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プラハ国立美術館(ヴェレトゥルジュニー宮殿)<br /><br />~チェコ・スロバキア近代美術の歩みをたどるフロア~<br /><br />落ち着いた雰囲気が心地よいこのフロアには、激動の時代に生まれた、個性豊かな近代アートが並んでいます。<br /><br />巨匠ヤン・ズルザヴィーが描く神秘的な風景や、女性画家エステル・シメロヴァによる洗練された静物画、そしてスロバキア近代美術を引っ張ったルドヴィート・フラのポップな抽象画など、東欧ならではの美しい名作ばかりです。<br />さらに、表現主義の色彩豊かな風景が美しいアントニーン・プロハースカの作品も並んでいます。<br /><br />なかでも注目は、チェコ美術の最重要ランナーであるヨゼフ・チャペックのコーナーです。迫りくる戦争への怒りや祈りを、燃え盛る炎と女性の姿で表現した連作『火』は、見る人の心に強く訴えかける圧倒的なパワーを持っています。<br /><br />世界のトレンドに刺激を受けながら、自分たちだけの自由な表現をまっすぐに追い求めた芸術家たち。ギャラリーに流れる心地よい空気を感じながら、彩り豊かな創作の道のりをどうぞゆっくりとお楽しみください。<br /><br />全体の大まかな行程は以下になります。<br /><br />今日は,★☆★です (^^)/<br /><br />4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒<br />4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光<br />4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光<br />4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光<br />4/17(木) ギートホルン観光<br />4/18(金) キューケンホフ観光<br />4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動<br />4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光<br />4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光<br />4/22(火) ハーグ観光<br />4/23(水) プラハへ移動とプチ観光<br />4/24(木) プラハ観光+コンサート<br />4/25(金) プラハ観光+コンサート <br />4/26(土) プラハ観光<br /><br />★☆★4/27(日) プラハ観光<br /><br />4/28(月) プラハ観光<br />4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光<br />4/30(水) プラハへ移動・観光<br />5/1(木) パリへ移動,観光<br />5/2(金) パリ観光<br />5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光<br />5/4(日) パリ観光<br />5/5(月) 体調不良により観光無し<br />5/6(火) 体調不良により観光無し <br />5/7(水) パリ観光<br />5/8(木) シャルトルへ移動・観光<br />5/9(金) パリ観光<br />5/10(土) パリ観光<br />5/11(日) パリ観光<br />5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光<br />5/13(火) パリ観光<br />5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動<br />5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発<br />5/16(金) 成田着

206。*:.。オランダ,チェコ,フランス34日間の旅 ☆プラハ-76 プラハ国立美術館-18☆.。.:*

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2025/04/27 - 2025/04/27

4464位(同エリア4645件中)

mitsu

mitsuさん

プラハ国立美術館(ヴェレトゥルジュニー宮殿)

~チェコ・スロバキア近代美術の歩みをたどるフロア~

落ち着いた雰囲気が心地よいこのフロアには、激動の時代に生まれた、個性豊かな近代アートが並んでいます。

巨匠ヤン・ズルザヴィーが描く神秘的な風景や、女性画家エステル・シメロヴァによる洗練された静物画、そしてスロバキア近代美術を引っ張ったルドヴィート・フラのポップな抽象画など、東欧ならではの美しい名作ばかりです。
さらに、表現主義の色彩豊かな風景が美しいアントニーン・プロハースカの作品も並んでいます。

なかでも注目は、チェコ美術の最重要ランナーであるヨゼフ・チャペックのコーナーです。迫りくる戦争への怒りや祈りを、燃え盛る炎と女性の姿で表現した連作『火』は、見る人の心に強く訴えかける圧倒的なパワーを持っています。

世界のトレンドに刺激を受けながら、自分たちだけの自由な表現をまっすぐに追い求めた芸術家たち。ギャラリーに流れる心地よい空気を感じながら、彩り豊かな創作の道のりをどうぞゆっくりとお楽しみください。

全体の大まかな行程は以下になります。

今日は,★☆★です (^^)/

4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート 
4/26(土) プラハ観光

★☆★4/27(日) プラハ観光

4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) プラハへ移動・観光
5/1(木) パリへ移動,観光
5/2(金) パリ観光
5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し 
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 作者名:レオ・フィッツ(Leo Fitz)<br />国:チェコ<br />年:1931年<br />作品名:『手袋のある静物』(チェコ語名:Zátiší s rukavicemi)<br /><br />テーブルの上に無造作に置かれた白い手袋、ブラシ、コップ、新聞などの日常品を、重厚で力強い筆跡と暗めの色彩で描いた静物画です。<br /><br />20世紀前半のチェコにおけるモダニズム運動の一翼を担い、素朴でありながらも独自の力強い存在感を持つ絵画を数多く残して活躍しました。

    作者名:レオ・フィッツ(Leo Fitz)
    国:チェコ
    年:1931年
    作品名:『手袋のある静物』(チェコ語名:Zátiší s rukavicemi)

