2015/06/13 - 2015/06/13
30位(同エリア676件中)
ウェンディさん
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- フォロワー354人
純白のアナベルが道の両脇に咲く1本の道。
通称アナベル・ロード。
6月のこの時期にだけ、そんな純白の道が姿を現す時があるという。
そんな散歩道に会いに、梅雨の合間の散歩に出かけてきた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6月初旬の朝の通勤電車。
通勤電車の中は混みあい、湿度が高い空気の充満した車内はなんだか殺気立っている。
そんな中に乗り込んできたパワフルなおばさま達のグループ。
聞くとはなしに、耳に入ってくるその話し声。
その話の中の一つのフレーズが、私の耳に飛び込んできた。
「アナベル道路って知っている…?」
別に私に向かって問いかけられたわけでは無いのだが、「アナベル道路って何?」とつい反応してしまった。
でも、目を上げて彼女達の方に耳を傾けた時には話は別の話題に移ってしまったようで、その先の話は聞こえてこない…。 -
こんな時は携帯端末の出番。
数年前までは、一旦家に帰ってPCを立ち上げて…と調べものをするにも時間がかかったが、今はちょっとした調べものならば手元で簡単に出来てしまう便利な時代。
基本、携帯電話は嫌いなのだが、こんな時は便利だな…と思ってしまう。
“アナベル道路”をキーワードに検索開始。
でも、なかなかヒットする情報が見つからない。
少し考えて、閃いた。
“アナベル道路”ではなく“アナベル・ロード”。
大当たり!
“アナベル・ロード”があるのは埼玉県の加須市。
12000株もの紫陽花が道を彩る“アナベル・ロード”があるらしい。
そして、6月の第2週位が見頃を迎える時期。
アナベル・ロードに会いに埼玉県加須市、そして久喜市のラベンダー畑へと出かけてきた。 -
梅雨の晴れ間の旅の始まりは、騎西城から。
騎西城があるのは埼玉県の加須市にある騎西町、茨城県との県境近くにある町だ。
最寄り駅は東武伊勢崎線の加須(かぞ)駅。
加須駅からはバスで10分(朝日バス、停留所名;福祉センター)の所に騎西城がある。
騎西城が史実として初めて登場したのは1455年。
まだ、徳川の世が始まるよりも150年も昔の話だ。
その後、上杉謙信に攻め落とされ、その後には松平氏が城主となったそうだが、ここへ来るまで騎西に城があった…という事は知らなかった。騎西城土塁跡 名所・史跡
-
お城の周りには睡蓮が咲く池があり、小さな紅の花が水面から顔を覗かせている。
-
イチオシ
本日の最初の目的地があるのは城の裏側から始まる【ふじとあじさいの道】沿い。
池の後ろから、その道は始まっている。
騎西地方は田園地帯で、6月は植えられたばかりの小さな稲がその若葉で田の表面を彩る頃。
そんな緑一面の中をまっすぐと貫く1本の道。
その両脇には白いアナベルの花。
電車の中で聞こえてきたアナベル道路、いや、アナベル・ロードが目の前にあった。 -
時刻は朝8時。
地元の人がジョギングをしたり、犬の散歩をしたりしている。
咲き始めが淡い緑色、そしてゆっくりと純白へと変わっていくアナベルの花の道。
その長い道の中間地点に立ち、その光景を味わう。 -
早朝は曇りがかっていた空もゆっくりと晴れてきて、空の青とアナベルの白の対比が美しいのだが、写真だとアナベルの白色が色飛び気味で、その雰囲気を上手く表現できないのが残念。
-
このアナベル・ロードの正式名称は、市道騎3353号線で歩行者・農耕車優先道路だ。
一般車は入れなくはないが、この時期は近隣の駐車場(公共無料P有)に停める方が賢明だと思う。6月の花嫁が歩くバージンロード!?〜市の職員の方のセンスに座布団1枚! by ウェンディさん加須市あじさい祭り 祭り・イベント
