2015秋、その他十三箇寺(4/13)：大亀山・全隆寺：街角の名所案内図、山門、築地塀、本堂

2015/09/26 - 2015/10/09

熱田区旗屋町にある曹洞宗のお寺、『大亀山・全隆寺』の紹介です。山号に『亀』の文字がある、熱田の蓬莱伝説に因むお寺の一つのようです。道路を挟んだ、熱田神宮の西北角に位置するお寺です。

エリア 名古屋(愛知)

• 交通手段: 私鉄 徒歩

街角にあった観光案内の看板の光景です。地図と現在の写真のほか、カラフルな『尾張名所図会』もありました。『熱田区史跡散策路』のタイトルがありました。

案内看板に使われていた、彩色を施した『尾張名所図会』のズームアップ光景です。この絵のタイトルは、『江戸時代の七里の渡し』でした。現在は『七里の渡し公園』となっている場所です。熱田の宮の渡しから、桑名の渡しまで海路七里です。

現在の『七里の渡し公園』にある除夜灯と鐘楼の光景です。かつて『熱田湊』と呼ばれていた場所で、東海道随一の宿場町『宮宿』と、現在の桑名市『桑名宿』を海上航路で結ぶ『七里の渡し』の船着場があった場所です。

石段の下から見上げた、『大亀山・全隆寺』の山門光景です。禅宗の曹洞宗のお寺です。約400年前、尾張最初の永平寺直末寺院として創建されたとされます。築地塀の白い線は、最も格式が高いとされる5本線でした。

『大亀山・全隆寺』の山門のズームアップ光景です。禅宗のお寺のためでしょうか、扉はぴったりと閉まっていました。

『曹洞宗・全隆寺』の文字が刻まれた、まだ新しい石標の光景です。大亀山(だいきさん)の熱田蓬莱伝説に因む山号ではなく、宗派の曹洞宗(そうとうしゅう)の文字が記されていました。

山門は閉じられていましたが、車が出入りできるこちらの門は開かれていました。その入口にあったのは、最新設備の納骨堂の見学案内でした。

一階が駐車場、二階が本堂か斎場のような大亀山・全隆寺の建物光景です。鉄筋コンクリート造りのようでした。

新しく建設された、最新式の設備を持った納骨堂の『法王電』の建物光景です。入口脇には、旧施設のものらしい鬼瓦が展示してありました。少し殺風景な建物外観にも見えました。