2016/06/25 - 2016/06/25
37位(同エリア920件中)
ウェンディさん
- ウェンディさんTOP
- 旅行記377冊
- クチコミ2248件
- Q&A回答132件
- 1,993,878アクセス
- フォロワー343人
梅雨の晴れ間に友人と宇都宮へと旅に出ました。
宇都宮と言えば真っ先に浮かんでくるものはモチモチの皮に包まれた餃子ですが、今回の旅のターゲットは餃子ではなく石。
その石が織りなす奇妙な景色です。
大谷石の採掘場地下に広がる地底ラビリンスや、宇宙人が古代に作った謎の箱型横穴…と云われたら信じてしまうかもの百穴洞窟、そして、平安時代の僧・空海の手によるという妖艶な磨崖仏…。
日本のカッパドキアとも称される大谷石の織りなす大地を縦横無尽に駆け回り、総距離30kmを自転車で走り抜け、風を切って走るサイクリングの楽しさを味わいました。
そして、旅の最期には友人も予想していなかった場所へと行き、ファンタジーの世界の深淵を覗き込んできました。
そんな宇都宮を愉しんだ1日の旅行記:後編です。
Travel Blog 1【幻想的な地下世界へ】:http://4travel.jp/travelogue/11144147
Travel Blog 2【石を巡るイチゴ旅】:http://4travel.jp/travelogue/11145412
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝8時に宇都宮駅で始まった友人と私の宇都宮旅。
最初に訪れたのは、地底ダンジョンでもある大谷資料館。
夏なのに気温10℃という真冬の様な地底世界で1時間半を過ごした後は、シルクロードの世界へ。大谷資料館 美術館・博物館
-
大谷資料館からの道は下り道。
自転車に跨り坂を駆け下りるのだが、すぐに一旦停止。
その理由は、この不思議な景観が目に入ったから。
縦に大きく割れ目の入った大きな大谷石の岩が屏風のように川を貫いていた。大谷景観公園 公園・植物園
-
中国の桂林を訪れたことはないが、大谷石が作るこの光景は、どことなく桂林を彷彿させるような感じ。
大谷石も桂林の岩も、昔は海の底にあった大きな岩盤。
その岩盤がプレートテクニクスにより生じた歪(地震)で、地上に出てきたものだ。
ふたつの地域の石はその石組成が凝灰石と石灰岩という違いはあるが、岩自体が柔らかくその表面には無数の穴が開いているという共通点を持っている。
だから雰囲気が似ているのかもしれない。
大谷石の岩壁の小さな穴に草木の種が入り込み芽吹き、もはや岩というよりも小さな山みたいだ。 -
イチオシ
大谷地区の山間には、もう一つ忘れてはならない景観がある。
それは、岩に押しつぶされそうなお寺:大谷寺(大谷観音)だ。
大きな大谷石の崖の下に作られたこのお寺の歴史は古く、建立されたのは江戸時代の初期と言われている。
大谷寺がこのように岩の中にめり込む様にして建てられたのには理由がある。大谷寺 大谷観音 寺・神社・教会
-
昔々、まだ縄文時代と云われていた頃、この辺りは海辺の海岸地帯で、縄文人たちは大谷石が作る天然の洞窟横穴を住居として利用して、生活をしていた。
そして、時が経ち、平安時代。
空海と呼ばれる旅の僧がこの地に立ち寄り、昔の横穴式住居の岩壁に千手観音像を彫上げた。
更に鎌倉時代にかけ、岩壁には、釈迦三尊像、薬師三尊像、阿弥陀三尊像の磨崖仏が彫り込まれ、大谷の地は秘められた信仰の場所として敬われていた。 -
更に江戸時代となり、徳川家康の長女により、空海の彫った磨崖仏を本尊とする大谷寺が建立され、西の臼杵磨崖仏(大分県)の対となる東の磨崖仏として知られる様になったという。
大谷寺がこのような崖に密着した形となったのは、その時以来のこと。
つまり、大谷寺は磨崖仏を風雨から守るためのシェルターとして岩壁に密着するように建てられたということだ。
写真は、大谷寺を覆う岩の上部の岩の窪みだ。
かなり広そうな空間だが、縄文人たちはこんな高い場所にある洞窟空洞も住居としていたのだろうか。 -
此処と同じ様な天然の凝灰石を利用した住居としては、トルコ・カッパドキアのソーアンヌ地区の岩窟アパートメントがある。
ソーアンヌの断崖は約2000年前の住居跡だと云われていて、壁に開いている大きな穴は人間たちのかつての居住スペースを縦に輪切りにしたものだ(長い年月が岩の表面を侵食し、アパートだった住居部分が露出し、蟻の巣・観察用ポットみたいになっている)。
リビングルーム、台所、寝室、そしてお手洗いや家畜小屋までもが岩の中に掘られていた。
17階建てのアパートメントの岩部屋は梯子や階段で結ばれ、人々は高層ビルの様な岩の中で生活していた…ということだ。
2000年前は中東エリアの方が日本よりも文明の発達が早かったらしいが、もしかしたら縄文時代の大谷地区の住居も、こんな雰囲気だったのかもしれない。
(写真2015年5月、カッパドキア地区にて)
ソーアンヌ旅行記:http://4travel.jp/travelogue/11010564 -
お寺の周り岩窟の中には小さな仏像が沢山奉納されているのだが、そのどれもが同じような顔立ち。
私的には若干、大陸的な顔の造形に思えた。
その昔、大谷地区に住んでいた人たちはシルクロードを伝いやってきた渡来人だったのだろうか。
そんな考えが頭に浮んだ。 -
大谷寺の磨崖仏は秘仏とされ写真は撮ることが出来ないので、パンフレットからそのお姿を紹介する。
