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 第17区は、松井田から倉賀野までのコースとなります。<br /> 丘の上にある信越本線松井田駅を出て急な下りと上りを経て中山道に入ると、旧道の木立のトンネルを抜け、酒盛城跡、郷原一里塚を通過し、あんなかスマイルパークで給水し体操した後、原市の杉並木、原市一里塚、安中宿、中宿一里塚、板鼻宿、藤塚一里塚を経て上豊岡の茶屋本陣に到着。<br /> 茶屋本陣を見学した後、下豊岡の道しるべ、岡醤油製造、高崎一里塚、高崎宿、倉賀野一里塚、倉賀野宿を経て、勅使河原本陣跡に建つ「クスリのアオキ倉賀野店」でビールと食料を買い込んで、本日のゴール倉賀野駅に到着。<br /> 「クスリのアオキ」は本陣跡だけあって店内も駐車場もとても広く、さすが本陣と関心したのも束の間、駅の券売機で切符を買い間違え、駅員さんを見つけられず精算できないまま乗車する羽目に。途中の乗換駅で精算を申し出るも、改札通過後の過払い精算はできないとのこと。結局、1,000円以上も損する縮尻(しくじり)。ビール飲む前にしくじるとは。。。<br /> 倉賀野駅からは八高線、高麗川乗り換えで東飯能まで行き、西武線飯能駅まで歩こうとしたところ、偶然にも今日は「飯能まつり」の二日目。宵の口に映える山車の灯りや居囃子を見ると、何時しか縮尻も忘れ楽しく帰路に着けたのでした。

中山道駅伝単独走【第17区】26.7Km 松井田→倉賀野

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2023/11/05 - 2023/11/05

595位(同エリア599件中)

旅行記グループ 中山道駅伝単独走

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かくちゃんさん

 第17区は、松井田から倉賀野までのコースとなります。
 丘の上にある信越本線松井田駅を出て急な下りと上りを経て中山道に入ると、旧道の木立のトンネルを抜け、酒盛城跡、郷原一里塚を通過し、あんなかスマイルパークで給水し体操した後、原市の杉並木、原市一里塚、安中宿、中宿一里塚、板鼻宿、藤塚一里塚を経て上豊岡の茶屋本陣に到着。
 茶屋本陣を見学した後、下豊岡の道しるべ、岡醤油製造、高崎一里塚、高崎宿、倉賀野一里塚、倉賀野宿を経て、勅使河原本陣跡に建つ「クスリのアオキ倉賀野店」でビールと食料を買い込んで、本日のゴール倉賀野駅に到着。
 「クスリのアオキ」は本陣跡だけあって店内も駐車場もとても広く、さすが本陣と関心したのも束の間、駅の券売機で切符を買い間違え、駅員さんを見つけられず精算できないまま乗車する羽目に。途中の乗換駅で精算を申し出るも、改札通過後の過払い精算はできないとのこと。結局、1,000円以上も損する縮尻(しくじり)。ビール飲む前にしくじるとは。。。
 倉賀野駅からは八高線、高麗川乗り換えで東飯能まで行き、西武線飯能駅まで歩こうとしたところ、偶然にも今日は「飯能まつり」の二日目。宵の口に映える山車の灯りや居囃子を見ると、何時しか縮尻も忘れ楽しく帰路に着けたのでした。

旅行の満足度
3.0
観光
2.5
交通
2.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 松井田宿先にある旧道の木立のトンネル。<br />江戸時代から鬱蒼としていたのでしょうか。

    松井田宿先にある旧道の木立のトンネル。
    江戸時代から鬱蒼としていたのでしょうか。

  • 酒盛山城跡。<br />松井田城を攻め落とした後の山城のようですが、城郭というよりも武田信玄と武田勝頼が敷いた陣地で酒盛りをした場所だったのでは?と考えられているようです。酒盛りがそのまま城名になっているというのもすごいですよね。

    酒盛山城跡。
    松井田城を攻め落とした後の山城のようですが、城郭というよりも武田信玄と武田勝頼が敷いた陣地で酒盛りをした場所だったのでは?と考えられているようです。酒盛りがそのまま城名になっているというのもすごいですよね。

  • 酒盛山城跡からすぐのところにある一軒家。<br />写真左手に見える「旅人宿」の文字を見つけ足を止めてみました。<br />かつての木賃宿でしょうか。

    酒盛山城跡からすぐのところにある一軒家。
    写真左手に見える「旅人宿」の文字を見つけ足を止めてみました。
    かつての木賃宿でしょうか。

  • 中山道 31番目の一里塚 郷原一里塚があったと思われる場所周辺。<br />写真のお宅はかつて小さな商店を営んでいたのではないかという雰囲気があります。その昔は茶屋だったのでしょうか。

