2016/01/29 - 2016/02/04
6位(同エリア128件中)
Halonさん
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”洗濯は一晩では乾かず、ジャワスマトラは南方だ”のスマトラ島にやってきた。インドネシアは約5年ぶり。昨年からビザ不要になった(ただし主要5空港と限られた港からの入国のみ)が、入国だけでなく出国空港も限られると直前に知り慌てて検索。出国予定のプカンバル空港がリストに入っていて助かった。
ブキッラワンはジャングルトレッキングの基地なので、トレッキングしなければやること無いかと思ったら、なんのなんの。川沿いの宿で一週間も過ごしてしまった。他のツーリストも「予定より長居してしまった」という人が多かった。
【交通】
1/28 Kuala Lumpur 19:50 ⇒ Medan 19:50 エアアジア QZ123 1,369円
1/29 Medan Kualanamu Airport 6:27 ⇒ City Center 7:45 バス Rp20,000
1/29 City Center 7:46 ⇒ Pinang Baris B.T.手前 7:58 65番ミニバス Rp5,000
1/29 Pinang Baris B.T.10:10 ⇒ Bukit Lawang 12:23 バス Rp30,000
【宿泊】
1/29 Bukit Lawang Indah ダブル Rp50,000
1/30 ROSA Homestay シングル Rp40,000
1/31,2/1 Rainforest Guesthouse シングル Rp40,000×2泊
2/2~4 ROSA Homestay シングル Rp40,000×3泊
【為替】
1000ルピア≒8.6円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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入国審査ではプカンバルからの出国航空券を確認されたが、無事にビザ無し入国できた。つい昨年9月までは指定の5空港しか認められなかったようだから大、この違いは大きい。
メダンの新空港は期待以上に立派で出発ロビーのソファーで心地よく眠れた。クアラ ナム国際空港 (KNO) 空港
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1月29日(金)
6時に満をじして空港駅に行ってみたが、コンシェルジュのような受付の男に運賃10万ルピアと聞いて即Uターン。 -
2万ルピアのバスで市内へ。運転手から10分後に出ますと言われ「またまたー」と思ったが、乗客4人だけ乗せて本当に出発。公営バスのようだ。
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バスは中心部の渋滞に巻き込まれ、最後は住宅地の細道を抜けて終点に到着。
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運転手に従って65番のワゴンに乗り換え。終点はピナン・バリスターミナルのはずだが、客が一人になったので手前の交差点で降ろされてしまったので、その後は歩く。
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途中のモスクを見学。
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インドネシアでの最初の食事は卵焼きご飯(7000ルピア≒60円)。
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ピナン・バリスターミナルではブキッラワン行きのバスが見つからなかった。ミニバンは言い値が4万ルピアと事前情報の二倍。運賃を出発前に口ききの男に渡すのも気にくわない。ターミナルの外で待ってみたが、そこにも口ききがいた。結局3万ルピアに値切って乗車。
ピナン バリス バスターミナル バス系
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途中の村に立ち寄りながら、曲がりくねったジャングルの道を進む。ときどき女学生が乗り降りしてきて短距離区間を5千ルピア払っていた。
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思ったより早く二時間半ほどでブキッラワンに到着。
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バスターミナルで食事をしていたら、ホテルを紹介するという男が現れたので1キロ先の村の中心まで送ってもらう。
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案内されたホテル「ブキッラワン・インダ」は蚊帳付、バス付の広い部屋でレストランでwifi も使えるのでここに決定。
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テラスからの眺めもまずまず。
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初日は川の東岸を遡ってみた。
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途中の店で物腰の丁寧な日本人旅行者に出会った。Sさんは明日から七日間のトレッキングに出かけるそうだ。7日間とはやるなあ。欧米人でもそこまで長期の人は珍しい。
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彼が泊まっているRain forestゲストハウスを軽く見学。当初ここを予約していたが安宿が他にもありそうなのでキャンセルしていた。
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道の両側にゲストハウスや工房の続く界隈を通りすぎ、河原に下りてさらに進む。
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やがて河原の先で道が途絶えた。地図によるとこの先にはBack to nature というゲストハウスがあり、途中ケーブルで川を渡るようだが、作年末の洪水で流されてしまったらしい。ここで引き返す。
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夕食は宿のレストランでナシゴレン。ハート型でボリュームがある。夕方になっても部屋の電気が復旧しないので文句を言うとランタンを貸してくれた。水道の水が濁っているのも問題で翌日引っ越すことにした。レストランではスタッフのギターと欧米人客の歌会が始まったので遠巻きに参加。歌詞カードまで用意されていて中でオアシスのWonder wallをリクエストしたが暗いのと老眼で歌詞が見えずにぼろぼろだった。
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1月30日(土)
朝、部屋の前に猿が遊びに来ていた。 -
きのう目星を付けておいたRosaホームステイに引っ越す。
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一泊4万ルピア(350円)と安く、他に客がおらず短パン一丁でテラスで過ごせるのがいい。
