2026/01/25 - 2026/01/25
18位(同エリア163件中)
かっちんさん
函館本線「仁山駅(にやまえき)」は、新函館北斗駅と大沼駅間の山中にあります。
20‰の急勾配の途中に設けられ、昭和11年(1936)に設置された当時はスイッチバックのある「仁山信号場」でした。
昭和18年(1943)に駅舎が現在の位置に移動となり、上り勾配が続く大沼方面列車は既存の引込み線(加速線)に一旦移動し、加速をつけて発車するスイッチバック方式となりました。今でもその面影が確認できます。
仁山周辺には仁山スキー場、仁山高原などがあり、訪れる人たちは信号場でも乗降ができました。
旅客駅に昇格したのは昭和62年4月11日(1987)、JR北海道になった時点です。
その後、時代の変化とともに仁山駅の乗降客が次第に減少し、令和8年3月14日(2026)ダイヤ改正に併せて廃止となります。
今回の旅は最後のお別れに訪れています。
現在、勾配の緩やかな藤城支線(七飯-大沼間に新設された迂回経路)を貨物列車、長大客車列車が経由するようになり、仁山駅を通る特急・普通列車がSL牽引からディーゼル化に性能向上したため、仁山駅はスイッチバックが不要となっています。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・nifity、北海道新幹線車窓からの眺め:木地挽山
・北斗市「デザインマンホール」「ずーしーほっきー」
・BIGLOBE江上英樹氏ブログ、わが国のスイッチバック型停車場1:北海道編「仁山信号場」
・ウィキペディア「函館本線」「仁山駅」「スイッチバック」「ふっくりんこ」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
「日の出とともに出発」(浮間舟渡付近)
東京駅を朝一番6:32発「はやぶさ1号」に乗り、新函館北斗駅へ向かいます。
今日の「日の出時刻」は6:46。現在の時刻は6:48。
地平線に漂う雲の上から朝日の光が漏れています。 -
「朝日が当たる雪の富士山」(武蔵浦和付近)
淡いピンクに染まっています。 -
「雪化粧の日光男体山」(宇都宮付近)
-
「雪景色の盛岡駅」
秋田行きの「こまち号」を切り離すのでしばらく停車。 -
「どんよりとした雪空」(奥津軽付近)
新青森を過ぎ津軽地方を走っています。 -
「青空の雪景色」(青函トンネル手前)
新幹線は速いので空模様が次々と変わります。 -
「北海道は本格的な雪景色」(木古内付近)
青函トンネルを出ました。 -
「函館山と函館湾」(函館付近の南側)
-
「なだらかな木地挽山(きじひきやま)」(函館付近の北側)
まもなく新函館北斗駅に到着します。 -
「JR仁山駅周辺の地図」(新函館北斗駅前ビル)
時間があるので、新函館駅前ビルをウロウロしています。
「新函館北斗駅」から「大沼駅」までの山越えの途中に「仁山駅」があります。 -
「北斗市のデザインマンホール」展示(新函館北斗駅前ビル)
ここは北斗市市渡。
市内の当別にある「トラピスト修道院」と「北海道新幹線」がデザインされています。
新幹線の車両が決まる前のデザインなので、鼻が短めになっています。 -
「ようこそ 北斗市へ」(新函館北斗駅前ビル)
真ん中にいるのは、「北斗市のいいところ」をPRしてゆく宣伝部長「ずーしーほっきー」。
ホッキ寿司をモチーフにしています。 -
「北斗市のイラストマップ」(新函館北斗駅前ビル)
新幹線から見えた「木地挽山」の位置が確認できます。
「ずーしーほっきー」が各所で町のPRをしています。 -
「笑顔のモザイクアート」(新函館北斗駅前ビル)
近づいてみると笑顔の小さな顔写真を並べて「トラピスト修道院」と「北海道新幹線」の絵を作っています。 -
「北斗市誕生20周年記念ロゴマーク」(新函館北斗駅前ビル)
令和8年2月1日、北斗市は誕生20周年を記念し、この節目の年をみんなでお祝いするため、「記念ロゴマーク」を募集しました。