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白く彩られたアナベル・ロードの中にときたま現れるピンク色。
小さなヒルガオの花が咲いていた。 -
騎西の【ふじとあじさいの道】はこのアナベル・ロードで終わりではなく、まだまだ先へと続く全長1500mの道。
アナベル・ロードの先にあるのは水辺の公園である総合公園。
この総合公園で有名なのは、紫陽花ではなく藤の木。
公園には藤棚があり、5月の藤の時期には花房が長く揺れる藤の花で有名なところでもある。
花の時期を過ぎた藤の木は、今は子孫を増やすため子供たちを育てている時期。
房の中には何百という子供たちが目覚めの時に向け、準備をしているのだろう。 -
公園の中には紫陽花の木も多く植えられている。
先ほどまでの紫陽花は白一色のアナベルだったが、こちらはカラフルな紫陽花。
鬱蒼と茂った木々の中に鮮やかに彩られた紫陽花。
スポットライトの様に陽が当たっている。 -
ピンク色の紫陽花は家の近所でも目にするのだが、私は今まで紫陽花の花びら(実際にはガクだが)は4枚だと思い込んでいたが、このピンクの花を観察していて、花びらが4枚のモノと3枚のモノの2種類があることに気がついた。
3枚のモノは1枚が落ちてしまったのかも…とも思ったのだが、花びらをひっくり返してみても落ちた様子は見られない。
今まで、絵を描く時は思い込みで4枚の花弁で描いていたのだが…。
実際には3枚のモノもあるとは…。
いつもなら綺麗だね〜で通り過ぎる紫陽花の花。
ゆっくりと眺めていると意外な発見がある。 -
こちらはこれから咲く花。
小さなピンクの蕾とまだ固い黄緑色の蕾。
蕾の中心が仄かにピンク色がかっているものもある。
咲き誇った花も美しいが、蕾にはこれから花開こうという強さが感じられる。 -
総合公園を過ぎると見えてくるのは紫陽花プロムナード。
白いアナベルの花が歩道沿いに植えられ、その上には藤の木のアーチ。
5月の初旬にはこの道は紫色に彩られる道となる。
そして6月は紫陽花の時期。
アナベルの白を生かした植栽は、良いアイディア。
藤の緑色とのコントラストが綺麗だ。 -
白のアナベルの間に差し色としてピンクや紫の紫陽花。
説明の看板によれば、四季咲き紫陽花で9月にも花を咲かせるとのこと。
黄金色の稲穂が揺れる秋の時期に咲く紫陽花。
そんな光景は見たことがない。
ちょっと見てみたいかも…。 -
イチオシ
あじさい祭り…の幟はあるものの、特にこれと行ったイベントもなさそう(1日だけモデル撮影会なるものがあるらしいが…。しかし、何故にモデル撮影会なのだろう…??)なあじさい祭り。
私も、アナベル道路という単語を耳に挟まなければ、全く知らなかった場所だ。
6月のこの時期にしか見られないこの光景。
100種12000株もの紫陽花が咲くという騎西のあじさい祭り。
もっと上手にアピールすればよいのに…と思うのは私だけだろうか。 -
イチオシ
このアナベルの散歩道;紫陽花プロムナードは、実は正式名称ではない。
正式名称は市道150号線だが、それではあまりに味気ないので私が勝手に命名。 -
紫陽花プロムナード(散歩道)の方が、雰囲気が出ていると思うのだけど…。
-
【ふじとあじさいの道】は田んぼの真ん中を通る道なので目印となる建物は少ない。
だが、要所にはこの様な道案内があるので、簡易地図しかもっていなかった私でも迷わずに歩くことが出来た。 -
紫陽花プロムナードの後に向かったのは玉敷神社。
玉敷神社は、平安時代初期には書物に名前の残る古い社で、昔の名前を久伊豆明神と云い、埼玉県の元荒川流域に現在も数多く存在する久伊豆神社の本社であったと云われる神社だ。
私がこの神社に興味を持ったのは、社の周りに茂る木々。
玉敷神社の社叢林(しゃぞうりん)は、関東地方の極相林である林。
極相林とは、森林の最終段階を表す言葉。
草木が何も生えていない痩せた土地に苔が生え、1年草、多年草と植生がゆっくりと交代し、コナラやクリ等の陽樹の時期を経て、マツやカシ等の日照量の少ない条件でも育つ陰樹が生い茂る林の事で、森林の最終段階の状態が安定した林のこと。
