2015/09/26 - 2015/10/09
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名古屋市緑区の鳴海町本町にある浄土真宗大谷派のお寺、『竹林山・圓龍寺』の紹介です。御本尊は薬師如来とされます。
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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浄土真宗大谷派の『竹林山・圓龍寺』は、天台宗で始まったお寺ですが、嘉禎年中(1235~1238年)に僧・善念が真宗に改めたお寺です。この地に訪れた親鸞聖人(1173~1263年)の影響があったようです。
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『真宗大谷派・竹林山・圓龍寺』の文字が刻まれた大きな石標の光景です。お寺の縁起では、1600年の桶狭間の戦いで焼失した後、現在地に再建された時に『浄土真宗・善照寺』から『竹林山・園龍寺』に改められたとされます。
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西側から眺めた、本堂の側面光景です。名鉄の鳴海駅からは、歩いて10分足らずの距離にあるお寺でした。
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『円龍寺本堂建設工事』の竣工記録です。昭和60年(1985年)4月に竣工したことが記されていました。施主には、円龍寺18世住職の山田竱師の名前が記されていました。
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西南側から眺めた本堂の光景です。濃い茶色と白色の統一された、落ち着いた色彩でした。回廊には、すべて手摺りが付いていました。
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イチオシ
ズームアップした、本堂正面の光景です。両脇に石灯籠があり、その中間に本堂に上がる石段がありました。
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更にズームアップした、本堂正面の光景です。こちらの面には、扁額は懸かっていませんでした。
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縞模様がよく目立つ庭石、蘇鉄の木と洗塵の文字が記された手水鉢がセットになった境内の光景です。正面石段の右側の光景です。
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白い石に隅を流したような文様が入った庭石の光景です。石の種類は分かりませんが、銘石のようでした。仔細に眺めますと、縦に入った、細かい波を持った筋が文様になっていました。
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木と竹を用いて囲いがされていた石灯篭の光景です。地震対策より、お子さんが登って怪我をしないように施された安全対策のようでした。地震で斃れ始めたら、枠の強度は全く頼りにならないようです。
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同じく、木と竹を用いて囲いがされていた石灯篭の光景です。背が高い春日灯篭のタイプでした。二基とも、中々立派な造りの石灯篭でした。
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イチオシ
西南側から眺めた、鐘楼の光景です。西から東に向かって鐘を撞くよう、撞木がセットされていました。ネット検索をしてみましたが、鐘を作方角については特に決めがないようでした。
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梵鐘のズームアップ光景です。側面に『十七世覚龍代』の文字が鋳込まれていました。下部の縁近くに、寺名に因む、龍のレリーフがありました。日本では第二次世界大戦時に出された金属類回収令により、文化財に指定されているものなど一部の例外を除き、数多くの梵鐘が供出され、鋳潰されました。これにより、日本の鐘の9割以上が第二次世界大戦時に失われたとされます。
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境内の南東側から眺めた本堂の光景です。本堂の東側に、唐風の造りの屋根を持った玄関がありました。
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本堂の東側にあった、唐風の造りの屋根を持った玄関のズームアップ光景です。本堂にも、庫裏にも通じるような場所に位置しているようでした。
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『竹林山・圓龍寺』の駐車場の隙間から眺めた南側方面の光景です。名鉄鳴海駅がある場所からは、かなりの高台になっていました。駐車場は、圓龍寺の南側斜面に張り出して設けてありました。
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イチオシ
本堂の甍のズームアップ光景です。大棟には、『竹林山』の文字がありました。軒先近くの屋根飾りも立派でした。教の巻の鬼瓦と、植物文様の飾り瓦がありました。
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本堂の西南角から眺めた、北側方面の光景です。鳴海城址の鳴海神社は、この左手(西側)になります。
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西南側から眺めた本堂の甍の光景です。昭和60年(1985年)に竣工した建物ですから、約30年程が経過した建物です。
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境内の西南側から眺めた、本堂の玄関がある南面の光景です。右端に見えているのが鐘楼です。
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境内の樹木の光景です。樹種は分かりませんでしたが、この場所に植え替えられた時でしょうか、強く剪定されたような跡がありました。
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『圓龍寺の由来(元善照寺)』のタイトルがあった説明看板です。『圓龍寺』の始まりは、善照寺砦が築かれる以前にあった『天台宗・善正寺』と紹介されていました。今から約700年前のことのようです。その後、親鸞(1173~1263年)が立ち寄った時に『浄土真宗・善照寺』に改宗し、桶狭間の戦いで焼失した後、現在地に再建された時に『竹林山・園龍寺』に改められたと紹介されていました。
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見学の後に振り返って眺めた、『竹林山・圓龍寺』の本堂光景です。その手前に、最初の方で説明した大きな石標が見えました。石標の側面には、昭和12年(1937年)4月の建立が記されていました。
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西側から眺めた、右端に見える『竹林山・圓龍寺』の光景です。その左手前の柵がある場所が、鳴海城址とされる鳴海神社です。これで、圓龍寺の紹介はおしまいです。
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