これは浜分小学校6年 森川 凛子さんがデザインしたもので、最優秀作品となりました。
北斗市の市章に特産品や自然、歴史を入れて、パッと見て北斗市とわかるようなロゴマークです。
「ふっくりんこ」は、北海道立道南農業試験場が開発した米の品種で、ひと粒ひと粒がふっくらとした様子をイメージしています。 -
「新函館北斗駅の駅前」
東横インとトヨタレンタカーリースが見えます。 -
「仁山行きの列車案内」(新函館北斗駅)
11:40発の普通 森行きに乗れば「仁山」へ行けます。
10:24発の特急北斗 函館行きは、札幌近郊が大雪のため大幅に遅れています。 -
在来線ホーム(新函館北斗駅)
-
駅名標「新函館北斗」(在来線ホーム)
隣駅が「にやま」です。 -
「城岱牧場」(ホームから)
目の前の山は標高550mの「城岱牧場」です。 -
「森行きの列車」(新函館北斗駅)
キハ150形の気動車がやって来ました。 -
「次は 仁山」(車内の料金表示機)
仁山までは4分で到着します。 -
イチオシ
「仁山駅手前のポイント」
列車は本線から左側の線路に入ります。
その先に左斜め手前へ分かれる線路が見えます。この線路がスイッチバックの引込み線だった跡です。 -
地図で確認「スイッチバックの引込み線」(Google MAP引用)
地図上に引込み線が表示されています。 -
まもなく「仁山駅ホーム」
ホームにいるのは、仁山駅とお別れをしに来ている人たち。 -
「雪が積もるバックミラー」(仁山駅)
仁山駅で列車を降り、前方を見ています。 -
「列車に乗り込む人」(仁山駅)
無人駅なので「前乗り前降り」。 -
イチオシ
「冬の仁山駅を軽快に発車する森行き」
昔は、SL牽引の長い客車がスイッチバックの引込み線から加速を付けて大沼までの急坂を登っていたのです。 -
「反対側ホームに積もる雪」(仁山駅)
かつて長い客車が停車していたホームです。
現在停車する気動車は2両なので、除雪している箇所は前方だけ。 -
名所案内「仁山高原」(仁山駅)
ハイキング、キャンプ、スキー適地。
今シーズンは、仁山高原スキー場が休業中。 -
駅名標「にやま 仁山」
「新函館北斗駅」は平成28年3月26日(2016)北海道新幹線開業に伴い改称した駅名。
それまでは亀田郡大野町だったので「渡島大野駅」でした。 -
イチオシ
思い出の記録「車内補充券」(1976/8/1購入)
函館本線の函館-長万部間を乗車中、車掌さんから購入した車内補充券。
「渡島大野」の駅名と「(信)仁山」の仁山信号場が確認できます。
仁山信号場から乗車した場合、運賃はひとつ手前の駅から乗車したとして計算します。 -
「ふっくらと雪が積もる駅舎」(仁山駅)
-
「ホームから見た駅舎」(仁山駅)
左側が待合室と改札口、右側が駅務室。 -
「仁山駅」の看板
-
「待合室と改札口」(仁山駅)
屋根には幾重にも重なる雪。 -
イチオシ
「正面の改札口」(仁山駅)
日が当たる屋根の雪から水蒸気が出ています。 -
「改札口の大きな扉」(仁山駅)
-
「出札窓口」があったのだろうか(仁山駅)
-
「運賃表と発車時刻表」(仁山駅)
時刻表を見ると、函館方面が12本、森・長万部方面が8本。
朝の通勤通学者は函館方面が多いようです。
なお、森・長万部方面は仁山を通らない藤城支線を経由する列車が3本あります。 -
「広い待合室」(仁山駅)
壁に煙突の穴があるので、昔はストーブがあったのですね。
今は朝晩が寒そう ブルブル・・・ -
「正面の入口」(仁山駅)
庇の上には重そうな雪が。。。 -
駅の外は。。。。(仁山駅)
目の前の黒い建物は、ニヤマ温泉「あじさいの湯」。
その右隣には、ニヤマ温泉「ホテル・Kヴィラ」。
残念なことに冬期期間中は休館しています。 -
「顕彰碑」(仁山駅前)
仁山駅付近の道路整備に際し、医師「大道寺小市」が所有していた土地を提供した功績を称える石碑です。 -
「いろいろな案内板」(仁山駅)
○の中の「駅」表示。
近くにある○は、左側に「歓」と「迎」。