    テーブルの上に無造作に置かれた白い手袋、ブラシ、コップ、新聞などの日常品を、重厚で力強い筆跡と暗めの色彩で描いた静物画です。

    20世紀前半のチェコにおけるモダニズム運動の一翼を担い、素朴でありながらも独自の力強い存在感を持つ絵画を数多く残して活躍しました。

  • 作者名:プラヴォスラフ・コティーク(Pravoslav Kotík)<br />国:チェコ(当時のチェコスロバキア)<br />年:1925年<br />作品名:『郊外(あるいは周辺)』(チェコ語名:Periferie)<br /><br />街の片隅や郊外を舞台に、集う若者や恋人たち、子供や犬などの姿を親しみやすくもどこか哀愁漂う独特のフォルムと色彩で描いた作品です。<br /><br />20世紀前半のチェコにおいて、都会の庶民や労働者の日常に焦点を当てた「社会派芸術(ソーシャル・アート)」や、前衛的な芸術家集団の一員としてチェコ近代美術の発展に大きく貢献しました。

    作者名:プラヴォスラフ・コティーク(Pravoslav Kotík)
    国:チェコ(当時のチェコスロバキア)
    年:1925年
    作品名:『郊外(あるいは周辺)』(チェコ語名:Periferie)

    街の片隅や郊外を舞台に、集う若者や恋人たち、子供や犬などの姿を親しみやすくもどこか哀愁漂う独特のフォルムと色彩で描いた作品です。

    20世紀前半のチェコにおいて、都会の庶民や労働者の日常に焦点を当てた「社会派芸術(ソーシャル・アート)」や、前衛的な芸術家集団の一員としてチェコ近代美術の発展に大きく貢献しました。

  • この展示室は、白を基調としたシンプルで清潔感のある空間となっており、2つの個性豊かな近代美術作品がバランスよく並べられ、洗練された落ち着きのある雰囲気を醸し出しています。

    この展示室は、白を基調としたシンプルで清潔感のある空間となっており、2つの個性豊かな近代美術作品がバランスよく並べられ、洗練された落ち着きのある雰囲気を醸し出しています。

  • 作者名:アントニーン・プロハースカ(Antonín Procházka)<br />国:チェコ<br />年:1929年<br />作品名:『耕作(あるいは耕運)』(チェコ語名:Orání)<br /><br />豊かな自然と素朴な集落を背景に、馬を引いて熱心に畑を耕す人々の姿を独特の丸みを帯びたフォルムと暖かみのある色彩で表現した風景画です。<br /><br />20世紀前半のチェコにおいて、表現主義やキュービスム(立体派)の先駆的なグループに参加し、チェコ独自のモダニズム美術の発展に非常に大きな足跡を残しました。

    作者名:アントニーン・プロハースカ(Antonín Procházka)
    国:チェコ
    年:1929年
    作品名:『耕作(あるいは耕運)』(チェコ語名:Orání)

    豊かな自然と素朴な集落を背景に、馬を引いて熱心に畑を耕す人々の姿を独特の丸みを帯びたフォルムと暖かみのある色彩で表現した風景画です。

    20世紀前半のチェコにおいて、表現主義やキュービスム(立体派)の先駆的なグループに参加し、チェコ独自のモダニズム美術の発展に非常に大きな足跡を残しました。

  • ボジェナ・ヴェレブノヴァ=ソラロヴァ(Božena Velebnová-Solárová)<br />国:チェコ<br />年:1920年代<br />作品名:『パリのカフェ』(チェコ語名:Pařížská kavárna / 英語名:Café in Paris)<br />当時の芸術の都であったパリの華やかなカフェの様子を、柔らかく落ち着いた色彩と親しみやすいタッチで描いた小粋な油彩画です。<br /><br />20世紀前半のチェコにおいて、主に女性の日常や都市の風景、静物などを温かみのある視点で描き、チェコの女性芸術家たちの活動やモダニズム期の多様な絵画表現を支えた画家の一人として活躍しました。

    ボジェナ・ヴェレブノヴァ=ソラロヴァ(Božena Velebnová-Solárová)
    国:チェコ
    年:1920年代
    作品名:『パリのカフェ』(チェコ語名:Pařížská kavárna / 英語名:Café in Paris)
    当時の芸術の都であったパリの華やかなカフェの様子を、柔らかく落ち着いた色彩と親しみやすいタッチで描いた小粋な油彩画です。

    20世紀前半のチェコにおいて、主に女性の日常や都市の風景、静物などを温かみのある視点で描き、チェコの女性芸術家たちの活動やモダニズム期の多様な絵画表現を支えた画家の一人として活躍しました。

  • 作者名:アントニーン・プロハースカ(Antonín Procházka)<br />国:チェコ<br />年:1931年<br />作品名:『教会のある村』(チェコ語名:Vesnice s kostelem)<br /><br />小高い丘の上に建つ教会とふもとの家々、そして手前にある階段付きの白い建物と花を咲かせた木を、どこか夢の中のような静けさと素朴なフォルムで描いた風景画です。

