2023年クリスマスマーケット巡り(上)：リューデスハイムとモーゼル川ドライブ

2023/11/26 - 2023/11/30

毎年恒例、クリスマスマーケット巡りの季節がやって参りました☆
今年はPP2倍キャンペーンに乗せられ、11月と12月、2度渡独！

11月の陣では10都市を訪れ、14個のご当地カップをお持ち帰り♪
初日は夜着いてリューデスハイム泊、2日目はライン＆モーゼル川周辺をドライブです。

①リューデスハイム（超有名かと）
②ベルンカステルクース（モーゼルワインの中心都市）
③コッヘム（モーゼル川沿いの世界遺産）
④コブレンツ（ラインとモーゼルが出会う街）
⑤ダルムシュタット（フランクフルト近郊）

特に良かったのはベルンカステルクース。
木組みの家が連なる絵本のような超絶かわいい街でした！

＜スケジュール＞
★11/26(日) 羽田→フランクフルト→リューデスハイム
★11/27(月) ライン＆モーゼル川周辺ドライブ
☆11/28(日) フランクフルト→アウクスブルク
☆11/29(月) アウクスブルク→フランクフルト→
☆11/30(火) →羽田

エリア ベルンカステル・クース(ドイツ)

1日目：2023年11月26日（日）

今月5度目の海外旅行！
羽田で鮭三昧の朝ごはん。

10:40羽田→17:30フランクフルト

おじさんが私の席に。。間違えちゃったらしい。
彼はVIPのようで、CAさんが何かにつけて「N村様、N村様」と周囲にお名前晒しまくってお世話していましたw

食事は和食で。
前菜全部美味しい♪

メインはお漬物が美味しかった。

先述のN村様、「パジャマはMとLどちらになさいますか？」に「S」と答え、CAさんが一瞬固まってるのが見えました。
やるなN村様・・

到着前の海鮮リゾット食べたら、1時間も早い16:30着。
やった、これなら17:30空港発の電車に乗れて、リューデスハイムのクリスマスマーケットに間に合う！

が、中国人グループがイミグレ占拠で進まない（T_T）
ドイツ語はもちろん英語も通じず、書類出したり電話かけたり絶望的。。

見かねたEU専用レーンの人が「こっちおいでー」と救ってくれたけど、トラブルの人は別室送りにして欲しい！

空港駅にてDBアプリで切符を買おうとすると、ANAカードが不正利用検知して使えない。。またかい！

そんなこともあろうかと、最近復活させたUAカードが大いに役に立ったのでした。

17:30空港→18:14ヴィースバーデン（S8）
温泉保養地で有名なヴィースバーデンで乗換え。

18:33ヴィースバーデン→19:05リューデスハイム（RB10）

このローカル線は1時間に1本。
次だと20:00終了のクリスマス市に間に合わないから滑り込みセーフ！

リューデスハイム駅で降り、少し歩くと・・
やってるやってる☆

まずはチェックインせねば。
宿のある中心地マルクト広場へ行くと、ひゃー激混み！

ここをコロコロ引いて通るのは一苦労でした。。

19:30、荷物置いたら出陣！

何はともあれグリューワイン♪
ピラミッド横のこちらの屋台はカードOK。

ワインの街なので赤白ロゼありました。ならば白で。
ちゃんと美味しい（^^）

ワイン3.5ユーロ＋カップ3.5ユーロ。

地名も2023年も入って記念品度高し。
ぽってり丸型も可愛い♪

マルクト広場だけが会場かと思ったら、リューデスハイムの街中がクリスマスマーケット。
見応えばっちり！

カフェやバーもキラキラ☆

リューデスハイムと言えばつぐみ横丁。
狭いせいか屋台はなく、意外とひっそり。

一昔前はつぐみ横丁と言えば日本人、なイメージでしたが・・
今や日本語は消え、漢字併記なのね。。

つぐみ横丁突きあたりのレストラン「Winzerkeller」が派手！

…と思ったら、横丁突きあたりのオーバー通り全部派手(≧▽≦)