    中山道 31番目の一里塚 郷原一里塚があったと思われる場所周辺。
    写真のお宅はかつて小さな商店を営んでいたのではないかという雰囲気があります。その昔は茶屋だったのでしょうか。

  • 原市の杉並木。<br />江戸時代からあったことを思わせる幹の太い杉は丁寧に手入れされています。天保年間(19世紀中頃)には700本を越える杉があり、日光杉並木と並び称されていたのだそうです。

    原市の杉並木。
    江戸時代からあったことを思わせる幹の太い杉は丁寧に手入れされています。天保年間(19世紀中頃)には700本を越える杉があり、日光杉並木と並び称されていたのだそうです。

  • 中山道 30番目の一里塚 原市一里塚があったと思われる場所周辺。<br />Google地図では「一里山一里塚」となっていますが、敢えてここの地名を一里塚の名称にさせていただきました。何の痕跡もありません。

    中山道 30番目の一里塚 原市一里塚があったと思われる場所周辺。
    Google地図では「一里山一里塚」となっていますが、敢えてここの地名を一里塚の名称にさせていただきました。何の痕跡もありません。

  • 中山道 15番目の宿場町 安中宿。<br />昭和レトロを感じさせる町並みです。<br />写真左手の道を行くと安中城門に出ます。安政2年(1855年)、日本のマラソンの起源とされる「安政遠足(あんせいとおあし)」に参加した安中藩士96名は安中城門を出てここで中山道に入り碓氷峠の山道を上り熊野神社まで走ったのかもしれません。

    中山道 15番目の宿場町 安中宿。
    昭和レトロを感じさせる町並みです。
    写真左手の道を行くと安中城門に出ます。安政2年(1855年)、日本のマラソンの起源とされる「安政遠足(あんせいとおあし)」に参加した安中藩士96名は安中城門を出てここで中山道に入り碓氷峠の山道を上り熊野神社まで走ったのかもしれません。

  • 中山道 29番目の一里塚 中宿一里塚址。<br />江戸より二十九里、京へ百七里と石碑は案内しています。

    中山道 29番目の一里塚 中宿一里塚址。
    江戸より二十九里、京へ百七里と石碑は案内しています。

  • 中山道 14番目の宿場町 板鼻宿。<br />碓氷川の徒歩渡しがあり、増水による川止めの時は多くの旅人が逗留したという上州七宿の中で一番旅籠数が多かった板鼻宿ですが、街道沿いにその面影はあまり感じません。碓井川は徒歩渡しだったようですが、碓井川と合流した後の烏川を渡る柳瀬は舟で渡っていました。(https://4travel.jp/travelogue/11867428)

    中山道 14番目の宿場町 板鼻宿。
    碓氷川の徒歩渡しがあり、増水による川止めの時は多くの旅人が逗留したという上州七宿の中で一番旅籠数が多かった板鼻宿ですが、街道沿いにその面影はあまり感じません。碓井川は徒歩渡しだったようですが、碓井川と合流した後の烏川を渡る柳瀬は舟で渡っていました。(https://4travel.jp/travelogue/11867428

  • 中山道 28番目の一里塚 藤塚一里塚。<br />群馬県で唯一形の残っている一里塚で、昭和26年には群馬県指定史跡となっています。

    中山道 28番目の一里塚 藤塚一里塚。
    群馬県で唯一形の残っている一里塚で、昭和26年には群馬県指定史跡となっています。

  • 藤塚一里塚の北側にある浅間(せんげん)神社。<br />かつての村境に位置しているこの地に社を設け、地元の住民が分担して神社周辺の清掃等の手入れを怠らなかったことにより、明治維新後も藤塚一里塚は維持され続けたのではないかと考えられているのだそうです。<br />

    藤塚一里塚の北側にある浅間(せんげん)神社。
    かつての村境に位置しているこの地に社を設け、地元の住民が分担して神社周辺の清掃等の手入れを怠らなかったことにより、明治維新後も藤塚一里塚は維持され続けたのではないかと考えられているのだそうです。

  • 上豊岡の茶屋本陣。<br />19世紀の初めに飯野家の離れ座敷として増築され、参勤交代の大名などの喫茶や昼食の場所として用いられたのだそうです。<br />写真は大名などが休憩を取ったお座敷の上段の間。<br />入場料は無料。入場者は私だけでしたが、受付の年配の女性が丁重に案内してくれました。

    上豊岡の茶屋本陣。
    19世紀の初めに飯野家の離れ座敷として増築され、参勤交代の大名などの喫茶や昼食の場所として用いられたのだそうです。
    写真は大名などが休憩を取ったお座敷の上段の間。
    入場料は無料。入場者は私だけでしたが、受付の年配の女性が丁重に案内してくれました。