    作者名:アントニーン・プロハースカ(Antonín Procházka)
    国:チェコ
    年:1931年
    作品名:『教会のある村』(チェコ語名:Vesnice s kostelem)

    小高い丘の上に建つ教会とふもとの家々、そして手前にある階段付きの白い建物と花を咲かせた木を、どこか夢の中のような静けさと素朴なフォルムで描いた風景画です。

  • 作者名:ロックウェル・ケント(Rockwell Kent)<br />国:アメリカ<br />年:1934-1935年頃<br />作品名:『グリーンランド(春)』(英語名:Greenland (Spring) / チェコ語名:Grónsko (Jaro))<br /><br />地平線に広がる暗い雲の下、険しくそびえ立つ雄大な山々と荒涼とした大地の姿を、無駄のないソリッドな立体感と、静寂で引き締まった色彩設計によって劇的に描き出した風景画です。<br /><br />20世紀前半のアメリカを代表する画家・版画家であり、アラスカやグリーンランドなどの極地を旅して大自然の厳しさと美しさを力強く描き、イラストレーターや作家としても多才に活躍しました。

    作者名:ロックウェル・ケント(Rockwell Kent)
    国:アメリカ
    年:1934-1935年頃
    作品名:『グリーンランド(春)』(英語名:Greenland (Spring) / チェコ語名:Grónsko (Jaro))

    地平線に広がる暗い雲の下、険しくそびえ立つ雄大な山々と荒涼とした大地の姿を、無駄のないソリッドな立体感と、静寂で引き締まった色彩設計によって劇的に描き出した風景画です。

    20世紀前半のアメリカを代表する画家・版画家であり、アラスカやグリーンランドなどの極地を旅して大自然の厳しさと美しさを力強く描き、イラストレーターや作家としても多才に活躍しました。

  • 作者名:ヤン・ズルザヴィー(Jan Zrzavý)<br />国:チェコ<br />年:1933年<br />作品名:『オストラヴァのボタ山』(チェコ語名:Ostravské haldy)<br /><br />工業都市オストラヴァにそびえるピラミッドのような幾何学的なボタ山(採掘くずの山)と鉄塔が佇む厳しく寂しげな風景を、手前の草木が持つ詩的な情緒と美しい構図で神秘的に表現した風景画です。<br /><br />20世紀のチェコ近代美術を代表する最も重要な画家の一人であり、象徴主義や独自の神秘主義を取り入れた作風で、静謐でメランコリックな名作の数々を残して国民的芸術家として長く愛されました。

    作者名:ヤン・ズルザヴィー(Jan Zrzavý)
    国:チェコ
    年:1933年
    作品名:『オストラヴァのボタ山』(チェコ語名:Ostravské haldy)

    工業都市オストラヴァにそびえるピラミッドのような幾何学的なボタ山(採掘くずの山)と鉄塔が佇む厳しく寂しげな風景を、手前の草木が持つ詩的な情緒と美しい構図で神秘的に表現した風景画です。

    20世紀のチェコ近代美術を代表する最も重要な画家の一人であり、象徴主義や独自の神秘主義を取り入れた作風で、静謐でメランコリックな名作の数々を残して国民的芸術家として長く愛されました。

  • 作者名:グリゴリー・ムサトフ(Grigorij Musatov)<br />国:ロシア(後にチェコスロバキアへ亡命)<br />年:1931年<br />作品名:『村への道』(チェコ語名:Cesta do vsi / 英語名:[Road to a Village]<br /><br />真っ赤に燃えるような大地を舞台に、鞭を掲げて軽快にステップを踏む陽気なヒゲの男性(ムジークと呼ばれるロシアの農民)と、今にも跳ね上がりそうな躍動感あふれる白馬の姿をファンタジー調に描いた絵画です。<br /><br />ロシアの素朴な農村生活や民話をテーマに、独自の色彩とノスタルジックな世界観を融合させたロシア・モダニズムの画家であり、亡命先のプラハを中心にチェコの知識人や芸術家グループと深く交流しながら国際的に活躍しました。

    作者名:グリゴリー・ムサトフ(Grigorij Musatov)
    国:ロシア(後にチェコスロバキアへ亡命)
    年:1931年
    作品名:『村への道』(チェコ語名:Cesta do vsi / 英語名:[Road to a Village]

    真っ赤に燃えるような大地を舞台に、鞭を掲げて軽快にステップを踏む陽気なヒゲの男性(ムジークと呼ばれるロシアの農民)と、今にも跳ね上がりそうな躍動感あふれる白馬の姿をファンタジー調に描いた絵画です。

    ロシアの素朴な農村生活や民話をテーマに、独自の色彩とノスタルジックな世界観を融合させたロシア・モダニズムの画家であり、亡命先のプラハを中心にチェコの知識人や芸術家グループと深く交流しながら国際的に活躍しました。

