はちのすけさんのクチコミ(32ページ)全3,565件

　JR岡山駅西口から少し歩いたところにある。西口にあるANAクラウンプラザホテル岡山をめがけ、ホテル横の道路を3分ほど歩けば到着。雨天時もうまくたどれば雨に濡れなくてすむ場所だ。個人的にタイムズの会員だったので利用したが、会員割引を受けられるので、会員にはお勧めだ。

　岡山県内にはタンチョウの飼育施設が4カ所あり、合わせて約60羽が飼育されている。ここはその一つだ。もともと、江戸時代から後楽園でタンチョウが飼育されているなど岡山県とタンチョウの縁は深く、飼育数は全国の都道府県でナンバー1だという。「きびじつるの里」は和気町にある岡山県自然保護センターのサブセンター的な役割を担っており、ここだけで11羽飼育されている。池がある野外飼育場や飼育ゲージ、パネルや写真を展示している「学びの家」などがあり、タンチョウについて学べるのが特徴だ。訪れた時は1羽のタンチョウが池を散歩しており、しばらく見入ってしまった。

　庭園の基本コンセプトは「20世紀における伝統的なイギリス庭園」。玉野市の市制60周年を機に計画され、イギリスでも著名な庭園技師に設計・監修を依頼した。里山にある立地を生かして玉野の山々を借景に、六つのゾーンに分かれたイギリス式の庭園に四季折々の花や木が共存している。不思議なのは玉野とイギリスの結びつきだ。さらに岡山県内では赤磐市にもイギリス庭園がある。どんな由来があるのだろうか。

　道の駅「みやま公園」の中核施設といっていいだろう。野菜や果物などを扱う「直売施設」や土産物や特産品を扱う「販売施設」、地元の瀬戸内海で上がった魚介類を扱う鮮魚販売、さらにはレストランなどで構成する。山中にあるので少し意外だが、鮮魚類の売り場は充実だ。

　鷲羽山山頂にある展望台で、２カ所設けられている。広い駐車場を備えており、よっぽどなことがない限り使い勝手のいい展望台だ。鷲羽山は国名勝に指定されており、瀬戸内海、四国、瀬戸大橋などが広がる絶景の地だ。展望台からはその絶景の中から、選び抜かれたような眺望が広がる。レストハウスやビジターセンターなども整備されている。昼だけでなく、朝の風景もコンビナートを見る夜景も素晴らしい場所だ。

　瀬戸大橋や瀬戸内海を望む絶好の場所にある施設だ。ドライブ客向けレストハウスと思いきや、団体での宴会需要にも対応しているのが特徴。斜面に建っており、四階から入館して下に降りていくパターンだ。売店やレストラン、団体用の大きな座敷など結構大ぶりな施設だ。意外だったのは、週末と祝日限定だが、朝食のサービスがあること。朝の瀬戸内海の風景や朝日を拝むためだろうか、ここに朝早く来るドライブ客がいるものだと感心した。

　ならまちに伝わる伝統的な町家を修復し、まちづくり活動の拠点として生かそうと整備された施設だ。１階はギャラリーやコンサート、作品展などの多目的スペースに使用されている。また、建物そのものも、ならまちの雰囲気に合ったシックなたたずまいだ。

　瀬戸大橋の開通時にスタートした児島湾観光の拠点となるのが、この観光港だ。大橋が演出する新しい風景を海上から観光する試みだったのだろうか。与島の手前までのクルージングで知られるが、近年は工場夜景クルージングで人気だ。

　ここは四国から瀬戸大橋を渡って最初にあるサービスエリアだ。瀬戸大橋途中の与島パーキングエリアが広大なだけに誤解してしまうが、与島がPAで鴻ノ池がSAだ。ただ、設備面では逆転しており、鴻ノ池SAがだいぶこじんまりとしている。レストランもあまり大きくなくメニューも普通のレストランだが、岡山のSAらしくデミカツ丼がある。

　大神神社にある展望台だ。この日は狭井神社に参拝したのち、下山する途中でたどりついた。大鳥居、三輪山、そして大和盆地が一望できる。ただ、12月だったので冬の色だった。これはこれで思い出に残るが、春以降の明るい時候の折に一度訪ねてみたい。

　展望所の鬼女台は蒜山大山スカイラインの途中、鳥取県と岡山県の県境にある絶景スポットだ。敷地内にある展望休憩所は地元の特産品、フルーツ、野菜を販売しているうえ、トイレも備えた道の駅的な内容だ。ここは標高900メートルで、国立公園・大山を中心に烏ケ山などの山並みが広がる風景が一望できる。反対側は蒜山の町並みだ。人気の場所だけに、入り口で渋滞していることもある。

