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夏が巡って来ると、いつも思う。<br />金魚って涼しげでいいな…と。<br /><br />団扇、浴衣、硝子の器…。<br />金魚の模様が描かれているだけで、ちゃぷんっという涼しげな水音が聞こえてくる気がする。<br />家に硝子の金魚鉢が一つあれば、酷暑の夏も心なしか涼しく感じるかもしれない。<br /><br />しかし、我が家は集合住宅。<br />真夏の日中は、外気よりも室温が高くなる亜熱帯性住宅。<br />とても金魚なんて飼育できる環境ではない。<br /><br /><br />そんなある日、お江戸には涼しげに泳ぐ金魚をアートとして眺められるところがあると云う噂を耳にした。<br /><br />その場所は、東京・日本橋・COREDO室町で開催されている金魚をメインテーマとしたプチ・水族館【アートアクアリウム2014】。<br /><br /><br />金魚が歌舞く(正確:傾く)お江戸。<br />2014年に蘇った、金魚が語る江戸の情景を見に出かけてみた。<br />

真夜中の輪舞曲  妖しくも涼やかに…金魚が舞う江戸の粋 【アートアクアリウム2014・夏の夜の夢】

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2014/07/15 - 2014/07/15

66位(同エリア1782件中)

旅行記グループ 夏の足音

12

43

ウェンディ

ウェンディさん

夏が巡って来ると、いつも思う。
金魚って涼しげでいいな…と。

団扇、浴衣、硝子の器…。
金魚の模様が描かれているだけで、ちゃぷんっという涼しげな水音が聞こえてくる気がする。
家に硝子の金魚鉢が一つあれば、酷暑の夏も心なしか涼しく感じるかもしれない。

しかし、我が家は集合住宅。
真夏の日中は、外気よりも室温が高くなる亜熱帯性住宅。
とても金魚なんて飼育できる環境ではない。


そんなある日、お江戸には涼しげに泳ぐ金魚をアートとして眺められるところがあると云う噂を耳にした。

その場所は、東京・日本橋・COREDO室町で開催されている金魚をメインテーマとしたプチ・水族館【アートアクアリウム2014】。


金魚が歌舞く(正確:傾く)お江戸。
2014年に蘇った、金魚が語る江戸の情景を見に出かけてみた。

旅行の満足度
4.5

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  • お江戸にある金魚を見られる場所…。<br />其処はコレド室町の日本橋三井ホールで開催されている【アートアクアリウム2014】。<br /><br />アートアクアリウム2014の入場券は大人1000円と安くはないが、この暖簾の向こうには、めくるめく金魚の世界が広がっている。

    お江戸にある金魚を見られる場所…。
    其処はコレド室町の日本橋三井ホールで開催されている【アートアクアリウム2014】。

    アートアクアリウム2014の入場券は大人1000円と安くはないが、この暖簾の向こうには、めくるめく金魚の世界が広がっている。

  • 暖簾の向こうに在ったのは夜の世界。<br /><br />闇の中に色とりどりの雪洞(ぼんぼり)が輝いている。<br />輝いている光は水。<br /><br />赤、青、紫…の光。<br />そして、その光の中にはひらひらと舞うモノがいる。<br />

    暖簾の向こうに在ったのは夜の世界。

    闇の中に色とりどりの雪洞(ぼんぼり)が輝いている。
    輝いている光は水。

    赤、青、紫…の光。
    そして、その光の中にはひらひらと舞うモノがいる。

  • 雪洞の光の中で舞っていたのは金魚。<br /><br />大きな菱形の体、そして、背びれと尾びれを震わせるように泳ぐ。<br />元気な金魚は、水槽の中を行ったり来たりするので、カメラのピント合わせが追い付かない。