極相林の木々はその地域により種類が異なり、シイやカシの木が関東地方の極相林の特徴。
極相林が出来上がるには300年〜500年の年月がかかると云う。
日本で極相林として有名なのは、屋久島の屋久杉の森や、白神山地のブナ林。
そんな極相林が加須市内、それもアナベル・ロードの近くにあると知り、その森を見てみたかった。埼玉の屋久島、それとも白神山地?/森の最終形:極相林が見れる場所 by ウェンディさん玉敷神社 寺・神社・教会
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社殿の奥に広がる極相林。
林の中への立ち入りが許可されているかどうかは分からなかったので、中へは入らなかったが、豊かな森、フワフワの土が降り積もっているのは確かだった。 -
玉敷神社の本殿の脇には、茅葺の神楽殿がある。
江戸神楽の源流とも云われる玉敷神社神楽は、年4回奉納が行われていて次回の奉納は7月15日。
かがり火が照らしだす神楽殿で奉納される神事。
幻想的な光景なのかもしれない。 -
玉敷神社の参道脇には旧河野邸の跡地があり、現在は庭園として解放され、紫陽花が花を咲かせていた。
騎西城〜旧河野邸までのルートで、騎西の【ふじとあじさいの道】は終わりなのだが、この先の道沿いにあるモノ…に私は興味があった。
ここから先は、道路沿いに歩いて出発地点である騎西城へと戻るのだが、その道路沿いの地区は昔でいえば、騎西城の城下町に当たる場所。
つまり小さな街道道があった場所だ。
そこには昔の、栄えていた頃の名残があるのではないかと考えていた。 -
そして道沿いを歩いていて、見つけた。
街道道であった道路沿いには古くからの建物が、少しだけだが残されていた。 -
どこか懐かしさを感じさせるような町並みが残っていた。
-
幼いころの煙草屋さんのイメージは、葉っぱを咥えたこの鳩のマーク。
このマークを目にするのは、もしかして子供の時以来かもしれない。 -
酒屋さんの店先には騎西の名が入ったお酒の暖簾。
酒屋さんの家屋自体はリフォームされてはいたが、その昔もこんな建物だったのだろうな…と思わせる雰囲気を残した造りになっている。 -
この日歩いた【ふじとあじさいの道】の地図がこの写真。
歩いた順番は5→1だが、この地図を一周するように歩いても所要時間は1時間ほど。
アナベルは6月末までは花が続くそうなので、近くに住む方は是非、碧く輝く水田の中に白く伸びるアナベルの道に会いに行ってみてはいかがだろうか。
地図:http://www.city.kazo.lg.jp/cont/s502000/d054100/ajisaimapnew.pdf
加須市の交通案内:http://www.knet.ne.jp/~ats/t/ka/kazo/b1.htm#54
【ふじとあじさいの道】散歩はここで終わりだが、私の旅はマダマダ終わらない。 -
次なる目的のために、騎西城の脇にあるキャッスル騎西と呼ばれる建物の中へ潜入し、加須市騎西文化・学習センターの窓口へと向かう。
その目的は、レンタサイクル。
加須市では観光用に自転車を市内の4カ所の施設で貸し出しをしていて、アナベル散歩道の出発点でもある騎西城のすぐ脇の施設で借りることができる。
ここ加須市騎西文化・学習センターにおいてあるレンタサイクルは4台で、貸し出し開始時刻は9時から。
レンタル料はなんと無料。
加須市は太っ腹だ。
そして、この日借りたのはこのマウンテンバイクのウェンディ号。
職員の方が貸しだす前にタイヤの空気圧チェックもしてくれるので安心だ。 -
加須市は小さな村が合併してできた市で、決して都会ではなく、どちらかと言えばかなり田舎の部類に入る場所。
だから、公共交通機関の便はすこぶる悪い。
私がアナベル・ロードの次に行きたいと思っていた場所。
その目的地ヘは1日3本しかバスがなく、そのバス停から目的地までも更に30分歩くという。