しかし、パンフレットの写真では1300年前の千手観音像の醸し出す妖艶な美しさが伝えられないのが残念。
装飾も少ない素朴な観音像なのだが、大地のエネルギーの様なモノを感じられる仏様だった。 -
お寺の裏側には資料館やお庭があり、拝観料400円でそれらも見ることができる。
6月の池には、睡蓮の花が咲いていて綺麗だったのだが…。 -
庭で私の目を引いたのは、御止山(おとめ山)へと向かう途中にあった石の門。
一見すると鳥居の様ではあるが、よく見ると横棒は3本で、更に真ん中に縦棒が3本並んでいる・
そして、その装飾は、仁王様、シーサー、象、壺…。
この門は一体、何なのだろうか。
ここしかみなかったら、妖しげな信仰宗教の聖地かと思ってしまいそうだ。 -
大谷寺の直ぐ傍には大谷景観公園があり、大谷石のオブジェなどが置いてある。
オブジェと言っても基本的には天然に出来た岩が多かったが、この切り通しは人工物だろう。 -
天然オブジェの一つに親子カエル岩もあったのだが、岩の脇に立ち、カエル岩を見ても、ちっとも蛙には見えなかった。
でも、少し高台のなっているところから見ると、蛙と認識。
後姿のカエルだ。
どうやら背中に子蛙も乗っかっているらしいのだが、石の摩耗が激しく、子供の姿までは認識できない。
この他にも、天狗の投岩と言われる奇岩もあったのだが、グリーンシーズンは大谷石の表面を植物が覆い尽くしてしまい、その奇岩の風景を堪能することはできなかった(奇岩を見たい場合には真冬の方が良いのかもしれない) -
そして、この公園で忘れてはならないのが、高さが27mにもなる大谷石で作られた手彫の観音像だ。
観音像の脇には階段がついていて、観音像の顔近くまで登ることができる。
巨大な観音様のお顔を間近で眺めることの出来る場所は珍しく、ついつい凝視してしまう。
目の部分などの造りはなるほどね〜。
白目部分を黒目の下に深く掘りこむことで、下から観音様を見上げた時に優しげな目に見えるようになっている。
ところで、この観音様を眺めながら、友人と私の間では議論が勃発した。
それは、観音様は男か・女か? -
頬のふくよかな感じは女性的。
でも、胸囲を見ると、女性特有な胸のふくらみはなさそうだ。
この観音様には描かれてはいないが、観音様によっては頬にヒゲのようなニョロとしたものが描かれているのも見たことがある。
で、その真相はというと…。
観音様は男ではない。かといって、女でもない。
ネットで調べただけなので間違っているかもしれないが、観音様は性を超えた存在だという事だ。
超越性の神様って、珍しいかも。
海外の神様でも性の区別のない神様は、ものすごく少数派の気がする。
そして、観音像を観察していた視線を、ふと遠くに移すと…。
そこにあるのは、廃墟的何か…。
廃墟好きな私の血が騒ぎだした。大谷平和観音 寺・神社・教会
-
少し遠くの山の中。
大谷石の岩肌に沿うようにコンクリート作りの建物があり、繁茂した木々が建物を覆い尽くしている。
何の建物かは分からないが、ただの家ではないことは確かだ。
何かの商業施設だったのだろうか。
私一人で来ていたならば、きっと近くまで行き、ついでに探検までしたかもしれないが、今回は友人と一緒の旅。
彼女を危険な目に合わせる訳にはいかない。
此処から眺めるだけにとどめたが、非常にそそられる場所だ。 -
大谷地区の大谷石の見所を一通り眺めた後は、再び自転車でのロング・サイクリングとなる。
この日訪れたかった場所は、宇都宮駅から半径10?内に点在するため、どのように廻るのか体力消費のカギとなる。
坂道の上りの傾斜が少しでも楽な移動ルートとして考えたのが、このマップのルート。
宇都宮駅を出て、帰着するまでの総移動距離は約30?。
出来るだけアップダウンの少ない道を選べば、サイクリングで無理なく回れる距離だ。
この日サイクリングで訪れた順を示すと以下の様になる。
宇都宮駅→大谷資料館→大谷寺→長岡百穴→宮カフェ→松が峰教会→聖ヨハネ教会→栃木県庁→宇都宮二荒山神社→妖精ミュージアム→宇都宮駅
大谷資料館から長岡百穴までは直線で結べばかなり近いのだが、その道は山中の道と住宅街となるので土地勘がないと道に迷う可能性があり、敢て幹線道路を使う遠回りルートで移動した。 -
大谷地区から約30分かけて到着したのがこの場所。
畑の中に忽然と現れる横穴たち:日本のカッパドキアである長岡百穴(ながおかひゃくあな)だ。 -
イチオシ
大きな岩の南面に開けられた四角い穴。
穴があれば入ってみたい・箱があれば潜ってみたい…と常日頃から思っている私には、涎がでてくるくらい面白そうな場所だ。長岡百穴古墳 名所・史跡
-
虚ろにあく四角い穴が作られたのは今から約2000年前の縄文時代。
最初に穴を開けた時、ここは墓地として利用されていた。 -
長岡百穴を正面から見た後は、脇へと廻り込み、横穴に近づいてみる。
-
この横穴は縄文遺跡なのだが、至って自由な場所。
本当に遺跡?と思えるほどロープもなければ、○○禁止の立札もない。
箱型のお墓の中だって、中に潜ろうと思えば、それも可能な場所だ。 -
横穴の大きさは、入口の1辺が50〜70cm位、奥行きが2m弱なので、そんなに閉鎖感もない。
横穴の中に潜りたい気持ちはものすごくあったのだが、横穴の入口に居たのは私の天敵。
蜘蛛だ。
どの横穴も風雨がしのげる場所とあって、虫たちの格好の棲家。
そして、その虫を狙う蜘蛛が大きな巣を張っていた…。 -