ここのカフェは特に凄かった。

＜Café - Restaurant Stadt Frankfurt＞
https://restaurant-stadtfrankfurt.de/

木組みの家も可愛い。

リューデスハイムのカップはどの屋台も同じで1種類のみ。
街で統一してくれると迷わないで済むから助かります。

逆に2日後行くミュンヘンはお店毎に違うカップだし、そのくせ談合して一律5ユーロの最高値。とても商業的でした・・

特に買うものはないんですが、可愛い雑貨を眺めるのも楽しい。

可愛い雑貨。。

そんなこんなで、リューデスハイムのクリスマスマーケットを楽しみました☆

宿は「Weinhaus Endlich」、朝食付き50ユーロと破格。
年配のご夫婦なのでメールの返事などマイペースな感じですが、、親切でとても暖かみのある宿でした♪

＜Weinhaus Endlich＞
http://www.weinhaus-endlich.de/E_Start.html

「入口はマジパン屋台が目印」
受付と部屋の建物が違い、宿のおじさんそう言ってたけど、帰る頃には閉まってたし、朝もご覧の通りで認識不能。。

2日目：2023年11月27日（月）

朝イチでANAカードに電話してカードストップを解除してもらい、宿の食堂で朝食。
いかにもドイツの田舎風で雰囲気素敵♪

ビュッフェの朝食が凄かった！

泊まってたのは私ともう1組だけだったようですが、いろいろドッサリ。

フルーツも各種勢ぞろい！

豪華な朝食(≧▽≦)
今時50ユーロでこんな豪華な朝食をいただけるなんて、ドラフト1位を引き当てた気分！

…と思ってたら、大量のスクランブルエッグも届きました。
卵何個分だろ？

また泊まりに来ます！

今日は終日、職場の方と車でクリスマスマーケット巡り♪
ドイツに10数年住んでたほぼドイツ人みたいなＳさん、略してドＳさんがちょうど出張中で案内してくださいました。
前もお願いしたことあります。

＜ご参考：2019独クリスマスマーケット巡り(3)：フランクフルト～ハイデルベルク、車で小さな街々へ＞
https://4travel.jp/travelogue/11575764

「電車じゃ行けないベルンカステルクースに行きたい。あと世界遺産のコッヘムと、時間があればコブレンツも。夕食は前回入れなかったダルムシュタットのビアホールで食べたいです。」
と事前にリクエストしていたところ、今年も完璧すぎるプランが用意されていました！

まずはライン川の対岸へ。
この辺りは景観保護のため橋がなく、渡し船！

何車線もある船が往来しているんですねぇ。

リューデスハイムから対岸のビンゲンへ、5分間のライン川クルーズ(^^♪

最初の目的地、ベルンカステルクースへはアウトバーンで1時間ちょい。
あいにくの天気で、雪がチラつき始めたと思ったら・・

除雪車出動してるし（ﾟдﾟlll）

さらに天気は荒れ、吹雪となり・・

視界が消えました（-_-;）

母：スタットレスですか？
ド：たぶん・・
母：ゆっくり行きましょう。
ド：はい。。

お互い「ここでコイツと心中したくない！」と思ってたはずw

やった、峠を越えた！

目の前に現れたブドウ畑は、標高の高いところは雪、下は緑。
分かりやすいグラデーション。

モーゼル川が現れ、しばらく川沿いをドライブしたら・・

ベルンカステルクースに到着！
渡し船を下りてから、1時間半かかりました。

川沿いの駐車場に車を停め、街歩きスタート。
カモ（巨大）が歩いてたりして超のどか。

Weihnachtsmarkt＝ヴァイナハツマルクト＝クリスマスマーケット☆

小さな街ですが、モーゼルワインの中心都市。
ホテルも多くなかなかの観光地な様子。

すぐ目に入ったのはこちらの広場。
「ドＳさん、ここでやってるみたいですよ！」

木組みだしカラフルだしいいじゃん♪と思ったら、
「ここじゃないですね、もうちょっと行ってみましょう」

あら、そうなの？

で、入り組んだ路地をウネウネと進んで行きます。

この路地がまた凄い。
左右に木組みの家が迫って、異世界に迷い込んだ感満載！

「あそこ！なんか凄い！」

街の中心、マルクト広場。木組みだらけ (≧▼≦)♪
これは素晴らしい！

360度、美しい建物がぐるり。

ひときわ目を引くのがこの家、アドベントカレンダーハウス（Advent Calendar House）。
12/1～24の間、毎日1枚ずつオープンするやつ！

公式HPによると、17:30に音楽とともにオープンして童話の主人公（アナ雪も！）が現れるらしい。
夜景はさぞかし綺麗でしょうね☆

＜ベルンカステルクース クリスマスマーケット＞
https://www.weihnachtsmarkt-bernkastel-kues.de/der-grosse-adventskalender/

