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クルーズ4日目は早朝に目が覚めたところから始まります。ベランダに出てみるとすでに台湾の近海に入っていて、グーグルマップで確認すると昨年の2月に行った「野柳地質公園」の先端の「亀頭山」が確認できました。バスで走った海岸線も見えてきます。台湾北部はこれまで3回訪ねていますが、基隆に来るのは初めてでした。よくある台湾周遊や北部のツアーでこの町に来ることはありません。以前は名古屋や大阪、沖縄を経由してここまで来るフェリーのルートがありましたが、いつか航海してみたいと思っているうちに廃止になっていました。念願の基隆港へようやくやってくることができました。台湾を旅し始めたきっかけは侯 孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の「非情城市」で、九分を訪ねましたが、それとは別に魏 徳聖(ウェイ・ダーション監督の「海角七號(邦題:海角七号 君想う、国境の南)」という映画があります。そこで日本人教師が駆け落ちしようとしていた台湾人女性と別れて日本へ引き上げ船に乗るのが基隆でした。映画ではその港を具体的に出してはいませんが、史実であればこの港しか考えられません。そんなことを思いながら基隆港の入港シーンを眺めていました。基隆には2泊停泊するのでほぼ2日間台湾を楽しむことができます。当初は路線バスで台北へ行くことも考えましたが、せっかくの基隆なのでじっくり町を散策することにしました。何度も言っている台北には行かず、実際これは正解だったと思います。事前に台北ナビや過去のクレア・トラベラーの記事から路線バスで「正浜漁港彩色街屋」というカラフルな漁村に行ってみることにします。ここはヴェネツィアのブラーノ島に似ているということでしたが、その規模の小ささにはちょっとがっかりではありましたが、台湾の漁村ということでは面白かったです。さらに少し歩いた「和平島」には「和平島観光漁市」という海鮮市場があります。ここで海鮮を買って近くのレストランで料理してもらえるスタイルです。今まで中国の大連や香港の西貢(さいくん)、マレーシアのペナン島やマラッカ、ベトナムのランコービーチなどで勝手知ったシステムです。近海で獲れた魚介を買い求め、紹介されたレストランで調理してもらい大満足の昼食でした。

MSCベリッシマで新春の台湾基隆と石垣島と沖縄那覇クルーズの旅(4)台湾の基隆に入港し路線バスで和平島観光漁港を目指し、海鮮料理を堪能する。

22いいね!

2024/01/10 - 2024/01/10

154位(同エリア491件中)

kojikoji

kojikojiさん

この旅行記スケジュールを元に

クルーズ4日目は早朝に目が覚めたところから始まります。ベランダに出てみるとすでに台湾の近海に入っていて、グーグルマップで確認すると昨年の2月に行った「野柳地質公園」の先端の「亀頭山」が確認できました。バスで走った海岸線も見えてきます。台湾北部はこれまで3回訪ねていますが、基隆に来るのは初めてでした。よくある台湾周遊や北部のツアーでこの町に来ることはありません。以前は名古屋や大阪、沖縄を経由してここまで来るフェリーのルートがありましたが、いつか航海してみたいと思っているうちに廃止になっていました。念願の基隆港へようやくやってくることができました。台湾を旅し始めたきっかけは侯 孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の「非情城市」で、九分を訪ねましたが、それとは別に魏 徳聖(ウェイ・ダーション監督の「海角七號(邦題:海角七号 君想う、国境の南)」という映画があります。そこで日本人教師が駆け落ちしようとしていた台湾人女性と別れて日本へ引き上げ船に乗るのが基隆でした。映画ではその港を具体的に出してはいませんが、史実であればこの港しか考えられません。そんなことを思いながら基隆港の入港シーンを眺めていました。基隆には2泊停泊するのでほぼ2日間台湾を楽しむことができます。当初は路線バスで台北へ行くことも考えましたが、せっかくの基隆なのでじっくり町を散策することにしました。何度も言っている台北には行かず、実際これは正解だったと思います。事前に台北ナビや過去のクレア・トラベラーの記事から路線バスで「正浜漁港彩色街屋」というカラフルな漁村に行ってみることにします。ここはヴェネツィアのブラーノ島に似ているということでしたが、その規模の小ささにはちょっとがっかりではありましたが、台湾の漁村ということでは面白かったです。さらに少し歩いた「和平島」には「和平島観光漁市」という海鮮市場があります。ここで海鮮を買って近くのレストランで料理してもらえるスタイルです。今まで中国の大連や香港の西貢(さいくん)、マレーシアのペナン島やマラッカ、ベトナムのランコービーチなどで勝手知ったシステムです。近海で獲れた魚介を買い求め、紹介されたレストランで調理してもらい大満足の昼食でした。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.5
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
航空会社
ANA
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
  • 午前6時くらいに部屋のモニターを見るとすでに基隆近くにいるということが分かりました。

    午前6時くらいに部屋のモニターを見るとすでに基隆近くにいるということが分かりました。

  • 昨年2月のコロナ禍後の最初の海外旅行は台北と台湾北部の旅でした。その時に基隆近くの海岸線をバスで走っているので懐かしくなります。

    昨年2月のコロナ禍後の最初の海外旅行は台北と台湾北部の旅でした。その時に基隆近くの海岸線をバスで走っているので懐かしくなります。

  • モニターを船首カメラに切り替えてみます。窓のない内側の船室の場合はこの画面を日中はずっと開いていますが、今回はバルコニー付きなのであまり活躍はしません。

    モニターを船首カメラに切り替えてみます。窓のない内側の船室の場合はこの画面を日中はずっと開いていますが、今回はバルコニー付きなのであまり活躍はしません。

  • 部屋のバルコニーからは2月に行った「野柳地質公園」の半島が良く見えます。先端の「亀頭山」を結ぶ岩場の姿が懐かしいです。さすがに「野柳女王頭」は確認できません。<br />野柳地質公園の旅:https://4travel.jp/travelogue/11818875

