Amelieさんのクチコミ全57件

緊急事態宣言の合間だったので、ラウンジでの18時から20時までフリーフローと題し、赤白ワイン・シードルの提供がありました。それ以外の時間もコーヒーなどマシンでセルフサービスで作れるので用意された紙コップで自室に持ち込み、部屋にどど～んと設置されているテレビ（YouTubeなども視聴可能）三昧を楽しむことができました。インテリアは私にはちょっと落ち着けないワイルドな雰囲気でしたが、そのせいか、若い男性の滞在が目立ちました。アメニティはフロント横で自分で選んでいくタイプで、女性に嬉しいパックもありましたが、それ以外のメイク落とし・化粧水・乳液はなし、と少々疑問の残るサービスでした。

ＪＡＬのサイト経由で予約しました。決め手は空港送迎があること、大型でなくのんびりできそうなこと、夕食がホテルで取れること、でした。その点では全て「決め手」を叶えてくれたホテルでした。
【部屋】一人旅だったため、ツインのシングルユースでしたが、この場合１階にある普通のツインルームになるようです。もともと建物が高台にあるので、１Ｆからでも垣根越しに海は眺められるのですが、２Ｆのメゾネットタイプの部屋の方が景色は良いと思います。また、上の階がメゾネットだからか、メゾネットの階段からの音なのか？足音がやや気になりました。
バス・トイレがセパレート、かつお風呂は洗い場のあるタイプで、シャワーの湯量も充分あり、快適でした。
部屋着はセパレートのパジャマタイプ、ゴム草履も用意されていました。
コーヒーメーカーがあるもの嬉しいサービスでした。
天気が悪く、部屋での滞在時間が長くなってしまいましたが、Ｗｉｆｉも問題なくつながり、広さも快適だったので、さほど苦にはなりませんでした。
（書きものをするにはテーブルが低すぎましたが・・・）
【食事】当日１４：３０までに予約すると洋食・和食いずれかコース仕立ての「ちゃんとした」料理が楽しむことができます。地場産の食材を使用したイタリアンは非常に満足できるものでした。また予約しなくても、簡単なセットやアラカルトもあるので、グループならばピザやパスタ、そのほか奄美の一品をいろいろ楽しむこともできると思います。
【自由行動度】レンタカーを使用したり、グループでダイビングツアーに参加する、などであればツアー会社も送迎をしてくれるのかもしれませんが、一人でツアーに参加するにはかなり不利だと感じました。（集合場所が離れた場所のため、ローカル場所でそこへ向かうまでに１時間以上はかかる）他の島・観光地でよくある「ホテルでのツアー手配」や「集合知までの送迎付ツアー」を期待していたので、此の点は全く期待はずれで残念でした。

プチ断食に興味があり、ネット検索で見つけたホテルです。母体が医療施設なので、プラン中に何か不調が起こっても安心ですし、また清潔感もあるホテルでした。
ＪＲ太地駅からコミュニティバスか事前連絡しておけば無料送迎もしていただけます。
デトックスのプランは１泊２日～３泊４日まであるようですが、私はスタンダートな２泊３日プランを選択。チェックイン時の問診以降、準備段階のホントに軽い夕食、翌日は３食とも固形物なしのジュース・スープ、３日目は朝食にお粥と具なしのお味噌汁、昼食は回復食で通常の食事に近い、でも軽い和食が提供されました。
「好転反応」と言われていましたが、２日目午後から片頭痛・吐き気に悩まされ、３日目の楽しみにしていた朝食もほぼ食べることができず、あまりの気分の悪さに「帰れないかも・・・」と不安になりましたが、それでも少しでも食べたお粥とお味噌汁で徐々に体調も戻り、昼食もやや無理やり食べると、ほぼ回復。人間の体の不思議さを学びました。
客室はＷｉｆｉも完備、お風呂とトイレはユニットバスで照明が暗く、ここだけは好きになれませんでしたが、シングルの部屋の広さは十分で、ベッドのかたさ、部屋着・アメニティとも満足できる女性向きのものでした。
お風呂については大浴場（温泉）があるので、問題ないと思います。
スタッフの方もみなさん声をかけてくださったり、親切。小規模なので名前も覚えていただいて、パーソナルなサービスがとても心地よいおもてなしでした。
今回はプチ断食のプランなので、レストランの食事を堪能するには少なすぎましたが、それでも提供されるスープ・ジュースはとても美味しく、デトックスでない、グルメなプランもおすすできると思います。
こういうホテルなので、小さい子供連れや騒ぐことが大好きな団体の方などは利用していただきたくないホテルです。