広場の先に、気になる小さな家が。
ワイン屋さんの「シュピッツホイッシェン」で、ベルンカステルクースで最も美しい家とか。

＜Weinstube Spitzhäuschen＞
https://www.spitzhaeuschen.de/

モーゼルワインの有料テイスティングコースが人気みたい。
もちろんワインも買えます。

1階より2階が広い、例の税金逃れの建物。

ドＳさんは毎回、壁のどっかに記されている建築年をチェックしては一人納得しています。
これは1416年、室町時代。

いつかヨーロッパ旅行で旅太郎が退屈そうにしてたら、この楽しみ方を教えてあげよう。

広場に戻り、本日1杯目のグリューワインで乾杯！
モーゼルワインの中心都市ってことで、もちろん白。

カップは地名、年号、名所入りで完璧。
子供向きなイラストもめちゃ可愛い。

そして再び細い路地を抜け、駐車場に戻ったのでした。
ベルンカステルクース、日本での知名度は低いですが大満足の街でした！

続いて、コッヘムまでモーゼル川沿いをドライブ。

モーゼル川ってライン川の支流のひとつでしょ？
…くらいに思ってたのですが、フランス～ルクセンブルク～ドイツを流れる国際河川だったんですね（ﾟдﾟlll）

モーゼルワインの産地ってことで、道中は一面ブドウ畑。

まだ葉っぱが残ってるのは、貴腐ワイン用。

それにしても、平地がなくてどこも急斜面。
ブドウ農家さん絶対大変。

段々畑もたくさん！
洋の東西を問わず、考えることは同じなんですねぇ。

1時間ちょい走ると山の上に立派なお城が現れ、世界遺産の街コッヘムに到着！

駐車場に車を停め、二人共したり顔で、
「まぁマルクト広場行っときゃ間違いないですよね～」
と向かうと・・

あれ？屋台がない。

聞けばここではなく観光局前の広場だよと。
慢心はよくないですね。。

観光局前の広場に来てみると、一面に敷かれたチップが凄い！
けど、屋台も人も少ない（汗）

世界遺産の観光地なのに。。

なんか寂しいけど、グリューワイン屋さん＆カップがあったからOK！

シンプルながら、コッヘムの街が描かれてナカナカ♪

しかし帰国後・・

ガーン、ボロい（T_T）
年号ないから、何年も使いまわしてるんだろうな。。

ベルンカステルクースが大盛り上がりだっただけに、けっこう拍子抜けのコッヘムだったのでした。

15:30、コッヘムからコブレンツへ出発。
途中のお城風は昔の関所。

17:00、コブレンツ着。
まず向かったのはドイチェスエック、モーゼル川がライン川に合流する随一の観光名所。

が、寒い＆雨で秒で終了。

「コブレンツには複数あるんですけど、一番近いとこ1つでいいです！」
ドＳさんも異議なしということで、ゴレス広場の「Sternen Markt＝星の市場」へ。

＜コブレンツ クリスマスマーケット＞
https://www.koblenzer-weihnachtsmarkt.de/en

メイン会場ではないものの、周囲のド派手なライトアップと相まってファンタスティック☆

しかし天気悪くて活気ゼロ（￣д￣lll）

…と思ったらすぐ先の市庁舎中庭でもやっていて、こちらは屋根もありそこそこ集まっていました。

この会場で珍しいの発見！
カップじゃなくてワイングラス。コブレンツ来て良かった♪

それでは最終目的地、ダルムシュタットへ～

ここからが超大変でした！

雪が酷くなって事故った車や立ち往生した車が出始め、渋滞しまくり。
ついでに時差ボケで眠い、、けどさすがに寝れず。

結局、コブレンツからダルムシュタットまで3時間以上。
（渋滞なければ1時間半ちょい）
運転お疲れさまでした！

で本日4軒目、ダルムシュタットのクリスマスマーケット。

＜ダルムシュタット クリスマスマーケット＞
https://www.darmstadt-tourismus.de/en/events/christmas-market.html