  • 作者名:ルドヴィート・フラ(Ľudovít Fulla)<br />国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)<br />年:1930年<br />作品名:『サーカス』(チェコ語名:Cirkus)<br /><br />大きな円が描かれたアリーナを中心に、馬やハシゴ、天幕のパターンなどサーカスの活気ある光景を、鮮やかな幾何学的構成と明るい色彩でポップかつ抽象的に表現した作品です。<br /><br />20世紀スロバキアを代表する最も重要な前衛芸術家の一人であり、伝統的な民俗芸術の要素とヨーロッパの近代抽象絵画(モダニズム)を高次元で融合させ、スロバキア近代美術の基盤を築きました。

    作者名:ルドヴィート・フラ(Ľudovít Fulla)
    国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)
    年:1930年
    作品名:『サーカス』(チェコ語名:Cirkus)

    大きな円が描かれたアリーナを中心に、馬やハシゴ、天幕のパターンなどサーカスの活気ある光景を、鮮やかな幾何学的構成と明るい色彩でポップかつ抽象的に表現した作品です。

    20世紀スロバキアを代表する最も重要な前衛芸術家の一人であり、伝統的な民俗芸術の要素とヨーロッパの近代抽象絵画(モダニズム)を高次元で融合させ、スロバキア近代美術の基盤を築きました。

  • 作者名:ルドヴィート・フラ(Ľudovít Fulla)<br />国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)<br />年:1929年<br />作品名:『郊外』(チェコ語・スロバキア語名:Predmestie)<br /><br />前年に制作された『サーカス』の流れを汲み、簡素化された家々の四角い窓やドア、アリーナを思わせる巨大な円などの要素を、鮮やかな赤やオレンジの格子状の構図の中に抽象的に溶け込ませた初期の意欲作です。

    作者名:ルドヴィート・フラ(Ľudovít Fulla)
    国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)
    年:1929年
    作品名:『郊外』(チェコ語・スロバキア語名:Predmestie)

    前年に制作された『サーカス』の流れを汲み、簡素化された家々の四角い窓やドア、アリーナを思わせる巨大な円などの要素を、鮮やかな赤やオレンジの格子状の構図の中に抽象的に溶け込ませた初期の意欲作です。

  • 作者名:ルドヴィート・フラ(Ľudovít Fulla)<br />国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)<br />年:1930年<br />作品名:『デヴィーン(あるいはデヴィーン城)』(チェコ語・スロバキア語名:Devín)<br />スロバキアの歴史的な象徴である古城デヴィーンの荒々しい岩肌と赤い塔を、パウル・クレーの影響を感じさせる初期のアヴァンギャルド(前衛的)な抽象構成とリズミカルな色彩で描いた風景画です。

    作者名:ルドヴィート・フラ(Ľudovít Fulla)
    国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)
    年:1930年
    作品名:『デヴィーン(あるいはデヴィーン城)』(チェコ語・スロバキア語名:Devín)
    スロバキアの歴史的な象徴である古城デヴィーンの荒々しい岩肌と赤い塔を、パウル・クレーの影響を感じさせる初期のアヴァンギャルド(前衛的)な抽象構成とリズミカルな色彩で描いた風景画です。

  • 作者名:ミクラーシュ・ガランダ(Mikuláš Galanda)<br />国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)<br />年:1929年<br />作品名:『揺りかごの傍らで(あるいは、揺りかごの上で)』(チェコ語・スロバキア語名:Nad kolískou / 英語名:Above the Cradle)<br /><br />テーブルのランプが放つ温かい光に照らされながら、揺りかごの中の我が子を優しく見守る母親の姿を、丸みを帯びた彫刻的なフォルムと深い情緒あふれる茶系の色彩で静かに描き出した名作です。<br /><br />20世紀スロバキアを代表する画家・グラフィックデザイナーであり、盟友ルドヴィート・フラと共にスロバキアにおける近代前衛芸術(モダニズム)の精神を世に提唱し、独自の絵画世界を確立して近代スロバキア美術の礎を築きました。

    作者名:ミクラーシュ・ガランダ(Mikuláš Galanda)
    国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)
    年:1929年
    作品名:『揺りかごの傍らで(あるいは、揺りかごの上で)』(チェコ語・スロバキア語名:Nad kolískou / 英語名:Above the Cradle)

    テーブルのランプが放つ温かい光に照らされながら、揺りかごの中の我が子を優しく見守る母親の姿を、丸みを帯びた彫刻的なフォルムと深い情緒あふれる茶系の色彩で静かに描き出した名作です。

    20世紀スロバキアを代表する画家・グラフィックデザイナーであり、盟友ルドヴィート・フラと共にスロバキアにおける近代前衛芸術(モダニズム)の精神を世に提唱し、独自の絵画世界を確立して近代スロバキア美術の礎を築きました。

  • 作者名:ルドヴィート・フラ(Ľudovít Fulla)<br />国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)<br />年:1932年<br />作品名:『楽園追放』(チェコ語・スロバキア語名:Vyhnanie z raja)<br /><br />旧約聖書に登場するアダムとイヴが楽園を追われる場面をテーマに、空を舞う天使の姿や悲しむ二人のフォルムを、モザイクのように美しい色彩と抽象的な平面構成で幻想的に表現した作品です。

