2025/03/31 - 2025/04/06
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chemireさん
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足利市の観光名所のひとつである渡良瀬橋を訪ねてみました。
1993年に発表された楽曲の『渡良瀬橋』が出る以前は、見た目は手入れもされず所々錆びが出た茶色っぽい色の橋で地元の方の多くが鉄橋と呼んでいたそうですが、曲がヒットすると「渡良瀬橋ってどの橋?」と一気に知名度が上がり外観も綺麗に塗装されました。
(国土交通省のHPより)
渡良瀬川。栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県の4県を流れる関東の一級河川。途中の支川を合流させると流域面積2,621km2・幹川流路延長111kmの利根川水系最大の支川。
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4月3日 (木)旅4日目
曇天だったけれど、懸念していた通り枕元の真上にある窓からの明るさで5時前に起こされました。
天気予報によると雨が降るみたいなので、昨日チェックした歴史のまちあるきも、足利フラワーパークの見学も、雨で映えない風景を見るのもなぁと出かける気持ちになれません。
そんな訳で、朝食後に布団を被って光を遮り2度寝して、やっと出かけたのは正午近く。とりあえず渡良瀬橋を見ようと、雨の中を田中橋と書かれた駅南口側方面に向かってみました。 -
途中、鎮座されていた水神宮にご挨拶。
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12:05
標識に従って田中橋に向かって来たけど、どうやら見えたのは中橋みたい。中橋 名所・史跡
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昭和11年(1936)に完成した中橋付近の堤防は周辺より低く浸水被害の危険性が問題となっていて、堤防嵩上げと、それに伴う中橋の架け替えを行っていたので仮設通路を渡って向こう岸へ。
この頃に雨が止んでくれました。 -
橋の架け替えにはクレーンが大活躍。カッコいいなぁ。
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クレーン車などない時代に、石垣や城を築いたなんてすごいなぁと発想を飛ばしながら暫く工事の様子を見学。
※この旅行記を公開する前には、歩行者・自転車の通行が仮設通路から中橋3連アーチ橋へ切り替わったようです。 -
12:14
川を渡った先にあった東武足利市駅。 -
JR足利駅より小さな駅ですがコンビニや観光案内所もあって、こっちの方が開けている感じ。
でも、観光名所である足利学校はJRの方が近いです。東武足利市駅とJR足利駅は徒歩20分くらい離れています。足利市駅 駅
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レンタル自転車を見て心が動いたけど、また雨が降り出したら傘を差しての危険運転になっちゃうので、借りるのは断念。
足利観光交流館 名所・史跡
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12:37
住宅街を通り抜けて来ると、やっと第一の目的地の渡良瀬橋が見えてきました。 -
足利市内だけでも渡良瀬川に架かる12の橋があるそうですが、1993年に発売された楽曲のおかげで渡良瀬橋が一躍有名となりました。
では、その橋をじっくり観察してみます。と思ったのだけど、 -
交差点の近くにあった「浅間神社のペタンコ祭」と書かれた説明板を見つけてしまい、参道へ。
毎年6月1日に開催される初山ペタンコ祭(足利市文化財)の歴史は古く、江戸中期から始まったようです。
赤ちゃんの無病息災と無事成長を祈願するお祭りで、祭りの当日にこの1年の間に生まれた赤ちゃんを連れて参拝し(現在では年齢制限なし)、男の子は男浅間、女の子は女浅間で額に神社の御朱印をペタンと押してもらうことから「ペタンコまつり」の名で親しまれているそう。 -
道から数分でお宮まで登れましたが、鳥居にはロープが張られています。回り込んでみたけど、やっぱり参拝できないみたい。お祭りの時だけお宮まで行けるのかな?
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ロープを跨いでの進入は罰当たりなので、鳥居のもとで参拝してから由緒書を拝見。
ネットの検索結果とも合わせると、お宮の正式名称は足利富士浅間神社。
天喜2年(1054)足利城の築城に際し上の宮(男浅間)と下の宮(女浅間)の2社が祀られたと伝わりますが、明治35年(1092)の渡良瀬川架橋に伴う道路開設及び鉄道敷設のため両社が鎮座する峰の間が断絶されてしまったそうです。
こちらは下の宮である女浅間神社でした。 -
上の宮(男浅間)に比べると山は低いものの、下の宮(女浅間)からも足利の街を見渡すことが出来ます。
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真下に見えた渡良瀬橋。さあ、下山して渡ってみよう。
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あら?車専用?
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西側に並行して架かる歩行者・自転車専用の橋を渡りました。
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遠方の山の中腹に見えるのは足利織姫神社のようです。
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橋を渡り切った渡良瀬橋北の交差点付近は、工事をしてるのか進入禁止の表示が目立っていました。
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渡良瀬橋は、足利市のほぼ中央を流れる渡良瀬川に架かるワーレントラス構造(上弦材・下弦材・斜材が正三角形を構成)で、橋長243.27m、幅員5.5mだそうです。
実は、歌にはあまり興味がなくて、とりあえず見ておこうくらいの気持ちだったけど、橋の構造を実際に見て学べたので良かったです。新しい知識を得るって楽しい。 -
13:00
川辺を歩いていたら、2007年に建てられたという「渡良瀬橋」の歌碑がありました。橋からは離れていて、偶然に見つけたという感じ。ボタンを押すと曲が流れたそうだけど、いまでも操作できるのかな。 -
さらに川辺を進み、中橋の近くへ。三連アーチが絵になりますよね。
渡良瀬橋の先に沈む夕日がきれいだとしても、中橋ではなく鉄橋を恋愛がテーマの歌詞にするなんて渋いなぁって思ったら、橋の形よりも渡良瀬橋という音の響きがよくて作詞したみたいでした。 -
JRの駅方面に戻る途中で見つけたマンホール蓋は、シンプルに「足」だけ。人が走っているようにも見えてクスッとしてしまったけど、調べてみたら、このデザインは安易なものじゃなかったです。
中央にある足利市の市章は、『古事記』に出てくる倭建命の御子である足鏡別王(アシカガミワケノミコ)が足利市の地を治めたという言い伝えから、古鏡(神鏡)を輪郭にして中央に『足』を配したものだそう。歴史の重みがありました。 -
13:17
スタート付近まで戻って来たら足利学校の表示があったので、次はそちらに向かいます。
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