あわせて「歓迎駅」だろうか??? -
イチオシ
「豪雪地帯の仁山駅」
ホームから駅舎へ上がる通路です。 -
「構内踏切」(仁山駅)
函館方面のホームへ行く「構内踏切」。
歩いている人が少なく、雪の中にズボッズボッと入りながら渡ります。 -
「構内踏切から見た線路とホーム」(仁山駅)
列車が近づくと警報が鳴るので今は安全です。 -
「冬の仁山駅」
-
「大沼方面のホーム」(仁山駅)
ニヤマ温泉、駅名標、名所案内が仲良く並んでいます。
ここは列車が止まらない位置なので除雪していません。 -
「雪吹雪・・・」(仁山駅)
突然の風で、樹木に積もっていた雪が舞っています。 -
遅れていた「北斗4号」通過(仁山駅)
1時間45分遅れています。
構内踏切は閉まっています。 -
「12:29発の函館行き」(仁山駅)
定刻より2分遅れで到着。
この列車に乗り、函館へ向かいます。 -
「ホーム先端の踏切」(仁山駅)
よく見えませんが、本線に入るポイントから右斜め奥へ入る線路がスイッチバックの引込み線です。 -
「藤城支線」(新函館北斗-七飯間)
昭和41年(1966)に七飯-大沼間が開通した仁山を通らない迂回経路です。
主に貨物列車が通る路線ですが、2025/3時刻表によれば日に3本だけ函館発大沼方面行き普通列車も通ります。 -
「函館の車両基地」(函館駅)
DE10形ディーゼル機関車と733系電車が停車しています。 -
「函館駅」に到着
「仁山駅」が歩んできた歴史を噛みしめることができました。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- usakoさん 2026/02/09 11:49:33
- 初めまして^^
- コメント差し上げるのは初めてですね。
いつも新しいご旅行記を楽しみにしておりました^^
え・・・仁山駅って北海道の・・・?
3月14日で廃止になってしまうとはつゆ知らず、
いつまでも在って、いつか思い出を辿る旅でもと思っていましたので、
出勤前に知ってうるうるしちゃいました(;_;)
この歳になると、記憶の中でしが振り返る事ができないものが増えますが、
かっちんさんのお陰で仁山駅の歩みも知ることができ感謝いたします。
最期を迎えるその日は「ありがとう」って想いながら過ごしたいと思いました。
そこで私たちが訪れた時のものに、かっちんさんのご旅行記をリンクさせて頂いても宜しいでしょうか?
概要欄のところにです☆
「JR函館本線の小さな駅(仁山駅)に降りてみる他☆北海道函館市2日間」
https://4travel.jp/travelogue/11416569
あぁでもさみしいですね~。。
usako
- かっちんさん からの返信 2026/02/09 22:09:23
- Re: 初めまして^^
- usakoさん こんにちは。
仁山駅の想い出を読みました。
同じようなアングルで写真を撮られてますね!
甥のお子さんはもう社会人かな?
雪だるまを作ったことを覚えているかな。
旅行記のリンクは勿論OKです。
2012年と言えば、私は現役最後の頃。
お隣の駅は渡島大野。北海道新幹線がまだ来ていない時でしたね。
かっちん
- usakoさん からの返信 2026/02/09 22:22:19
- Re: 初めまして^^
- かっちんさん
さっそくのお返事、リンクのご快諾もありがとうございました^^
そうなのです、あれっ?あれっ?って、
2窓にして見比べちゃいました。
自分たちが写り込むように撮ったミラーも、甥がつかんだ柵もあの頃のままでした。
甥も去年から一人暮らしを始め、春からは県外に引っ越すようです。
妹・甥と今度会うのでご旅行記を皆で見ながら語り合いたいと思います(^^)
足を運ぶことが叶いませんでしたが、
かっちんさんのご旅行記でとても暖かな気持ちになれました。
有難うございます♪
usako
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