2025/04/27 - 2025/04/27
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mitsuさん
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プラハ国立美術館・第12弾!
お宝が詰まった3階フロアは、近代美術が花開く知性の宝箱。
ピカソやブラックによるキュビスムの革命から、マティス、ゴーギャン、ボナールといった色彩の魔術師たち、そしてスーラやゴッホが切り拓いた光の表現まで、魂を揺さぶる名画がずらりと並びます。
伝統的な肖像画から、クプカが到達した純粋抽象の世界へ――。チェコ美術が世界の潮流と共鳴し、劇的に進化していくワクワクの旅を、今回もたっぷりお届けします!
全体の大まかな行程は以下になります。
今日は,★☆★です (^^)/
4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート
4/26(土) プラハ観光
★☆★4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) プラハへ移動・観光
5/1(木) パリへ移動,観光
5/2(金) パリ観光
5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
プラハ国立美術館の続きです。
作者名:エミール・フィラ(Emil Filla) チェコ
作品名:『煙草を吸う自画像』 1908年
厚手の紙に油彩で描かれた初期のチェコ・モダニズム作品です。煙草を小道具として使い、大胆な色彩と明暗のコントラストを用いて、若き日の自分を内省的に描き出しています。
チェコ・キュビスムの先駆的な画家・彫刻家であり、前衛芸術家集団「オスマ(8人組)」の主要メンバーとして活躍しました。 -
作者名:ヤロスラフ・チェルマーク(Jaroslav Čermák) チェコ
作品名:『ヨセフ・ナヴラーチルの肖像』 1852年~1853年頃
チェコの著名な画家ヨセフ・ナヴラーチルを描いた肖像画です。
暗い背景の中で、煙草を手にするナヴラーチルの姿が写実的に浮かび上がり、彼の知性と風格が際立っています。
19世紀チェコを代表する歴史画家であり、特にバルカン半島の情勢を描いた劇的な作品でヨーロッパ的な名声を得ました。 -
作者名:ヤン・プレイスレル(Jan Preisler) チェコ
作品名:『自画像』 1902年~1903年
煙草をくわえ、黒いスーツを粋に着こなした30歳当時の自画像です。背後にはあえて裏返しに置かれたキャンバスが描かれており、画家の内面的な孤独や精神的な深みが表現されています。
チェコにおける象徴主義の旗手として活躍しました。
初期のアール・ヌーヴォー様式から、後年は憂鬱や幻想をテーマにした独自の象徴主義的スタイルを確立し、現代チェコ美術の形成に大きな影響を与えました。 -
巨匠たちの名作をじっくりと味わった後、こうして静かな階段を降りながら、見たばかりの絵の余韻に浸るのは、本当に幸せな時間ですね。
心がおだやかに満たされていくのを感じます。……さあ、次は3階の作品を見に行きましょう。 -
3階の「1918-1938:第一共和国」展示室の入り口ですね。
赤い壁を背景に、スピード感あふれる彫刻が迎えてくれるこの光景は、まさに新しい時代の幕開けを感じさせます。
作者名:オタカル・シュヴェツ チェコ
作品名:『サンビーム・モーターサイクル』 1924年(1925年のパリ現代装飾美術・産業美術国際博覧会で発表)
未来派(フューチャリズム)の影響を強く受けた彫刻です。
イギリスのサンビーム社製オートバイにまたがり、前傾姿勢で風を切るレーサーの姿をダイナミックに表現しています。
機械と人間の一体感、そして「速度」という近代的なテーマを見事に形にしています。
20世紀前半のチェコを代表する彫刻家です。
この作品のような革新的なモダニズム彫刻で知られる一方、後年にはプラハのレトナの丘に建てられた巨大なスターリン像(現在は撤去)の作者としても歴史に名を残しています。 -