    雪洞の光の中で舞っていたのは金魚。

    大きな菱形の体、そして、背びれと尾びれを震わせるように泳ぐ。
    元気な金魚は、水槽の中を行ったり来たりするので、カメラのピント合わせが追い付かない。

  • 壁には和の金魚柄の模様。<br /><br />夏の手ぬぐいがこんな可愛い金魚柄だったら、嬉しいよね♪<br />

    壁には和の金魚柄の模様。

    夏の手ぬぐいがこんな可愛い金魚柄だったら、嬉しいよね♪

  • 金魚が日本にやってきたのは室町時代。<br />その頃の金魚はとても高価で、公家や大名の庭や陶器の鉢で飼われていた。<br />当時は透明なガラスの鉢なんてなかった。<br /><br />だから、金魚を眺めるのは、真上から…と云うのが当時の常識。<br />それ故、昔の金魚の図柄は全て真上から見る上見(うわみ)図柄。<br />ひとつ前の写真の図柄も、金魚を真上から見たものだ。<br /><br />最初の展示は、そんな昔風の金魚の眺め方ができる形に水槽が並んでいる。<br />

    金魚が日本にやってきたのは室町時代。
    その頃の金魚はとても高価で、公家や大名の庭や陶器の鉢で飼われていた。
    当時は透明なガラスの鉢なんてなかった。

    だから、金魚を眺めるのは、真上から…と云うのが当時の常識。
    それ故、昔の金魚の図柄は全て真上から見る上見(うわみ)図柄。
    ひとつ前の写真の図柄も、金魚を真上から見たものだ。

    最初の展示は、そんな昔風の金魚の眺め方ができる形に水槽が並んでいる。

  • 金魚を真上から眺めると、水槽の底にゆらゆらと揺れる水草と金魚の影。<br /><br />それだけで、もうかなり涼しげな雰囲気。<br /><br />

    イチオシ

    金魚を真上から眺めると、水槽の底にゆらゆらと揺れる水草と金魚の影。

    それだけで、もうかなり涼しげな雰囲気。

  • 昔風の展示方法だが、今回の器は陶器ではなく、アクリルガラス。<br /><br />真横からだって、金魚の姿を楽しむことが出来る。<br /><br />水槽の横に回り込んでファインダーを覗いたら、金魚と目が合った。<br />

    昔風の展示方法だが、今回の器は陶器ではなく、アクリルガラス。

    真横からだって、金魚の姿を楽しむことが出来る。

    水槽の横に回り込んでファインダーを覗いたら、金魚と目が合った。

  • 水槽は二重構造になっていて、外水槽の底にガラス玉が敷かれている。<br /><br />こんな風にガラス玉を使うのは、家でも応用できそうなアイディア。<br />

    水槽は二重構造になっていて、外水槽の底にガラス玉が敷かれている。

    こんな風にガラス玉を使うのは、家でも応用できそうなアイディア。

  • 空飛ぶ金魚を発見!<br /><br />これはちょっとした目の錯覚。<br /><br />内水槽と外水槽の水の入っている高さの差を利用して撮影してみたら、内水槽の金魚たちが空を飛んでいるかのよう…。<br />

    空飛ぶ金魚を発見!

    これはちょっとした目の錯覚。

    内水槽と外水槽の水の入っている高さの差を利用して撮影してみたら、内水槽の金魚たちが空を飛んでいるかのよう…。

  • 若草色の水草と和金。<br /><br />なんだか幻想的…。<br />

    若草色の水草と和金。

    なんだか幻想的…。

  • 水底に映る影をよく見ると、朱色の尾の色までが映りこむ。<br /><br />その昔、透き通るような白磁の陶器の鉢で飼われていた金魚たち。<br />真夏の暑い日射しは、こんな風な影を見せてくれていたのだろうか。<br />

    水底に映る影をよく見ると、朱色の尾の色までが映りこむ。

    その昔、透き通るような白磁の陶器の鉢で飼われていた金魚たち。
    真夏の暑い日射しは、こんな風な影を見せてくれていたのだろうか。

  • 室町・江戸時代風の展示の後に現れるのは、巨大な階段型の水槽;華魚繚乱。<br /><br />一段一段が水槽となっていて、下から見上げると、不思議な感じ。<br /><br />そして、階段水槽の頂上部分にはキラキラと輝く金魚鉢型の水槽。<br />