それでも、比較的蜘蛛の巣が少ない横穴に頭を突っ込み、中を覗くと、横穴の奥には観音像の姿が彫り込まれていた。
これは鎌倉〜江戸時代にかけて彫られた仏様で、ほとんどの横穴の中には大小の観音様の姿を見ることが出来た。 -
この墳墓は下から眺めるだけではなく、その上へと登るのも自由で、階段が彫り込まれている。
それならば…と私も階段を上ったのだが、墳墓の石全体が角が取れ丸みを帯びているので、足元が非常に不安定で歩きにくい。 -
上に登っても、掘られた観音様の姿が良く見える程度なので、長岡百穴では下からその姿を眺める方が安全だ。
-
時間は13時を廻り、サイクリングで移動していた私たちはお腹がペコペコ。
宇都宮の中心部まで戻り、目を付けていたお店へと向かう。
その場所は宇都宮のアンテナ・ショップの宮カフェ。
長岡百穴からは自転車で25分位だ。 -
宮カフェはアンテナショップだけあり、栃木や地元宇都宮の名産品や美味しいものを扱っているお店で、あの有名な“しもつかれ”も置いてあった。
-
でも、私達の狙いは特産品ではなく、美味しいと評判のお食事。
口コミでも評判の良い、牛すじ煮込みのオムライス(1080円)だ。宮カフェ グルメ・レストラン
-
イチオシ
オムライスは結構ボリューミーでその味も美味しく評判通り。
おなかはオムライスでかなり膨れているのだが、宇都宮に来たからにはもう一つ食べてみたいものがあった。
それは、夏限定の日光の氷室で作られた天然氷のかき氷。
ソースにはゴロゴロとちおとめがタップリと入った苺をかけてもらい700円也。
さすがに食後に一人1個は多いので友人と一つをシェアしたが、天然氷のかき氷は本当に頭がキーンとしないのが不思議。
ふわふわのかき氷を友人と共に堪能した。 -
食後は、東武宇都宮駅の駐輪場で電動自転車のバッテリー交換をしてもらってから、大谷石建築の教会へと向かう。
この教会は日本最大の大谷石建築。
カトリックの松が峰教会だ。
松が峰教会があるのは東武宇都宮駅からすぐの場所で、歩いて5分もかからない。 -
大谷石タイルを貼ったわけではない、本物の石のブロックを積み重ねた教会。
重厚な雰囲気だ。
教会は式やミサを行っている時以外は中も見学することが出来る。 -
教会の中にも大谷石が沢山。
柱の大谷石も素敵だ。
石造りの教会なのでもっと薄暗いカタコンベ的なものを想像していたのだが、陽の光も差し込み、予想外に明るい。 -
イチオシ
そして、祭壇も大谷石で作られていて、モダンな教会といった感じだ。
松が峰教会 寺・神社・教会
-
次に訪れたのも、また大谷石の教会だ。
此方はゴシック建築でその鐘楼が特徴的だ。 -
この宇都宮聖ヨハネ教会は幼稚園に併設されていて、部外者は簡単には見学はできなく、関係者の方の許可が必要となる。
でも、私達はその許可を手に入れることが出来た。
どうやって…って…。
その方法はいたって簡単。
園庭で子供たちと遊んでいた先生に「こんにちは〜」と声をかけて、礼拝堂の見学の許可を貰う事が出来た。宇都宮聖ヨハネ教会 寺・神社・教会
-
礼拝堂の内装は、先ほどの松が峰教会に比べたら至って質素だが、白く塗られた漆喰の壁と船の底を思わせる木造の天井が暖かみを感じさせる。
昭和8年に作られたということで年季は入っているが、落ち着く雰囲気が心地よい。 -
ステンドグラス等は殆どなく、その装飾はいたってシンプル。
-
そんなところが、欧州の田舎の町の教会の雰囲気によく似ている。
-
時刻は16時。夕刻と云われる時間。
この日最後の大谷石建築へと向かう。
訪れたのは栃木県庁の一角にある昭和館とよばれる建物で、趣のある大谷石で基礎を固めた県庁の旧庁舎を保存してある場所だ。 -
昭和館はその外装に大谷石が使われているのだが、実は私のここでの目的は石ではなく、階段。
どうやら私は階段…というモノが無性に好きで、古い階段がある…と聞くと、見に行きたくなってしまう。
昭和館には美しい装飾手すりを持つ階段があるという事で、その階段を見にやってきた。 -
イチオシ
階段のバルコニーに立ち、下を見下ろす。
バルコニーの飾り模様の陰影、そして色ガラスの入った窓が、何ともいい味を出している。第四栃木県庁舎 昭和館 名所・史跡
-
昭和館には昔の貴賓室もあり見どころも多かったのだが、そんな中で目を引いたのがタイル細工の模様。
庁舎のいたるところに、この葉っぱ模様のタイルが埋め込まれていた。
栃木県の県木であるトチノキの葉をデザイン化したモノだと思うのだが、素敵なデザインだ。 -
栃木県庁で、大谷石を巡る石巡りの旅はお終い。
此処からは、ちょっとオマケの観光だ。
宇都宮二荒山神社への長い階段を上る。宇都宮二荒山神社 寺・神社・教会
-
長い階段を上るとその先に在るのは、唐破風神門。
最近、東照宮や宝登山神社など派手めな神社を目にすることが多かったので、このように落ち着いた佇まいは心が落ち着く。 -
本殿にも灯が灯り、なんだかよい雰囲気。
日光にも別の二荒山(ふたらさん)神社があるが、あまりにも俗っぽくって私は好きにはなれなかった。
同じ二荒山神社ならば、こちらの雰囲気の方が断然好みだ。 -
友人との宇都宮旅の最後を締め括るのは、友人も予想外の妖精ミュージアム。
妖精ミュージアムがあるのは、市民プラザ5階にあるとても小さなスペースだ。
このスペースに、日本の妖精学の権威と言われた井村君江氏の収集物が展示されている。 -
ミュージアムの中には写真不可のコーナーがあり、この写真の本物(この写真は有名なコティングリー妖精事件の1枚)も展示してあった。