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バスターミナルまで散歩。市場で手頃な弁当(ナシグリッ)を発見。5千ルピア(43円)と格安で卵の他にテンペや麺も入っている。
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ターミナル近くの集落を訪問。噛みタバコを実演してくれるお姉さん。トレッキングより交流のほうが楽しい。
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帰り道で水路沿いにガウディ風に曲線的な小屋を発見。
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ここで昼寝したいなあ。
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カラー倉庫の横を通りつり橋を渡りBad cave へ行ってみる。
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石のソファー
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途中に児童施設があったが無人。
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ゴム園を勝手に歩き回る。Cave 自体は入り口が鬱蒼としていて入らず。
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休業中のレストランで休憩。
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誰もいないはずなのに足音をさせたのは「アフラック」。
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エコパークでドリアンやジャックフルーツの樹を見ながら、
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高級そうなバンガローの庭を横切る。
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橋を渡って中の島へ。
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土曜日の河原ではメダンから社員旅行の一団が談笑中。
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村の居住区で美女を発見。この村が好きになってきた。単純。
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土曜の夜は上流の店でライブが始まった。
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1月31日(日)
吊り橋を渡って対岸を遡ってみる。 -
On the Rocks Bangalowの石段を上ってみる。
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森の眺望が広がる素敵なバンガローがあった。
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泊まらないけど、せめてベランダだけでも。
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日曜日の河原には子供たちが水遊び。その横で大人がゴザに寝そべる。
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川ではゴム筏下りが人気。
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10時過ぎにRain forestゲストハウスに引っ越し。予約をしていたのだが「部屋が無い」と言われる。実は予約を取り消し後に再予約したので信用されてないようだ。オーナーが戻ってくるまで一時間ほどネットをしながら待つ。
その後、無事に二階の部屋があてがわれてほっとする。 -
ドアが二ヵ所にありベランダに面した側を開け放つと居心地のよい空間ができた。wifi も室内でつながる。トイレは共用だが部屋から二十歩の近さで掃除が行き届いているのでむしろベター。
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午後から川の上流にあるBack to Nature ゲストハウスを目指す。
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川を二回横切らねばならず本来あったケーブルが十二月の洪水で流されていたので急流を歩いて渡った。
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こんなたどり着くのも困難なゲストハウスにも欧米人客が三組ほどいた。
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さらに奥にある滝までは三十分で着くそうだが、川をあと四回横切ると聞いて断念。
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帰り道で蝶と戯れる。
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地面の水を吸いに来ていた。
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大接近。
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夕方になってバスターミナルまでいってみたがこの時間は市場や食堂も大半が閉まっていた。唯一人が集まる屋台で揚げ豆腐を一つ頼んだら、客の男から「最低三つは頼むものだ」と説教され勝手に追加された。
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目当てのパームワイン(トゥアック)飲み屋はまだ開きそうにないので諦めて帰っていたら、途中で別の店を発見。味見をさせてもらったところ旨かったので同席。
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飲み屋には歌とギターが付き物でバタック歌謡を唸っていた。日本の曲を歌えと言われてサザンのしおりのテーマを披露したが誰も聴いていなかった。その後は飲むたびに追加され「アルコール0だ」と言われながらも酔いが回る。
それでも元気に帰路に着いたが、途中の服屋の椅子に腰かけてから動けなくなった。幸いさっき対面で飲んでいた男の店だったので暫く休ませてもらったが、暫くして「閉店する」というので移動。だが意識はあるのに自力で立てない。過去にはどうやって帰ったか覚えていないことはあったが、足が立たないのは新パターン。椰子酒は足に来る?飲んだあとに胃の中でも発酵するらしい。
周りの男たちが「川で水浴びしたほうがいい」と言うのを必死に拒否していたら、顔見知りの日本語ができる奥さんに救われた。 -
若い衆の肩を借りて数軒先のベンチで休む。はあ、助かった!