それならば自転車を借りてしまえば簡単にアクセスできる…と思ったのだが…。
考えていた以上に目的地までは時間がかかった。
加須市騎西文化・学習センターのお兄さんにも、「自転車でそこまで行くのですか…」と驚かれた目的地。
距離的には10kmもないのだが、田んぼの中の道をひた走るので目印が無い。
最初の目印は東北自動車道で、高速を潜ったら、その先は一面の緑の田園風景。
信号もないので交差点名が無い。
自分がどこを走っているのか分からない中を走り続けた。
見事に道に迷い、40分をかけてやっとの思いで到着した。 -
加須市での2つ目の目的地は【浮野(うきや)の里】。
浮野(うきや)とはあまりなじみのない単語だが、元々の意味は浮島のように水の上に浮かぶ土地の事を指す。
現在の浮野は水上に浮かぶ浮島ではないが、その形成自体は浮島と同じで、氷河期の時代に形成され地下谷の上に浮かぶ湿原だ。
アナベル・ロードの事を調べていて、偶然見つかった浮谷というワード。
水田地帯に浮かぶ浮島である浮野。
これって、日本のチチカカ湖(ペルー)、それともテノチティトラン(メキシコ)かも!?
その様子を自分の目で見てみたい!
訪れた浮野の里は、ほんとうに田んぼのど真ん中。
武蔵野国の面影を残す場所…と言われているが、本当にそんな場所だった。
田掘りと呼ばれる水路も残されている。 -
田掘りには木製の田船があり、あやめ祭りの期間には女船頭さんが操る田船に乗り、あやめの咲く浮野をのんびり楽しむことも出来るそうだが、残念ながら2015年のあやめ祭りは6/14〜6/21。
訪れるのが1日早かったようだ。 -
この浮野がある地域【浮野の里】は埼玉県の指定天然記念物に指定された土地で、浮野の里の真ん中には小さな花菖蒲園があり、この時期はあやめが咲いている。
自転車を降り、あやめに会いにクヌギ並木散歩道を歩き出す。日本の中にチチカカ湖! by ウェンディさん浮野の里 名所・史跡
-
あやめ園には、紫や白のあやめが咲いている。
ボランティアの方々が手入れしているあやめたち。
野に咲く花の風情だ。 -
あやめの花。
あやめの花を観察するのは、今回が初めて。
紫のイメージが強かったのだが、様々な種類が咲いていた。 -
再び自転車に乗り、浮野の里をサイクリング。
映画;となりのトトロに出てきそうな景色が辺り一面に広がっている。 -
辻には地蔵尊。
自転車のタイヤがパンクしませんように…とお願いして…。
浮谷の里を一回り…。 -
田んぼのあぜ道をマウンテンバイクでのんびりと走る。
すぐ目の前の草むらがガサゴソと揺れ、何か茶色のものが飛び出してきた。
あわてて急ブレーキ!
イタチだ。
それも赤ちゃんイタチ。
野生のイタチを見たのも子供の時以来かな。 -
そして、加須駅までの帰り道。
東北自動車道の高架下を潜った所で、どうしたことか私は自分の居場所を180度勘違い。
いつもは太陽高度で東西南北を測るのだが、ちょうどこの時に時間はお昼。
太陽の位置は南中の時間帯。
一番、方角が判断しにくい時間帯だ。
案の定、北と南を勘違いしてしまった私。
20分ほど逆方向に走ったところで、自分の間違いに気づき、方向転換。
おかげで、帰りは加須駅までの所要時間が1時間近くと、もう汗だく。
この日は各地で今年の最高気温をたたき出した日。
危うく熱中症になるところだった。
実際、頭痛を感じる症状まではでていたのだが…、とりあえず翌日には回復。 -
加須駅前にある加須市商工会館で自転車を返却し、加須市探検はここで終了。
加須市のレンタサイクルのシステムだが、便利なのは借りた場所で返さなくても良いという事。
借りる時に申請さえしておけば、4カ所の貸し出し所の何処でも返却可能だ。
(地図:浮野の里の詳細地図:http://www.city.kazo.lg.jp/ct/other000010300/sansakunosiori.pdf) -
往復で道に迷い、熱中症気味となり、さすがの私もヘトヘト。
そして、お腹の減り具合もマックス!