    部屋のバルコニーからは2月に行った「野柳地質公園」の半島が良く見えます。先端の「亀頭山」を結ぶ岩場の姿が懐かしいです。さすがに「野柳女王頭」は確認できません。
    野柳地質公園の旅:https://4travel.jp/travelogue/11818875

  • 両舷の景色を見たいのでカメラを持ってデッキに上がってきます。アニメの「ガンバの大冒険」でノロイと対峙する「夢見が島」みたいなのは「基隆島」です。海巡署(海上保安庁に相当)の職員だけが常駐する無人島でしたが、2019年から観光目的での一般人の上陸が解禁された島です。

    両舷の景色を見たいのでカメラを持ってデッキに上がってきます。アニメの「ガンバの大冒険」でノロイと対峙する「夢見が島」みたいなのは「基隆島」です。海巡署(海上保安庁に相当)の職員だけが常駐する無人島でしたが、2019年から観光目的での一般人の上陸が解禁された島です。

  • 遠く金瓜石や九分辺りの山々が霞んで見えます。MSCベリッシマはかなりのスピードで基隆港に入っていきます。

    遠く金瓜石や九分辺りの山々が霞んで見えます。MSCベリッシマはかなりのスピードで基隆港に入っていきます。

  • 日本統治時代に基隆港の大規模な建設が開始され、1899年から1935年まで4期の築港工事が行われました。この工事によって港湾区域内部にあった暗礁が取り除かれ、大型造船所と軍港区域、漁港区域が建設され、埠頭倉庫から港湾区域までの線路が整備されます。

    日本統治時代に基隆港の大規模な建設が開始され、1899年から1935年まで4期の築港工事が行われました。この工事によって港湾区域内部にあった暗礁が取り除かれ、大型造船所と軍港区域、漁港区域が建設され、埠頭倉庫から港湾区域までの線路が整備されます。

  • 太平洋戦争が始まると基隆港は物資輸送や海軍基地として当時の台湾において重要な地位に占めるようになりました。大戦末期には攻撃の矢面に立ち、米軍の爆撃の主要目標となっってしまいます。港湾埠頭施設と停泊していた船舶は全て深刻な被害を受け、港湾区域は廃墟とになったそうです。

    太平洋戦争が始まると基隆港は物資輸送や海軍基地として当時の台湾において重要な地位に占めるようになりました。大戦末期には攻撃の矢面に立ち、米軍の爆撃の主要目標となっってしまいます。港湾埠頭施設と停泊していた船舶は全て深刻な被害を受け、港湾区域は廃墟とになったそうです。

  • 日本の敗戦に伴い外地に在留していた日本人の引き揚げ事業が始まりますが、台湾からの帰還は最終段階で実施される予定だったそうです。台湾の治安状況が満州や朝鮮半島に比べると良かったからだそうです。在台日本人のなかで本国へ引き揚げを希望する者はわずかしかいなかったようで、彼ら日本人のほとんどが台湾人によって危害を加えられたり、不安にかられたことがなかったことによるそうです。

    日本の敗戦に伴い外地に在留していた日本人の引き揚げ事業が始まりますが、台湾からの帰還は最終段階で実施される予定だったそうです。台湾の治安状況が満州や朝鮮半島に比べると良かったからだそうです。在台日本人のなかで本国へ引き揚げを希望する者はわずかしかいなかったようで、彼ら日本人のほとんどが台湾人によって危害を加えられたり、不安にかられたことがなかったことによるそうです。

  • 「サイドスラスター」を利用して港内で旋回するようです。自力で旋回するのでタグボートは見守るだけのようです。撹拌された海水は湾内とは思えないほどきれいなことに驚きます。

    「サイドスラスター」を利用して港内で旋回するようです。自力で旋回するのでタグボートは見守るだけのようです。撹拌された海水は湾内とは思えないほどきれいなことに驚きます。

  • 旋回が終わってベリッシマは無事に着岸したようです。基隆港は町の中心部にあるので下船した後もフットパセンジャーとして自由に行動できます。船会社のエクスカーションもありますが、この周辺はどこも行ったことのある所だけです。

    旋回が終わってベリッシマは無事に着岸したようです。基隆港は町の中心部にあるので下船した後もフットパセンジャーとして自由に行動できます。船会社のエクスカーションもありますが、この周辺はどこも行ったことのある所だけです。

    エバーグリーン ローレル ホテル キールン ホテル

  • 基隆では2日間あるので行こうかどうか迷っていた「中正公園」と「大仏禅寺」の玉を抱えた獅子と白い観音像が見えました。かなり高い場所にあるのでタクシーで往復だなと思います。

    基隆では2日間あるので行こうかどうか迷っていた「中正公園」と「大仏禅寺」の玉を抱えた獅子と白い観音像が見えました。かなり高い場所にあるのでタクシーで往復だなと思います。

  • 台湾を旅し始めたきっかけは侯 孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の「非情城市」で、九分を訪ねましたが、それとは別に魏 徳聖(ウェイ・ダーション監督の「海角七號(邦題:海角七号 君想う、国境の南)」という映画があります。

    台湾を旅し始めたきっかけは侯 孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の「非情城市」で、九分を訪ねましたが、それとは別に魏 徳聖(ウェイ・ダーション監督の「海角七號(邦題:海角七号 君想う、国境の南)」という映画があります。