３連休の土日でしたが、比較的廉価で宿泊できました。私たちは車で行きましたが、ＪＲ日田駅のメインストリート（といっても静かなところ）沿いにあるので、公共交通機関でも便利だと思います。和風のこじんまりした宿で、豪華ではないのですが、インテリアも和風で好印象が持てます。部屋は普通の和室ですが清潔に保たれていました。ただ、トイレが共同であること、お風呂は貸し切りが風呂が二つあるのですが、いずれもＭＡＸ３名限界で、また部屋数が少ないとはいえ、お風呂に入る時間帯はどなたも夕食前・朝風呂が好みなので、どうしても、前で順番待ちをしなければならず、また後の方も待っているかと思うとのんびり～はできませんでした。この点は残念でしたが、それ以外、夕食・朝食とも良い食材を丁寧に心を込めて用意していただいた懐石風で、味付けも上品で、大満足。宿の方もみなさん感じがよく、また大型ホテルではないので同宿の方に騒がしい方（特に今日本各地で傍若無人な態度でひんしゅくを買っている他国の旅行者）もおらず、安心して宿泊できました。日本お宿の長所を満喫できると思います。

ＪＲ系のホテルで大阪駅直結、ＪＲ・地下鉄等すべて地下街等で通じています。また話題のグランフロントや各百貨店へもすぐなので、とにかく便利です。最近は外国人利用客も多く、また、大阪への観光客も増えているため、常に稼働率はよいようですが、その分、手狭なフロントの行列が目立ちます。フロントスタッフはテキパキこなしていはいますが、その分、必要最低限の事務手続きに徹しているのか？冷たい印象を受けます。また、ネットで調べた情報をプリントアウトしたく、その旨伝えると「近くにネットカフェがあるので、そちらを案内しているが、今日は土曜でカフェも休みなので」と、それ以上の情報提供も解決策の提案もなく、「一流ホテルのフロントでこのレベルのサービス？」と意外な印象を受けました。客室へももちろん自分で移動しますが、上層階にあるレストラン階利用客と同じエレベータを使うので、なかなかエレベータが来ず、時間がない時はイライラするかもしれません。部屋自体はリニューアルされたのか、建物の建築年数からすると非常にきれいで、清潔感もあり、すれ違うハウスキーピングのスタッフも挨拶してくださり、好感が持てました。ただ、私の宿泊した同じフロアには宴会・パーティ用の部屋が何部屋もあるようで、フロア全体に宴会独特の食べ物の臭いがしていて、服に臭いがつきそうな気がしました。また宴会開始・終了時と重なると、エレベーターも混んでいて気を遣いました。「便利」「部屋の快適性」はホテルのランクに相当するものですが、それ以外（フロントスタッフ、公共の場の快適性）は同レベルのホテルに比べ非常に見劣りするホテルだと感じました。