作者名:ヴォイチェフ・ヒナイス チェコ
作品名:『トマーシュ・ガリグ・マサリクの肖像』 1919年
チェコスロヴァキア共和国の初代大統領、トマーシュ・ガリグ・マサリク?を描いた代表的な肖像画です。建国直後の1919年に制作されました。格式高い黒のスーツに身を包み、知性と威厳に満ちた眼差しでこちらを見据えるマサリクの姿が、ヒナイスの卓越した写実技法によって見事に表現されています。
19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍した、チェコを代表する画家・装飾芸術家です。プラハの国民劇場?の豪華な緞帳(どんちょう)のデザインを手がけたことで知られ、アカデミックな伝統に基づきながらも近代的な感性を取り入れた作風で、チェコ近代美術の発展に大きく寄与しました。 -
「国父」マサリク大統領を多角的に捉えた彫刻群が並ぶこの展示は、当時のチェコを代表する巨匠たちが多彩な素材と表現で新国家の威信と精神的な成熟を体現した、圧巻の風景です。
-
作者名:フランツ・メッツナー(Franz Metzner) チェコ(ドイツ系チェコ人)作品名:『アベッセ(修道院長)』 1905年
深い悲しみや内省を感じさせる年配の修道女の表情を、簡潔ながら力強い造形で描き出しています。頭部を覆うヴェールの直線的なラインが、彼女の厳格な地位と、その内面に秘められた人間的な苦悩を際立たせています。
20世紀初頭のウィーン分離派やアール・ヌーヴォー、そしてドイツ表現主義の先駆けとして活躍した彫刻家です。ライプツィヒの「諸国民戦争記念碑」の巨大な彫刻群を手がけたことで世界的に知られ、建築と彫刻が融合したモニュメンタルな作風で高く評価されました。 -
作者名:アウグスト・ブレムゼ(August Brömse) チェコ(ドイツ系チェコ人)
作品名:『十字架降架』 1905年~1906年頃
キリスト教の伝統的な主題を、エドヴァルド・ムンクにも通じる表現主義的なタッチで描いた作品です。激しい筆致と独特の色彩が、画面全体に悲痛で不穏な感情を漂わせています。
プラハのアカデミーで教授を務め、象徴主義や初期表現主義の分野で重要な役割を果たしました。グラフィック作品でも知られ、当時の若手芸術家集団「ディ・ヴィルデン(野獣派)」などに多大な影響を与えました。 -
作者名:アントニ・ミハラク(Antoni Michalak) ポーランド
作品名:『十字架降架』 1925年
古典的な宗教画のテーマを、20世紀初頭のモダニズムの感性で再解釈した力強い作品です。鮮やかな赤い衣服をまとった人物が際立ち、垂直と斜めのラインを強調した構成が、キリストの遺体を降ろす瞬間の劇的な緊張感と深い悲しみを表現しています。
戦間期ポーランドを代表する画家の一人で、カジミェシュ・ドルヌィを拠点とした芸術家集団「聖ルカ兄弟団(Bractwo św. Łukasza)」のメンバーとして活躍しました。伝統的な技法を現代的な表現に融合させた独自のスタイルを確立し、多くの象徴的・宗教的作品を残しました。 -
作者名:カレル・ホラン(Karel Holan) チェコ
作品名:『解剖学教室にて』 1925年
解剖を行う医師や学生たちの生々しい光景を、社会写実主義的な視点で描いた大作です。画面中央の解剖される肉体と、それを取り囲む人々の冷徹な眼差しや緊張感が、独特の重苦しい色彩と荒々しい筆致で表現されています。
戦間期チェコの「社会的芸術」を代表する画家の一人です。労働者階級の生活や都会の裏側を題材にし、力強く人間味あふれる作風で、当時の社会の現実を鋭く描き出しました。 -
作者名:マクシム・コップ(Maxim Kopf) チェコ(ドイツ系チェコ人)
作品名:『ニューヨーク、タイムズスクエア』 1924年
ニューヨークの喧騒と高層ビル群を、表現主義的なスタイルで描いた作品です。垂直に伸びるビルと行き交う人々の群れを、暗めの色彩と力強い筆致で捉えることで、近代都市が持つ圧倒的なエネルギーと孤独感を同時に描き出しています。