  • 具体的な地名は出てきませんが、終戦後に駆け落ちしようとした台湾人女性と会えずに日本へ引き上げる教師の乗った船はこの港からの引揚げ船だと思いました。

    具体的な地名は出てきませんが、終戦後に駆け落ちしようとした台湾人女性と会えずに日本へ引き上げる教師の乗った船はこの港からの引揚げ船だと思いました。

  • 午前8時前にプロムナードに降りてみるとひと気も無く閑散としています。

    午前8時前にプロムナードに降りてみるとひと気も無く閑散としています。

  • この日の朝ご飯は「Market Place」ではなく「Lighthouse」にしてみました。ところがここがまた混んでいるのに驚きました。

    この日の朝ご飯は「Market Place」ではなく「Lighthouse」にしてみました。ところがここがまた混んでいるのに驚きました。

  • しばらく列に並んで、12人座れる大きな円形のテーブルにつきました。

    しばらく列に並んで、12人座れる大きな円形のテーブルにつきました。

  • メニューは定食とアラカルトがあり、その中から和定食とスモークサーモンを注文します。空いていればアラカルトで細かく注文したいところですが、早く食べ終えたいという気持ちが湧いてきます。

    メニューは定食とアラカルトがあり、その中から和定食とスモークサーモンを注文します。空いていればアラカルトで細かく注文したいところですが、早く食べ終えたいという気持ちが湧いてきます。

  • 横並びなのでいつものように妻の写真が撮りにくいです。

    横並びなのでいつものように妻の写真が撮りにくいです。

  • 温泉旅館のスタンダードな朝ご飯といったメニューです。ヨーグルトはアラカルトでの注文です。ざわざわはしていましたが、料理は美味しかったです。ビュッフェレストランが好きでない人はこちらを利用するのだと思いました。

    温泉旅館のスタンダードな朝ご飯といったメニューです。ヨーグルトはアラカルトでの注文です。ざわざわはしていましたが、料理は美味しかったです。ビュッフェレストランが好きでない人はこちらを利用するのだと思いました。

  • 乗船中にもう一度くらい来ようかと思い、アラカルトの料理を見るためにメニューをいただいて部屋に戻ります。残念ながら2回目はありませんでした。

    乗船中にもう一度くらい来ようかと思い、アラカルトの料理を見るためにメニューをいただいて部屋に戻ります。残念ながら2回目はありませんでした。

  • 誰もいないプロムナードは天井のスカイスクリーンだけが目立ちます。一体どれだけのパターンがあるのでしょうか。

    誰もいないプロムナードは天井のスカイスクリーンだけが目立ちます。一体どれだけのパターンがあるのでしょうか。

  • 午前9時30分に船を降ります。首から下げたカードの携帯は必須で、ここに印字されたバーコードを読み取って橋脚の管理をしています。いちいちカードを渡された時代が懐かしい気がします。

    午前9時30分に船を降ります。首から下げたカードの携帯は必須で、ここに印字されたバーコードを読み取って橋脚の管理をしています。いちいちカードを渡された時代が懐かしい気がします。

  • 基隆港は4階のフロアから段差がないのでギャングウェーを降りるのも簡単です。よそ見していると危ないですよ。

    基隆港は4階のフロアから段差がないのでギャングウェーを降りるのも簡単です。よそ見していると危ないですよ。

  • 大黒ふ頭以来の船体を眺めてみます。スプレンディダといいベリッシマなどMSCの船のデザインはとてもきれいだと思います。

    大黒ふ頭以来の船体を眺めてみます。スプレンディダといいベリッシマなどMSCの船のデザインはとてもきれいだと思います。

  • 早朝は雨が降っていたようですが、出掛けるころには上がっていて傘をさすことはありませんでした。この後ターミナルの中で植物検疫とセキュリティを通り、お土産コーナーを覗いて、ATMでキャッシングして表に出ます。

    早朝は雨が降っていたようですが、出掛けるころには上がっていて傘をさすことはありませんでした。この後ターミナルの中で植物検疫とセキュリティを通り、お土産コーナーを覗いて、ATMでキャッシングして表に出ます。

  • 表には船会社主催のシュアエクスカーションのバスが停車しています。ディナーテーブルのお隣のご夫婦は路線バスに乗って九分へ行くと仰っていました。

    表には船会社主催のシュアエクスカーションのバスが停車しています。ディナーテーブルのお隣のご夫婦は路線バスに乗って九分へ行くと仰っていました。

  • ターミナルを出た隣には「基隆港西街郵局」があったので飛び込んで切手を5枚購入しました。今回の旅ではちゃんと絵葉書を両親あてに送ろうと思いました。台湾からだと葉書が10台湾ドルなので47円くらいになります。後半の沖縄分は切手を持ってきています。

    ターミナルを出た隣には「基隆港西街郵局」があったので飛び込んで切手を5枚購入しました。今回の旅ではちゃんと絵葉書を両親あてに送ろうと思いました。台湾からだと葉書が10台湾ドルなので47円くらいになります。後半の沖縄分は切手を持ってきています。

  • 郵便局の脇の埠頭からベリッシマを眺めてみます。妻の背負っているリュックサックは前回のクルーズで中に入っているスパークリングワインごといただいたものです。妻の宝物です。

    郵便局の脇の埠頭からベリッシマを眺めてみます。妻の背負っているリュックサックは前回のクルーズで中に入っているスパークリングワインごといただいたものです。妻の宝物です。

  • 後方の船室には泊まったことがありませんが眺めなどはどうなのでしょう。スプレンディダではこのエリアにとまっていたご夫婦がいらしたのですが聞けていませんでした。トリエステの港では目の前にあった「サボイア エクセルシオール パレス」の宿泊客のおじいさんと目が合ってバルコニーに出られなかったと仰っていました。

    後方の船室には泊まったことがありませんが眺めなどはどうなのでしょう。スプレンディダではこのエリアにとまっていたご夫婦がいらしたのですが聞けていませんでした。トリエステの港では目の前にあった「サボイア エクセルシオール パレス」の宿泊客のおじいさんと目が合ってバルコニーに出られなかったと仰っていました。