    作者名:ルドヴィート・フラ(Ľudovít Fulla)
    国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)
    年:1932年
    作品名:『楽園追放』(チェコ語・スロバキア語名:Vyhnanie z raja)

    旧約聖書に登場するアダムとイヴが楽園を追われる場面をテーマに、空を舞う天使の姿や悲しむ二人のフォルムを、モザイクのように美しい色彩と抽象的な平面構成で幻想的に表現した作品です。

  • 作者名:エステル・シメロヴァ=マルチンチェコヴァ(Ester Šimerová-Martinčeková)<br />国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)<br />年:1931年<br />作品名:『静物』(チェコ語名:Zátiší / スロバキア語名:Zátišie)<br /><br />テーブルの上に置かれたボトル、ワイングラス、果物カゴ、そして手前のバナナなどを、パリで学んだ都会的で洗練されたキュビスム(立体派)の構成と落ち着いた色彩で描いた静物画です。<br /><br />スロバキアの「近代美術のファーストレディ」と称される最高峰の女性画家であり、1920年代にパリへ渡って前衛的な芸術を学び、チェコスロバキア帰国後は伝統的な枠組みを超えた洗練されたモダニズム作品を発信し続けて美術界をリードしました。

    作者名:エステル・シメロヴァ=マルチンチェコヴァ(Ester Šimerová-Martinčeková)
    国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)
    年:1931年
    作品名:『静物』(チェコ語名:Zátiší / スロバキア語名:Zátišie)

    テーブルの上に置かれたボトル、ワイングラス、果物カゴ、そして手前のバナナなどを、パリで学んだ都会的で洗練されたキュビスム(立体派)の構成と落ち着いた色彩で描いた静物画です。

    スロバキアの「近代美術のファーストレディ」と称される最高峰の女性画家であり、1920年代にパリへ渡って前衛的な芸術を学び、チェコスロバキア帰国後は伝統的な枠組みを超えた洗練されたモダニズム作品を発信し続けて美術界をリードしました。

  • 作者名:フランティシェク・マリー(František Malý)<br />国:チェコ<br />年:1933年<br />作品名:『恋人たち』(チェコ語名:Milenci)<br /><br />人間の姿から写実性を排除し、まるで有機的な骨や彫刻、あるいは植物の葉を思わせるような有機的でなめらかなフォルムへと昇華させ、重なり合う二人の親密な関係をシュルレアリスム風に表現した抽象絵画です。<br /><br />20世紀前半のチェコやスロバキアにおいて、応用美術やテキストデザインの分野で先駆的な役割を担いながら、国際的なアヴァンギャルド(前衛)の流行をいち早く自らの絵画に取り入れ、独自の詩的で幻想的なモダニズム世界を築いて活躍しました。

    作者名:フランティシェク・マリー(František Malý)
    国:チェコ
    年:1933年
    作品名:『恋人たち』(チェコ語名:Milenci)

    人間の姿から写実性を排除し、まるで有機的な骨や彫刻、あるいは植物の葉を思わせるような有機的でなめらかなフォルムへと昇華させ、重なり合う二人の親密な関係をシュルレアリスム風に表現した抽象絵画です。

    20世紀前半のチェコやスロバキアにおいて、応用美術やテキストデザインの分野で先駆的な役割を担いながら、国際的なアヴァンギャルド(前衛)の流行をいち早く自らの絵画に取り入れ、独自の詩的で幻想的なモダニズム世界を築いて活躍しました。

  • 作者名:インジフ・シュティルスキー(Jindřich Štyrský)<br />国:チェコ<br />年:1927年<br />作品名:『船、あるいは記憶の中の頭部』(チェコ語名:Loď / Hlava v paměti)<br /><br />暗い海に浮かぶ木製の船の上の大きな白い多面体に、少女のような顔がぼんやりと浮かび上がり、その上に煙のような線が漂う、詩的で謎めいた人工主義(アルティフィシャリズム)期の作品です。<br /><br />20世紀チェコを代表するシュルレアリスムの先駆者であり、画家・写真家・詩人としてマルチに才能を発揮し、トワイヤンと共に独自の芸術運動「人工主義」を提唱するなど、チェコ前衛美術界の中心的リーダーとして国際的に活躍しました。

    作者名:インジフ・シュティルスキー(Jindřich Štyrský)
    国:チェコ
    年:1927年
    作品名:『船、あるいは記憶の中の頭部』(チェコ語名:Loď / Hlava v paměti)

    暗い海に浮かぶ木製の船の上の大きな白い多面体に、少女のような顔がぼんやりと浮かび上がり、その上に煙のような線が漂う、詩的で謎めいた人工主義(アルティフィシャリズム)期の作品です。

    20世紀チェコを代表するシュルレアリスムの先駆者であり、画家・写真家・詩人としてマルチに才能を発揮し、トワイヤンと共に独自の芸術運動「人工主義」を提唱するなど、チェコ前衛美術界の中心的リーダーとして国際的に活躍しました。