コティングリー妖精事件とは…。
聞いたことがある方も多いだろう。
1916年にイギリス人の少女たちが野原で遊んでいる時に妖精と出会い、その時の様子を写真に撮ったと云われるもので、有名な写真が5枚残されている。
その時に少女たちが使ったカメラと5枚の写真ガラス原板がこのミュージアムに保管されている。うつのみや妖精ミュージアム 美術館・博物館
-
少女たちが野原で出会った妖精たち。
妖精たちには大きな羽があり、まるで少女たちの周りでおしゃべりするかのように飛び回っている。
当時、これらの妖精写真はその真偽を巡り社会問題にもなったという。
(写真:妖精ミュージアムにて) -
それまで妖精の写真は、撮られたこともなかった(当たり前だが…)ので、新聞でこれらの写真を見た人々は妖精の存在を信じた。
シャーロックホームズのシリーズの著者であるアーサー・コナン・ドイルも妖精を信じた人々の一人だった。
(写真:蔵書の中にはアリス関連の物も沢山。宇都宮に住んでいたならば、お休みの度にここへきて、様々な妖精関連の本を読みたい♪) -
人々が熱狂した妖精の写真。
その写真について真実が語られたのは、少女がもう人生の終わりを迎える頃。
秘密に耐えられなくなった元少女は、子供の頃に撮った写真は、もう一人の少女が作った紙に描いた妖精を使ったトリック写真である…と告白をした。
この告白により、コティングリー妖精事件は幕を下ろしたのだが、実は終演の幕はまだ完全に下りきってはいない。
それどころか、更に謎を深めているのだ。
少女が撮ったと云われる5枚の写真の内、1枚だけ、自分たちが細工をした写真ではない…と主張する写真があったのだ。
その写真に写っていたのは、不思議な柔らかい絹の様なモノで、妖精の繭と言われるもの。
年老いた元少女は、その写真に関する関与だけは否定し続けた。
もしかして、本物の妖精たちが少女たちの遊びを面白がり、こっそりと写真に入り込んだのかも知れない…。
そんな風にも云われている。
果たして、この世界に、妖精はいるのか・いないのか…。
興味深いところだ。 -
イチオシ
最後に自転車を宇都宮駅の駐輪場へと返却し、宇都宮の石巡りの旅は終了。
でも、自転車で頑張って30?も走ったのだから、ご褒美スイーツ食べなくてはね♪ということで、向かったのは駅ビルPASEOにあるカフェの縁(えにし)。
意図して行ったわけではなかったのだが、ここはランチで訪れた宮カフェの姉妹店で、栃木県のセレクトショップ兼カフェだった。
栃木と言えば、やっぱり苺。
ベリーがタップリと乗ったフレンチトーストを友人と半分こする。
量はそれなりにあり、生クリームもたっぷりで、おやつとして食べるのならばシェアしてちょうどいい感じ。
このスイーツは夕方のみの限定メニューということで、そのお値段もコーヒー2杯とフレンチトーストで900円程度(一人450円)。
リーズナブルで、とっても美味しいおやつとなった。
高校時代の友人を巡った宇都宮。
サイクリング旅というのは初めての試みだったが、機動力という点では自転車はとても便利。
バスを使って観光していたら、時間のロスなく目的のポイントを巡るのは難しく、今日のコースを全て制覇することはできなかっただろう。
年甲斐もなくサイクリング…なのだが、環境にも優しく、エコでもある自転車。
これからも機会があれば旅先で利用したいな…。
この日の朝に訪れた大谷石の幻想空間の旅行記はこちら↓
穴があったら入りたい… http://4travel.jp/travelogue/11144147
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
夏の足音
-
前の旅行記
穴があったら入りたい☆地学部・女子高生の幻想ダンジョン探検★夏なのに冬な地底空間:大谷資料館
2016/06/25~
宇都宮
-
次の旅行記
コレが私のAnother Sky☆空に咲く花〈利尻岳登山-後篇〉【歩く礼文・登る利尻-4】北限の頂に広がる ...
2016/07/07~
利尻島
-
梅雨 時々 紫陽花 のち ジャカランダ♪ 中3の娘と週末プチ旅行/季節の花に癒され、ホテルでのんびり・ゆった...
2013/06/15~
熱海
-
行きはよいよい 帰りはこわい…。子を攫うは、いずこの神か物の怪か…。
2013/09/14~
川越
-
雲上の木 /アナベルが織りなす天空の世界【2014 権現堂 紫陽花さんぽ】
2014/06/14~
幸手・久喜・栗橋
-
明月院 Blue に会いたくて /梅雨の晴れ間に鎌倉さんぽ
2014/06/15~
鎌倉
-
3000年の夢 - 眠りから目覚めた古代蓮【蘇る古の記憶 / 埼玉県 行田市 古代蓮の里】
2014/07/12~
行田・羽生・加須
-
真夜中の輪舞曲 妖しくも涼やかに…金魚が舞う江戸の粋 【アートアクアリウム2014・夏の夜の夢】
2014/07/15~
日本橋
-
百花繚乱~宵を彩る夏の華…そして、優しさをありがとう!【越谷花火大会】
2014/07/26~
越谷
-
夏の記憶を追いかけて/関東最大級・古河花火大会
2014/08/02~
古河
-
純白の散歩道;アナベル・ロードと武蔵野国のチチカカ湖
2015/06/13~
行田・羽生・加須
-
夏花は炎陽に映え 短夜に咲く【オトナ遠足】時空を超え、古生代へタイム・トラベル(上野)☆20万本のヒマワリ畑...
