2010春、韓国紀行21(12/23)：3月5日(1)：江華島、支石墓、渡り鳥、レプリカのモアイ像

2010/03/03 - 2010/03/06

韓国世界遺産巡りの3日目です。午前中は4つ目の世界遺産、江華島(カンファド)の支石墓見学です。昨日と同様、7時にホテル出発です。朝食は江華島にバスで向かう途中、小さなレストランでのキムチチゲでした。

エリア カンファド(韓国)

• 交通手段: 観光バス

韓国旅行、3日目の朝です。いいホテルに泊まりましたが、残念ながら食事はすべて外食でした。今日の午前中は4つ目の世界遺産、カンファドの支石墓見学でしたから、ソウルの西方面の郊外での朝食です。

韓式定食と旅行案内には記してありましたが、何にも特徴がない普通の朝食でした。そのお店の店内の飾りです。食事内容を紹介するまでもありません。

同じく韓式定食を食べたお店の飾りです。私達のメンバーは、食事内容を判断して、朝からビールを軽く飲むことにしました。差額だけでの1泊1万円を追加支払いしたヒルトンホテルの朝食が食べられないのは、どうしても不満が残ります。

朝食のお店です。長春が屋号でしょうか。サムゲタンが専門店のようですが、普通の朝食でした。食事の問題は、このお店の問題ではなく、旅行社の姿勢の問題です。2度と使用しません。

韓国人の現地ガイドさんは、『朝の時間は、道路が混みますから、早い時間に郊外に出て食事にしました』と、昨日のミョンドンでのチープな朝食と同じ言い訳でした。始めての韓国旅行客相手の説明なら、それでも通りますが、そうでない旅行者もいることを考えないと、必ず嘘はばれます。

ソウルの西方面の郊外の光景です。今日の午前中に見学するカンファドは、ソウル特別市ではなく、インチョン広域市に属します。

交通量の多い道路を渡ったところで、朝食のお店の撮影です。どう見積もっても1万ンウォン以下、高く見積もっても8千ウォン、日本レートで650円程度の食事でした。

途中、道路が混むこともなく、カンファドに到着しました。カンファドは4、5回目となります。個人旅行では、実に不便な観光地です。

カンファドの中でも一番有名で、大きな支石墓、コインドルです。長い足と、大きなテーブルが特徴の北方式と呼ばれる形式です。

史蹟第137号、江華支石墓の石碑です。世界遺産に指定される前の国内での史蹟の指定標識です。

世界遺産のマークが入った金属製の標識です。右がハングル、左が英語表示です。登録された年の2000年と12月2日の日付や責任者のサインもあります。

偶然でしたが、支石墓を見学中に、渡り鳥の群れが次々と上空を過ぎ去りました。左上が一番風を受ける先頭の鳥です。

こちらも左上の鳥が先頭です。列を少し離れた鳥が一羽いました。飛びながら列に復帰するのでしょうか。

大小4つか五つの群れが同時に頭上を過ぎ去るところです。重なって見えるのは、飛行している高さが違うためです。右手には、隊列が乱れた群れもいます。

余り高くない高さを飛翔しているのは、近くから舞い上がったばかりのためでしょうか。方向決めをしている最中の群れもいるように見受けました。

江華島付近は、渡り鳥が冬場を過ごす適地のようです。冬が終わった3月の初め、一斉に北に向かって飛び立つ渡り鳥のようです。

行方が定まらない感じの群れでしたが、すぐに隊列が整い始めました。先頭の鳥は右手です。

最初に群れを撮影して、ここまでに要した時間は、2分ほどです。あっという間の出来事でした。隊列が整いました。

渡り鳥の姿が見えなくなったところで、支石墓紹介に戻ります。カンファ・シソクボ(江華支石墓)の説明看板です。英語表記の支石墓は、ドルメンになっています。2000年に世界遺産に登録されたことや、支石墓の大きさ、江華島に存在する数などが説明されています。

ドルメンのアップです。2つの支石を建てた後、周りに土を積んでからテーブル石を運び上げ、その後で盛り土を取り去ったのではないかと推測されています。

ドルメンの端の方から眺めた、周りの光景です。見晴らしのいい場所に、江華の巨大ドルメンは立っています。

斜めから見た支石墓の全景です。巨大なテーブル石ですが、微妙に重心バランスが取れています。

側面から眺めたドルメンの全景です。この方角からは、フラットで安定した姿に見えます。

この支石墓は、比較のために置かれていたものです。レプリカのように見えました。

写真で何度も見たことがある像です。イースター島のモアイ像でした。多分レプリカでしょう。

モアイ・ソクサン(モアイ石像)のタイトルの説明看板です。同じ巨石文化として、イースター島のモアイ像が紹介されていました。

支石墓がある公園の脇に建設されていた建物です。観光地として施設整備され始めたのでしょうか。

支石墓香園から眺めた周りの光景です。小高い山が遠望できました。公園内には、竪穴式住居が復元されていました。

支石墓がある公園と、その付近の光景です。復元された竪穴式住居は、何箇所かにありました。

支石墓公園の入口付近の光景です。一人旅行の時には、この標識近くの信号交差点近くで、路線バスを降りました。