  • この展示エリアは、落ち着いたグレーブルーの壁面に3つの近代絵画がバランスよく配置され、スポットライトの柔らかな光が作品をドラマチックに照らし出す、知的で洗練されたギャラリーの雰囲気を醸し出しています。

    この展示エリアは、落ち着いたグレーブルーの壁面に3つの近代絵画がバランスよく配置され、スポットライトの柔らかな光が作品をドラマチックに照らし出す、知的で洗練されたギャラリーの雰囲気を醸し出しています。

  • 作者名:エステル・シメロヴァ=マルチンチェコヴァ(Ester Šimerová-Martinčeková)<br />国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)<br />年:1931年<br />作品名:『ティーポットのある静物』(チェコ語名:Zátiší s čajovou konvicí)<br /><br />フランスの新聞「パリ・ソワール(Paris-Soir)」や楽譜を背景に、中央に佇む茶色のポット、青い縞模様のカップ、そして袋からあふれ出る果物を幾何学的に構成した、洗練された後期キュビスム様式の静物画です。<br /><br />スロバキアの「近代美術のファーストレディ」と称される最高峰の女性画家であり、1920年代にパリへ渡って前衛的な芸術を学び、チェコスロバキア帰国後は伝統的な枠組みを超えた洗練されたモダニズム作品を発信し続けて美術界をリードしました。

    作者名:エステル・シメロヴァ=マルチンチェコヴァ(Ester Šimerová-Martinčeková)
    国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)
    年:1931年
    作品名:『ティーポットのある静物』(チェコ語名:Zátiší s čajovou konvicí)

    フランスの新聞「パリ・ソワール(Paris-Soir)」や楽譜を背景に、中央に佇む茶色のポット、青い縞模様のカップ、そして袋からあふれ出る果物を幾何学的に構成した、洗練された後期キュビスム様式の静物画です。

    スロバキアの「近代美術のファーストレディ」と称される最高峰の女性画家であり、1920年代にパリへ渡って前衛的な芸術を学び、チェコスロバキア帰国後は伝統的な枠組みを超えた洗練されたモダニズム作品を発信し続けて美術界をリードしました。

  • 作者名:エステル・シメロヴァ=マルチンチェコヴァ(Ester Šimerová-Martinčeková)<br />国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)<br />年:1930年<br />作品名:『灰色の静物』(チェコ語名:Šedivé zátiší )<br /><br />独特なオーバル(楕円形)の構図の中に、円筒や立方体、缶、小瓶、新聞などのオブジェクトを、厳密で洗練された「ピュリズム(純粋主義)」や「クチュール(仕立て)」を想起させる端正な幾何学的スタイルと洗練された灰色のトーンで美しく再構築した静物画です。

    作者名:エステル・シメロヴァ=マルチンチェコヴァ(Ester Šimerová-Martinčeková)
    国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)
    年:1930年
    作品名:『灰色の静物』(チェコ語名:Šedivé zátiší )

    独特なオーバル(楕円形)の構図の中に、円筒や立方体、缶、小瓶、新聞などのオブジェクトを、厳密で洗練された「ピュリズム(純粋主義)」や「クチュール(仕立て)」を想起させる端正な幾何学的スタイルと洗練された灰色のトーンで美しく再構築した静物画です。

  • 作者名:エステル・シメロヴァ=マルチンチェコヴァ(Ester Šimerová-Martinčeková)<br />国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)<br />年:1932年<br />作品名:『チェコ組曲(あるいはチェス・コンポジション)』(チェコ語名:Šachová kompozice / スロバキア語名:Šachová kompozícia)<br /><br />歪んだチェス盤の上で躍動する本物の馬の姿と、キングやナイトなどのチェス駒、背景の対局記録用紙、そして手前に配された不気味な手のフォルムを、シュルレアリスム(超現実主義)的な詩情と冷徹な色彩で描いた幻想的な傑作です。

    作者名:エステル・シメロヴァ=マルチンチェコヴァ(Ester Šimerová-Martinčeková)
    国:スロバキア(当時はチェコスロバキア)
    年:1932年
    作品名:『チェコ組曲(あるいはチェス・コンポジション)』(チェコ語名:Šachová kompozice / スロバキア語名:Šachová kompozícia)

    歪んだチェス盤の上で躍動する本物の馬の姿と、キングやナイトなどのチェス駒、背景の対局記録用紙、そして手前に配された不気味な手のフォルムを、シュルレアリスム(超現実主義)的な詩情と冷徹な色彩で描いた幻想的な傑作です。

  • この展示エリアは、洗練されたダークグレーの壁面に、同じテーマや連作と思われる力強い女性像を描いた4つの絵画が横一列に並べられており、それぞれの作品が持つダイナミックな躍動感とドラマチックな色彩が、空間全体に力強くも厳かな統一感を与えています。<br />

