324号跨ぐオシャレな陸橋があり、道の駅リップルランドにも行くことができます。

熊本県の三角から松島まで続く国道266号を言います。これを使って天草の最南端に近い崎津教会まで行きました。1号橋は三角西港から、2号橋は車の中からトラス今日の姿を、3号橋は車を停めて見る場所がなく断念。4号橋も見るのに適当な場所がなく残念。5号橋は渡ったところの広場から美しい橋の姿が見られました。信号が少なく快適なドライブが楽しめる道です。

天草の大矢野島にある「天草四郎ミュージアム」から野釜島の方に入って行きます。野釜島の橋を渡ると、島を一周するように車で進むとこの旅館に着きます。こじんまりとした旅館のように見えますが、4階建ての鉄筋コンクリートの建物です。「天草活魚と真心の宿」と書いてある通り、料理は手抜きがないうえに、食べきれないほどの量があります。刺身は新鮮でコリコリした食感です。鮑やタコのステーキもやわかくて食べやすかったです。朝ご飯もおかずの種類が多くってとっても美味しかったです。部屋は二人で12畳の和室。決して新しい建物ではないですが、リニューアルがしっかりされていて清潔感があります。部屋からはすぐ下が海で波の音も聞こえます。お風呂に行くのは別棟ですので、屋外を通るときに寒かったです。8人ほど入れる湯舟に5人が同時に使える洗い場あります。この日は4組10人くらいの宿泊客だけのようでしたが、夕食は部屋食でした。適当に時間をおいて料理を何度も運んでくださいました。

倉岳は天草上島の南東にあり天草諸島の最高峰、標高682ｍです。車を利用して頂上直下まで行くこができます。倉岳の南側にある天草市立倉岳小学校側から舗装道はありますが、道幅が狭く離合できないところが多いので、倉岳北側の県道34号線から南に向かう舗装道がはるかに利用しやすいです。いずれにしても十分安全に注意してください。頂上には漁民と航海の安全を祈願して創建された倉岳神社があります。そこから南側に広がる八代海の景色は、島が点在して非常に綺麗です。

オランダ人技師ローウェンホルスト・ムルドルが設計し明治20年に完成した「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業 」の港です。石積みの埠頭、水路、橋などが往時のまま残されています、ホテル「浦島屋」は当時の写真をもとに復元されたものです。明治天皇の即位50年記念建築物の「龍驤館」は三角西港の歴史について展示されています。「旧三角海運倉庫」はレストランとして利用できます。「旧高田回漕店」も当時の様子を伝えています。オランダ人技師ムルドルの名を付けた「ムルドルハウス」はお土産物屋さんになっています。一帯は公園のようになっています。

弘法大師が頭から帰国したときに博多に滞在し不動明王を彫った時に創建されたとありました。その後の変遷はありますが、福岡藩の支えに寄り、鐘楼、護摩堂、大日堂、本堂などを建立し今日の東長寺になったそうです。見どころは山門、六角堂、大仏殿、鐘楼、本堂、五重塔などですが、黒田家の、二、三、八代の立派な墓所も見逃せないと思います。

宇美八幡宮はその名の「宇美」が「産み」と同じなので安産の神様ばかりと思っていました。自分の無知を恥ずかしく思っています。今回初めて訪れたところ、神功皇后がその子、応神天皇を出産したといわれる場所で、6世紀末に創建されたそうです。ご祭神は神功皇后です。助産師の祖が祭られている「湯方社」、応神天皇の産湯にした「産湯の水」、神宮皇后が出産時の「子安の木」など安産に関する伝承が多いです。また安産祈願でお参りの方が小さな石にお願い事を書いて奉納する「子安石」もありました。

神功皇后、勝村大神、勝頼大神をご祭神とする神社です。商売繁昌、交通安全、家内安全のご利益があるとして、多くの参拝者が訪れる神社で、お正月の福岡では三社参りの神社になっています。本殿に架けられている大注連縄は日本一の大きなもので、長さ11m、直径2.6m、重さ3tあります。日本一の大鈴、大太鼓も有名です。神社の一番奥にある「奥の宮不動神社」は古墳で、馬具、刀装具・瑠璃玉など多くのものが発見されています。最近ではCMで使われた神社より参道の先にある相島に夕陽が沈み、光り輝く道となる「光の道」が有名になっています。

宗像大社辺津宮にお参りに行った際に立ち寄りました。宗像大社横の釣川に沿って下流を目指すと、国道495号沿にあります沿線。釣川の河口にあるので玄界灘も見える自然の豊かな場所に位置しています。駐車場も広くて停めやすいので利用しやすい道の駅です。メインの 建物は「宗像市観光物産館」です。中に入ってみると、面積も広く近くの玄界灘で獲れた新鮮な魚、この地域の農産物などが多く並びます。鐘崎漁港、神湊、大島、地島などの漁港が近いので新鮮な魚介類があるのは当然です。食堂はまゆうは手ごろな価格で新鮮な魚がいただけます。その他にも宗像観光おみやげ館があります。ちなみに九州の道の駅としては最大の売上げがあるそうです。

東郷平八郎元帥と親交のあった地元津屋崎町の方が提唱して、東郷平八郎元帥が日本海海戦でロシア・バルティック艦隊を破った偉業をたたえて創建された神社です。日本海海戦があった日(5月27日)に春季大祭が催され、東郷平八郎元帥の誕生日(12月22日)は誕生祭が行われます。一帯はかって東郷公園とされていたと神社の方から聞きましたが、現在では大峰山自然公園になっているようです。

辺津宮は福岡県宗像市田島にあります。宗像大社の三つの宮の一つです。駐車場に車を停めて、一の鳥居をくぐり参道を進んでいくと二の鳥居があり、心字池の石橋を渡ると神門があります。その向こうに本殿が見えてきます。最初の社殿は12世紀には会ったようですが、再三焼失し、現在の社殿は16世紀末に造られたもののようです。ご祭神は市杵島姫神です。辺津宮は宗像三女神信仰の中心地になっています。

豊前小倉から肥前唐津までの唐津街道は、玄界灘沿岸を通る街道です。九州北部の人と物の行き来に重要な街道でした。現在は教育大前駅近くの町川原赤間線に沿って約500mの間に宿場を思わせる街並みが残っています。中心になるのは赤間館という名の観光案内とおみやげ販売を行う建物です。ここで赤間宿の案内図をもらうのが良いと思います。見どころは須賀神社、小説「海賊と呼ばれた男」のモデルで出光石油の創始者、出光佐三生家(公開は時期を限って行っているようです)、出光佐三展示室などです。また旅人や馬に水を供給した辻井度も残されています。

かっての九州を治めていた行政機関のあったところで、地理的に大陸・朝鮮半島に近いことから非常に重要視されていたところです。「都府楼跡」とも呼ばれ奈良・平安時代に発展した地でもあります。現在、太宰府政庁跡には建物はありませんが、その存在を想像できる建物の基礎は残っています。太宰府政庁跡の左手には年号「令和」のもとになった坂本八幡宮もあります。