2015/08/01~
小山
-
君がいた夏 / 全てが無と化した日
2015/08/15~
裏磐梯・猫魔
-
禿げ頭を掴まえろ♪天空のポピー & 里山の花菱草【初☆秩父は 真紅の海 と 夏色・花畑】
2016/05/19~
小鹿野・皆野
-
モネの彩♪金平糖の玉手箱☆10000株の宴・服部農園あじさい屋敷&謎のパワースポット・紅花寺
2016/06/12~
茂原
-
穴があったら入りたい☆地学部・女子高生の幻想ダンジョン探検★夏なのに冬な地底空間:大谷資料館
2016/06/25~
宇都宮
-
日本のカッパドキア♪不思議な横穴洞窟:長岡百穴 & Fairy Tale の真実
2016/06/25~
宇都宮
-
コレが私のAnother Sky☆空に咲く花〈利尻岳登山-後篇〉【歩く礼文・登る利尻-4】北限の頂に広がる ...
2016/07/07~
利尻島
-
わすれない
2016/08/21~
長岡・寺泊
-
蒼の洞窟へ♪ 欠航予想100%のお気楽・隠岐旅【ユネスコ世界ジオパーク 西ノ島 ひとり旅-1】
2016/09/02~
隠岐諸島
-
透ける青に 夏を涼む/サファイアBlueの泉☆訳あり無料バスツアーで行く 柿田川湧水群 (^o^)/
2017/07/18~
三島
-
江戸の足跡 - タイムトラベル【杉戸宿】& 火焔の華【古河花火大会】
2017/08/05~
幸手・久喜・栗橋
-
クレオパトラのパティオで女子力UP♪【微睡みの薔薇☆京成バラ園】/梅雨入り前のオトナ遠足20km-前篇
2019/06/02~
鎌ヶ谷・印西・八千代
-
梅雨の花園ハイキング-白き妖精と山吹ラッパが彩る裏磐梯 雄国沼へ
2021/06/25~
裏磐梯・猫魔
-
花ごころ
2023/05/27~
小鹿野・皆野
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (17)
-
- 前日光さん 2016/07/26 10:35:26
- 見直しちゃう!地元の魅力!(^^)!
- ウェンディさん、こんにちは〜
ず〜〜っと以前に、キトラ古墳展の旅行記でコメントさせていただきました。
穴を見ると引き込まれる猫のさが、共感〜
洞窟は怖いなぁと思いながら、つい入ってしまいます。
実は大谷観音までは、我が家から車で20分弱。
鹿沼市から大谷は近いのです。
でも前にここを訪れたのは、何年前だっただろう?
という程度の場所でしたが、ウェンディさんの手にかかると、大谷も不思議・神秘の空間に早変わり。
こんな素敵な写真、私にはとうてい撮れませぬ。
行く度に寂れた感じが否めません。
県東部が地元の私は、小学校の遠足でまず大谷観音に連れて行かれ、お弁当を食べて帰ってきたのですが、その頃はまだ採掘の真っ最中だったと思います。
その後資料館などができて、地下空間が面白いと言われるようになったのは昭和50年代頃だったかな?
宇都宮市中心部からはやや遠く、レンタサイクルを利用したのはグー(^-^)g""でしたね!
採掘跡が地底湖になっていて、予約すればボートにも乗れるようです。
県も市ももう少し大谷を整備すれば、素晴らしい石の遺跡になると思うのですがねぇ〜
長岡の百穴は、昔教え子の男の子(小学生でしたが(^_-))を連れて、見学に行ったことがあります。
歴史が大好きな子だったので、とても喜んでいました!
ここもなかなか面白い所ですよね!
松が峰の教会は、すばらしい大谷石の建築物です。
大谷石は、県内では蔵や塀など至る所に見受けられますが、5年前の震災では、その石質の脆さのため、多くの所で崩れてしまいました。
我が家の実家の蔵も、それは見事に崩れてしまい、今はもう跡形もありません。
ところが不思議なことに、地元の大谷地区ではほとんどの場所で崩壊がありませんでした。
地震被害は県東部が激しかったので、県の西部にあたる大谷地区は無事だったのです。
きっと何らかの意味があって、神様はこの大谷地区に被害を与えなかったのでしょうね。
餃子だけではなく苺も美味しい宇都宮。
その他もろもろ、魅力にあふれる宇都宮市をご紹介いただきまして、ありがとうございます!
県外の方の視線の方が、より新鮮で新しい発見があるというのは本当ですね(^_^)v
今後ともよろしくお願いいたします<(_ _)>
前日光
- ウェンディさん からの返信 2016/07/27 19:11:03
- RE: 見直しちゃう!地元の魅力!(^^)!
- 前日光さん こんばんは♪
栃木県宇都宮市にお邪魔してきました。
大谷資料館の事は旅行記等のメディアでよく目にしていたのですが、和製カッパドキアの大谷寺や長岡百穴の事は、調べだしてから初めてその所在地が宇都宮である…と云う事を知りました。
大谷地区は確かに古い地区で、朽ちかけた神社やもう誰も継ぐ方がいないであろう商店であったであろう建物等も有り、そんな部分は私も気になりました。
大谷景観公園も桂林を思わせる景観でなかなか凄いのですが、その凄さを対外的にアピールできていない気がします。
大谷石を石材としてのみではなく観光資源として、もっとPRすれば良いのに…と思いました。
そこらへんは宇都宮市や栃木県の課題ですね。
震災の時、大谷石の蔵が崩れてしまったのですか!?
加工が行いやすい…という利点が裏目に出てしまったのですね。
垂直の重さの耐久試験等は十分クリアできていたみたいなので、きっと横揺れで石がズレてしまったのでしょう。
地震は予想外の揺れ方をする時があるので、確かに石積みの塀や倉は弱いのかも知れません。
宇都宮は歴史のある町で、長岡百穴をはじめとする歴史的な見所も多くあり、また季節を変えて遊びに行きたいと思っています。
前日光さんも面白そうなポイントを知っていらしたら、是非、教えてくださいね。
ウェンディ
-
- ごまさん 2016/07/25 22:30:50
- カッパドキア〜に見えてきました。
- ウェンディさんへ
こんばんは、宇都宮市もウェンディさんの旅行記だとこんなにも素敵な場所っだのね〜と驚きました。
私も県民として生まれてから数十年住んでいるので、子供の頃より県都の宇都宮周辺は遠足だったり、ドライブや買物などで週末になると出かけていたので改めて意外な魅力を感じました。
しかも普通に長岡百穴の脇を通って、何時も叔母の家に行っていたので見慣れた風景でしたが〜墓穴だったのですね!