プラハを中心に活動したドイツ系芸術家集団「プラハ分離派(Prager Secession)」の創設者の一人です。タヒチやアメリカなど世界各地を旅して異国情緒あふれる作品を残し、国際的な視点を持ったモダニズム画家として活躍しました。 -
作者名:ローヴィス・コリント(Lovis Corinth) ドイツ
作品名:『花と封筒のある静物』 1923年
晩年のコリントの特徴である、激しく奔放な筆致(インパスト)で描かれた静物画です。形が崩れるほど大胆に塗られた絵具が、花の生命力とともに、どこか不穏で表現主義的な感情の揺らぎを感じさせます。
ドイツ印象派を代表する巨匠であり、後に表現主義の先駆けとしても高く評価されました。脳卒中を患った後、その画風はより精神的で力強いものへと変化し、近代ドイツ美術界に多大な影響を与えました。 -
作者名:カール・メイ(Karl May) ドイツ(ボヘミア出身)
作品名:『花のある花瓶』 1923年
暗い背景の中に、光を放つような白い花々が幻想的に描かれています。柔らかな色彩のグラデーションと繊細な筆致が、静物画でありながら、どこか夢の中の風景のような神秘的で詩的な雰囲気を作り出しています。
主にドイツで活動したボヘミア出身の画家です。表現主義や新即物主義といった当時の美術運動の影響を受けつつ、精神的で叙情的な独自の絵画世界を追求しました。 -
作者名:オイゲン・フォン・カーラー チェコ(ドイツ系ユダヤ人)
作品名:『東方の御伽噺』 1911年
幻想的な中東の風景を舞台に、エキゾチックな衣装の人々、馬、船、そして空を舞う鳥たちが、宝石を散りばめたような深い色彩と厚塗りの技法で描かれています。夢幻的で神秘的な、まさに「御伽噺」のような世界観が魅力です。
表現主義の重要な芸術家集団「青騎士(ブラウエ・ライター)」の最初期のメンバーとして、カンディンスキーらと共に活躍しました。29歳の若さでこの世を去りましたが、その独創的な色彩感覚は当時の前衛芸術シーンに鮮烈な印象を残しました。 -
作者名:ユリウス・ファイファー(Julius Pfeiffer)チェコ(ドイツ系チェコ人)
作品名:『水生植物』 1920年
水辺の植物を題材に、キュビスムや表現主義の影響を感じさせる大胆なタッチで描かれた静物画です。多方向から差し込むような鋭い筆致が画面全体に動きを与え、植物の生命力を抽象的かつダイナミックに表現しています。
20世紀初頭のプラハで活動した画家です。20代半ばという若さで夭折しましたが、当時の前衛的な美術運動を取り入れた独自の作風を残しました。彼の作品は、当時のチェコにおける多様な芸術的潮流の一翼を担うものとして評価されています。 -
作者名:フリッツ・カウゼク(Fritz Kausek) チェコ
作品名:『静物』 1919年
食器や果物を題材にした、キュビスムと表現主義が融合したような静物画です。セザンヌの影響を感じさせる構成でありながら、多方向からの視点が組み合わさった多角的でダイナミックな造形が、独自の静謐な雰囲気を生み出しています。
20世紀前半のチェコで活躍した画家です。戦間期のチェコ美術界において、前衛的な表現を追求した「第一共和国」時代の重要な作家の一人として知られ、現在はプラハ国立美術館(ヴェレトルジュニー宮殿)の主要なコレクションにその名が刻まれています。 -
作者名:フリッツ・カウゼク(Fritz Kausek) チェコ
作品名:『二人の少年』 1919年
初期表現主義の影響を受けた人物画です。憂いを含んだ少年の表情や、背景のうねるような丘、そして鋭い筆致に、当時の戦間期特有の精神的な緊張感や不安が映し出されています。
20世紀前半のチェコで活動した画家です。静物画や人物画において、キュビスムや表現主義の手法を融合させた独自の画風を確立しました。チェコ近代美術の発展期における重要な作家の一人です。 -
作者名:ヴラスティミル・ホフマン(Vlastimil Hofman) チェコ(ポーランドでも活動)
作品名:『三人の男』 1908年
暗いトーンと荒い筆致が印象的な、表現主義の先駆け的な作品です。
