大人の休日倶楽部パスで行く、雪の山形４日間の旅（３・4日目）

2024/01/27 - 2024/01/30

ほぼ年3回発行される、JR東日本の大人の休日倶楽部パス。
新幹線も含めてJR東日本管内の路線が４日間乗り放題で、たったの15,270円という激安切符です。

過去にも何度もこのチケットを利用してきましたが、今回は「冬の山形」を巡ることにします。

第３日は、山形鉄道フラワー長井線に初乗りして、米沢へ向かいます。

エリア 米沢(山形)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

【第３日】
7時から１階のレストランで朝食。

和洋どちらかの選択で、洋食に。朝からビーフシチュー。

8時半にホテルをチェックアウトし、山形駅前へ

山形駅 駅

長井行きのバスは、てっきり普通の路線バスと思っていたら、なんと観光バスタイプ。SUICAタッチで乗車。

わずかに乗っていた客も、長谷堂でほぼ全員降りてしまった。
そこから先は、曲がりくねった道をほぼノンストップで登っていき、白鷹トンネルを抜けると、下り坂になる。

少し遅れて荒砥駅前に到着。

荒砥駅 駅

駅前には商業施設など見当たらない。

駅舎は観光案内所を兼ねた、立派な建物。

駅前に中国系らしき観光バスが止まっていて、まもなく到着した列車から団体客が降りてきた。
案内人が振り回している国旗の絵柄から、台湾の団体らしい。

荒砥10:23発の赤湯行きに乗車。

長大なロングシート

荒砥駅を出発すると、まもなく最上川橋梁で最上川を渡る。
明治時代に造られた国内最古の現役鉄道橋で鉄道土木遺産に指定されている。

駅のホームのすぐ横に、おそらく防雪林が設置されている駅をよく見かける。
かつてあったプラットホームを取り壊して、防雪林にしたものらしい。

JR米坂線と接続する今泉で、14分停車。

米沢からの列車が到着するが、ここから坂町までは代行バスでの運転となっていて、全ての乗客がここで下車していた。
そもそもの運行本数も少なく、第三セクター化された旧長井線の方が本数が多いのは皮肉なものだ。

下りの荒砥行きの列車を待って出発。
対向車は、同じく一両だがクロスシートの車両。

本屋とプラットホームが登録有形文化財に指定されている西大塚。

西大塚駅 駅

赤湯に到着して、まもなく米沢行きに乗り換え。

米沢からタクシーで、上杉博物館に行くも、本日休館。

米沢市上杉博物館 美術館・博物館

上杉鷹山公の像

上杉鷹山公之像 名所・史跡

上杉神社から、上杉鷹山を分祀して創建された、松岬神社

松岬神社 寺・神社・教会

舞鶴橋を渡って、米沢城跡へ

舞鶴橋 名所・史跡

上杉景勝公と直江兼続公の主従像

こちらにも上杉鷹山公の像がある

上杉謙信公を祀る、上杉神社を参拝

上杉神社 寺・神社・教会

明治29年、元米沢城二の丸跡に上杉家14代茂憲（もちのり）伯爵邸として建てられたもの。

上杉伯爵邸 グルメ・レストラン

東京浜離宮に依って造園された庭園

狙っていた蕎麦屋は冬季休業中。
街の中心らしきところをぶらぶら歩きながら、「弥平」に入店。

弥平 グルメ・レストラン

板そばを注文。なかなかのボリューム。

小野川温泉行きのバスに乗車し、河鹿荘へチェックイン。

小野川温泉も、初日の肘折温泉と同じく開湯1200年と言われる歴史のある温泉地。
平安時代の女流歌人“小野小町”が旅する途中、温泉で病を癒したという伝説にはじまる。

小野川温泉 河鹿荘 宿・ホテル

案内された部屋は、和室14畳もあり

さらにテーブルと2脚の椅子にマッサージチェアまである。

過去に泊まったことのない広さである。

早い時間だが、さっそく風呂へ。

この時間帯は、露天風呂付きの風呂が男性専用。

まだ誰も入っていないので、こっそり写真撮影。

夕食は18時から、半個室の部屋にて。「牛肉祭り会席膳」

地酒の飲み比べセット「謙信」と「鷹山」を堪能

山形県産黒毛和牛のステーキ

米沢牛炙り千野菜

野菜を巻いて食す

メインの米沢牛すき焼き。

まさに牛肉三昧、極楽です。

【第４日】
6時半に、昨日とは異なる風呂へ。あつ湯とぬる湯の浴槽。

小野川温泉の源泉は80度とかなりの高温だが、新たに低温の源泉を発見し、混ぜて使用しているため、加水も加温もしない源泉掛け流しの湯。

微かに硫黄の香りがする。

河鹿荘の庭園

7時半から朝食。

テーブルの上には、松花堂弁当

温泉玉子にサラダ

湯豆腐もあり、朝から盛りだくさんである

お食事は、白米か牛丼を選択できたが、ここはやはり、白米で。

少し早めにチェックアウトして、温泉街を軽く散策。

共同浴場の尼湯

共同浴場の滝の湯

霊泉・小野小町

滝の清水

米沢9:37発のつばさ号で東京へ戻る。
山形市内とはずいぶんと違って、雪が多い。

米沢駅 駅

福島県との県境の峠を越えると、雪が少なくなり、空も晴れてくる。
那須塩原通過したあたりから、左の車窓に見える那須連山や日光方面の山並みが美しい。