昔からある大型ホテルですが、経営が替わり、サービスなどを押えることでコスとパフォーマンス重視のホテルへ転向したようです。週末は特に割高になる白浜において、がお得に滞在することができました。ホテル建物自体の老朽化は否めません。バリアフリー対応もまだ不十分なので、その点考慮して宿泊する必要はあるとは思います。部屋はごくごく普通の和室ですが、畳や座布団などややくたびれている感があります。トイレはユニットバスです。部屋の備品（お茶セットやお茶請け）等はごく一般的なレベルで、不満は感じません。ただ、壁や天井が薄いのか、たまたまなのかもしれませんが、階上か隣室の子供連れ？客の部屋からの足音や騒音に夜遅く・朝早くから悩まされ、イライラしました。夕食・朝食ともバイキングですが、宿泊料金からか、小さい子供連れが多く、子供がバタバタして落ち着いて食事、という感じではありません。気にならない方は問題ないと思います。料理の品数は普通レベルですが、お刺身もありました。また子供向けのデザート類も充実しているので「ターゲットは収入の限られた若いファミリー層かな？」と感じました。お風呂は大浴場が二つあり、夜と朝で男女入れ替えします。いずれも子供がいなければ、ゆっくりできるのでしょうが、走り回るような子供と一緒になると最悪です。またアジア系外国人も利用していましたが、髪の毛が湯船に浸かっており（これはこのホテルに限ったことではないし、日本人にもそういう人がいますが）非常に気になりました。古くから白浜にあるホテルなので従業員の方も元々勤められている方が多いのか、親切ですし、フロント対応もきちんとされています。コストパフォーマンスもよいのですが、その分、利用客層のマナーレベルが余り良くないので、「ゆっくり、のんびり」温泉を楽しもうと思う方にはお勧めできません。また子供連れでない方や子供が好き以外の方は子供連れと近くのテーブルや部屋は避けてもらう方に依頼することをお勧めします。

もともと湯治宿だったようですが、リピーター宿泊客からの「食事も出して」という要望に応え、食事も出す旅館に変わったようです。歴史のある日本家屋で、大浴場はなく、家族風呂のみです。少し大きめのお風呂と小さ目のお風呂、それに「たらい風」の露天風呂がベランダにあるというこじんまりした温泉宿。個人的には大きなお風呂で手足を伸ばしたいタイプですが、赤ちゃん連れや高齢の方、大浴場が苦手な方には、この家族風呂タイプが人気があるようです。到着時、夕食前のお風呂利用は先着順ですが、その後は空いている限り、いつでも自由に入ることができます。ただ、のんびりの自分のペースで入る宿泊客に先に入られると、相当ストレスたまるのが難点です。とはいえ、泉質は有名な鉄輪温泉の源泉にも近いので抜群！です。料理は夕食は部屋食・朝食は食事スペースで、いずれも家庭的な懐石料理という感じです。朝食はさほど特徴なく、冷めていたのと、味が甘めだったのが残念でしたが、夕食はかなり手が込んでいて、名物の地獄蒸しにも満足しました。２階の角部屋でしたが、広さもあり、マッサージチェア付。トイレやインテリアも女性の細かい配慮が効いていて快適に過ごすことができました。階下から赤ちゃんの泣き声がしたのと、目の前に露天風呂の入口があるので話し声がやや気にはなりましたが、窓からはモクモク吹き出る温泉の湯気も眺めることができ、温泉宿にきた～という気分を味わえます。なお、鉄輪温泉は古い温泉街なのですべて道が狭く、この旅館の前にも車を乗り付けることも駐車することもできません。車は宿の車先導で、ちょっと離れた契約駐車場へ駐車しに行き、帰りは宿の車に乗せてもらうということになります。便利ではないのですが、宿の女性スタッフの気配り・おもてなしでその点はカバーされているかなぁ、と感じました。こじんまりと静かにお湯を楽しみたい方にはお勧めです。