    室町・江戸時代風の展示の後に現れるのは、巨大な階段型の水槽;華魚繚乱。

    一段一段が水槽となっていて、下から見上げると、不思議な感じ。

    そして、階段水槽の頂上部分にはキラキラと輝く金魚鉢型の水槽。

  • まるでシャンパンタワーの様に上の金魚鉢から下の金魚鉢へと水が落ちている。<br /><br />それぞれの金魚鉢には金魚の姿。<br /><br />ライティングの色が時間の経過と共に変わり、見る者を魅了する。<br />

    イチオシ

    地図を見る

    まるでシャンパンタワーの様に上の金魚鉢から下の金魚鉢へと水が落ちている。

    それぞれの金魚鉢には金魚の姿。

    ライティングの色が時間の経過と共に変わり、見る者を魅了する。

    コレド室町 ショッピングモール

    夏の夜の夢 ~アートアクアリウム2014~ 妖艶なる金魚の乱舞 by ウェンディさん
  • 一番上の金魚鉢にも、金魚は泳いでいる。<br />水面が水の流れ口ギリギリのところにあり、金魚たちはその水面近くまで上昇し、また下へと戻る。<br /><br />ふわふわとしたヒレに光が当たり、時折きらりと反射する。<br /><br />とても美しい光景なのだが、こんな大きな金魚鉢、本当にあったら掃除が大変かもしれない。<br />

    一番上の金魚鉢にも、金魚は泳いでいる。
    水面が水の流れ口ギリギリのところにあり、金魚たちはその水面近くまで上昇し、また下へと戻る。

    ふわふわとしたヒレに光が当たり、時折きらりと反射する。

    とても美しい光景なのだが、こんな大きな金魚鉢、本当にあったら掃除が大変かもしれない。

  • 光の色がクルクルの変わる光景は、金魚という主旋律に光の旋律を挟み込む輪舞曲(ロンド)の様だ。

    光の色がクルクルの変わる光景は、金魚という主旋律に光の旋律を挟み込む輪舞曲(ロンド)の様だ。

  • 金魚鉢タワーを角度を変えて眺める。<br /><br />艶やか…という単語が頭に浮かんだ。

    金魚鉢タワーを角度を変えて眺める。

    艶やか…という単語が頭に浮かんだ。

  • 水槽階段の脇には小さな灯り。<br />和紙を張った行燈;アンドンリウムだ。<br /><br />そして、その行燈も実は水槽。<br />小さな金魚が、ゆるりと光の周りを泳ぐ。<br />

    水槽階段の脇には小さな灯り。
    和紙を張った行燈;アンドンリウムだ。

    そして、その行燈も実は水槽。
    小さな金魚が、ゆるりと光の周りを泳ぐ。

  • 和の行燈の次は、少し現代的なレンズ遊び;リフレクトリウム。<br /><br />上部を切断した三角錐型の水槽に凹凸のレンズ、二重レンズが取り付けれ、水槽の内側では金魚が泳いでいる。<br /><br /><br />何の変哲もない水槽に見えるが、実はコレが一番面白かった。<br />

    和の行燈の次は、少し現代的なレンズ遊び;リフレクトリウム。

    上部を切断した三角錐型の水槽に凹凸のレンズ、二重レンズが取り付けれ、水槽の内側では金魚が泳いでいる。


    何の変哲もない水槽に見えるが、実はコレが一番面白かった。

  • レンズを覗くと、其処は摩訶不思議の世界。<br /><br />ただの三角錐型の水槽の筈なのに、まるで万華鏡の世界が広がっていた。<br />

    イチオシ

    レンズを覗くと、其処は摩訶不思議の世界。

    ただの三角錐型の水槽の筈なのに、まるで万華鏡の世界が広がっていた。

  • 凸レンズを覗くと金魚は拡大して見え、凹レンズを覗くと小さくなる。<br /><br />その二つを組み合わせると…。<br /><br />歪んで見えたり、急に金魚が大きくなったり、小さくなったり…。<br />

    凸レンズを覗くと金魚は拡大して見え、凹レンズを覗くと小さくなる。

    その二つを組み合わせると…。

    歪んで見えたり、急に金魚が大きくなったり、小さくなったり…。

  • 水槽のライティングは赤、青、緑…と変わる。<br />その色が変わる瞬間の水槽の中が面白い。<br /><br />この写真は赤から青のライティングに変わる瞬間。<br />金魚の朱色が鮮やかに浮かび上がる。<br />