テーブルを囲む三人の老紳士の姿が、どこか象徴的で、内省的な重々しさを漂わせています。
チェコとポーランドの両国で活躍した、象徴主義・表現主義の重要な画家です。人間の精神性や孤独、宗教的なテーマを独自の哀愁漂うスタイルで描き、当時の若い芸術家たちに大きな影響を与えました。 -
作者名:フェリックス・ヌスバウム(Felix Nussbaum) ドイツ
作品名:『自画像(または眼鏡の男)』 1920年代後半
新即物主義の影響が色濃い、冷徹なまでに細部を描き込んだ自画像です。
眼鏡越しの鋭い眼差しや不自然に長い指の造形が、都会の孤独や当時の不穏な社会情勢を背景にした、画家の内面的な不安を象徴しています。
ユダヤ系ドイツ人として、戦間期のベルリンを中心に活躍しました。ナチスの迫害を逃れながら、ホロコーストという極限状況下で自身のアイデンティティを問い続ける悲劇的かつ力強い作品を多く残しました。 -
作者名:マックス・オッペンハイマー(Max Oppenheimer) オーストリア
作品名:『自画像』 1924年
心理的な深みを感じさせる表現主義的な自画像です。
薄いコートをまとい、片手に布のようなものを持ってこちらを見据える姿が、ラフな筆致と明るい色彩の背景の中で際立っています。内省的な表情と手のポーズが、画家の精神的な緊張感や自己への問いかけを象徴しているようです。
20世紀初頭にウィーンやベルリンで活躍し、エゴン・シーレやオスカー・ココシュカらと共に表現主義の重要な画家の一人とみなされています。心理描写に優れた肖像画や、音楽を視覚化した作品で知られ、後にナチスの迫害を逃れてアメリカへ亡命しました。 -
作者名:フェリックス・ヌスバウム(Felix Nussbaum) ドイツ
作品名:『女性の肖像(バロネス・フォン・デア・シュレンブルク)』1920年代後半
毛皮をまとい、豪華な椅子に座る貴婦人を描いた肖像画です。
新即物主義特有の冷徹で緻密な描写が、彼女の知的ながらもどこか虚無感を湛えた眼差しや、当時の都会的な孤独感を際立たせています。
ユダヤ系ドイツ人画家としてベルリンで活躍しました。ナチスの台頭により亡命を余儀なくされ、死の直前まで自らの境遇を鋭く見つめた象徴的な作品を多く残した、戦間期を代表する悲劇の画家です。 -
作者名:パブロ・ピカソ(Pablo Picasso) スペイン(主にフランスで活動)
作品名:『立っている女性』 1921年
ピカソの「新古典主義の時代」を代表する作品の一つです。イタリア旅行での古代彫刻やルネサンス美術との出会いに影響を受け、どっしりと量感のある肉体、彫刻のような重厚な表現、そして穏やかで普遍的な美しさが描き出されています。モデルは当時の妻オルガとされています。
20世紀最大の芸術家の一人であり、ジョルジュ・ブラックと共にキュビスムを創始しました。生涯を通じて、青の時代、バラ色の時代、新古典主義、シュルレアリスムなど、驚異的な速さで作風を変え続け、現代美術のあらゆる領域に決定的な影響を与えました。 -
作者名:ジョルジュ・ブラック(Georges Braque) フランス
作品名:『ギターのある静物』 1920年~1921年頃
ピカソと共に創始したキュビスムの手法を用いた静物画です。ギター、楽譜、果物皿といった日常的なモチーフが、複数の視点から解体・再構成されています。落ち着いた色彩と、大理石のような質感を表現した模様が、画面に重厚な調和を与えています。
20世紀最大の画家の一人であり、キュビスムの創始者として美術史にその名を刻みました。ピカソと競うようにして「分析的キュビスム」や「総合的キュビスム」を確立し、コラージュ(パピエ・コレ)の技法を最初に取り入れるなど、現代絵画のあり方を根底から変えました。 -
作者名:ピエール・ボナール(Pierre Bonnard) フランス
作品名:『プロヴァンスの会話』 1914年~1915年
南仏プロヴァンスの光あふれるテラスで過ごす、画家自身と妻マルトの穏やかなひとときを描いています。ナビ派時代の装飾性と、印象派をさらに進化させた色彩感覚が融合し、画面全体が夢のように鮮やかで暖かな光に包まれています。