帰国便が午前発だったので、前日夜バンコクに戻ったその足で空港へ鉄道で移動し、空港からホテルの送迎車でホテルに到着しました。予約する条件により送迎は３００円程度かかる場合もあるようですので、予約時の条件に要注意です。空港に着きホテルＨＰに記載の集合出口付近でスタッフらしい人に声をかけるとホテルへ連絡してくれ、暫く空港ビル内で他の宿泊客到着を待たされました。空港からはホテルまで一般道路で１０～１５分程度、メイン道路から路地をはいった奥にホテル建物が現れます。フロントのある建物の部屋は料金が高い部屋のようで、私はフロントからいったん外に出た脇にある長屋風の平屋のアパートみたいな一室に案内されました。不思議な作りです。部屋はさほど広くはありませんが、ＴＶ、珈琲セット、シャワー、無料Ｗｉｆｉもあります。蚊が多いようで、私の部屋にも鳴き声がしたので、フロントへ連絡しようとすると電話が無音。電話線が着れているのでしょうか？やむなく、フロントへ出向き、殺虫剤を頼むと、しばらく待たされましたがきちんと持ってきてくれました。朝食は取っていませんが、フロント脇のレストランでセットメニュー（目玉焼きやトースト）を食べている欧米人を翌朝見かけました。大通りまで５分程歩くとコンビニもあり、道沿いに屋台風の店もあるので、特にホテルで食べなくても困らないとは思います。空港へはチェックイン時に伝えていた時間のシャトルで送ってもらえましたが、「バン」程度の車なので、団体客や荷物の多い中国系の宿泊客と重なると積み残しされるかもしれません。時間に余裕を持って行動したほうが良いでしょう。あくまでもトランジットとして利用するなら、非常にコストパフォーマンスの良いホテルだと思います。

スリンの象祭りの際にツアーの一部として宿泊しました。夜遅くバスで到着したので、中心地からの距離ははっきりわかりませんが、象の銅像がある中心地からバスで5分程度はかかったこと・途中メイン道路から脇道へ曲がり、真っ暗な道を進んだこと、から個人の移動時はレンタサイクルやタクシーが無難だと思います（ホテルでもレンタサイクルがありました）。ホテルと言っても、モーテル風の変わった造りでした。長屋風にいくつもの部屋が平屋の棟に連なっており、その前に車を横づけできるようです。自分の車で旅行するには荷物を運ぶ必要もなく便利なのでしょう。象祭りの時期とあり、欧米人の団体客も宿泊していました。周囲は何もなく、カエルの鳴き声が田園から聞こえるような環境です。欧米人の一部はフロント前に設置されたカフェモもどきのベンチでビールとおしゃべりを楽しんでいましたが、気持ちよさそうでした。部屋はテレビ・冷蔵庫・無料の飲料水2本はありますが、それ以外は何もありません。バスタブなく、シャワーのみですが水の出具合は高級ホテルほどに勢いよくはありませんが、困らない程度にはお湯もきちんと出ます。朝食はフロント横の朝のみ使用されるレストラン的スペースでブッフェですが、「昔ながらのタイのホテルの朝食」といった味・品数。パンもありますが、蟻が寄ってきていて食欲がなくなりました。ジュースも砂糖の味で、体に悪そうな感じでした。でも、ある意味、「タイらしい」ホテルとは思います。高級感を望むなら勧めませんが、子供連れで泊まるなら気兼ねなく泊まれるホテルだと思います。