    水槽のライティングは赤、青、緑…と変わる。
    その色が変わる瞬間の水槽の中が面白い。

    この写真は赤から青のライティングに変わる瞬間。
    金魚の朱色が鮮やかに浮かび上がる。

  • ライティングが完全に青に変わると、クールなブルー・ワールド。<br /><br />金魚の色も青味がかって見え、方向によってはシルエットだけになる時もある。<br />

    ライティングが完全に青に変わると、クールなブルー・ワールド。

    金魚の色も青味がかって見え、方向によってはシルエットだけになる時もある。

  • 何処のレンズを覗いても、一つとして同じ景色とはならない金魚万華鏡。<br /><br />今回の展示では、此処が一番のお勧め♪<br />

    何処のレンズを覗いても、一つとして同じ景色とはならない金魚万華鏡。

    今回の展示では、此処が一番のお勧め♪

  • アートアクアリウム2014の会場には、大きな碧い球体が浮かんでいる。<br />実際は台座に乗っているが、遠目に見ると浮かんでいるように見える。<br /><br />その球体は、地球。<br />よく見ると、大陸の輪郭が描かれている。<br /><br />

    アートアクアリウム2014の会場には、大きな碧い球体が浮かんでいる。
    実際は台座に乗っているが、遠目に見ると浮かんでいるように見える。

    その球体は、地球。
    よく見ると、大陸の輪郭が描かれている。

  • 地球に近づく。<br /><br />模様のように見えていたのは水槽の中の大きな金魚。<br /><br />私には鯉に見える…かな。

    地球に近づく。

    模様のように見えていたのは水槽の中の大きな金魚。

    私には鯉に見える…かな。

  • 展示室の壁には円盤型の水槽が埋め込まれている。<br /><br />水槽の中にいるのは和金、琉金、らんちゅう達。<br />

    イチオシ

    展示室の壁には円盤型の水槽が埋め込まれている。

    水槽の中にいるのは和金、琉金、らんちゅう達。

  • いくつもの水槽の中を泳ぐ金魚たち。<br /><br />彼らは、ポコポコと浮かびあがる空気と遊ぶかの様に泳ぐ。<br />

    いくつもの水槽の中を泳ぐ金魚たち。

    彼らは、ポコポコと浮かびあがる空気と遊ぶかの様に泳ぐ。

  • ぽこんとした頭を持つこの金魚は、らんちゅうかな。

    ぽこんとした頭を持つこの金魚は、らんちゅうかな。

  • シックなダークカラーの金魚。<br /><br />此処の円盤型の水槽もカラフルに色が変化するのだが、青〜白色が、一番金魚が綺麗に見える気がする。<br />

    シックなダークカラーの金魚。

    此処の円盤型の水槽もカラフルに色が変化するのだが、青〜白色が、一番金魚が綺麗に見える気がする。

  • 水族館のようなコポコポ…というポンプが空気を送り出すときの音は聞こえない。<br /><br />でも、水槽の金魚を見ていると、コポコポ…の幻聴が聞こえてくる気がする。

    水族館のようなコポコポ…というポンプが空気を送り出すときの音は聞こえない。

    でも、水槽の金魚を見ていると、コポコポ…の幻聴が聞こえてくる気がする。

  • シンプルな円盤水槽。<br /><br />だからこそ、金魚の華やかさが活きてくる。

    シンプルな円盤水槽。

    だからこそ、金魚の華やかさが活きてくる。

  • こちらの水槽は目の錯覚を利用した水槽;パラドックスリウム。<br /><br />2個のピラミッドを、一つはさかさまにしてドッキング。<br />その周りにアクリル板を施して、不思議な形の水槽の出来上がり。<br />垂直に見える面が一つもない構造をした水槽で、鏡面の様に金魚がミラールームのように写しあうのが、その原理。<br /><br />この水槽で、金魚がいるのはピラミッドの中だけ。<br />でも、見る角度を変えると…。<br />