  • 曲がったポストのイラストを見てピンときました。「微笑萌郵筒(微笑み萌ポスト)」と呼ばれている台北MRT 南京復興駅近くにあるポストのことです。ポストの脇には「2015年8月8日の台風13号の影響で落ちてきた看板が私達に衝突しました。辛くて思わず倒れそうになってしまいましたけど、踏ん張りました。しかし、見ての通りこうやって私達の腰はすっかり曲がってしまいました。でもこれも人生。腰が曲がっていても大丈夫。曲がっていたほうが私達芸術的で素敵じゃない? 人生何があっても大丈夫って忘れないように私達と一緒に写真でも撮りましょう!」と書かれているそうです。

    曲がったポストのイラストを見てピンときました。「微笑萌郵筒(微笑み萌ポスト)」と呼ばれている台北MRT 南京復興駅近くにあるポストのことです。ポストの脇には「2015年8月8日の台風13号の影響で落ちてきた看板が私達に衝突しました。辛くて思わず倒れそうになってしまいましたけど、踏ん張りました。しかし、見ての通りこうやって私達の腰はすっかり曲がってしまいました。でもこれも人生。腰が曲がっていても大丈夫。曲がっていたほうが私達芸術的で素敵じゃない? 人生何があっても大丈夫って忘れないように私達と一緒に写真でも撮りましょう!」と書かれているそうです。

  • 基隆駅は地下化が進められて、地上にはその一部しか姿を見せていません。台湾で最初に敷設された鉄道の起点駅であり、かつては基隆臨港線が乗り入れていました。稚内では最北の鉄道駅と「稚内港北防波堤ドーム」に稚泊連絡船の時代に思いを馳せましたが、ここでも同じような国境の港の雰囲気を感じます。

    基隆駅は地下化が進められて、地上にはその一部しか姿を見せていません。台湾で最初に敷設された鉄道の起点駅であり、かつては基隆臨港線が乗り入れていました。稚内では最北の鉄道駅と「稚内港北防波堤ドーム」に稚泊連絡船の時代に思いを馳せましたが、ここでも同じような国境の港の雰囲気を感じます。

    基隆駅

  • 港周辺には日本統治時代の建物がそのまま残り使用されているのに驚きます。検疫局の建物は昭和初期に流行したモダニズム建築を踏襲し、水平曲線を駆使して優美さを演出しています。

    港周辺には日本統治時代の建物がそのまま残り使用されているのに驚きます。検疫局の建物は昭和初期に流行したモダニズム建築を踏襲し、水平曲線を駆使して優美さを演出しています。

    海港大楼 (基隆港務局/基隆税関合同庁舎) 建造物

  • 海関大楼は日本統治時代の基隆港合同庁舎で、現在も税関庁舎として使用されています。5階建ての建物の竣工は193年の昭和9年です。

    海関大楼は日本統治時代の基隆港合同庁舎で、現在も税関庁舎として使用されています。5階建ての建物の竣工は193年の昭和9年です。

  • 隣接する「陽明海洋文化藝術館」の建物も元々は日本郵船の基隆支局だった建物で、その後の所有者の陽明海運会社がリフォームを開始し、2004年にオープンしています。

    隣接する「陽明海洋文化藝術館」の建物も元々は日本郵船の基隆支局だった建物で、その後の所有者の陽明海運会社がリフォームを開始し、2004年にオープンしています。

    基隆陽明海洋文化芸術館 博物館・美術館・ギャラリー

  • 何でも壊してしまう韓国と違って中国や台湾を旅していると過去の遺恨とは別に歴史遺産として建物を大切にしているなと感じます。

    何でも壊してしまう韓国と違って中国や台湾を旅していると過去の遺恨とは別に歴史遺産として建物を大切にしているなと感じます。

  • 基隆でこのような建物に出会えるとは思ってもいなかったので本来の目的を忘れて写真を撮りまくってしまいます。

    基隆でこのような建物に出会えるとは思ってもいなかったので本来の目的を忘れて写真を撮りまくってしまいます。

  • 本来の目的は港から路線バスに乗って「正浜漁港彩色街屋」へ行くことです。観光案内所に立ち寄って情報収集します。ATMのキャッシングでお札しか持っていないので近くの便利商店で飲み物を買って小銭を用意します。

    本来の目的は港から路線バスに乗って「正浜漁港彩色街屋」へ行くことです。観光案内所に立ち寄って情報収集します。ATMのキャッシングでお札しか持っていないので近くの便利商店で飲み物を買って小銭を用意します。

    基隆市旅遊服務中心 散歩・街歩き

  • 観光案内所の前のバス停で「101和平島」行きのバスを待ちます。運賃は1人15台湾ドルなので75円くらいです。

    観光案内所の前のバス停で「101和平島」行きのバスを待ちます。運賃は1人15台湾ドルなので75円くらいです。

  • 少し冷えてきたようで、妻にユニクロのジャンバーを着させます。本当は自分が寒いのですが我慢です。

    少し冷えてきたようで、妻にユニクロのジャンバーを着させます。本当は自分が寒いのですが我慢です。

  • 電光掲示板が設置されているので安心していられます。

    電光掲示板が設置されているので安心していられます。

  • ようやくバスが来ました。この後基隆駅北口のロータリーで折り返して和平島に向かいます。

    ようやくバスが来ました。この後基隆駅北口のロータリーで折り返して和平島に向かいます。

  • 久し振りに台湾の路線バスに乗りました。我々以外にもう一組ベリッシマから降りたご夫婦が乗っていました。

    久し振りに台湾の路線バスに乗りました。我々以外にもう一組ベリッシマから降りたご夫婦が乗っていました。

  • 基隆駅側からはきれいに見えなかった山の上のKEELUNGの文字が見えました。この後Sonyのα6400のズームレンズが2度目の故障です。この純正レンズは正直使い勝手が悪い上に故障するので困ったものです。帰国後にクレームを入れて修理をしてもらい、保証期間なしで対応してもらうことになりました。3回目は絶対に故障しませんと修理部は言いますが信用できたものではありません。