個人での女性一人旅なので「空港からの移動」と翌朝アソーク駅近くから出るツアーバス集合場所に近い、という立地面からこのホテルを選択しました。空港からはエアポートレイルリンク（エキスプレスは運行されておらず、ローカル線のみの運行。乗車人数の割に本数も少なく日本のラッシュ並みに混んでいました）でマッカサ駅まで20分程度、ここでＭＲＴのペップリー駅への連絡通路（屋根もあり雨でもＯＫです）へ徒歩10分程度、地下駅まで下り、ＭＲＴスクンビットまで一駅。ホテルはスクムビット通り沿いにあるのですが、ＭＲＴ駅からはＢＴＳアソーク駅レベルまであがり、可能な限りナナ駅方面へ続く連絡通路を行き階段を下りると人ごみを若干でも避けることができると思います。話題のショッピングセンター「ターミナル２１」もある一大集客地帯なので、特に夕方の人ごみはひどく、その点荷物が多いとつらいと思います。ホテルは「ターミナル２１」から徒歩5分程度。道路沿いにコーヒーショップなどもあり、暗いことはありませんし、観光客も多いようです。フロントに入ると外の喧噪はウソのようです。頑張って高級感を出している感じはします。フロントスタッフもきちんとはしていますが、タイの良さである親しみやすさは感じません。こちらが質問するときは親切に答えてくれるので良いのですが、たまたま当たった女性スタッフの英語がわかりにくくて困りました。部屋はダブルのシングルユースで広さも十分ですし、珈琲セットや無料のＷｉｆｉも問題ありません。ただ、狭いＳｏｉの眺めは電線だらけで、景色を楽しむという感じではありませんし、昼間に滞在すると部屋も暗い感じがすると思います。バスルームはシャワーがブースになっていないタイプで、バスタブの外に「固定式」となっているので床がびしゃびしゃになり使い勝手は悪いです。バスタブはやたら広く、またバスタブの壁面の厚みが高齢者や子供、背の低い方には使いにくいだろうなぁ、と思われました。またシンクの下に、アメニティの空袋(要するにゴミです）が落ちていて、掃除の不十分さもありました。場所柄、夜遊びして夜遅くに帰ってくる人も多いのか、夜中にドアのバタンと開け閉めする音が響き渡っており、そのたびにビックリし、ゆっくり休むことができませんでした。朝食は開始時間に行っても「準備中」状態で、まだ料理もそろっておらず、いつになれば「ベスト」な状態になるのか、わからないまま退散しました。一応パン・中華風・タイ？とありましたが、いずれも中途半端でした。ロケーションという点からはコストパフォーマンスは良いかもしれませんが、見かけ倒しの中身がついて行っていないなか、と残念感が残るホテルでした。

午前中に松島観光し、そのまま午後は山寺観光、という忙しい日程の後、山寺から仙台への途中にあるこの作並温泉に泊まりました。連休と突然の雨で温泉街から駅への道路が混んでいたらしく、他の旅館の送迎車の到着は遅れているようでしたが、岩松旅館の運転手さんだけは、その点を考慮し早めに来てくれていたとのこと。乗車時の温かいおてふきのサービスなど、さすが老舗の旅館のサービスだな、と到着前から感心しました。ホテルは大型ホテルで、バブル前の会社の団体旅行などでよく利用されていたような雰囲気ですが、今は団体客も減り、個人やファミリー受け入れにも注力しているようです。到着時はフロント横のスペースでセルフサービスのウエルカムコーヒーも用意されているのも嬉しいサービスでした。当初、事前に連絡していた部屋の希望を全く考慮されていない部屋でしたので、その旨を伝えると、やや待たされましたが、最終的には解決していただけたので快適に滞在することができました。（但し、待たされた結果、夕食前に温泉に入る時間がなくなったことが残念でした）夕食は種類豊富なバイキングです。地元産の野菜やさすがに牛タンはありませんでしたが、名物料理も用意されていて、満足のいくものでした。混み合ってはいましたが、品薄になったものは補充もされていました。この旅館の売りでもある「広瀬川渓谷沿いの露天風呂」は基本「混浴」らしいのですが、「女性専用」の時間帯を設けているので、その時間帯を利用し、安心して、渓谷を眺めながらの朝風呂を楽しむことができました。この露天風呂へ向かう途中にも女性用浴場（中くらいの大きさ）があるのですが、ここも建物自体が古く、東北の温泉感たっぷり！で私はここが気に入りました。翌朝は列車運休というトラブルに見舞われたのですが、通常最寄駅である作並駅までの送迎バスを列車の来ている、かなり先の駅までバスで送っていただけ、無事帰路に着くことができました。年齢問わず、安心して滞在できる接客サービスに優れたホテルと思います。

