2010春、韓国紀行21(10/23)：3月4日(9)：水原華城博物館、健陵、ホンサル門、丁字閣

2010/03/03 - 2010/03/06

水原市の世界文化遺産、華城(ファソン)見学の締め括りです。蒼龍門から反時計回りに東北空心敦の方向に城壁の上の通路を歩きました。華城見学の締め括りは、水原華城博物館でした。今回の旅行で、3つ目の世界遺産は、新しく世界遺産に登録された朝鮮王朝時代の王陵を見学しました。華城市にある健陵です。

エリア 水原(韓国)

• 交通手段: 観光バス

華城見学の締め括りは、水原華城博物館です。昨年9月の旅行の時に、建物だけは見学しましたが、入場したのは今回が初めてです。

水原華城博物館は、撮影が許可されたエリアと、制限された区域とに分かれていました。撮影が許可されていた華城の瀬セピア写真は補遺で纏めて紹介します。少し離れた場所から、展示品の騎馬像の撮影です。

水原華城博物館の二階からの外の光景です。城壁内とは思えないような高いビルが立ち並んでいます。

同じく、博物館の二階からの1階ロビーの光景です。新しく出来た博物館ですから、建物も近代的でした。

現地ガイドさんの説明を聞く皆さん方です。博物館の方も、後で説明に加わられました。

華城の年代表等の説明パネルです。韓国の主な歴史年表と世界の主な歴史年表が写真入りでパネルになっていました。内容は補遺に収録してあります。

博物館の展示状況です。中では写真が撮れませんので、展示室の外からの撮影です。

展示館の内部の光景です。水原市が建設したものでしょうが、立派な施設でした。世界遺産効果でしょうか。

一対の狛犬が飾ってあった展示室の入口光景です。歴史展示室だったようです。

レプリカの騎馬像が飾ってあった展示室の入口付近の光景です。

室内に飾ってあった一対の狛犬です。狛犬と呼んでいいのかどうかも分かりませんが、人面を思わせる造りです。背中に恐竜のようなギザギザが見えます。

対になった狛犬の、もう一方の石像です。穏やかな顔付ですが、2本の牙があります。

今回の旅行で3つ目の世界遺産、華城市の王陵、健陵に到着しました。昨年9月に続いて、2回目の見学です。

世界遺産のマークが入った朝鮮王陵の説明看板です。2009年6月27日に、朝鮮王陵40基がユネスコにより世界遺産として登録されました。水原にあるのは正祖の健陵と荘祖の隆陵です。合わせて二つを『隆健陵』とも呼びます。

傘を差しての王陵見学です。2つの往路湯の内、健陵だけを見学しました。

隆健陵は、自然林を残したまま王墓としての整備がされていました。昌徳宮の庭園と同様、韓国の庭園造りに共通する思想のようです。

三叉路の案内標識です。右が隆陵、左が健陵の方角になります。それぞれの距離が記してありました。2つの陵の間をショートカットする通路もあります。

赤松の林の中を健陵に向かう、見学の皆さん方です。褐葉した葉が残っていました。

小さな小川です。風水を考えた陵を建設に、大切な役割があるようです。

小川を渡って、更に進みます。三叉路に記してあった健陵までの距離は534mでした。残りの距離は少なくなりました。

健陵に到着しました。鳥居のような赤い門は、ホンサル門と呼ばれています。上部が聖域を守るために矢の形になっています。

丁字閣に続く石の参道です。中央が少し高くなっていて、この部分を神様が通るとされます。人が通ってよいのは、その脇の低くなった石畳です。

丁字閣と呼ばれる建物です。この建物内で古式にのっとった祭礼儀式が行われます。

参道の右脇にあった建物です。健陵に祀られた正祖の業績を記した石碑が飾られています。

こちらの建物は参道の左手にあった建物です。儀式の時の食事を用意する建物のようです。

正面から眺めた丁字閣の建物光景です。T字になった建物と、スカートのような壁面の飾り板が共通しています。

丁字閣の建物の入口付近の光景です。

丁字閣の軒下から、入口上部にかけての光景です。褪色していましたがベンガラ色が基調の色彩です。

丁字閣乃軒先光景です。屋根の先には、魔除けの動物が並んでいました。

祭祀の模様の写真です。水色の式服に身を包んだ型が、祭祀を執り行っています。お供え物の配置と、その名称も記されていました。