    基隆駅側からはきれいに見えなかった山の上のKEELUNGの文字が見えました。この後Sonyのα6400のズームレンズが2度目の故障です。この純正レンズは正直使い勝手が悪い上に故障するので困ったものです。帰国後にクレームを入れて修理をしてもらい、保証期間なしで対応してもらうことになりました。3回目は絶対に故障しませんと修理部は言いますが信用できたものではありません。

  • ということでこの旅の以降の写真は昔から使っている望遠レンズで撮った写真ととスマホで撮った写真だけになりました。「正浜漁港」でバスを降りてようやく旅が始まった気分になりました。正濱漁港は1934年の昭和9年の日本統治時代に開港しています。当時は台湾最大の漁港として大いに繁栄しましたが、時代の変遷とともに寂れてしまいます。

    ということでこの旅の以降の写真は昔から使っている望遠レンズで撮った写真ととスマホで撮った写真だけになりました。「正浜漁港」でバスを降りてようやく旅が始まった気分になりました。正濱漁港は1934年の昭和9年の日本統治時代に開港しています。当時は台湾最大の漁港として大いに繁栄しましたが、時代の変遷とともに寂れてしまいます。

    正濱漁港 観光名所

  • その港興しとして考えられたのは「正浜漁港彩色街屋」で、既存の建物をカラフルな色で塗り上げています。これはイタリアのヴェネツィアにあるブラーノ島をまねたようで、同じような色が使われています。本家は島中の建物がカラフルですがここでは20軒ほどの建物が塗られているだけです。

    その港興しとして考えられたのは「正浜漁港彩色街屋」で、既存の建物をカラフルな色で塗り上げています。これはイタリアのヴェネツィアにあるブラーノ島をまねたようで、同じような色が使われています。本家は島中の建物がカラフルですがここでは20軒ほどの建物が塗られているだけです。

  • 平日のお昼前ということもあってカフェなどはまだ営業しておらず、ただカラフルな漁村といった雰囲気です。

    平日のお昼前ということもあってカフェなどはまだ営業しておらず、ただカラフルな漁村といった雰囲気です。

  • バス停のある港の対岸には展望台があり、同じバスで来られた方にシャッターを押していただきました。

    バス停のある港の対岸には展望台があり、同じバスで来られた方にシャッターを押していただきました。

  • お昼にはまだ早いので港をぶらぶら歩いてみることにします。我々以外は台湾の学生らしき人が数名いるだけで閑散としています。

    お昼にはまだ早いので港をぶらぶら歩いてみることにします。我々以外は台湾の学生らしき人が数名いるだけで閑散としています。

  • 港の堤防に沿って歩いてみます。

    港の堤防に沿って歩いてみます。

  • ボラード(係船柱)があったので海の男っぽいポーズを取ってもらおうとしましたが照れています。もうそんな年齢でもないのに。

    ボラード(係船柱)があったので海の男っぽいポーズを取ってもらおうとしましたが照れています。もうそんな年齢でもないのに。

  • 港の建物もカラフルですが係留されている漁船の色もカラフルです。昔ベトナムのニャチャン郊外の漁村を散歩したことがありますが、こんな色合いの漁船とトゥエントゥンというバンブーボートがたくさんあったのを思い出します。

    港の建物もカラフルですが係留されている漁船の色もカラフルです。昔ベトナムのニャチャン郊外の漁村を散歩したことがありますが、こんな色合いの漁船とトゥエントゥンというバンブーボートがたくさんあったのを思い出します。