名古屋からの太平洋フェリー到着が夕方だったので、紅葉時期で宿泊費が高く、混んでいた仙台市内への移動を諦め、ここ多賀城に泊まりました。仙台港から電話でタクシーを呼ぶと数分で来てくれます。港からは10分程度で到着しましたが、このあたりも津波の被害がひどく、更地を立て直した建物が多いと運転手さんが教えてくれました。ホテルもフロントのある１階部分は浸かったようですが、今はそのようなことも言われなければ分からないくらいです。建物自体は老朽化がすすんでいるのか、昔ながらの典型的ビジネスホテルです。ツインもシングルも部屋の広さはつくりは同じのようで、シングルだと、かなり広さを感じます。ユニットバスは手狭ですが、併設の大浴場が使えるので（一般客も来られます）足を伸ばしてお風呂に入れるのは良かったです。隣にコンビニ、数メートル先にドラッグストアもあるので、ちょっとした買い物はできますが、それ以外、目立った店はありません。夕食は牛タンを食べたいことをフロントの方に伝えると、有名なチェーン店「利休」を紹介してくれました。タクシーで１０分程度でした。翌朝は松島観光へ行くためＪＲ多賀城駅まで歩きましたが、ゆっくり歩いて１５～２０分程度でした。仙台から松島への途上にあるので、松島観光にも非常に便利でした。但し、長期滞在して観光、には向かないと思います。

関西空港島にある唯一のホテル。第一ターミナルビルからは空港駅を越え、連絡通路を歩き5分程度、ピーチ利用時にお世話になる第二ターミナル行き連絡バスの乗り場はホテルと同一ビルとなるエアロプラザ１Ｆにあるので、早朝・深夜の出発も安心です。日航系ホテルですので、部屋・スタッフ等も信頼できるレベルで、特に不満等なく滞在できます。部屋は第一ターミナル側と第二ターミナル側があるのですが、第一ターミナル側の場合はターミナルの屋根など障害物があるので、思ったほどは飛行機の姿を眺めることはできません。部屋はワンランク上のクラスにすると改装された部屋となり、アメニティも充実しているようですが、普通の部屋は「ふつう」に快適です。部屋のタオルが地元泉州のタオルを利用しているところに「こだわり」が感じられました。朝食はバイキングですが、やや子供向け・日本人（ＯＲアジア人）向けな感じがします。欧米系の方にはパンやシリアル・チーズ等が物足りないと感じそうです。最上階で常時営業していた雰囲気の良いレストラン・ラウンジ「ジェットストリーム」が好きで利用しましたが、今は予約時やイベント時のみの営業らしく、残念です。

1年ほど前にリスボンに滞在した際、「市電の発着地点前で便利そうだな」と目星をつけていた、日本からの団体ツアーでもＡグレードに分類されている大型ホテルです。今回は母も一緒だったので「日本人慣れしたホテル」「3人部屋設定がある」という理由で、やや予算はオーバーでしたが予約してみました。ロケーションは人気のある市電路線始発駅は目の前、地下鉄駅もすぐですし、フォゲラス広場などメインスポットへも徒歩５～１０分程度と便利。地下鉄駅も帰路空港へもタクシーで１０ユーロ程度。申し分ありません。但し、大型ホテルにありがちなマイナス点は「朝食会場がタイミング悪いと超混雑」「フロントが混んでいる」「フロントスタッフが事務的で不親切」でした。事前にリクエストベースとはいえ、こちらの希望を伝えていたのですが、通された部屋があまりにお粗末。トリプルですが、エキストラベットの代わりに部屋の入口すぐのスペースにソファーベットを廊下の壁にぴったりつけて設置している、まるで「女中部屋」。不服を伝えると「そんなもんです」と言われ、「今回はたまたま空きがあるから」と偉そうな態度のベテラン女性スタッフが出てきて、マシな部屋に替えてくれましたが、かなり恩着せがましくされ不快な気分のみが残りました。値段の割に人的サービスが劣っていると感じます。グレードだけで選択し、「便利」以外は失敗でした。

