2025/10/02 - 2025/10/02
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ohsuiさん
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この旅行記のスケジュール
2025/10/02
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バスでの移動
湯野浜温泉 8:20 - 8:51 致道博物館
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バスでの移動
鶴岡市内循環バス(丙申堂-エスモール)
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バスでの移動
エスモール 12:55 - 13:37 羽黒随神門
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バスでの移動
羽黒随神門 14:43 - 15:19 鶴岡駅前
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電車での移動
鶴岡 15:38 - 16:13 酒田
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JR東日本の激安きっぷ「大人の休日倶楽部パス」の旅。
これまでは、4日間有効のパスでしたが、2024年度の発売分から5日間で18,800円(えきねっとで購入の場合)となりました。
1日あたりの単価は安くなったものの、5日間連続の旅行というのは、勤め人としてはハードルが高くなったかな、という気もします。
2日目は、湯野浜温泉から鶴岡市街へもどり、鶴岡公園周辺を散策します。
鶴岡は地震や大火といった災害から免れ、多くの歴史的な建造物が残されているのに驚かされます。
午後は、山形県で唯一の国宝建造物、羽黒山五重塔へ向かいます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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夜中は激しい雨だったが、夜があけると青空が広がっていた。
湯野浜温泉 海辺のお宿 一久 宿・ホテル
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地下にある大浴場「天の原」へ
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昨日と同様、他の宿泊客は誰もおらず。
通常の温度の内湯のほか、ゆる湯の浴槽もあり。 -
こちらは、露天風呂。
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6時半から朝食。所狭しと皿が並ぶ。
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朝晩で異なるお米の品種を使用している。
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ラストは、「鯛茶漬け」で
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朝食後、しばらく部屋の中で過ごす。
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8時過ぎにチェックアウトして、バス停へ向かうと、昨日は気が付かなかったものを発見。
かつて鶴岡から湯野浜温泉までを走っていた庄内交通・湯野浜線の湯野浜温泉駅の跡だった。 -
1929年(昭和4年)に庄内電気鉄道の路線として開業。
その後、庄内交通に合併されたが、1975年に廃線となっている。 -
線路の跡地は、湯野浜温泉から善宝寺までの3.5キロが、自転車・歩行者専用道として整備されている。
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バス停の近くにある、足湯。
湯野浜温泉の起源は、1050年頃と言われ、海辺に沸く湯の中で、亀が傷を癒していたという伝説が残る。湯野浜温泉 温泉
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8:20発のバスで鶴岡市街へ戻る。
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30分ほど乗車し、「致道博物館」のバス停で下車。
鶴岡公園 名所・史跡
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鶴岡公園の中に入って、しばし散策。
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9時に開園の致道博物館へ。
旧庄内藩主酒井家より伝来の文化財および土地、建物等が寄付され、1950年(昭和25年)に創立したもの。致道博物館 美術館・博物館
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国指定重要文化財の「旧西田川郡役所」
旧西田川郡役所 名所・史跡
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中に入ると、1階にはドールハウス作品等の展示、2階に上がると、庄内の考古資料が展示されている。
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こちらも、国指定重要文化財となっている「旧鶴岡警察署庁舎」
初代県令三島通庸の命で建設されたもの。旧鶴岡警察署 名所・史跡
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3つ目の国指定重要文化財「旧渋谷家住宅」
出羽三山の山麓・田麦俣にあった民家である。
兜造りと呼ばれるかや葺き屋根が特徴的。多層民家旧渋谷家住宅 名所・史跡
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内部には、昔の生活道具や農具などが展示されている。
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2階に上がる。
2階と3階は、養蚕に使用されていた。 -
国指定名勝である「酒井氏庭園」へ
酒井氏庭園 公園・植物園
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築山林泉庭園の様式
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「旧庄内藩主御隠殿」
幕末に、江戸中屋敷を移築したと伝えられる、酒井家11代忠発の隠居所。 -
広々とした、大座敷。
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大座敷から、庭園を望む。
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致道博物館を出て、まもなく、鶴岡公園にある「大宝館」を通過。
大正天皇の即位を記念して大正4年(1915)に建てられた、赤いドームと白壁が特徴の洋風建築物。大宝館 美術館・博物館
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国指定史跡の「庄内藩校 致道館」へ
藩校致道館 名所・史跡
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致道館は、旧庄内藩主酒井家9代忠徳が、1805年(文化2年)に創設した学校である。
東北で唯一、当時の藩校建造物が現存している。 -
現存する建物である「講堂」の内部。
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創建当時15,000㎡あった敷地の内、半分弱の7,000㎡が現在も残されている。