  • 台湾はスルメイカの水揚げが多いのでこんなオブジェがありました。台湾北部の漁港には集魚灯をたくさん吊り下げた漁船がたくさん停泊しています。

    台湾はスルメイカの水揚げが多いのでこんなオブジェがありました。台湾北部の漁港には集魚灯をたくさん吊り下げた漁船がたくさん停泊しています。

  • 今回の旅のテーマは那覇で昭和を味わうということだったのですが、それ以前の台湾で「昭和」を味わうことができました。

    今回の旅のテーマは那覇で昭和を味わうということだったのですが、それ以前の台湾で「昭和」を味わうことができました。

  • 少し遠洋まで出るのであろう中型の漁船もたくさん停泊しています。そのほとんどが錆びだらけなのが分かります。

    少し遠洋まで出るのであろう中型の漁船もたくさん停泊しています。そのほとんどが錆びだらけなのが分かります。

  • 台湾の漁業練習船「育英二号」が停泊しています。2017年に鹿児島で期間トラブルの修理と船体が塗りなおされたという記録がありましたがすでに錆び錆びです。

    台湾の漁業練習船「育英二号」が停泊しています。2017年に鹿児島で期間トラブルの修理と船体が塗りなおされたという記録がありましたがすでに錆び錆びです。

  • 港の先には船の修理を行うであろう鉄工所がありました。カラフルな街並みからは外れていますが、入り口周りは鮮やかなブルーのペンキで塗られています。

    港の先には船の修理を行うであろう鉄工所がありました。カラフルな街並みからは外れていますが、入り口周りは鮮やかなブルーのペンキで塗られています。

  • こんな雰囲気も昭和を感じます。この先のは何もなさそうなので戻ることにします。

    こんな雰囲気も昭和を感じます。この先のは何もなさそうなので戻ることにします。

  • イカと同じポーズで記念写真。貸したジャンバーはダウンの下に着こまれてしまったので返してもらえそうもありません。

    イカと同じポーズで記念写真。貸したジャンバーはダウンの下に着こまれてしまったので返してもらえそうもありません。

  • 再びバス停に戻り、そのまま和平島に向かって歩きます。島へ渡るには「和平橋」を渡ることになります。

    再びバス停に戻り、そのまま和平島に向かって歩きます。島へ渡るには「和平橋」を渡ることになります。

  • お腹が空いて元気がなくなってきました。分かりやすいです。

    お腹が空いて元気がなくなってきました。分かりやすいです。

  • 橋を渡り切った先には「社寮福?宮」という寺院がありました。ちょうど橋の上から屋根が見えるので見てみます。

    橋を渡り切った先には「社寮福?宮」という寺院がありました。ちょうど橋の上から屋根が見えるので見てみます。

  • この寺院の正確な建立年代は不明ですが、漁師が漁船の安全を祈るために祀ったようです。

    この寺院の正確な建立年代は不明ですが、漁師が漁船の安全を祈るために祀ったようです。

  • 中華文化の伝統において竜は非常に大切なものて?あるために寺院のあちこちに飾られています。そもそも竜は力、幸運、知恵と創意工夫を意味していて、竜は寺院を守ると同時に啓発のシンホ?ルて?もあります。これら竜の彫刻をよく見てみると、この神話の生き物か?様々な動物の混合体て?あることか?わかります。例えは?竜の目は猫の目になっていて夜目か?ききます。爪は鷹の爪て?、寺院の柱に彫刻されている竜はかき?爪の数か?多いほと?、その寺の格式か?高いという意味を持っています。

    中華文化の伝統において竜は非常に大切なものて?あるために寺院のあちこちに飾られています。そもそも竜は力、幸運、知恵と創意工夫を意味していて、竜は寺院を守ると同時に啓発のシンホ?ルて?もあります。これら竜の彫刻をよく見てみると、この神話の生き物か?様々な動物の混合体て?あることか?わかります。例えは?竜の目は猫の目になっていて夜目か?ききます。爪は鷹の爪て?、寺院の柱に彫刻されている竜はかき?爪の数か?多いほと?、その寺の格式か?高いという意味を持っています。

  • 細かい陶片で造られたこれらの飾りは「剪粘」と呼び、陶器の破片を使って形を作ります。その細かさと美しさには思わず目を奪われてしまうほどです。昔は茶碗を割った破片で作っていいました。今は専用に焼いたものを工具で細かく切って作られています。

    細かい陶片で造られたこれらの飾りは「剪粘」と呼び、陶器の破片を使って形を作ります。その細かさと美しさには思わず目を奪われてしまうほどです。昔は茶碗を割った破片で作っていいました。今は専用に焼いたものを工具で細かく切って作られています。

  • 廟の壁面の飾りとして民話の人物や模様などを立体的に表現し、釉薬をかけて低温で焼き上げたものを「交趾焼(こうちやき)」と呼びます。台湾には19世紀に中国広東からもたらされたと言われ、「交趾」というのは広東のコーチンという地名で、「交趾焼」という名前は日本人が付けた名前です。横浜で「媽祖廟」と「関帝廟」を参拝したつながりを感じます。

    廟の壁面の飾りとして民話の人物や模様などを立体的に表現し、釉薬をかけて低温で焼き上げたものを「交趾焼(こうちやき)」と呼びます。台湾には19世紀に中国広東からもたらされたと言われ、「交趾」というのは広東のコーチンという地名で、「交趾焼」という名前は日本人が付けた名前です。横浜で「媽祖廟」と「関帝廟」を参拝したつながりを感じます。

  • 橋を渡った先は北側に小さな港があり、その対岸には「阿根納造船廠遺址」というコンクリートの廃墟が見えてきます。

    橋を渡った先は北側に小さな港があり、その対岸には「阿根納造船廠遺址」というコンクリートの廃墟が見えてきます。

  • この廃墟の歴史は日本時代まで遡り、統治時代の建設当時は鉱石を保管、搬出する施設として活用されていました。戦後は造船所となりましたが、その後閉鎖されています。

    この廃墟の歴史は日本時代まで遡り、統治時代の建設当時は鉱石を保管、搬出する施設として活用されていました。戦後は造船所となりましたが、その後閉鎖されています。

  • ここでも「昭和」を感じることができました。やはり台湾意は古き日本が色濃く残っています。

    ここでも「昭和」を感じることができました。やはり台湾意は古き日本が色濃く残っています。

  • 港の先には「社寮橋」というアーチが特徴的な橋が見えます。この橋は基隆港に停泊しているベリッシマの部屋からも見ることができました。

    港の先には「社寮橋」というアーチが特徴的な橋が見えます。この橋は基隆港に停泊しているベリッシマの部屋からも見ることができました。

  • 港に沿って「和平島」を歩いてみます。

    港に沿って「和平島」を歩いてみます。

  • ここは「和平島観光漁市」と呼ばれるところで、200メートルほどに渡って数十軒の魚屋さんが並んでいます。

    ここは「和平島観光漁市」と呼ばれるところで、200メートルほどに渡って数十軒の魚屋さんが並んでいます。

  • それぞれの店は量り売りなので、怪しい場合は自分で計れるように秤が置いてあります。スロヴェニアのリュブリャーナの市場にも置いてあったのを思い出しました。台湾の重さの単位は公斤と呼ばれるキログラムですが、斤という600グラムの単位も残っています。

    それぞれの店は量り売りなので、怪しい場合は自分で計れるように秤が置いてあります。スロヴェニアのリュブリャーナの市場にも置いてあったのを思い出しました。台湾の重さの単位は公斤と呼ばれるキログラムですが、斤という600グラムの単位も残っています。