    こちらの水槽は目の錯覚を利用した水槽;パラドックスリウム。

    2個のピラミッドを、一つはさかさまにしてドッキング。
    その周りにアクリル板を施して、不思議な形の水槽の出来上がり。
    垂直に見える面が一つもない構造をした水槽で、鏡面の様に金魚がミラールームのように写しあうのが、その原理。

    この水槽で、金魚がいるのはピラミッドの中だけ。
    でも、見る角度を変えると…。

  • こんな不思議な見え方になる。

    こんな不思議な見え方になる。

  • 更に見る方向を変えると、こんな風にも…。<br /><br />付け睫毛風金魚ちゃんを発見!<br />

    イチオシ

    更に見る方向を変えると、こんな風にも…。

    付け睫毛風金魚ちゃんを発見!

  • まるで金魚が飛び出してくるみたい…。

    まるで金魚が飛び出してくるみたい…。

  • 見る方向で、金魚の見え方は千差万別。<br /><br />なかなか、ユニークだ。<br />

    見る方向で、金魚の見え方は千差万別。

    なかなか、ユニークだ。

  • 最後の展示はプロジェクション・マッピング。<br /><br />屏風型水槽に四季の図柄を映しこむ。<br />勿論、屏風型水槽の中には小さな金魚の姿。<br /><br />最初は、春の図柄だ。<br />

    最後の展示はプロジェクション・マッピング。

    屏風型水槽に四季の図柄を映しこむ。
    勿論、屏風型水槽の中には小さな金魚の姿。

    最初は、春の図柄だ。

  • 続いて、初夏の花。<br /><br />金魚の影がオリジナルの絵に不思議な効果を与えている。<br />

    続いて、初夏の花。

    金魚の影がオリジナルの絵に不思議な効果を与えている。

  • 夏の朝顔。<br /><br />和柄な朝顔と金魚のコラボは涼しげで、かなり好き。<br /><br />

    夏の朝顔。

    和柄な朝顔と金魚のコラボは涼しげで、かなり好き。

  • 秋、萩の木の影絵遊び。

    秋、萩の木の影絵遊び。

  • ツルが越冬をする冬。<br />朱・黒・白の和の色の組み合わせが鮮やかだ。<br /><br />実は、ここのプロジェクション・マッピングの屏風絵が、今会場で一番混むところ。<br />前列には2列の椅子席があり、順番に後ろから腰をかけて行くのだが、並び始めて3巡目でようやく座ることが出来た。<br />椅子席は、屏風絵は良く見えるが目線が若干低くなるので、写真を撮りたい人には不向きかも。<br />写真を撮りたい人は、椅子席のすぐ真後ろの立ち位置の最前列がお勧めかな。<br /><br />この屏風絵で、アートアクアリウム2014はお終い。<br />そんなに広くない会場だが、たっぷり2時間、金魚の姿を眺め、楽しんだ。<br /><br />

    ツルが越冬をする冬。
    朱・黒・白の和の色の組み合わせが鮮やかだ。

    実は、ここのプロジェクション・マッピングの屏風絵が、今会場で一番混むところ。
    前列には2列の椅子席があり、順番に後ろから腰をかけて行くのだが、並び始めて3巡目でようやく座ることが出来た。
    椅子席は、屏風絵は良く見えるが目線が若干低くなるので、写真を撮りたい人には不向きかも。
    写真を撮りたい人は、椅子席のすぐ真後ろの立ち位置の最前列がお勧めかな。

    この屏風絵で、アートアクアリウム2014はお終い。
    そんなに広くない会場だが、たっぷり2時間、金魚の姿を眺め、楽しんだ。

  • アートアクアリウムを見終わって、ほっと一息。<br />ミュージアムショップには金魚柄の手ぬぐいやミニタオル等、女性好みのものが沢山。<br /><br />そんな中で気になったのは、涼しげなソーダ硝子瓶の金魚サイダー。<br />どんなお味なのだろうか。<br />

