(写真は修善寺、竹林の小径）<br /><br />　せっかくの連休というのに体調がすぐれず、鳥海山をあきらめ、伊豆の温泉で静養することにいたしました。伊豆は大好きな場所でもあり、何度も来てるので、地図や種々の情報はほぼ頭に入っています。<br />まずは東海岸を南下し下田へ直行です。この辺りの山は独特の景観です。海風が強いせいかべったりと張り付いたような常緑樹に覆われています。　下田では今回寝姿山へ初めて登ります。2日目はバサラ峠を抜け、堂ヶ島から富士を眺めながら北上し、土肥から修善寺へ。<br />その日は長岡で岩盤浴。 3日目は三島大社に参拝し、富士柿田川の湧水を見て帰京。<br /><br />やはり伊豆はすばらしい。海も温泉も、食材やそして歴史も、さして大きくはない地域なのに見どころいっぱい、まさに世界でも例をみないすごいところなのです。<br /><br />・相模の海(み)バサラ超えれば駿河湾　　＜お吉＞<br />・伊豆ならばスイセン椿アジサイ花<br />　　キノコタケノコ金目鯛　富士に源氏に箱根山　　＜伊豆からや＞<br /><br />●温泉治療に関して<br /><br />　体温を上昇させ40度に耐えられない病原菌を殺す作用、またラジウム（ラドン）温泉治療などは放射能を浴び、耐えきれない病原菌を殺すもの、特に花崗岩や流紋岩などには比較的多めに放射性元素が含まれており有効なのですが、ただその量は秋田玉川温泉でもWHO安全基準の1/100以下なので、人体は耐えられるが、死滅する病原菌がいるということになります。<br />それに人間は定温動物なので、温泉に入ればまず体温を36-37度に保つためのエネルギーを消費する必要がなくなるので、寒い時期は特にいいということになります。<br /><br /><br />

◎伊豆下田・修善寺

13いいね！

2013/10/12 - 2013/10/14

475位(同エリア1054件中)

#温泉

悠遊人（ゆうゆうじん）さん

(写真は修善寺、竹林の小径）

　せっかくの連休というのに体調がすぐれず、鳥海山をあきらめ、伊豆の温泉で静養することにいたしました。伊豆は大好きな場所でもあり、何度も来てるので、地図や種々の情報はほぼ頭に入っています。
まずは東海岸を南下し下田へ直行です。この辺りの山は独特の景観です。海風が強いせいかべったりと張り付いたような常緑樹に覆われています。　下田では今回寝姿山へ初めて登ります。2日目はバサラ峠を抜け、堂ヶ島から富士を眺めながら北上し、土肥から修善寺へ。
その日は長岡で岩盤浴。 3日目は三島大社に参拝し、富士柿田川の湧水を見て帰京。

やはり伊豆はすばらしい。海も温泉も、食材やそして歴史も、さして大きくはない地域なのに見どころいっぱい、まさに世界でも例をみないすごいところなのです。

・相模の海(み)バサラ超えれば駿河湾　　＜お吉＞
・伊豆ならばスイセン椿アジサイ花
　　キノコタケノコ金目鯛　富士に源氏に箱根山　　＜伊豆からや＞

●温泉治療に関して

　体温を上昇させ40度に耐えられない病原菌を殺す作用、またラジウム（ラドン）温泉治療などは放射能を浴び、耐えきれない病原菌を殺すもの、特に花崗岩や流紋岩などには比較的多めに放射性元素が含まれており有効なのですが、ただその量は秋田玉川温泉でもWHO安全基準の1/100以下なので、人体は耐えられるが、死滅する病原菌がいるということになります。
それに人間は定温動物なので、温泉に入ればまず体温を36-37度に保つためのエネルギーを消費する必要がなくなるので、寒い時期は特にいいということになります。

エリア

下田(静岡)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 高速・路線バス JRローカル

下田港

　寝姿山から眺めるとまさに天然の良港とわかります。昔の帆船や蒸気船には十分だったでしょう。大津波への対策も進めなければなりません。
下田港2

　「今日は釣るドー」
下田港3　弁天島　吉田松陰像

　どうしてナナメかって？
指先に視点を合わせるとこうなるのです
下田港4　弁天島、祠の猫

　弁天島には小さな祠があって、ここから吉田松陰は密航を企てたのです。

・・・あやしいヤツ、おぬし何者？・・・
・・・ヌヌ、役人が来たか・・・
･･･観光客？　なんじゃ、んならワシ寝る・・・

伊豆はどこへ行っても猫が多い。ほとんど飼い猫のようだが、それだけ魚がいっぱい捕れるということでしょう。
ハリスの小径

　ペリーロードだけではありません。ここは湾の東側、玉泉寺からずっと続いています。対面は寝姿山です。髪を後ろ（左）に流したように、女性が仰向けに寝ているのが見えますか？

ペリーロードは湾の反対側にあります。
　http://4travel.jp/traveler/janal/album/10423013/
堂ヶ島

　砂岩、礫岩そしてそれらの不整合な断面が続くのが西伊豆堂ヶ島海岸の特徴です。
修善寺　「竹林の小径」
　
　京都嵐山ほど大きくはありませんが・・・
　http://4travel.jp/traveler/janal/album/10626367/
修善寺　「独鈷(どっこ)の湯」

　空海さんが独鈷をあてたら湯が湧いたそうな。
　入浴はできませんが、足湯ならOKです。

・和尚さんお湯はどこかと菊に聞く　　＜独鈷＞

修善寺　桂川

　この街は温泉街としては合格点でしょう。
草津も街づくりの成功例ですが、さびれた温泉街の方はぜひ参考にしてもらいたいものです。
この日は長岡、古奈温泉で湯治です。玉川温泉の北投石を使った岩盤浴、ミストサウナ、ラドン温泉を楽しみます。北投石とは貴重な天然記念物ですから本物かどうかはわかりませんが、なんとなく効いてる感じがします。
三嶋大社

　伊豆と言えば源氏でしょう。
あの金木犀は先月？咲き終わりました。
橋の下の鴨

　三島大社から三島駅へ
　桜川に沿って「水辺の文学碑」を歩きます。
　キラキラととても澄んだ流れです。
「水辺の文学碑」秋の散歩道

　いたるところに富士の湧水が流れています
柿田川湧水1

　40cmほどの鯉もゆったりと泳いでいます。
柿田川湧水2

　これはたしか製紙会社の井戸跡だったか？
マスがたくさん泳いていて、水の色もちょうど忍野の感じです。

◎忍野湧水
　http://4travel.jp/traveler/janal/album/10572675/
柿田川

　富士の湧水としては北/東方面に富士五湖や忍野、西に白糸の滝が有名ですが、水量でいえばここが最大でしょう。何もない国道一号線の下から急に120万トン/日の大河が現われるのです。これはすべて富士山からの湧水です。水のきれいさは四万十川もビックリです。

前回の伊豆、松崎
　http://4travel.jp/traveler/janal/album/10531087/

さて来週からは紅葉を求めて、まず日光白根に向かいます。