頭も微妙に痛いし…どこかで食事をしながら休憩を…と思ったのだが、加須駅前にはお食事処が殆どない。
駅ビルの中にスーパーは入っているが、フードコートやカフェもなく、食事は次の目的地の久喜駅(3駅目)までお預けとなった。
久喜駅で改札を出てすぐのカフェへ。
付け合せのトマトのガスパチョの酸味が疲れた体に染み渡る。
久喜駅から向かうのは、【あやめ・ラベンダーの里】。
さすがにココは遠いし、久喜駅周辺にはレンタサイクルもない。
それに1時間に3本の路線バスがあるので、バスを利用して【あやめ・ラベンダーの里】へと向かう。
バスは久喜駅の始発から終点までなので、寝ていても乗り過ごす心配はない。 -
イチオシ
【あやめ・ラベンダーの里】への最寄りのバス停は菖蒲仲町バス停。
そこからは15分位歩くと、ラベンダー畑に辿り着く。
ラベンダー畑があるのは、菖蒲総合支所の前。
昨年までは大きな調節池の傍らにラベンダー園があったそうだが、今年からは、新たに場所を新設し、ラベンダー畑の再スタートとなった。 -
【あやめ・ラベンダーの里】へと訪れたのは今回が初めてだ。
昨年よりも規模が小さくなった…との評判だったので、あまり期待せずに出かけたのだが、首都圏の近郊の公共の施設でこれだけのラベンダーを見られるのは(しかも無料だし)なかなかないかも…と言う感じで、薄紫色の畑が広がる光景を眺めることが出来た。 -
ラベンダー畑には5種類のラベンダーが植えられていて、5月〜6月末にかけ、順番に開花していく。
珍しいピンク色のラベンダーは、ミス・キャサリン。 -
こちらの麦の穂みたいなのもラベンダーで、その名もオーシャン・ブルー。
海の青のような花を咲かせる種類で、その形もユニークだという事だが、残念ながら花の最盛期は3週間ほど前だった模様。
オーシャン・ブルーの花、見てみたかった。 -
イチオシ
こちらはグロッソという品種で、ちょうど今が花が最盛期。
ミツバチも忙しそうに、あっちの花、こっちの花と飛び回っている。 -
ラベンダー畑の近くにはあやめ園もあるので、そこまで足を伸ばしてみる。
先ほどの浮谷の里よりはだいぶ広い湿原の中に咲くあやめの花。
多くの方が花を愛でにいらしていた。 -
あやめの花は美しいのだが、時刻が午後という事で、暑さのせいで花が少しぐったりとしているかも。
あやめの凛とした姿を見たい場合には、午前中が良いのかもしれない。 -
ラベンダー畑から歩いて15分ほどの所にラベンダー山と呼ばれる小高い丘がある。
この日、最後に訪れる場所は、ラベンダー山。
ラベンダー山までの道沿いには、琉球月見草の小さな花が咲いていた。 -
ラベンダー山はしらさぎ公園と隣接していて公園内には季節の花の紫陽花。
6月中旬、ラベンダーの香りに包まれる by ウェンディさんしらさぎ公園 公園・植物園
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ラベンダー山の斜面には、その名前の由来のラベンダーの花が一面に咲いていた。
ラベンダー畑の様に、きっちり苗ごとに管理されているという風ではなく、ワイルドに生えているラベンダー。
野性味にあふれている。 -
ラベンダー山とはいうものの、その規模はラベンダー丘といった風だが、ラベンダーの薄紫色に染まる斜面はなかなか見事。
-
イチオシ
8000株のラベンダー、16000株のあやめを見ることのできる【あやめ・ラベンダーの里】。
美しく整えられたラベンダー畑も整然として素敵だが、私的には、ネコジャラシみたいに好き勝手な方向に生えているラベンダー山の風景が好きかな。 -
あの日、あの電車の中で朝から賑やかなおばさま方の会話が聞こえてこなければ、知らなかったであろう白き紫陽花の道;アナベル・ロード。