20世紀フランスを代表する画家の一人で、前衛芸術家グループ「ナビ派」の主要メンバーとして活躍しました。身近な日常や親密な光景を、独自の輝かしい色彩で描くスタイルは「アンティミズム(親密主義)」と呼ばれ、後世の画家たちに多大な影響を与えました。 -
作者名:アンリ・マティス(Henri Matisse) フランス
作品名:『ジョアキナ』 1910年
マティスがスペイン滞在中に描いた、色彩豊かな肖像画です。
大胆な筆致と、背景のピンクや衣装の青・赤といった鮮烈な色の対比が、モデルの女性の力強い存在感を際立たせています。写実性よりも色彩の感情的な力を優先する、マティス独自のスタイルがよく表れています。
20世紀最大の芸術家の一人であり、「フォーヴィスム(野獣派)」のリーダーとして現代美術の幕を開けました。強烈な色彩と単純化された形態を追求し、ピカソと共に20世紀絵画の進むべき道を切り拓いた「色彩の魔術師」として知られています。 -
作者名:ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin) フランス
作品名:『こんにちは、ゴーギャンさん』 1889年
ブルターニュ地方での滞在中に描かれた、自画像を含む代表作の一つです。
寒々とした風景の中、ケープを纏ったゴーギャンが地元の農婦と道で出会う様子が、大胆に平坦化された色彩と力強い輪郭線で表現されています。写実よりも画家の主観や内面を重視する「総合主義」のスタイルが確立された時期の作品です。
ポスト印象派を代表する巨匠であり、文明社会を離れタヒチで活動したことでも知られています。装飾的な色使いや象徴的な表現は、後のナビ派、フォーヴィスム、表現主義などの現代美術の誕生に決定的な影響を与えました。 -
作者名:ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin) フランス
作品名:『逃走(エスケープ)』 1902年
ゴーギャンが晩年を過ごしたマルキーズ諸島で描かれた、神秘的な雰囲気漂う一作です。タヒチの恋人テハアマナを思わせる女性と、彼女の肩を抱く男性が、南国特有の鮮烈な色彩と、装飾的な構図の中で象徴的に描き出されています。
文明社会を捨て、楽園を求めて南洋の島々へ渡った「孤高の画家」です。平面的で強烈な色使いや原始的な美の追求は、後のマティスらフォーヴィスム(野獣派)の画家たちに計り知れない影響を与え、近代美術の道標となりました。 -
作者名:ジョルジュ・スーラ(Georges Seurat) フランス
作品名:『オンフルールのマリア号』 1886年
点描画法の創始者であるスーラが、ノルマンディー地方の港町オンフルールを描いた風景画です。無数の色点を敷き詰めることで、光の輝きや大気の静謐さを科学的なアプローチで表現しており、画面全体が穏やかな光に満ちています。
新印象派を代表する画家です。色彩をパレットで混ぜず、目に混合させる「分割主義(点描)」を確立し、後の印象派や20世紀のモダンアートに多大な影響を与えましたが、31歳の若さでこの世を去りました。 -
作者名:フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh) オランダ(主にフランスで活動)
作品名:『イトスギのある緑の麦畑』 1889年
サン=レミの療養院に滞在していた時期に描かれた風景画です。
うねるような力強い筆致で描かれた黄金色の麦畑と、画面中央にそびえ立つ深い緑のイトスギが対照的で、自然の生命力と画家の激しい感情が画面全体に溢れています。
ポスト印象派を代表する、世界で最も有名な画家の一人です。
感情を直接ぶつけるような鮮やかな色彩と大胆な筆使いは、後のフォーヴィスムや表現主義の先駆けとなり、現代美術のあり方に決定的な影響を与えました。
つづく。
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