現在は直ぐ傍に環状線が通っているので、渋滞を避ける時の近道です。
大谷観音や地下空間もウェンディさんの旅行記だと、素敵な場所ですね。
何だか寂れて荒れ果てた感じでしたからね。
大谷石採掘で地面が陥没して穴があいて、避難されていたりして〜どうも負のイメージが強かったです。
やっぱり遠足とかで行くと、良さって感じにくいのかも知れませんね?
栃木県内では普通に大谷石が塀だったり、石蔵や家に使われているので珍しく感じませんでしたが、洋風建築だとこんなにも良い感じでなのですね。
私は本当に宇都宮の魅力を知りませんでした。
ウェンディさんは本当に詳しく下調べをされているのには、感心してしましました。
宇都宮は餃子しか無いと思われていたでしょうから!!
でも餃子が有名になったのは、ここ20数年ぐらいでしょうか?
素敵な宇都宮を紹介していただいて、有難うございます。
ごま
- ウェンディさん からの返信 2016/07/26 21:36:21
- RE: カッパドキア〜に見えてきました。
- ごまさん こんばんは。
ごまさんは栃木県に住んでいらっしゃるのですね。
栃木県は山も多く、世界遺産の日光もあることから、日光方向は良くお出かけしていたのですが、その途中の宇都宮は今まで降りたことがありませんでした。
でも、トラベラーさんの旅行記等で大谷石資料館が面白そう♪となり、宇都宮について調べてみたら他にも私の好きそうなものが色々。
同じく石や遺跡に興味のある友人と一緒にお出かけしましたが、苺スイーツの充実さなど、予期していなかった嬉しい誤算もたくさんありました。
大谷地区の地盤陥没は私も昔にニュースで聞いた覚えがあります。
現在は地質調査を行い計画的に採掘している様なので昔の様な事故は起きないとは思いますが、いきなり家の土台が崩れたらそれは、一大事ですよね。
大谷石は実家や祖父母の家の塀垣に使われていて小さい頃からよく見てはいましたが、それが宇都宮で採掘されていると知ったのは、大人になってから。
今はもう壊されてしまいましたが、祖父母の家の塀などはもしかしたら手彫りで石を切り出していた時代の物であったかもしれません。
職人さんの汗の結晶であった大谷石。
子供の頃にもっとしっかり石の観察をしておけばよかった…と思います。
宇都宮には古い民家が残されている地区もあり、行きたかったところ全てを1日で廻りきることはできませんでした。
今回は餃子を食べに行く暇もなく動き回っていたので、次回は餃子も食べつつ、また異なった宇都宮の魅力を味わってきたいと思います。
ウェンディ
-
- みかりさん 2016/07/13 15:43:14
- 参考にさせてもらおう♪
- ウェンディさん、こんにちは!
宇都宮石巡りの旅・・・たっぷりと楽しませてもらいました。
幻想的な大谷資料館にカッパドキアのような長岡百穴・・・
どちらも日本にいる事をちょっと忘れてしまうような不思議空間ですよね。
餃子の街くらいでいつもは通過駅だった宇都宮。街道歩きの時に
初めて街巡り(街道&駅周辺だけ)したけれど、中心地だけの見所は
正直多くはないですよね。普通の街なので・・・。でもちょっと範囲を
広げると楽しい見所もあって、自然も楽しめる場所なんだな〜と
思った事を思い出しました。
実は現在周っている坂東札所巡りで(休んでいますが)ウェンディさんが
周った場所に行く事になるんです。大谷観音は札所の1つなので・・・
交通に悩んでいてバスで行こうと思っていたのですが、レンタル自転車
(しかも電動の)があるなら、その方が効率が良さそう。
札所巡りをする前には、またじっくり見させて貰って参考にしたいな〜と
思いました。真夏の散策はちょっと考えてしまうけれど・・・
地下空間に行くなら、天然のクーラーと言うかそれも気持ち良さそう♪
みかり
- ウェンディさん からの返信 2016/07/13 22:12:32
- RE: 参考にさせてもらおう♪
- みかりさん こんばんは。
私も数年前までは宇都宮は餃子の町…と云うだけの認識でしたが、どなたかの旅行記で地下ダンジョンを拝見し、調べて行く内に崖の下にめり込むお寺やコロボックルの棲家との学説まで出たことのある百穴があることを知り、いつかは行ってみたいと思っていました。
初めは市内をバスで巡ろうと考えましたが、バスのラインが駅を中心に放射線状に伸びるラインのみでそして本数が少ない事から、自転車を移動手段に使いました。
が、これが正解!
時間を有効に使う事が出来、1日で大満足の宇都宮旅となりました。
(電動自転車を1日レンタルして300円ってとっても嬉しいですよね)
みかりさんが札所めぐりで予定されている大谷観音は、私達が訪れた時も巡礼の方が団体でいらしていて、皆さん念仏(なのかな?)を唱え真剣にお参りをされていました。
大谷観音は古い磨崖仏ですが、すり減ったその姿の中に大地のパワーを感じる様な姿で、仏像には全く詳しくない私でも感動しました。
みかりさんの鉄道旅の旅行記は、私の知らない分野の鉄分たっぷりの情報が沢山出てきて面白いです。
本物の鉄道屋さんの旅行記は私には難しいのですが、みかりさんは初心者にも理解しやすい平たい言葉で書いてくださっているので、鉄分に欠ける私でもその情景がすんなりと頭に入ってきて、分かりやすいですね。
ウェンディ
-
- fujickeyさん 2016/07/04 20:51:44
- 餃子以外の魅力☆
- ウェンディさん、こんばんわ。
宇都宮線といったら餃子ってイメージが浮かぶけれど、
餃子以外にもたくさん美味しそうなものがあるんですね。
どうしても、食い気が勝って食べ物に目が行く(笑)
「しもつかれ」
どこかで耳にした記憶があるな、と思ったら
職場の茨城出身の方が持ってきてくれたことがありました。
奥様が作ったと言って食べたんですけど
味の記憶がないんです。
衝撃的だったら記憶に残るので、
おそらく美味しかったんだと思います(笑)
最後の妖精ミュージアムはウェンディさんの好みですか?