  • 上段の間から見たお座敷の庭。<br />きれいに手入れされています。

    上段の間から見たお座敷の庭。
    きれいに手入れされています。

  • 下豊岡の道しるべ。<br />中山道と草津温泉につながる信州みちとの分岐点になります。

    下豊岡の道しるべ。
    中山道と草津温泉につながる信州みちとの分岐点になります。

  • 岡醤油醸造の事務所と煙突。<br />開業は明治に入ってからですが、中山道に面していることもあってか、軒先に虫籠窓がある京風造りの建物となっています。<br />残念ながら本日は定休日。名物の「醤油あいす」食べ損ないました。<br />

    岡醤油醸造の事務所と煙突。
    開業は明治に入ってからですが、中山道に面していることもあってか、軒先に虫籠窓がある京風造りの建物となっています。
    残念ながら本日は定休日。名物の「醤油あいす」食べ損ないました。

  • 中山道 27番目の一里塚 高崎一里塚があったと思われる場所周辺。<br />九蔵町にあったようなので、九蔵町交差点の写真にしました。<br />天明年間(18世紀末)にはすでに崩れた塚だけになっていたようです。

    中山道 27番目の一里塚 高崎一里塚があったと思われる場所周辺。
    九蔵町にあったようなので、九蔵町交差点の写真にしました。
    天明年間(18世紀末)にはすでに崩れた塚だけになっていたようです。

  • 中山道 13番目の宿場町 高崎宿。<br />大名たちが井伊直政築城の城下での宿泊を敬遠したせいか、本陣と脇本陣はなく、旅籠数も少なかったようですが、越後に向う三国街道の分岐点として、また、問屋と仲買の大商店が並ぶ商業の町として栄えたようです。

    中山道 13番目の宿場町 高崎宿。
    大名たちが井伊直政築城の城下での宿泊を敬遠したせいか、本陣と脇本陣はなく、旅籠数も少なかったようですが、越後に向う三国街道の分岐点として、また、問屋と仲買の大商店が並ぶ商業の町として栄えたようです。

  • 高崎と倉賀野の間は、杉と松の並木が続く道でした。<br />昭和に入り、交通量の増加に伴い道路を拡張した際、東海道大磯、川越街道三芳のように並木を中央分離帯として利用していたようですが、なくなってしまったようです。現在は写真右手にあるとおり改めて植林されていますが、街道らしい並木になるにはもう少し時間が掛かりそうです。

    高崎と倉賀野の間は、杉と松の並木が続く道でした。
    昭和に入り、交通量の増加に伴い道路を拡張した際、東海道大磯、川越街道三芳のように並木を中央分離帯として利用していたようですが、なくなってしまったようです。現在は写真右手にあるとおり改めて植林されていますが、街道らしい並木になるにはもう少し時間が掛かりそうです。

  • 中山道 26番目の一里塚 倉賀野一里塚址。<br />一里塚のエリアに建物も道路もないのですが、残念ながら一里塚は残っていません。周りは住宅街でしかも道路の状態が良いことで有名な群馬県では維持することが難しかったのかもしれません。

    中山道 26番目の一里塚 倉賀野一里塚址。
    一里塚のエリアに建物も道路もないのですが、残念ながら一里塚は残っていません。周りは住宅街でしかも道路の状態が良いことで有名な群馬県では維持することが難しかったのかもしれません。

  • 中山道 12番目の宿場町 倉賀野宿。<br />利根川水系最上流の河岸があったことから、水運の要衝として栄えたそうです。所々古い建物が残っています。写真は脇本陣跡。

    中山道 12番目の宿場町 倉賀野宿。
    利根川水系最上流の河岸があったことから、水運の要衝として栄えたそうです。所々古い建物が残っています。写真は脇本陣跡。

  • 本日のゴール、倉賀野駅。<br />中心は貨物で人間は二の次といった雰囲気の駅です。

    本日のゴール、倉賀野駅。
    中心は貨物で人間は二の次といった雰囲気の駅です。

  • 飯能東町交差点付近の「飯能まつり」の様子。<br />3台の山車が交差点を囲み、居囃子の音色を響かせています。

    飯能東町交差点付近の「飯能まつり」の様子。
    3台の山車が交差点を囲み、居囃子の音色を響かせています。

  • 3台の山車の一つ、前田囃子。<br />軽快なリズムに乗ってひょっとこが踊っています。

    3台の山車の一つ、前田囃子。
    軽快なリズムに乗ってひょっとこが踊っています。

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