2025/12/18 - 2025/12/21
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binchanさん
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台湾で鉄道駅訪問をしているのですが、実は路線バスも好きです。鉄道よりもっといろいろな場所へ連れて行ってくれます。
それぞれの縣には地域を代表するバス会社があり、花蓮縣では花蓮客運がそれでした。その花蓮客運がすべての路線を失い、全国区のバス会社(統聯客運)に取って代わられていました。花蓮駅前にあった花蓮客運の總站(ターミナル)は総合バスターミナル(轉運站)になり、複数のバス会社が参入。便利になるのはうれしいのですが、ローカル色が消えて行くのは寂しいものです。
もうずいぶん前ですが、花蓮から梨山へのバス路線をテレビ番組で紹介しているのを見たことがありました。その路線の運転手さんは沿線の原住民族ご出身とのことで、インタビューに「山の中で故障したり何があるかわからないんだ。そんな時俺たち地元のものじゃなければ対応できないんだ。」というようなことをおっしゃっていたのを覚えています。ああいう地元密着の従業員さんたちはそのまま雇用されているのかな、とか考えてしまいます。
花蓮のみならず、お隣の台東縣でもバス会社の異変がありました。台東の路線バスを牛耳って(?)いた鼎東客運が分社して、鼎東の名はなくなっていました。もともと二つのバス会社が合併してできた会社だったので、元に戻っただけと言えばそれだけなのですが。
嘆くことばかりではなく、蘇花公路の改良が完了したことから台北から花蓮へのバス路線(1917路)がついに開業。昔を知る人からすると「再開」したと言うべきでしょうか。
今回は花蓮を旅していながら利用したバスがすべて統聯客運だったという、時代の変化を感じる旅でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
12月19日金曜日、旅行2日目
14:29
玉溪農會バス停から歩きます。 -
鉄道のガードをくぐって。
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14:41
玉里神社址入口到着。 -
1928年に建てられた玉里神社。建物こそ残っていませんが、鳥居や燈籠が残っています。写真の看板には、「それらは花蓮縣縣定文化財なので損壊すると罰金ですよ」と書かれています。政府がガイドラインまで示して日本時代の痕跡を消しましょうと言っていたのが、一転文化財となれば混乱しますよね。
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神社の登り口付近に「表忠碑」が見えます。
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民家があって正面にまわることはできません。
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布農族による襲撃事件や横貫道開鑿にあたって殉職した日本の警官を悼む碑だそうです。
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本殿があった場所へ向かいましょう。
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そういえば今回あんまり階段を上ってないですね。駅の地下道以外で初めての階段かも。
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最初の階段を上ったところに地震で倒壊した燈籠が。
三州會という団体が奉納したもの。九州の同郷人会のようです。 -
手前右が基台、奥に燈身と火袋。
2022年9月18日の台東地震で倒壊。また地震があった際の危険を鑑みこのままになっているそうです。 -
奉納者名が消されている燈籠。先ほどのものと同じ三州會ですね。対だったのでしょうか。
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さらに階段は続きます。
参道は2000年代までは草ぼうぼうの荒れ放題だったそうで、それを整備したのは阿榮師らのボランティア団体とのこと。 -
第二の鳥居。
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柱には「奉納 東臺灣無盡株式會社」の文字。消そうとした跡はありますが読み取れます。無盡は銀行のような会社です。
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もう一方の柱には「昭和十一年八月吉日建之」。
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文字が消されている燈籠。倒れることなく残っています。
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こちらは「奉納 筑豊會」とはっきり読み取れます。上のものと形が一緒なので、たぶん対なんでしょう。
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参道を上から見たところ。神社は小高い丘の上にあり、見晴らしがよいです。
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写真だと草ばかり目立ちますが、肉眼だと遠くの山がよく見えていい眺め。
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その眺めは神社が現役だったころから変わらないようですね。
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本殿、拝殿があった方へ。
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拝殿址(手前)と本殿址(奥)。
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古い写真。
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本殿の基台。