コティングリー妖精事件は知りませんでしたが
私は妖精よりも、コロボックルの存在は信じています。というか、居てほしい。
子どもの頃に青い鳥文庫の
『だれも知らない小さな国』を読んで夢中になりました。
いつか会えるといいな。
fujickey
- ウェンディさん からの返信 2016/07/04 22:48:41
- RE: 餃子以外の魅力☆
- fujickeyさん こんばんは。
初めての宇都宮旅でしたが、ギュッと濃縮した旅でなかなか楽しかったです。
食べもので行けば、イチゴ。
特産のとちおとめスイーツが沢山あり、目移りしてしまいました。
日光の天然氷のかき氷の苺ソースも甘すぎず絶品でした。
【しもつかれ】は以前にTV番組で名前から中身が想像できない郷土料理として紹介され、一躍その名前が知れ渡ったとか。
鮭・大根・大豆・油揚げ・酒粕が入っていて、各家庭で+αの食材が入るようです。
私も栃木出身の友人のお母様が作ったしもつかれを食べさせてもらいましたが、美味しくいただきました。
ちょっと癖があるので子供は苦手かもしれませんが、日本酒のおつまみに良さそうな味でした。
ただ、しもつかれのその外見(ゲロに似ている!?)から喰わず嫌いの方もいるみたいですね。
佐藤 さとるさんのコロボックル・シリーズは私も小学生の頃、よく読んでいました。
村上 勉さんの挿絵が印象的でしたね。
宇都宮の妖精ミュージアムは私の希望で最後の訪問地として挿入しました。
昔、何かの本でコティングリー妖精事件の写真を目にして、写真自体の真偽はともかく、その本物があるならば自分の目で見て見たい!と思っていたので。
妖精、コロボックル、妖怪、トロル…。
昔は私達の生きる世界にも、そんな不思議な生き物たちを見ることのできる目(第六感)を持つヒトがいたのかもしれません。
私自身は自分の目で見えるモノが本当とは限らない…と常日頃思っているので(モノにしても、心にしても)、見えない妖精やコロボックルがいたとしても不思議ではない…と考えています。
そういえば、私が行った長岡百穴や埼玉にある吉見百穴は最初に発見された時は、人間よりもちいさい古代生物であるコロボックルの棲家だった!という学説もあったそうですよ。
ウェンディ
-
- 玄白さん 2016/07/04 10:44:06
- ありがとうございます!
- ウェンディさん、こんにちは!
我が町、宇都宮をとても魅力的に紹介していただいて、ありがとうございました (^ ^)
宇都宮市民になって、すでに10年以上になりますが、ウェンディさんが旅行記で紹介して下さっているところで、まだ玄白が行ってないところがありました。長岡百穴です。いつも日光方面に出かける時、車の中から見えるので存在は知っていましたが、数年前に巾着田に行ったついでに立ち寄った吉見百穴とそっくりなので、よほど暇だったら行って見るか、しかし旅行記ネタにはならないだろうぐらいに思ってました。ウェンディさんの旅行記を拝見して、もう十分です。たぶん、行くことはないでしょう(^ ^)
ウェンディさんの旅行記の文章は、よく調べあげた結果に基づいて緻密に書き込まれているので、いつも興味深く読ませていただいています。
玄白
- ウェンディさん からの返信 2016/07/04 22:25:59
- RE: ありがとうございます!
- 玄白さん こんばんは。
玄白さんのお膝元にお邪魔してきました。
大谷石は実家の塀にも使われていたので子供の頃からなじみのあるモノでしたが、幻想的な採掘場の地下空間や大谷石造りの教会など、石材として以上の魅力が沢山ありました。
長岡百穴の遺跡もそうですが、宇都宮地方に石文化が栄えたのは凝灰岩という地層があったからこそですね。
実は、埼玉の吉見百穴はまだ行ったことが無く、いつか行っていたいと思っています。
長岡百穴は吉見百穴を小さくしたような感じなのだとは思いますが、あの野ざらし感が、良い雰囲気でした。
ロープとかも何もなく、古墳の中へ潜るのも、上に登ってみるのも自由な場所。
桜の時期には古墳の上に舞う桜の花びらが風情があるとか。
玄白さんも「たぶん、行くことはないでしょう(^ ^)」とおっしゃらずに、行ってみてくださいね。
ウェンディ
-
- 鼻毛マンさん 2016/07/03 22:41:56
- 長岡百穴〜
- あ〜 こんなところだったんだ。長岡百穴。
実は宇都宮の住んでいたときは、長岡百穴の道を車でよく通ってました。
住んでいた独身寮から日光街道へ抜ける道だったんでっさ。
こんな近くなんども何度も通っていて、寮のみんなと長岡百穴ってなに?