スペインのセビーリャからリスボンへの移動途中に1泊しました。セビーリャから高速バスで2時間程度、快適なバスの旅です。ホテルはバスターミナルと同じ建物になっているのですが、いったん外に出てビル沿いを歩くだけなので荷物が多くても大丈夫。ファロ駅はバスターミナルからホテル側と反対へ徒歩5分程度なので、バス・鉄道、いずれの旅にもかなり便利です。ホテル自体は白を基調としたリゾート感たっぷりの予想以上に素敵なホテルでした。ヨーロッパ系のリゾート客が多く、チャーター機到着後等はフロントはかなり混み合うのが難点。部屋はヨットハーバー側と町側によって、滞在時の印象はかなり変わると思います。私たちは幸いヨットハーバー側になったので、旧市街の城壁やどんどん飛んでくるヨーロッパ系ＬＣＣの飛行機も眺めることができ、また部屋も広さじゅぶんだったので、部屋でゆっくり過ごすことができました。城壁に囲まれた旧市街へもすぐですし、飲食店などがある中心へもすぐです。朝食はビュッフェでしたが品数も多く、私たちはヨットハーバーが見渡せるテラス席で爽やかな朝食時間を過ごすことができました。雑然とした観光地ではなく、のんびり時間の流れる小さな街で静かに過ごしたい、とそう思う方にはお勧めのホテルです。ただ一つ残念なことは、フロントに投かんを依頼し切手代も渡したポストカードが届かないことです。（フロントの方のせいではないかもしれませんが・・・）

口コミの評判がよく、場所も部屋もよさそうな割に値段が手ごろなので、このホテルを選びましたが大正解でした。場所は市庁舎前でトラムの始発駅も目の前です。カテドラルやサンタクルス、エルコルテイングレス等のあるショッピング街もすべて徒歩圏内です。歴史ある老舗ホテルのようで、提携している同レベルの日本のホテルも一流ホテルの名前が連ねられていました。その分、フロントマンはやや冷たい感じはしましたが、一流ホテルはこんなものでしょう。部屋は三人での利用だったからか、やや広めの部屋（ツインにエキストラベット一台）となり、スーツケースの開け閉めも十分な広さでした。朝食はレストランでビュッフェですが、生ハムはもちろん、スパークリングワインまであり、朝の広場を眺めながら、気持ち良い朝を過ごすことができました。お風呂のお湯も十分でますし、日本のホテル宿泊と同様な快適さで休むことができます。また場所がどこへ行くにも中心に位置するので、買い物に行って、ホテルで一休み、そのあと、またサンタクルスのバルへ出かける等、小回りするのに都合が良かったです。値段と比較し、非常に価値ある日本人向きホテルだと思います。

マラガ駅前の横断歩道を渡るとすぐのビルの一部がこのホテルと名のつく、実質オスタルのラスアメリカスです。20年近く前にも父親と個人旅行した際「駅に近い」という理由で宿泊し、特に不満を感じた記憶なかったので、今回も個人旅行で移動に便利なこの宿を選びました。以前に比べ老朽化が進んだ印象を受けましたが、ロケーション・値段を考えると相当だと思います。建物の前に安っぽいＬａｓ　Ａｍｅｒｉｃａｓというネオンがあるのですぐにわかります。エレベーターもしくは階段で2階に上がるとフロントがあり、時間帯によりスタッフが変わるのですが、基本的に英語は余り通じません。でも何故か意思疎通はできるおじさんたちで、非常に親切です。私たちは悪名高きエアヨーロッパのロストラゲージでかなり困っていたのですが、航空会社へ文句の電話をしてくれたり（結局自分で解決する羽目にはなりましたが）、次の場所への送迎運転手の方にも内容を引き継いでくれたり、と「普段着のスペイン人」に触れた気がしました。部屋はツインに無理やりシングルベッドを３台入れたようで狭いです。また小さい窓が一つなので暗いです。シャワールームとトイレも狭いです。部屋の備品はテレビ、シャワージェルのみ。ですがＷｉｆｉはちゃんと繋がりました。マラガの中心地へは歩いて２０分程度、ブラブラ歩くのもいいですが、夜のバルめぐりの後などはタクシーに乗るのが無難でしょう。確か千円程度だったと思います。マラガの優雅なリゾートライフを楽しむにはお勧めできませんが、移動に便利なリーズナブルな宿泊場所を望む方なら十分だと思います。