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こちらはきれいになくなっているので、計画的に撤去したと思われます。
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拝殿はがれきが残っているので、地震か台風で倒壊したのかと。
そろそろ次へ向かいます。 -
15:00
神社址から玉里站へと向かっています。往路とは別の道で鉄道を越えます。 -
踏切。ここは複線ですね。
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更生路から康樂街へ。
暗渠のようにも見えますが、なんだろう?調べてもわかりませんでした。 -
15:17
玉里站付近に残されている、「1930年建設の共済官舎と台湾人職員宿舎および1960年代に改築されたレンガ造りの宿舎群」は、時代ごとの鉄道宿舎や関連建築が残っているということで文化財になっています。看板に「保護修復を待っている文化財だから大事にして」と注意書きがありますが、今のところ荒れ放題ですね。 -
ガラス越しに覗いた室内。引っ越すにしても、もうちょっと片付けていけばいいのに。こんな状態の建物が、数年後に行ってみたら見事に商業施設として再生してたりするんですよね。
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広い範囲に建物が残っています。
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古い門柱みたいなものがある建物。
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玉里站
立派になったなあ。2012年に駅前までは来たことがあるんですよね。当時も大きな駅でしたが駅舎は古かった。
1917年に開設された当時は璞石という駅名でした。この駅名は当時の地名から来ていますが、由来には諸説あり原住民族語とも漢語とも言われているそうです。「璞石」は磨かれる前の玉石という意味でもあるため「玉里」と改名され、現在に至っています。玉里駅 駅
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おしゃれなお店とかありますよ。
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駅前通りの「玉里麵」のお店。具だくさんの汁なし麺で、食べてみたかったんですが三民でお昼食べちゃったからね。玉里麵、また食べに来るぜ!
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旧花蓮客運玉里站
2012年には光復からここまでバスで来たんですよね。取り残されている花蓮客運の車両が哀愁…。 -
待合室があった建物もテナント募集中。
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興東客運(旧鼎東客運海線)のバス停
花蓮客運と同じく、社名がなくなってしまった鼎東客運。台東のバスと言えば鼎東客運だったんですけどね。海線と呼ばれる路線を運行していた会社が「興東客運」に、山線が「東台灣客運」となりました。
しかしこのバス停、実際にバスが来るのかは疑問なのです。なぜなら、 -
駅前に総合バス停があるから。
旅行当時バスアプリの地図では、統聯客運の玉里バス停は先ほどの旧花蓮客運站の位置になっていて、興東客運のバス停も上の写真の場所にあることになっていました。 -
しかし、駅前にも各社の站牌が並んでいますし、実際に統聯客運のバスが停車していますよね。ということは各社バス停が駅前に統合されているということ?そうならものすごく便利。ありがたいことです。
ですが、当時バス会社のHPにもバスアプリの地図にもこれが反映されてなかったんですよね。一体どこにバスが来るのか、初心者には難しすぎる。今回乗る予定がなくてよかった。
※旅行記を書き始めた当初はバス停位置が不明瞭でしたが、順次修正されている模様。今頃は問題ないはず。また、上の旧バス停も降車場として残っているようです。 -
駅前の風景。街の様子はあまり変わってないかな。
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15:32
駅のお店で買い物。前回の旅行のお土産が好評だったので、何かおいしいものが買えるといいなあ。玉里駅 駅
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酪梨麵(アボカドが練りこまれた麺)をお土産に、自分用に金針花ビールを購入。
麺はまだ食べてません。油そばのようにして食べるものらしいです。
ビールは明日の夜飲みます。缶ビールを持ち歩いていて荷物がビールまみれになった方の旅行記を読み、持ち帰りはやめました。缶って意外と脆いんですね。 -
待合室
花東線(台東線)の上級列車すべてが停車する駅なので設備充実。外観が激変してるわりに、中は古い建物の雰囲気を残しているように思います。 -
16:00の區間車に乗ろうと改札へ行ってみたら、また地震があったようですね。その影響で遅れが出ています。南下する420次と426次自強3000が遅れるとのことですが、區間車はそれらを待ち合わせるため、ある程度は遅れるはずです。
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15:50
一応予定通り10分前に改札開始。 -
ホームの様子。
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站牌
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ホームから見た駅舎方面。駅舎のカフェにはホーム側を展望できる席もあるそうです。
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區間車は玉里が始発なので、すでに車両が停まってます。
16:03
3分遅れで區間車4537は玉里を出発しました。次は光復站へ向かいます。
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