そして、日本のチチカカ湖である浮島の里と久喜のラベンダー園。
いつもは、賑やかだなぁと思う元気なオバサマ達の電車の中の会話だが、たまに掘り出し物の情報が眠っている。
実は、電車の中のおばさま方の会話の中から、旅の種を拾ってきたのは今回が2回目。
また、いつか面白そうな情報が耳に飛び込んでくる日があるかもしれない…。 -
あやめ・ラベンダーの里ガイドマップ
http://www.city.kuki.lg.jp/miryoku/flower_attraction/ayame_lavender/blue_festival.files/2015map_omote.pdf
ラベンダーの開花情報
https://www.city.kuki.lg.jp/miryoku/kaikajoho/lavender/H27lavender/H27lavender-en-kaika.html
久喜駅からのバス時刻表
http://www.knet.ne.jp/~ats/i/mb/ka/kuki/shobu.htm
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この旅行記へのコメント (4)
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- 白い華さん 2015/07/10 17:53:46
- 私も、同時期・・・に、「久喜 & 加須・・・の 花旅」を 満喫!でした。
- 今日は。
ウェンディさんが、「久喜 & 加須・・・の 花旅」を 楽しまれた、
二日前。の 平日・・・でしたが、私も、ほぼ、同じ!場所を ドライブで 回ってきました。
先日、この旅行記を 拝見させてもらってて、私の 旅行記!も 出来上がりました。ので、お話・・・したく、参上させて頂きました。 (笑)
ウェンディさんは、「あやめ祭り」の 「絣の着物!の 女船頭さん。の 『 田舟 』 の 一般乗車体験日・・・の 前日の 訪問!で、ソレ!は、惜しかった・・・デスネ。
私も、「今週、こ〜んな「小舟・体験が あるんだ〜」に、残念さ!を 覚えた 『 浮谷の里 』 でした。
でも、『 浮谷の里 』 は、 ウェンディさん・・・流!に 云ったら、
「浮き島・・・の 南米・チチカカ湖」を 連想されたそう。で、
私は、「オランダの 田舎・小さな 運河風景」を 連想していました。
『 浮谷の里 』 は、「くぬぎ並木」の 小さな・・・小路。 そして、入り口の 「まっすぐ・・な 小川」と、
ヨーロッパの 田舎!を 彷彿としてて、「ちょっと 興奮!してしまいました」。
此処は、想定外・・・の 素晴らしさ!が あり、「埼玉は、観光するところ・・・が 少ない」って 云われている。けど、
いやぁ〜、どうして〜どうして〜〜っ。 「素晴らしい〜!場所・・・を 発見した(こと)」に、 大きな・・・喜び!を 感じてしまった 私。でした。
久喜市の 「ラベンダー & 花菖蒲 祭り」「神社訪問」など・・・、ほぼ、似た!行動・・・でしたね。
でも、「電車で 小耳!に 挟んだ・・・あの、一言」で 出発された。と 云う、 『 アナベルの 小径 』 は、 地元民に 勧められた!けど、時間切れ・・・で 行かれず、地米!でした。
ホント、「行けば・・・良かった〜」と 思える! 見事な 「紫陽花 ロード」で、素晴らしい〜!ですね。
でも、 ウェンディさんの 旅行記!で 拝見できて、良かったデス。
有難う御座います。
明日から、ヨーロッパ方面 (フランス ドイツ オランダなど)へ、出発します。
アムステルダム空港に 到着し、「一路・・・ オランダの 風車のある!田舎。 私が 『 浮谷の里 』を 連想してしまう・・・「ザーンセスカンス」とは、埼玉と 似ているんだろうか ?