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創建当初は現在の鶴岡駅前通りにあったが、1816年に鶴ケ丘城三の丸内にある現在の場所に移されたという。
明治6年に廃校になるまでの70年間、荻生徂徠の学風を伝承し、多くの人物を輩出した。 -
藩主がお成りの時に入られた、「御入間」
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御入間の中にある「御居間」
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致道館を出て、街中を散策。
こちらの「鶴岡カトリック教会天主堂」は、フランス人神父によって設計され、明治36年に完成した、ロマネスク様式の教会。
こちらも、国指定の重要文化財である。鶴岡カトリック教会天主堂 寺・神社・教会
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さらに歩いて、旧風間家住宅「丙申堂」へ。
ここも、国指定の重要文化財である。旧風間家住宅「丙申堂」 名所・史跡
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風間家は鶴岡城下随一の豪商で、この建物は、明治29年丙申の年に、風間家7代当主が住居および営業の拠点として建設したもの。
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この家の特徴である、「杉皮葺きの石置屋根」
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杉皮を重ねて屋根を葺き、平らな石を置いた屋根で、明治の頃はこの地方でよくあった形式の屋根だが、現在、この規模の屋根は酒田の「旧鐙屋」とここだけに残る貴重なものだという。
屋根には、4万個の石が置かれている。 -
「とおり」の窓ガラスは、当時のものをそのまま使用しているとのこと。
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ガイドさんの案内に沿って見学していく。
ここ鶴岡は、隣の酒田と異なり、地震や火災の大きな被害を受けなかったらしい。
重要文化財等に指定されているような、歴史的建造物が多く残されているのは、そのおかげということか。 -
お客様用に作られた「小座敷」
映画「蝉しぐれ」の撮影にも使われた場所である。 -
約60畳の板の間の梁は、三角形を複雑に組んだトラス工法が使われている。
この建物が建設される2年前に酒田大地震があり、当時の大工さんが耐震構造を考えたものだという。 -
日本製の金庫3つと、ベルギー製金庫1つが収められた、金庫蔵。
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階段をのぼって、「大工部屋」へ
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大工部屋から、板の間を見下ろす
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続いて、風間家旧別邸である「無量光苑釈迦堂」へ
国登録有形文化財に指定されている。
明治43年に、風間家の別邸として建てられ、主にお客様の接待に使われた。無量光苑釈迦堂 名所・史跡
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東京帝国大学印度哲学科・常盤大定師より寄贈された石仏釈迦像が安置されている。
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丙申堂にもみられた、「狆くぐり」
床の間と床脇の間にある壁の下部に設けられた小さな開口部で、床の間の奥まで光を届けることが目的なのだとか -
釈迦堂から広い日本庭園を望む。
風間家旧別邸庭園 公園・植物園
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丙申堂のバス停から、市内巡回バスで終点のエスモールへ。
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エスモールというのはショッピングセンターの名称で、1階にはバスターミナルが設置されている。
モール内のドトールでバス待ち休憩&ランチ。エスモール ショッピングモール
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12:55発の羽黒山頂行きバスに乗車。
この旅では珍しい、外国人観光客の姿も見られた。 -
40分ほどで、羽黒山隋神門のバス停に到着。
羽黒山 随神門 名所・史跡
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隋神門で、「羽黒山入域協力金」を納めて、山域へ入る。
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五重塔までてっきり上り坂だと思っていたら、意外にも、杉並木の中を石段で下っていく。
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石段を下りると、祓川にかかる朱色の欄干の橋を渡る。
祓川 (京田川) 自然・景勝地
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少し脇にそれた場所には、「須賀の滝」があり、祓川に注いでいる
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さらに進むと、国指定天然記念物である「羽黒山の爺スギ」
推定樹齢1000年以上といわれており、羽黒山で最大にして最古の巨木だと紹介されている。羽黒山の爺スギ 名所・史跡
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そして、山形県で唯一の国宝建造物となる、「羽黒山五重塔」へ到着。
羽黒山五重塔 寺・神社・教会
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平安中期に平将門によって創建されたと伝えられる。
現在の建物は、室町時代に建造されたもので、高さ29.9mの五重塔。
東北地方で最古の塔らしい。 -
鶴岡駅に戻り、15:38発の酒田行きに乗車。
鶴岡駅 駅
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2両編成のワンマンカー。
15:57に余目着。ここで、多少乗客の乗り降りがある。 -
16:13酒田駅に到着。
酒田駅 駅
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酒田駅の外へ出る。外は、まだ明るい。
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駅前の交流拠点施設ミライニの中へ。
建物の入り口は観光案内所と酒田市立図書館となっている。 -
図書館の中を通過して、月のホテルにチェックイン。
月のホテル 宿・ホテル
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ホテルのフロント前にも多くの本が置かれている。
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室内もとても落ち着いた内装である。
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夕食は、酒田ラーメンの「雲の糸 酒田店」へ
中華そば 雲ノ糸 酒田店 グルメ・レストラン
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縮れ麺の醤油味のラーメンを注文。
酒田は、「日本ご当地ラーメン総選挙」で1位に輝いた実績があるラーメン激戦区らしい。
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