    アートアクアリウムを見終わって、ほっと一息。
    ミュージアムショップには金魚柄の手ぬぐいやミニタオル等、女性好みのものが沢山。

    そんな中で気になったのは、涼しげなソーダ硝子瓶の金魚サイダー。
    どんなお味なのだろうか。

  • 窓から外を見ると、大正15年に建てられた三井住友信託銀行の歴史ある重厚な建物。 <br /><br />ここから見下ろす景観はちょっと現代離れしていて、大正時代末期のモボ・モガが闊歩したころの街角と云われれば信じてしまうかも。<br /><br />アートアクアリウム2014の開催は9月23日まで。<br />夜には大人の催し;ナイトアクアリウムも開催されるとのこと。<br /><br />お江戸の粋;金魚アートを味わいに来た日本橋、面白かった。

    窓から外を見ると、大正15年に建てられた三井住友信託銀行の歴史ある重厚な建物。

    ここから見下ろす景観はちょっと現代離れしていて、大正時代末期のモボ・モガが闊歩したころの街角と云われれば信じてしまうかも。

    アートアクアリウム2014の開催は9月23日まで。
    夜には大人の催し;ナイトアクアリウムも開催されるとのこと。

    お江戸の粋;金魚アートを味わいに来た日本橋、面白かった。

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夏の足音

この旅行記へのコメント (12)

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  • mintさん 2014/08/23 08:40:25
    美しき 金魚の舞
    ウェンディさん  おはようございます。

    いつも、訪問&投票ありがとうございます。

    このたびもまた『ぴっつば〜ばのSLの旅』に投票くださいましてありがとうございます。

    『アートアクアリウム2014』素敵ですね。。

    私も、昨年4トラのメンバーさんの旅行記拝見して初めて知りました。

    一度、見てみたいと思ってました

    一度限りのイベントかと思ってましたら毎年あるのですね?

    来週、東京に行くので早速行って見たいと思います。

    平日の夕方だけど、結構並んでるのかしらネ?


    これからも、どうぞ宜しくお願い致します。


      iroenpitu

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/23 22:18:51
    RE: 美しき 金魚の舞
    iroenpituさん、こんばんは。

    アートアクアリウムは私も今年が初めてでした。
    昨年・一昨年のアートアクアリウムの旅行記は目にしていたので、今年はどんなのだろう…とワクワクしながら見に行ってきました。

    所用時間は1時間位かな…なんて思っていましたが、金魚の美しさ、展示の面白さに惹かれて、あっという間に2時間以上会場をウロウロ。
    江戸の涼をタップリと味わうことができました。

    今年の込み具合ですが、最近行った友人の話ですと、平日でもかなり混んでいたそうです。
    入場券はコンビニ(セブンイレブン)で事前購入できるので、入手しておく方が少しでも待ち時間を減らせるのではないかと思います。

    iroenpituさんの旅行記、SL銀河の言葉に惹かれて入り込みました。
    遠野と銀河鉄道…とくれば、宮澤賢治さんの世界。
    私の大好きな方です。

    また、続きの旅行記にお邪魔させてくださいね。

    mint

    mintさん からの返信 2014/08/25 09:57:00
    RE: RE: 美しき 金魚の舞
    ウェンディーさん  おはようございます。


    > 今年の込み具合ですが、最近行った友人の話ですと、平日でもかなり混んでいたそうです。
    > 入場券はコンビニ(セブンイレブン)で事前購入できるので、入手しておく方が少しでも待ち時間を減らせるのではないかと思います。


    早速、ありがとうございました。
    セブン・イレブンですね?
    夕方から行く予定なので、東京に行ってからセブンに行ってチケット買います。

    > iroenpituさんの旅行記、SL銀河の言葉に惹かれて入り込みました。
    > 遠野と銀河鉄道…とくれば、宮澤賢治さんの世界。
    > 私の大好きな方です。

    はい!宮沢賢治の世界ですね〜!
    是非、岩手にもおいでくださいね。。

    これからも、宜しくお願い致します。

       iroenpitu

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/08/25 19:40:39
    RE: RE: RE: 美しき 金魚の舞
    iroenpituさん こんばんは♪