  • 店側を歩いていた妻の足が止まり、1軒の店の人と話し始めました。見回してもこの店が一番活気があって、魚介の量もものすごく多いのでいい選択です。

    店側を歩いていた妻の足が止まり、1軒の店の人と話し始めました。見回してもこの店が一番活気があって、魚介の量もものすごく多いのでいい選択です。

    和平島観光漁市 市場

  • 特大の「海沙蝦」は生きの良い車エビのような感じです。1キロで550台湾ドルなので2,600円です。

    特大の「海沙蝦」は生きの良い車エビのような感じです。1キロで550台湾ドルなので2,600円です。

  • 「肉甜海瓜子」は大きなアサリのような貝で1キロ250台湾ドル、1,200円。

    「肉甜海瓜子」は大きなアサリのような貝で1キロ250台湾ドル、1,200円。

  • 「肉多三点蟹」とありますが、ワタリガニではなくてピンクのリボンのついたマッドクラブを進められました。値段は1キロ350台湾ドルですが、少し小さいので300台湾ドルです。

    「肉多三点蟹」とありますが、ワタリガニではなくてピンクのリボンのついたマッドクラブを進められました。値段は1キロ350台湾ドルですが、少し小さいので300台湾ドルです。

  • 久し振りの魚屋さんと値段交渉しながらの買い物は興奮するし楽しいです。

    久し振りの魚屋さんと値段交渉しながらの買い物は興奮するし楽しいです。

  • 「野生大鮑魚」は1個100台湾ドルを3個。3個で1,400円。

    「野生大鮑魚」は1個100台湾ドルを3個。3個で1,400円。

  • 全部で1,800台湾ドルに負けてもらって、日本円で8,600円のお買い物です。めちゃめちゃ安いわけではないけど日本円弱いですからね。

    全部で1,800台湾ドルに負けてもらって、日本円で8,600円のお買い物です。めちゃめちゃ安いわけではないけど日本円弱いですからね。

  • 以前香港と澳門に行った際はツアーで1時間ほどマカオのカジノに立ち寄って、ルーレットで1万円ほど勝ったのでその日の晩は尖沙咀から電車とミニバスを乗り継いで西貢の海鮮店で大盤振る舞いしました。今回もカジノで勝っているので気が大きくなっています。<br />香港西貢:https://4travel.jp/travelogue/10411611#google_vignette

    以前香港と澳門に行った際はツアーで1時間ほどマカオのカジノに立ち寄って、ルーレットで1万円ほど勝ったのでその日の晩は尖沙咀から電車とミニバスを乗り継いで西貢の海鮮店で大盤振る舞いしました。今回もカジノで勝っているので気が大きくなっています。
    香港西貢:https://4travel.jp/travelogue/10411611#google_vignette

  • 「海的世界」は販売だけなので、店のお兄さんに連れられて「海園」へ連れてこられます。ここも同じように魚介を扱っていますがその種類は少ないです。

    「海的世界」は販売だけなので、店のお兄さんに連れられて「海園」へ連れてこられます。ここも同じように魚介を扱っていますがその種類は少ないです。

  • ここでこの店のおばさんが参加してお兄さんと4人で調理方法を決めます。炒める	「炒 」、少量の油で焼く「煎」、揚げる「炸 」、煮る「煮」、 蒸す「蒸」、塩味で炒める「清炒」、塩味で蒸す「清蒸」を紙に書いておくと簡単に意思疎通が出来ます。

    ここでこの店のおばさんが参加してお兄さんと4人で調理方法を決めます。炒める 「炒 」、少量の油で焼く「煎」、揚げる「炸 」、煮る「煮」、 蒸す「蒸」、塩味で炒める「清炒」、塩味で蒸す「清蒸」を紙に書いておくと簡単に意思疎通が出来ます。

  • 伯母さんに食材を預けて、この店のメニューから「海鮮麵」と「水蓮菜」という野菜炒めを注文します。「水蓮菜」は水の中で栽培される野菜で、台湾では炒め物として食卓や屋台に登場するそうです。調理前の長いままの姿を見せてくれました。

    伯母さんに食材を預けて、この店のメニューから「海鮮麵」と「水蓮菜」という野菜炒めを注文します。「水蓮菜」は水の中で栽培される野菜で、台湾では炒め物として食卓や屋台に登場するそうです。調理前の長いままの姿を見せてくれました。

  • ビールは「台湾ビール」大瓶が1本100台湾ドルで、結局3本空けました。この店の調理代と飲み物と追加料理で920台湾ドルでした。日本円で4,300円ほどです。トータル15,000円のランチです。

    ビールは「台湾ビール」大瓶が1本100台湾ドルで、結局3本空けました。この店の調理代と飲み物と追加料理で920台湾ドルでした。日本円で4,300円ほどです。トータル15,000円のランチです。

  • 熱々で持てないくらいのエビの「清蒸」です。唐辛子の効いた醤油に付けていただきますが美味しくないわけがありません。

    熱々で持てないくらいのエビの「清蒸」です。唐辛子の効いた醤油に付けていただきますが美味しくないわけがありません。

  • こちらも蒸した鮑で、柔らかくて美味しいです。2人だけど3個にして正解でした。これはなにも付けずに食べても濃厚な味です。

    こちらも蒸した鮑で、柔らかくて美味しいです。2人だけど3個にして正解でした。これはなにも付けずに食べても濃厚な味です。

  • 唐辛子と香菜(シャンツァイ)と醤油で炒めたアサリも美味しいです。

    唐辛子と香菜(シャンツァイ)と醤油で炒めたアサリも美味しいです。

  • こちらが「水蓮菜」のガーリック炒めです。これだけ火が入ってもシャキシャキしてとても美味しかったです。

    こちらが「水蓮菜」のガーリック炒めです。これだけ火が入ってもシャキシャキしてとても美味しかったです。

  • 塩蒸ししたマッドクラブは2人とも無言になっていただきます。ミソが詰まって美味しかったです。

    塩蒸ししたマッドクラブは2人とも無言になっていただきます。ミソが詰まって美味しかったです。

  • こんな感じに喧嘩しないように分けてからいただきます。東南アジアの各地でいろいろな種類のカニを食べてきましたが、やっぱり日本のカニが美味しいですね。タイや台湾の人が日本に来て食べるのが分かります。