って話までなんどか出たことはあるけど、結局一度も行かず終いだったな〜。
おかげさまで若かりし頃を思い出すことができました。
そんなこと言うと年がばれそうだけど、昨日ヘアサロンのお姉さんから、30台前半に見えますよ♪ って言われて上機嫌になりましたー。
そりではまたー。
6月の残業が115Hを計上し、へろへろな鼻毛でした。
もうすぐ死ぬ〜
- ウェンディさん からの返信 2016/07/04 22:06:20
- RE: 長岡百穴〜
- 鼻毛マンさん こんばんは。
6月はお仕事が忙しかったみたいですね。
でも、115Hrの努力は旅行資金となる…と考えれば報われるかもしれません。
行先にもよりますが、飛行機のビジネスクラスも夢ではない!ですね。
長岡百穴は、宇都宮に生まれ育ったという私の知人も、名前も場所も知っているけれど行ったことは無い…と話していました。
墳墓の規模としては小さいですが、古墳好きの私は面白かったです。
美容師のお姉さんに30台に前半に見られた鼻毛さん。
その若さを保つ秘訣を今度教えてくださいね♪
ウェンディ
- 鼻毛マンさん からの返信 2016/07/07 07:47:52
- 若さを保つ秘訣
- おはようございます。
ウェンディさんはとても若いので必要ないと思いますが、若さを保つ秘訣を伝授いたします。
若さを保つ秘訣。それは常に気持ちを若く保つこと。
このあいだ職場で、中国の女性の方から、鼻毛さんはいったい何歳なんですか?
と聞かれ、元気に23歳!って言い放ったら、
精神年齢は3才ですね。
と冷たくあしらわれてしまいました。
うーん… さすがは才女。
切り返しが素晴らしかったです。
今日もがんばって仕事してお家に帰るぞ〜っ!
-
- ちちぼーさん 2016/07/03 15:34:08
- うらやましいぐらい充実した旅
- ウェンディさん、はじめまして。
大谷観音と大谷資料館は大谷観光1日乗車券で行きました。
確かにお得なのですが、バスの本数が少ないので
ちょっと慌ただしくなってしまいました。
ウェンディさんの旅行記拝見していると
とても丁寧に回られて、旅行記もガイドブックなどより詳しく書かれて
行く前に読んでから行けばよかったと思いました。
そうすれば大谷資料館はもっと楽しめたと思います。
他のところも、本当に丁寧でリズムの良い旅行記に
昨夜は寝るのも忘れて読ませていただきました。
これからも、参考にさせたいただきたく
フォローさせてもらいます。
よろしくお願いします。
みんまま
- ウェンディさん からの返信 2016/07/03 20:32:52
- RE: うらやましいぐらい充実した旅
- みんままさん こんばんは。
宇都宮は日光に行く時になんとなく通り過ぎる町でしたが、旅するに当たり調べてみたら、とても1日では廻りきれないほどの見所がある町でした。
今回の友人旅では目的を石に絞り込み大谷石をテーマに旅程を組みましたが、古民家や古く由緒あるお寺も多く、餃子を食べそこなってしまった私的にはいつか再訪したいと思っています。
ただ残念なのが、宇都宮は公共交通機関;バスの便があまり良くない事ですね。
今回自転車で行った縄文時代の古墳である長岡百穴もバスで訪れていたら、バス待ち時間等で往復2時間はかかったのではないかと思います。
そういった点で、宇都宮駅でレンタルできる自転車という移動手段に気が付いた時には、ヤッタ〜!!!という心境でした。
私の綴る旅行記は自身の記憶保持の役割も兼ねているので、私の気になる部分についてはしつこいくらいの描写で、文章が長すぎ!と指摘されることも有りますが、それを逆に誉めて頂いたのは初めてかも。
ちょっぴり嬉しいです。
みんままさまのプロフの【リゾート地も好きですが、おしゃれなお店や高級ホテルより
B級グルメや地元の人とのふれあいが好きです】の言葉、私も同感です。
高級ホテルに行くと、自分に釣り合わない気がしてお尻がムズムズしていてしまいます。
リゾートでのんびりする旅はもう少し先のお楽しみにとって於いて、今はアクティブに動く旅が一番おもしろいです。
最後になりましたが、フォローをありがとうございます。
そして、私からもフォローをよろしくお願いします。
ウェンディ
-
- きなこさん 2016/07/02 08:54:18
- 日本にもあった!カッパドキア
- こんにちは〜
凄い景色ですねぇ
日本にもこんな不思議な岩と共存している場所があるんですね
墓地に利用していた穴ですか・・・カッパドキアそっくり
「立ち入り禁止」じゃなかったら勿論入って行きますよねぇ
どうでしたか?電動自転車
気持ちよさそ〜
暑くなる前の今がサイクリングの季節ですね
きなこ
- ウェンディさん からの返信 2016/07/02 11:07:27
- RE: 日本にもあった!カッパドキア
- きなこさん こんにちは。
日常の景色の中にふと現れる、小高い丘。
そこには数十個の四角い横穴が彫られていました。
そんな光景を見たら、ネコ系だったら、まっすぐに箱穴に向かってジャンプ。
そして、頭を突っ込んだが最後、お尻が箱穴の入口にひっかかり両手両足をワタワタしてしまいそうですよね。
私も、血液の中に若干ネコ科の血が入っている感じで、こんな横穴を見ると飛び込んでいきたくってウズウズしてしまいます。
実際は、蜘蛛の巣だらけで穴の奥までは入れませんでしたが、大谷石に穿たれた無数の横穴は魅力的でした。
大谷石はカッパドキアの奇岩群を作っているのと同じ凝灰岩なので、加工がしやすいのでしょう。
だからシルクロードの西と東で、奇しくも似たような時代に似たような利用方法。
遠く離れた場所に居ても人間の考える事って、似てくるのですね。
そういえばきなこさんも旅されたヨルダン。
ヨルダンのペトラ遺跡にも、岩に穴を開けた墳墓がありましたね。
ペトラの王家の墓は、それこそ巨大な岩壁墓。
その王家の墓へと続く道沿いにも、ボコボコ横穴の開いた岩壁があったと記憶しています。
今回の旅は、旅先で初めてのレンタサイクルでしたが、電動ならばちょっとの坂道もスイスイでそんなに疲れない。
それに、自転車に乗れば多少のダイエット効果だって期待できそうですし…。
1日300円で電動自転車を貸してくれた宇都宮市に感謝です。
ウェンディ
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 夏の足音
17
52