　「御前酒」は岡山県ではとても有名な銘柄だ。また、おしゃれなボトル・ラベルで発売されている「GOZENSSYU9」も人気が高い。さらに観光面でいえば蔵造りの店舗がいい。宿場町の面影を残すのれんの町・勝山の中でも特に目を引く建築物だ。

　町歩き観光で注目を集める勝山にあるレストランだ。反対側に店を構える「御前酒蔵元 辻本店」が直営する「NISHIKURA」内にある。歴史ある酒蔵を上手にリノベーションした施設で、雰囲気だっぷり。酒粕や麹を使った蔵元ならではのメニューが並ぶ。同じ施設内にはショップやカフェもあり、町歩きの疲れを癒やせる。

　渓谷最深部の三滝ダム湖周辺は紅葉の名所だ。ただ、智頭駅から車で４０分程度かかる。途中から林道のような道になっており、運転に気を付けないとすれ違いが難しい場所もある。この時も、関西から来た運転の下手な女性が道の真ん中から寄せられず、トラブル寸前だった。鳥取県は植林が進んでおり、人が住んでいるような山はスギやヒノキの比率が高い。これほど奥に行かないと、なかなか紅葉の名所がないのだ。ただ、苦労した分、紅葉は鮮やか。現地には飲食施設はないので注意を。

　若桜鉄道は、かつて沿線住民が定期を買って運営を支えるマイレール運動が繰り広げられた第三セクター鉄道だ。そのせいか、住民参加型で魅力の醸成が行われている。バイクのブランドと駅名をひっかけてライダーの聖地に育てた「隼」駅はその典型だ。『男はつらいよ』のロケ地となった安部駅、蒸気機関車や転車台がある若桜駅など渋い駅が多い。近年は車両も更新し、ファンの注目を集めている。目的地に用事があるわけではなく、乗ることが目的になりつつある鉄道だ。

　岡山県を代表する風光明媚な海岸だ。瀬戸内海国立公園で日本の渚百選、日本の白砂青松百選に選定されている。夏は海水浴場で、7月中旬から8月下旬まで開設される。とはいえ、春や秋もいい。春は近くの渋川公園の藤棚とあわせて散策が楽しめる。個人的には人が少ないので春秋の方が好みだ。

　コロナ禍でイートインはなく、近くの公園で食べた。メニューはパティに牛、鶏を使ったもの、港町らしく朝をテーマとするバーガー、さらには店名を冠した代表的な「NO.8」など。この日はパティに牛＋チーズをセレクトし、チーズはチェダーをチョイスした。コロナ感染対策で、オーダー後はドアの前で待ち、レシートの番号を呼ばれると買ったものをピックアップする。ハンバーガーを食べるのはとても久し振りで批評できる立場ではないのだが、素材感をとても大切にしているのに感心した。子どものころ食べていたバーガーはケチャップやソースの味だったが、バンズのパンの味、レタスの食感、チーズの味、牛肉の味わいなど素材の味がケチャップに紛れることなく感じられた。余談だが、スパイスカレー、海鮮の店舗など並びには美味しそうな店が多く、楽しみなエリアだ。

　10月下旬のお祭りのときに参拝した。もともと玉井宮と東照宮は別々の神社だったが、明治期になって合祀されたという。徳川家康と血縁を結んだ池田家の領地には、ほとんどと言っていいぐらい東照宮がある。面白いのは境内に全国の有名神社の遥拝所があることだ。伊勢神宮、熱田神宮などなどあちこちの遥拝所がぐるりと設けられている。さらには龍神や天満宮など人気の神様も。多くの市民の信仰を集めてきた人気の神社なのだろう。

　中国縦貫自動車道を本州から向かうと、ずばっと下関海峡が開ける。いよいよ九州だ。そんな感慨をおぼえる絶景だ。逆に九州自動車道から向かうと、トンネルが最後の風景で、海がゆっくりと開けていく。ああ、ようやく本州だ。そんな実感を覚える。午後、海峡沿いを散策したが、潮の流れの速さが実感できた。潮流に逆らうと、小さな船だと思うように進めないほどだ。

　JR岡山駅の観光案内所は以前は2カ所に分かれていたが、2020年に合併。この案内所として誕生した。新幹線口を出るとすぐ左手にある。岡山市の観光・イベント案内だけでなく、岡山県内全域のパンフレットやチラシなど情報を集めることができるのが特徴だ。