2026/05/07 - 2026/05/07
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takaさん
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2026年5月7日(木)午前(後半)
この日の午前は、今旅のハイライト「ベルニナ急行」に乗車して、ユネスコ世界遺産に登録されている「レーティッシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観(Rhaetian Railway in the Albula / Bernina Landscapes) 」を楽しみながら、イタリア・ティラーノへ移動しました。
前半はレーティッシュ鉄道のうち、アルブラ線系統(クール~サメーダン~ポントレジーナ)の乗車&車窓風景を楽しみました。
(前編)https://4travel.jp/travelogue/12061238
続いて後半のベルニナ線(ポントレジーナ~ティラーノ)ですが、標高2,253mのアルプスの峠を最高潮に、氷河の世界からイタリアの南国情緒へと駆け下りる、ベルニナ急行最大のハイライトルートです。 圧倒的な大自然のスケールと急勾配を力強く進むスリルが魅力で、モルテラッチ氷河,ラーゴ・ビアンコと最高地点,アリュプ・グリュム駅,カヴァグリアの氷河庭園,ブルージオ・ループ橋などが主な見どころです。
少し趣は変わりますが、4ヶ月前に台湾・嘉義縣で乗車した「阿里山森林鐡道」を思い出しました。 やはり山岳鉄道は面白いなと。。。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10:25 電源切替を終えて、ポントレジーナ(Pontresina)駅を出発。
以降はベルニナ線となり、イタリア・ティラーノを目指します。 -
しばらくすると進行方向右側の車窓に、モルテラッチ氷河とベルニナ山群が見え始めてきます。
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列車は半円を描くように、大きくカーブしながら走っていきます。 そして地面にも残雪が目立ち始めました。
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我々は車窓から迫力満点のパノラマを楽しみました♪
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並走するアルブラ街道(ベルニナ街道:29号線)
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モルテラッチ氷河(Morteratsch-Gletscher)を囲む名峰群、その裾野にも広がる氷河に乗客たちも興奮気味?
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10:41 ディアボレッツアのロープウェーが見えてくると、ベルニナ・ディアボレッツァ(Bernina Diavolezza)駅に到着です。
ディアボレッツアのロープウェー その他の交通機関
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空中を行くキャビン・・・青空と白い雪山をバックに空中を横切る姿は絵になります♪
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ベルニナ・ディアボレッツァ駅舎にも、日本語で「世界遺産」の看板が・・・よく見ると「箱根登山鉄道寄贈」とあります。 阿里山鐡道だけでなく、箱根登山鉄道はレーティッシュ鉄道とも姉妹鉄道だったのです!
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ベルニナ・ディアボレッツァ駅を出ると、オヴァ・ダ・ベルニーナという川を渡りました。
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このオヴァ・ダ・ベルニーナに沿って、列車は登っていきます。
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広大な雪原の中に流れるオヴァ・ダ・ベルニーナ!
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山肌の木々を見ながら、冬から春への移り変わりを感じたり。。。
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それにしても一面の銀世界とアルブラブルーの空の対比が美しい。
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のどかで荒涼とした高山風景が何とも言えない。。。
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荒々しい岩塊・・・雪が積もらないほど垂直に切り立った、茶色い岩肌がとても印象的でした。 この辺りは森林限界に近い、厳しい高山環境であることが伝わってきます。
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まだ僅かに木々(針葉樹)が残っていますが、さらに標高が上がると木も生えない岩と氷の世界になります。
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たまには反対窓側の風景も眺めてみたり・・・
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湧き上がるカリフラワー状の雲は、発達中の雄大積雲(入道雲とも云う)で、アルプスのような高い山脈の周辺では出現するんだとか。
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じわじわと高まる最高地点への期待感・・・「もうすぐかな?」と思いながら、刻一刻と変わる真っ白な雪原と川、荒涼とした岩肌のパノラマを眺めて過ごす時間こそ、山岳鉄道の旅の醍醐味ですね!
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最初の小さな湖、レイ・ピチェン(Lej Pitschn)が見えてきました。
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あの山はピッツ・アルヴ(Piz Alv;標高2,975m)のようです。
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2番目の湖:レイ・ナイル(Lej Nair:黒い湖)も見えてきました。
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そして、本命のラーゴ・ビアンコ(Lago Bianco / 白い湖)が出現!
どこか白濁したエメラルドグリーンのような色をしていますが、周囲のカンブレナ氷河から削り出された、泥岩の微粒子が溶け込んでいるようです。 -
あのカーブを曲がって少し進んだ先に、最高地点(標高2,253m)のオスピツィオ・ベルニナ(Ospizio Bernina)駅があります。
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オスピツィオ・ベルニナを過ぎると、列車は下り坂へと転じます。 沿線には逆三角形のような形をした柵が複数見られましたが、これは冬に吹き付ける強い風の向き・流れをコントロールするためのもので、風の力を利用して線路上の雪を吹き飛ばし、吹き溜まりができないようにする効果があるんだとか。
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この辺りで乗客に紅茶と缶入りのチョコが配られました。
記念に缶は持って帰りました。 -
11:06 アルプ・グリュム(Alp Grüm)駅に到着。
ここは言語と文化の境界線であり、ここから先はイタリア語圏になります。言語と文化の境界線であり、以南はイタリア語圏! by takaさんアルプ グリュム駅 駅
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箱根登山鉄道とレーティッシュ鉄道が姉妹鉄道提携を結んだのが1979年、それから5年後に両社の絆の証としてアルプ・グリュム駅に贈られたようです。
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列車は当駅に9分停車するので、乗客たちは一斉に下車しました。
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澄んだ空気を吸い込みながら、アルプ グリュムの大パノラマに圧倒されていました。
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駅のテラスからは、南側に広がるポスキアーヴォ谷など一望できます。
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中央左側の山は標高2,900m超のサス・アルヴ(Sass Alv)、その右奥が最高峰3,900mを誇る名峰ピッツ・パリュ(Piz Palü)へと続く尾根筋のようです。
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レーティッシュ・レッドの世界遺産モニュメントがありました! Patrimonio mondiale UNESCO・・・これはイタリア語で「ユネスコ世界遺産」という意味です(ドイツ語ならWelterbeになる)。イタリア語圏の文化へ突入したことを、この真っ赤な看板が雄弁に物語っています!