    この展示エリアは、洗練されたダークグレーの壁面に、同じテーマや連作と思われる力強い女性像を描いた4つの絵画が横一列に並べられており、それぞれの作品が持つダイナミックな躍動感とドラマチックな色彩が、空間全体に力強くも厳かな統一感を与えています。

  • 作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)<br />国:チェコ<br />年:1938年<br />作品名:『火(あるいは、炎)』(チェコ語名:Oheň)<br /><br />燃え盛る炎と崩れゆく建物を背景に、天に向かって両腕を突き上げ激しく抗議し嘆き悲しむ女性の姿を、太く力強い輪郭線とダイナミックな色彩でドラマチックに描き出した作品です。<br /><br />作者の活躍:20世紀前半のチェコ美術界を代表する重要な画家・作家であり、弟カレル・チャペックと共に言葉「ロボット」を発案したことでも知られ、独自のキュービスム様式を発展させながら、ナチスへの抵抗を込めた象徴的な連作を数多く残しました。

    作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)
    国:チェコ
    年:1938年
    作品名:『火(あるいは、炎)』(チェコ語名:Oheň)

    燃え盛る炎と崩れゆく建物を背景に、天に向かって両腕を突き上げ激しく抗議し嘆き悲しむ女性の姿を、太く力強い輪郭線とダイナミックな色彩でドラマチックに描き出した作品です。

    作者の活躍:20世紀前半のチェコ美術界を代表する重要な画家・作家であり、弟カレル・チャペックと共に言葉「ロボット」を発案したことでも知られ、独自のキュービスム様式を発展させながら、ナチスへの抵抗を込めた象徴的な連作を数多く残しました。

  • 作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)<br />国:チェコ<br />年:1938年<br />作品名:『火(あるいは、炎 / 連作「火」より)』(チェコ語名:Oheň)<br /><br />前作に続き、燃え盛る大地や戦火の街を背景に、頭を抱え天を仰ぎながら絶望と悲痛な叫びをあげる女性の姿を、赤褐色と青の強烈な色彩のコントラストと激しいタッチで象徴的に描いた作品です。

    作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)
    国:チェコ
    年:1938年
    作品名:『火(あるいは、炎 / 連作「火」より)』(チェコ語名:Oheň)

    前作に続き、燃え盛る大地や戦火の街を背景に、頭を抱え天を仰ぎながら絶望と悲痛な叫びをあげる女性の姿を、赤褐色と青の強烈な色彩のコントラストと激しいタッチで象徴的に描いた作品です。

  • 作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)<br />国:チェコ<br />年:1938年<br />作品名:『火(あるいは、炎 / 連作「火」より)』(チェコ語名:Oheň)<br /><br />戦争の惨禍で炎上し崩壊する家々と逃げ惑う人々を背景に、強い決意を秘めた表情で力強く前方を指差し、避難や抵抗を先導するような逞しい女性の姿を、角張った力強い線と黄土色や青の調和でドラマチックに描いた作品です。

    作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)
    国:チェコ
    年:1938年
    作品名:『火(あるいは、炎 / 連作「火」より)』(チェコ語名:Oheň)

    戦争の惨禍で炎上し崩壊する家々と逃げ惑う人々を背景に、強い決意を秘めた表情で力強く前方を指差し、避難や抵抗を先導するような逞しい女性の姿を、角張った力強い線と黄土色や青の調和でドラマチックに描いた作品です。

  • 作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)<br />国:チェコ<br />年:1938年<br />作品名:『火(あるいは、炎 / 連作「火」より)』(チェコ語名:Oheň)<br /><br />不気味に燃え盛る巨大な太陽や炎のような光をバックに、黒い鳥たちが飛び交う中を力強く前進しながら前方へと腕を突き出す女性の姿を、暗褐色のトーンと彫刻的なたくましいフォルムで描いた作品です。

    作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)
    国:チェコ
    年:1938年
    作品名:『火(あるいは、炎 / 連作「火」より)』(チェコ語名:Oheň)

    不気味に燃え盛る巨大な太陽や炎のような光をバックに、黒い鳥たちが飛び交う中を力強く前進しながら前方へと腕を突き出す女性の姿を、暗褐色のトーンと彫刻的なたくましいフォルムで描いた作品です。

  • 作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)<br />国:チェコ<br />年:1938年<br />作品名:『火(あるいは、炎 / 連作「火」より)』(チェコ語名:Oheň)<br /><br />漆黒の夜の闇に燃え上がる激しい炎と立ち込める煙を背景に、差し込む一筋の強烈な光を浴びながら両拳を天に突き上げて怒りや抗議を爆発させる女性の姿を、明暗の強烈な対比で描いたドラマチックな作品です。

    作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)
    国:チェコ
    年:1938年
    作品名:『火(あるいは、炎 / 連作「火」より)』(チェコ語名:Oheň)

    漆黒の夜の闇に燃え上がる激しい炎と立ち込める煙を背景に、差し込む一筋の強烈な光を浴びながら両拳を天に突き上げて怒りや抗議を爆発させる女性の姿を、明暗の強烈な対比で描いたドラマチックな作品です。