    こんな感じに喧嘩しないように分けてからいただきます。東南アジアの各地でいろいろな種類のカニを食べてきましたが、やっぱり日本のカニが美味しいですね。タイや台湾の人が日本に来て食べるのが分かります。

  • 持ってきた魚介も入った「海鮮麵」も優しい塩味で、冷えていた体が温まります。これはスープと白ご飯代わりに頼みましたが正解でした。

    持ってきた魚介も入った「海鮮麵」も優しい塩味で、冷えていた体が温まります。これはスープと白ご飯代わりに頼みましたが正解でした。

  • 今回のクルーズでここへ来て本当に良かったと思います。妻も大満足でした。この店はテーブルが2つしか無いので1時間くらい待っている人がいました。店に入るタイミングも良かったと思います。調理してくれる店は少ないので要注意だと思います。

    今回のクルーズでここへ来て本当に良かったと思います。妻も大満足でした。この店はテーブルが2つしか無いので1時間くらい待っている人がいました。店に入るタイミングも良かったと思います。調理してくれる店は少ないので要注意だと思います。

  • 体も温まったので妻はジャンバーを返してくれました。海鮮店のお兄さんに「和平島」を進められたけどバスに乗って市内に戻ることにします。

    体も温まったので妻はジャンバーを返してくれました。海鮮店のお兄さんに「和平島」を進められたけどバスに乗って市内に戻ることにします。

  • バス停に行く前に「阿根納造船廠遺址」を上から眺めてみることにします。完全な廃墟なので柵で覆われて近づくことは出来ません。

    バス停に行く前に「阿根納造船廠遺址」を上から眺めてみることにします。完全な廃墟なので柵で覆われて近づくことは出来ません。

    阿根納造船廠 観光名所

  • 元々がどんな形だったのか見当もつきません。

    元々がどんな形だったのか見当もつきません。

  • コンクリートの柱と梁が残っているだけです。むき出しになった鉄筋も錆びついています。

    コンクリートの柱と梁が残っているだけです。むき出しになった鉄筋も錆びついています。

  • その少し先には「基隆市原住民文化会館」という施設がありました。初めて台湾に来たときは温泉巡りの一環で「烏来る温泉」に行きました。ここはタイヤル族という昔ながらの台湾の人が住んでいてその文化を知ることができました。

    その少し先には「基隆市原住民文化会館」という施設がありました。初めて台湾に来たときは温泉巡りの一環で「烏来る温泉」に行きました。ここはタイヤル族という昔ながらの台湾の人が住んでいてその文化を知ることができました。

  • 台湾というと郭英男(デファング)という阿美族の長老の歌も素晴らしいです。もう20年くらい前から聴いているのですが、きっかけはEnigmaというグループの「Return to Innocence」という曲でした。無断使用して裁判にもなったのですが、この曲の中に郭英男の「酒飲む老人の歌」がサンプリングされているのです。<br />https://www.youtube.com/watch?v=Rk_sAHh9s08

    台湾というと郭英男(デファング)という阿美族の長老の歌も素晴らしいです。もう20年くらい前から聴いているのですが、きっかけはEnigmaというグループの「Return to Innocence」という曲でした。無断使用して裁判にもなったのですが、この曲の中に郭英男の「酒飲む老人の歌」がサンプリングされているのです。
    https://www.youtube.com/watch?v=Rk_sAHh9s08

  • 花蓮に行った際に観に行った「花蓮阿美文化村」も面白かったことを思い出します。ここに置かれたコンクリート製の人形にも「昭和」を感じます。浅野祥雲という明治から大正にかけての日本のコンクリート像作家がいるのですが、その彫刻を思い出しました。

    花蓮に行った際に観に行った「花蓮阿美文化村」も面白かったことを思い出します。ここに置かれたコンクリート製の人形にも「昭和」を感じます。浅野祥雲という明治から大正にかけての日本のコンクリート像作家がいるのですが、その彫刻を思い出しました。

  • 「和平橋」を渡って港に戻ってきました。

    「和平橋」を渡って港に戻ってきました。

  • 101番のバスはすぐにやってきたので基隆市内に戻ります。バスは満員で座ることは出来ないほどでした。

    101番のバスはすぐにやってきたので基隆市内に戻ります。バスは満員で座ることは出来ないほどでした。

    正濱漁港 観光名所

  • 途中で気が変わって駅まで戻らずに市役所の近くで降りる事にします。この日は寒かったので妻はユニクロでヒートテックのシャツを買いたいとのことです。

    途中で気が変わって駅まで戻らずに市役所の近くで降りる事にします。この日は寒かったので妻はユニクロでヒートテックのシャツを買いたいとのことです。

  • 「基隆市役所」は現在も市政府として使用されていました。建築当時は3階建てだったようですが、1966年に増築されて4階となったそうです。台湾全土には数多くの日本の統治時代の建物が残っていて、一度じっくり見学して周りたいと思っているのですが、まだ願いは叶っていません。今回は基隆でその幾つかの外観だけでも見ることができて良かったです。

    「基隆市役所」は現在も市政府として使用されていました。建築当時は3階建てだったようですが、1966年に増築されて4階となったそうです。台湾全土には数多くの日本の統治時代の建物が残っていて、一度じっくり見学して周りたいと思っているのですが、まだ願いは叶っていません。今回は基隆でその幾つかの外観だけでも見ることができて良かったです。

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