    アートアクアリウム、楽しんできてくださいね〜。

    宮沢賢治さん繋がりで…。
    今回旅したコスタリカで、賢治さんの描写するイギリス海岸のような風景を見つけました。
    花巻にあるイギリス海岸にはまだ行ったことがないのですが、いつか行ってみたいと思っています。
  • YUMEさん 2014/07/28 23:55:52
    日本橋に金魚やってきましたか?
    春に開催されたので見に行ったのですが、過去に見たものに比べて冴えませんでした。
    そんなことがあり夏のアートアクアリウムは頭から消えて、代わりに国立新美術館のオルセー展を見に行きました。

    夏のアートアクアリウムの方が内容はやはりいいようです。

    新しい日本酒の紹介ありましたか?
    涼しいところでゆったり飲むのも好きです。

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/07/29 21:57:20
    RE: 日本橋に金魚やってきましたか?
    アートアクアリムは今回が初見でしたが、見事でした。
    4-Traの旅行記で眺めた限り、春の桜は金魚の乱舞と云うよりも桜をモチーフとした和の絵巻物と云う感じですね。

    今夏の展示では、日本酒の酒瓶を背景に金魚が泳ぐ水槽…、ありました。
    最初はナイトアクアリウムの時間帯になると、あの水槽の中から瓶を取り出してサーブするのかと思いましたが、ちゃんとバーカウンターも設置してあり其処で日本酒をオーダーできるシステムの様でした。

    冷たく冷やした辛めのお酒を飲みながら、妖艶に舞う金魚を眺める…のもいいですね。
  • ニッキーさん 2014/07/21 10:24:09
    空飛ぶ金魚の真相
    ウェンディさん、こんにちは。以前から時々拝見しています。

    ウェンディさんもEOS学園へ通っていらっしゃるようで(私も1年ちょっと前から東京校へ通っています)、撮影実習に行かれたり、しかもカメラも私と同じKiss X6iなんですね。親しみを感じていました。

    私のブログにもご訪問&投票ありがとうございます。
    今日はウェンディさんのアートアクアリウムの旅行記を見て、疑問に思っていたことが解決したので、お礼とご報告をと思い、書き込みさせていただきます。

    アートアクアリウムの、空中にいるかのような金魚の写真、私も同様の写真を撮っていて、どうしてあんな写真が撮れたのか不思議だったんですけど、ウェンディさんの旅行記を見て真相がわかりました。

    水槽が二重になっていて、中の水槽と外の水槽の水の高さが違っていたため、側面から見るとまるで金魚が空中にいるように見えたのですね。そうでした、そうでした。思い出しました。すっきりしました〜。

    私が行ったのはオープン初日。パラドックスリウムはうまく機能してないようで、魚が一ヶ所に固まってしまい、外からはほとんど魚が見えない状態でした。係の人が上蓋を開けて何かやったので、少し見えるようになりましたけど。ウェンディさんの写真を見たら、とてもきれい。ちゃんと機能すればあんな風に見えたんだなーと、感激しました。リフレクトリウムもとてもおもしろい写真を見せていただきました。新しい発見がありました。ありがとうございました。

    ニッキー

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/07/21 11:08:05
    RE: 空飛ぶ金魚の真相
    ニッキーさん こんにちは。

    アートアクアリウム2014、ニッキーさんは初日に行かれたのですね。
    私も7/11が開催初日と云うのを知ってから、いついけるかと仕事のスケジュールを眺めながら思案を重ね、他にも所用があったついでに休暇をもらってまで行ってきてしまいました。

    アートアクアリウム2014は、今回が初見でしたので期待以上の面白さで楽しんできました。

    ニッキーさんはEOS学園に通われているのですね。
    撮影実習にも行かれたり…と、活動的で羨ましいです。
    私はEOS学園へは通っていませんが、ちゃんと理論立てて勉強すればカメラの腕も上がるのかもしれません。
    私の撮影はかなりの自己流…よく言えば“感性に任せて”…普通に言うと“思いつき”で撮っているので、なかなかコレ!という写真は撮れません。
    未だにホワイトバランスって…うまく使いこなしていませんし…。
    師匠が欲しいです。

    Kiss X6iは私の初めての一眼レフ。
    昨年春に、私に一眼なんてまだ早いかも…と悩みに悩んで購入しました。
    重くって肩が凝るし荷物がデカくなるのが難点ですが、コンデジとは異なる絵になるので面白いですね。
    最近は何処に行くにも、このカメラと一緒です。