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短い間でしたが、アルプ・グリュム駅での滞在も楽しめました♪
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11:15 アルプ・グリュムを発ち、アルプスの南斜面を下り始めました。
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眼下に広がるエメラルドグリーンのパリュ湖(Lago da Palü)が見えました。 少し標高が下がった南斜面にあるため、水面が半分以上姿を現しています。
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石造りの建物が見えますが、これはパリュ発電所(Centrale elettrica di Palü)で、パリュ湖の水を利用して発電しています。 この後にカヴァグリアの氷河庭園を通ったのですが、撮り損ねました(-_-;)
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そして石造りのアーチ橋:カヴァグリア高架橋(Viadotto de Cavaglia)を渡り・・・カヴァグリアの平坦な森のエリアを抜けて、ポスキアーヴォ谷の底へと向かう、第二の激坂・大ループ地帯へと突入します。
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ベルニナ線随一のパノラマ:ポスキアーヴォ(Poschiavo)の街並みが見えてきました! そして遥か奥に煌めく湖はポスキアーヴォ湖(Lago di Poschiavo)です。
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この雲をまとった堂々たる名峰は、ポスキアーヴォ谷の西側に大きくそびえるピッツ・カルーナ(Piz Caral)のようです。
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谷筋をよく見ると、なだらかな緑の斜面に・・・白壁&石葺き屋根の家屋(農家?)が集まっています。 建築スタイルもイタリア文化圏(ロンバルディア風)の佇まいへと変わっているのが分かります。
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ポスキアーヴォ谷を代表するもう一つの険しい山群、「サス・アルヴ(Sass Alv)」から「コーロ・ディ・ボロ(Corno di Boro)」へと続く連峰です。
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列車は崖肌に張り付く連続カーブを、のたうち回りながら駆け下りていきます。
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改めて見るポスキアーヴォの街並み・・・列車が一気に標高を下げてきたかがよく分かります。
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12:01 ポスキアーヴォ(Poschiavo)駅に着くと「箱根」と書かれた車両を発見! パッと見て機関車に見えますが、旅客電車です。 異国の駅で「箱根」の文字と日の丸に出会えた感動は一入です(#^.^#)
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12:20 ル・プレセ(Le Prese)駅に停車。 この辺りから普通の線路ではなく、道路脇を走る路面電車(併用軌道)のような感じになります。
Le Prese 散歩・街歩き
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そしてポスキアーヴォ湖畔の快走区間へ・・・パノラマ窓のすぐ下がエメラルドグリーンの湖面になります。
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ポスキアーヴォ湖を過ぎて、谷の奥へと坂を駆け下りていきます。 並走するベルニナ街道でドライブしてみたいなと思ったり。。。
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12:32 ブルシオ(Brusio)駅に到着。 この先はいよいよ世界的に有名な360度石造りループ橋へと突入します!
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世界遺産ベルニナ線の究極のシンボル「ブルシオ・オープンループ橋(Brusio Spiral Viaduct)」が見えてきました。
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木々を囲むように線路が美しい円を描いています。
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ポスキアーヴォ谷の山々と、なだらかな斜面に佇む美しい集落が一望できます。
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360度のループを回りきり、渡ってきたループ橋を見渡せる位置に・・・こうして見ると結構な勾配だったんですね。 なんでも70‰(パーミル)あるとか?
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石造りのアーチ下で牛たちがのんびり佇んでいる姿は癒されます。 ちなみに、これら薄茶色の毛並みの牛たちは「Braunvieh」といい、スイスを代表する伝統的な乳牛の品種だそうです。
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12:40 スイス最後の駅:カンポコローニョ(Campocologno)駅を過ぎました。 案内看板には出口の矢印に「USCITA / AUSGANG」とあり(伊独併記)、イタリア語最優先の文化圏になのが分かります。
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国境を越えて正真正銘のイタリアに入りました! 人生で6回目のイタリア入国(バチカンやサンマリノからの再入国は除く)です!!
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12:49 ベルニナ急行の終点:ティラーノ駅に到着。 約4時間半に渡る鉄道の旅、アルプスを南北に貫く大スペクトルの旅路を終えました。
レーティシュ鉄道アルブラ線 ベルニナ線と周辺の景観(イタリア) 文化・芸術・歴史
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最後に駅舎の中でも、箱根登山鉄道から寄贈された木彫り看板「ティラノ」が温かく迎えてくれました(*^_^*)
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こちらがレーティッシュ鉄道側の駅舎です。 ベルニナ線の開通に合わせて建てられた、アール・ヌーヴォー調の重厚でクラシカルな美しい石造りの建築です。
この後はホテルに荷物を置いて、ティラーノ観光スタートです!
午後につづくティラーノ駅 駅
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