気がつくと3時間以上ここで寝ていた。十二時過ぎに自力で宿まで帰って水浴び、歯磨き、充電を済ませて寝た。こんな目にあったのはビアラオ回し飲みで泥酔して以来だ。
(写真は翌日に撮ったもの) -
2月1日(月)
朝からバスターミナルまで散歩。水路沿いの近道は日陰が無いのが欠点。 -
帰りに小学校の前で屋台街を発見。
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スクン(芋天)とヌーグッ(串フライ)が旨かった。
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午後には雨が降り出したので部屋でメールチェック。部屋の外にはでっかい蟻が歩いていたり、野生の猿がゴミ箱をあさりに来たり。
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道向かいの山の上にバンガローが見えるので登ってみる。
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素敵な景観を一人占めできるが、上り下りは大変だ。
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更に山の頂上へ行ったが見晴らしがきかず外れ。
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下り道から地平線まで続くジャングルが確認できた。
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独特な石庭。
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2月2日(火)
今夜はRain forest の部屋が確保できず昼から引っ越し。午前中は部屋でネット閲覧。ここは部屋が気にいったがスタッフに問題あり。支払いの際にレストランを利用しなかったことを疑われた。本当はリピートしたいが、あいつらの顔を見たくないからもう来ないだろう。 -
Rosaホームステイの部屋は相変わらず蟻だらけなので、文句を言って箒で根こそぎ掃いてもらった。奥さんは弟の葬式で村に帰っていた。
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森ではパーム椰子の採取が盛ん。
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パームオイルを採りたいがために根こそぎ野焼きをしてパーム椰子林に変貌。それが煙害の原因となっている。今の季節(1〜2月)は大丈夫だが、夏に来るとひどいらしい。
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森の細道で予期せぬ群れに遭遇。
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川で泳いでみたが流れには逆らえず仰向けに浮いてプカプカ流される。
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部屋の前の椅子で寛いでいるとだんだんここが我が家のように思えてきた。もう少し長居しよう。
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夕食はタンパク質補給。アヤム(鶏)とイカン(魚)が同額と言われると魚を選んでしまう。サブのオカズはテンペを多めに注いでもらう。
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2月3日(水)
新たな橋を渡って高級リゾートをまた発見。ここも人の気配が無い。テラスの椅子に座って寛ぐ。目に付くホテルの中庭を見て歩くだけでも時間潰しになる。 -
蚊は日本の夏より少ないが蝿が多い。
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二月に蝉の声を聞く贅沢。鳴き声はとても控えめで他の虫たちやヤモリの声にかきけされている。
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河原に降りると星がよく見える。オリオン座が真上に薄く見え、その下に明るい星が点在する。ここでの滞在は夏休みに実家にいるような気分だった。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ラムロールちゃんさん 2016/10/24 10:10:34
- スマトラ、いい感じですね♪
- Halonさん、こんにちは〜)^o^(
スマトラと言われると、熱帯魚を連想する私です。
川の雰囲気を見ていると、あまりいる感じがしませんが…。
洪水で流されたのかな…。
地元の方々との交流、素敵。
自然にそういう中に溶け込んじゃうのが、Halonさんのすごいところですね〜☆
椰子酒はちょっとコワいけど!
アフラック可愛いです♪
足音って聞いたことない…
聞いてみたい…、あ〜!
ラムロール
- Halonさん からの返信 2016/10/24 19:09:51
- RE: スマトラ、いい感じですね♪
- ラムちゃん、こんばんは〜
あ〜!アフラックの足音は「ピコッ、ピコッ、ピ、コ、タ、ロ、オ〜」なんて音がするはずもなく、うう〜っ、思い起こせば足音なんて聞いてないな〜 気配というか「ざわざわ」っという音でとにかく「びくっ」としました。
椰子酒はなめてました。あんなので酔うとは想定外。
それでも地元の飲み会は楽しいです!
-
- アルデバランさん 2016/10/20 20:22:18
- 子ほめに思わず反応…
- Halonさん こんにちわ
スマトラの現地にとけ込んだ滞在記拝見しました。
いいですよね、こーゆー旅
川沿いの村が本当に魅力的です
私も9月の終わりにまたラオス行ってきました、何もしませんでしたが(笑
酒が全くダメなので酒盛りへの参加だけは苦手です
昨日、島根の三瓶山山麓で農場している叔父のところに行ってきました。
叔父はスマトラでも牧場をやっており、いつかは是非行ってみたいと思って訪ねたのですが、80歳を超えて介護が必要になっており、インドネシアどころではない状態でした…
インドネシアからの研修生も3名いましたが、忙しそうで話もあまり聞けませんでした。
そんなところに飛び込んできたスマトラのんびり旅
楽しませてもらいました
続編お待ちしてます
アルデバラン
- Halonさん からの返信 2016/10/21 18:39:50
- RE: 子ほめに思わず反応…
- アルデバランさん こんばんは
川沿いの村、ブキッラワンは情報があまりなかったので、行ってみるまで何日滞在できるかわかりませんでしたが、結果的に居心地のいいところでした。
パーム酒だけであんなに泥酔するとは思いませんでした。
今回も現地の人たちに助けられての旅となりました。
島根の叔父さまの話、スマトラでも牧場されているとはスケールが違いますね。
最近の日本人には無いフロンティア精神を感じます。
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