    私もニッキーさんの旅行記を、興味深く拝見していました。
    最近の旅行記では、バルテュス展。
    中・高生の頃、バルテュスの奥さんである節子夫人が書く新聞の連載エッセイを読んでいて、このご夫婦そして、バルテュスの描く絵に非常に興味を持ちました。
    そして、今年開催されたバルテュス展にも行きたかったのですが、日程が調整できなくあえなく断念。
    しかし、ニッキーさんの旅行記で、描かれた背景や彼の考えていたことを知ることが出来ました。

    でも、やっぱり行きたかった〜!と云うのが本音です。
  • たらよろさん 2014/07/20 10:38:45
    やっと行けるかも。。。
    こんにちは、ウェンディさま。

    もうすぐ東京に行くので、
    今回はアートアクアリウムをしている期間!!
    だったら、行けたら行きたいなぁ、、、って計画だててます。
    ただ、行くのは土曜日だから凄い人かな?
    チケットを先に買っておく方が良いのかな?って今思案中。
    すごい人覚悟で、優雅に泳ぐ金魚たち。。。楽しんで来たいです♪

    ウェンディさんの旅行記で何と無く雰囲気がつかめました。
    ありがとうございます。
    周り方のコツ、、ありますか?(笑)


    たらよろ

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/07/20 22:21:59
    RE: やっと行けるかも。。。
    たらよろさん こんばんは。

    私も遅ればせながら昨年に初めてこの催しを知り、行きたいとの想いを1年間温めてきました。
    そして、見てきた感想は…とにかく感動もの!でした。

    昨年と同じ様な趣向の物もあったようですが、アートアクアリウムが初めての私は何を見ても子供の様に目が点の状態。

    美しいライティングと、その光の中を泳ぎ回り美しい影を作り出す金魚たちは妖艶であり、童の様でもありました。

    多分、休日はかなり混雑することが予想されるので、あらかじめセブンイレブンで入場券を買っておく方が待ち時間なく利用できますね。
    特に開場と共に行く場合は、あらかじめ入場券を入手していれば、人が少ない状態で少しだけはゆっくりと観られるかもしれません。

    周り方にコツは特には無いですが、小さな水槽が沢山あるので、入り口からの見学順序には拘らずに、空いているところから見ていくことかな。
    ただ、プロジェクションマッピングの屏風水槽だけは非常に混むので、其処だけはちょっと並ぶのを覚悟する方がいいかもしれません。

    素敵なご旅行を♪
  • こあひるさん 2014/07/16 14:11:24
    今年も妖艶
    ウェンディさん、こんにちは!

    今年もまた、アートアクアリウムのシーズンがやってきたのですね〜!

    相変わらず妖艶で、撮り甲斐のある美しい金魚の世界。毎年、少しずつ変わるのですね〜。

    私もまだ1度しか行ったことがありませんが(今、仙台なので行けなくなってしまいました)、4トラで楽しませて頂いています。

    私、赤い金魚がなかなか上手く撮れなかったんですが、キレイに写っていますねぇ・・・。

    ちょっと涼しくなりました。

    こあひる

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2014/07/16 22:37:46
    RE: 今年も妖艶
    こあひるさん こんばんは♪

    今年、初めて金魚が乱舞するアートアクアリウムへ行ってきました。
    写真は撮るチャンスがあれば…位のつもりで行ったのですが、ちょっと撮りはじめてみたら、面白い。
    ライトニングが変わると、対象物の見え方が全然違ってみえて…。

    涼を求めて金魚を見に行ったはずが、なんだかとってもエキサイティングな狩猟の場の様な状態に。

    赤の金魚に赤系のライトが当たると、写真に綺麗に写すのが難しいですね。
    撮った写真を見返してみると、赤色がハレーションを起こしている様に見える物も…。

    動く魚が対象物だと、ピントもすぐにずれちゃうし…。
    少し止まってくれないかなぁ、ねぇ金魚ちゃん…と心の中で金魚とお話ししながら、カメラを片手に楽しんできました。

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