  • 作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)<br />国:チェコ<br />年:1938年<br />作品名:『火(あるいは、炎 / 連作「火」より)』(チェコ語名:Oheň)<br /><br />不気味に広がる紫色の煙と稲妻が走る空の下、右下で激しく燃え上がる家屋を背に、ひざまずきながら天に向かって両腕を伸ばして必死に祈り嘆く女性の姿を、生々しいタッチとドラマチックな明暗で描いた作品です。

    作者名:ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek)
    国:チェコ
    年:1938年
    作品名:『火(あるいは、炎 / 連作「火」より)』(チェコ語名:Oheň)

    不気味に広がる紫色の煙と稲妻が走る空の下、右下で激しく燃え上がる家屋を背に、ひざまずきながら天に向かって両腕を伸ばして必死に祈り嘆く女性の姿を、生々しいタッチとドラマチックな明暗で描いた作品です。

  • 作者名:ヨゼフ・ボクシャイ(Jozef Bokšay)<br />国:ウクライナ(当時はチェコスロバキア、地域としてはウクライナ西部のザカルパッチャ)<br />年:1933-1938年<br />作品名:『山流(あるいは、山の渓流)』(チェコ語名:Horský potok)<br /><br />うっそうと茂る針葉樹林の急斜面に囲まれた渓谷の中を、岩肌を縫うように勢いよく流れ落ちる清らかな山の川の姿を、陽光きらめく木々の温かみのある色彩と、生き生きとしたインプレッショニズム(印象派)風の筆致で美しく描き出した風景画です。<br /><br />20世紀のウクライナ(ザカルパッチャ地方)を代表する最も重要な巨匠の一人であり、チェコスロバキア第一共和国時代に「ザカルパッチャ前衛風景画派」の基礎を築き、大自然の調和や人々の営みを色彩豊かに表現した数々の名作を残して国民的芸術家として高く評価されました。

    作者名:ヨゼフ・ボクシャイ(Jozef Bokšay)
    国:ウクライナ(当時はチェコスロバキア、地域としてはウクライナ西部のザカルパッチャ)
    年:1933-1938年
    作品名:『山流(あるいは、山の渓流)』(チェコ語名:Horský potok)

    うっそうと茂る針葉樹林の急斜面に囲まれた渓谷の中を、岩肌を縫うように勢いよく流れ落ちる清らかな山の川の姿を、陽光きらめく木々の温かみのある色彩と、生き生きとしたインプレッショニズム(印象派)風の筆致で美しく描き出した風景画です。

    20世紀のウクライナ(ザカルパッチャ地方)を代表する最も重要な巨匠の一人であり、チェコスロバキア第一共和国時代に「ザカルパッチャ前衛風景画派」の基礎を築き、大自然の調和や人々の営みを色彩豊かに表現した数々の名作を残して国民的芸術家として高く評価されました。

  • 作者名:ヴォイテフ・エルデリ(Vojtěch Erdélyi / ウクライナ名:アダルベルト・エルデリ)<br />国:ウクライナ(当時はチェコスロバキア、地域としてはウクライナ西部のザカルパッチャ)<br />年:1934年頃<br />作品名:『並木道(あるいは、木々のトンネル)』(チェコ語名:Stromová alej)<br />美しくうねりながら伸びる木々が自然のトンネルを作る小道を舞台に、赤、オレンジ、ピンク、緑といった鮮烈な色彩と、絵の具を厚く盛り上げた激しい情熱的な筆跡によって、生命力あふれる自然の美しさを表現した表現主義的な風景画です。<br /><br />20世紀前半のウクライナ・近代チェコスロバキア美術において、盟友ボクシャイと共に「ザカルパッチャ絵画学校(派)」を創設した中心人物であり、ミュンヘンやパリで学んだ最先端の表現主義やフォーヴィスム(野獣派)の感性を独自の風土と融合させ、国際的な評価を受ける巨匠として大活躍しました。<br /><br />つづく。

    作者名:ヴォイテフ・エルデリ(Vojtěch Erdélyi / ウクライナ名:アダルベルト・エルデリ)
    国:ウクライナ(当時はチェコスロバキア、地域としてはウクライナ西部のザカルパッチャ)
    年:1934年頃
    作品名:『並木道(あるいは、木々のトンネル)』(チェコ語名:Stromová alej)
    美しくうねりながら伸びる木々が自然のトンネルを作る小道を舞台に、赤、オレンジ、ピンク、緑といった鮮烈な色彩と、絵の具を厚く盛り上げた激しい情熱的な筆跡によって、生命力あふれる自然の美しさを表現した表現主義的な風景画です。

    20世紀前半のウクライナ・近代チェコスロバキア美術において、盟友ボクシャイと共に「ザカルパッチャ絵画学校(派)」を創設した中心人物であり、ミュンヘンやパリで学んだ最先端の表現主義やフォーヴィスム(野獣派)の感性を独自の風土と融合させ、国際的な評価を受ける巨匠として大活躍しました。

    つづく。

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