この日が初日、と聞いてたけど今HP見たら11/20～と。
リューデスハイムもいつの間にか日曜21:00が20:00までに変わってたし・・

日程は直前まで要チェックです！

グリューワインはグラスだけ買おうと思ったら、ドＳさん「僕飲みます！」と。
運転でだいぶ消耗したみたい。。

夕食は旧市庁舎の「ラーツケラー」。
市庁舎にビアホールがついてるって、ドイツじゃよくあるパターン。

＜Darmstädter Ratskeller Hausbrauerei GmbH＞
https://www.ratskeller-darmstadt.de/

前回2019年に他のスタッフも一緒に来たのですが、満員で入れなかった人気ブリュワリー。
4年越しのリベンジ成功！

ココで作ってるピルスナーで乾杯！
甘いグリューワインばっかだったから、キレの良さがたまらん(≧▽≦)

2杯目はバイツェンで。

前菜はここヘッセン州の郷土料理、ハンドケーゼミットムジーク（Handkäse mit Musik＝音楽付きチーズ）　　

要は臭いチーズをマリネにして、玉ネギドバッとかけたもの。
これが食べれたら一人前のヘッセン人と言われたけど、家畜臭でキョーレツ（ﾟдﾟlll）

メインはハクセとシュニッツェル、付け合せに大量のポテト。
どれも美味しかった。ご馳走さまでした～♪

最後はフランクフルト中央駅近くの「アトリウムホテル」まで送っていただき、お開きに。
ドＳさん、何から何までありがとうございました！

23:30、部屋に入るとベッドメークできてないし！
速攻フロント戻って部屋チェンジを依頼。

新しい部屋で、枕元に謎のボタン？
・・ポチ。

ピーピーピーピー!!!

非常ボタンでした（ﾟдﾟlll）
大音量で警報が鳴り響き、再びフロント戻って対処を依頼。。

本日のカップたち。
計らずも白系ばかり。明日はカラフルなブーツ型があるといいな♪

以上、前編でした。ご覧いただきありがとうございました。
中編はバイエルン州へ移動し、大都市ミュンヘン、知られざるランツベルク、ほど良いサイズのウルムを訪れます。

この旅行記へのコメント （2）

• まりりんごさん 2023/12/29 21:40:18

  ドSさん最高！

  お母さん、こんばんは♪
  
  お母さんのクリスマスマーケット、毎年旅行記を拝見するのを楽しみにしています！
  今年はカップ何個かなーと思ってたら、14個とは！
  
  「11月の出国は5回目」とか「N村さん」とか色々強烈だなと思っていたら、ドSさんに持っていかれました＾＾；
  最初の綿密なプランから素晴らしい同僚の方ですね。
  
  個人的にはWeihnachtsmarktのマルクト広場の木組みの建物が、めっちゃドイツらしくて可愛くてテンション上がりました☆
  
  続きも楽しみにしています！
  
  
  まりりん

  旅太郎のお母さんさん からの返信 2023/12/30 01:26:02

  Re: ドSさん最高！

  まりりん
  
  こんにちは！
  今年もドイツ行ってきましたよー♪
  
  ドSさんね、目上の方なんですけど年々威厳が・・
  いやいや、ドイツ語できて、知識も豊富で、ドライブ趣味で、もうクリスマスマーケット巡りには欠かせない神のようなお方です（今さら）！
  
  しかもどこかの誰かと同じくトップガン狂で、1は100回は軽く見てて英語でも日本語でもセリフ言えると豪語していました。
  マーベリックは出だしで1の音楽流れたでしょ？
  あれ聞いただけで涙腺崩壊したらしい。。
  
  いつか二人を会せてみたいというのが私の密かな野望です。
  エンドレスで盛り上がるんじゃないでしょうか！
  
  
  お母ちゃん