ヘルシンキ滞在のみの弾丸一人旅だったので「交通の便」の良さを最優先にこのホテルを選びました。空港からフィンエアーバスに乗ると終点がヘルシンキ中央駅です。ホテルのほぼ前にバスは停まります。（空港行きの乗り場もホテル前のバス停発です）大きいスーツケースを持っての移動や早朝・深夜の移動にもかなり安心感があります。そのため稼働率はかなりよいようで、フロント辺りでもいつも誰かが待ち合わせしている雰囲気でした。その割にフロントのスタッフの数が少なく（一人か二人）、チェックイン・アウトや何か尋ねたいときも、かなり待たされてしまいます。部屋は北欧風のスッキリとしたインテリアで清潔に整備されています。私は鉄道駅側のバリアフリールームになったのですが、鉄道好きの方ならたまらないかもしれません。バリアフリールーム仕様なのでシャワーのみでしたが、湯量は十分でした。また部屋にはお茶セットもありました。主な観光場所はすべて徒歩で回れます。郵便局も目の前でその中に最近スーパーができたので、元々あるソコスホテル地下のスーパーと値段比較までできてしまいます。宿泊費の高い北欧の例に漏れず、ここヘルシンキもホテル代の高さには閉口しますが、このホテルも場所・設備は問題ないのですが、日本のレベルからすれば倍の値段だと感じますが、それでも、他のホテルと比較すれば、コストパフォーマンスはよいと思いました。

乳頭温泉の知名度の高い宿泊場所は満室で「ここなら近いし、値段も手ごろ」と予約したのですが、結論、「ここに宿泊してよかった」と感じました。まず値段が手ごろなので、部屋や食事も余り期待していなかったのですが、個人客での宿泊客が少なかったからかもしれませんが、夕食はバイキングでなく、大きめの和室に椅子とテーブルが各グループごとに用意された懐石風でしたし、部屋もきちんと整備された和室でした。ここは酵素風呂が有名らしいのですが、私たちは利用していません。また、東北の温泉ではよく見るタイプですが、露天風呂は大浴場から離れた場所にあるので、着替えが面倒で、私たちは大浴場だけを利用しました。時間制限なくいつでも入れるのが嬉しかったです。ただ、乳頭温泉の某有名老舗宿が韓流ドラマの撮影場所に使われた影響か、このホテルにも韓国人団体客の宿泊が多い様子。入浴時のマナー（きちんと流して入る、長い髪は束ねる等）には若干不安を感じました。朝食時はこの団体客も同じ場所でバイキングでした。大型ホテルなので外国人観光客も多く利用されるのだと思いますが、夕食場所は別にしていただけていたでの、その点はホテルの方も苦心されているのかな、と感じます。ホテルのスタッフの方はみなさん親切で好感が持てました。そのあと、元々泊まりたいと思っていた老舗温泉宿を見学しましたが、暗く、清潔感が感じられず、「値段もお得なプラザホテルに泊まってよかった～」と実感しました。

もともと古くからあった施設を数年前に改装・改名しオープンした宿なので、まだ建物も新しく、紀州の木をふんだんに利用したインテリアにも心が和み、ゆったり、落ち着いて滞在できる宿です。今話題の高野山から本宮へ抜けるバスも途中、この宿の前に停まるようで、高野山・熊野巡りの途中の宿にもベストロケーションと思います。私たちは「美人の湯」として有名なこの温泉が目的でした。泉質は噂通りで、お風呂を出た後、しっとりとします。宿の大浴場は広めの半露天もありますが、昼間は日帰り入浴もしているので、特に山歩きシーズンや混み合う時期は多少混雑するかもしれません。夕食・朝食ともバイキングでしたが、品数も多く、味もよかったです。ただオープン前からレストラン前に待ち構えた人が沢山待っていて、オープン直後は争奪戦の如く・・・でした。また到着が遅く8時ごろに食事に来られた方は殆ど残り物的な食事で気の毒でした。（あまり追加はされないようです。勿体ないので仕方ないのでしょうが）半分公共的な施設のようなので、大勢で騒ぐような団体客には利用してもらいたくない宿です。冬はかなり冷え込むので、凍結対策も必要です。