一応、この目・・・で 確かめてきたい。と 思っています。 (笑)
夫婦で、「埼玉方面!にも 千葉から・・・たびたび、ドライブ旅!に 出掛けて。は、「埼玉・・・の 魅力」を 感じています」。
これからも よろしくお願いします。
- ウェンディさん からの返信 2015/07/20 01:35:57
- RE: 私も、同時期・・・に、「久喜 & 加須・・・の 花旅」を 満喫!でした。
- 白い華さん こんばんは♪
加須のラベンダー畑や浮谷の里、白い華さんも同じような頃に行かれていらしたのですね。
そして、もう一つの偶然。
私も、白い華さんがメッセージを下さったその日に欧州へと旅立ちました。
今年のヨーロッパは熱波に見舞われ、私が居たスペイン南部は42℃、夏に涼しいドイツでも30℃を超える天気だったみたいです。同じ時期に白い華さんが旅したオランダはどんなお天気だったのでしょうか。
話は戻って、浮谷の里のお話へ。
私もそんなに期待せずに出かけたのですが、埼玉のこんなところに昔ながらの水路が残る風景があるなんて…と驚きました。オランダ風の水路と云われてみていると、確かに欧州風な風景ですね。
しかし、水路に放置してあったあやめ祭り用の田舟が蜘蛛の巣だらけだったので、本当に翌日に無事に使用できるのか、私も心配になりました。
きっと土曜日以前に見にいらしていた方皆さんが心配していたのではないかと思います。
そして、白い華さんは騎西城跡まで行っていたのに、その裏にあったアナベルロードを見ていないなんて…。騎西城の後ろから5分も歩かない場所にアナベルロードの起点があるのですよ〜。
アナベルロードはおばさま方の前評判とおり、なかなかのもの。
紫陽花には様々な色がある中で、敢てアナベルの白を生かす配色を選んだ加須市・騎西町の職員の方のセンスに脱帽しました。
梅雨の時期のあじさいは鎌倉が有名ですが、埼玉や千葉にも名所が沢山あり、調べると思わぬ穴場が隠れていそうですね。
ウェンディ
-
- fujickeyさん 2015/06/16 09:16:38
- 近場で穴場!ですね。
- ウェンディさん、こんにちは。
今まで電車の中でのおばさまたちの話は意識的にシャットアウトしていました。
中にはお宝が埋まっているんですね。
次はそう思って耳を傾けてみようかしら。
私、埼玉県在住ですが…知りませんでした。
ラベンダーは北海道、紫陽花は鎌倉に行ってみるものだと。
ラベンダーの時期になんて北海道には行けないよ〜とか思っていましたが
久喜なら近い、近い。
海のような青さ、というオーシャン・ブルー。私も観てみたいです。
もう今シーズンはピークを過ぎちゃったよね。
来年まできちんと覚えていて観に行けたらいいなぁ。
ステキな情報、ありがとうございました!
(電車内のおばさまたちにも感謝☆ですね)
fujickey
- ウェンディさん からの返信 2015/06/16 20:23:21
- RE: 近場で穴場!ですね。
- fujickeyさん こんばんは♪
加須のアナベル・ロード。
私も先週まで全く知らない場所でした。
偶然、電車で耳にしたアナベル道路という単語。
この単語がセンサーに引っかからなかったら、きっと今でも知らない場所だった筈。
私も埼玉県在住ですが、久喜から先は未知の世界。
トトロの景色の様な緑の田園地帯をサイクリングし、道に迷って、あやめを楽しんで…。
そんなに遠出ではないのですが、気分は田舎旅でした。
久喜のラベンダー畑の規模はそんなに大きくは無いですが、それでも見応えはあるところでした。
私も来年はオーシャンブルーの青、見てみたいです。
fujickeyさんも来年、是非行かれてみてくださいね。
車があれば、かなり簡単に廻れそうです。
ウェンディ
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