中山道駅伝単独走【第５区】26.1Km　美江寺→鵜沼

2023/02/23 - 2023/02/23

　第５区は、美江寺をスタートし、鵜沼までのコースとなります。
　小雨降る樽見鉄道美江寺駅を出て、河渡宿、河渡一里塚を通過した後、長良川を渡り、三里一里塚、加納宿、細畑、新加納、六軒、山の前の各一里塚と鵜沼宿を経て、本日のゴール鵜沼宿駅に到着。
　今回は鵜沼宿駅の中継所から足を延ばし犬山城まで遠足。小高い丘の端にその姿が見えるようになり、ライン大橋を渡って急な坂道を登るとお城に到着。京の三条大橋からここまで自分の足だけでたどり着けたことに不思議な感慨を覚えます。
　観光客は結構いて、下足場から四階の望楼まで30分もかかりました。望楼から見る木曽川と街並みは美景！天守が国宝に指定されるだけあります。ただ、欄干も低い高所の回廊の途中で四階から三階への下り階段の順番待ちをしたので結構冷や汗をかきます。
　下城後は、歴史的な建造物が立並ぶ犬山城下町を通って犬山駅から名鉄電車で名古屋に。今回は、JR東海ツアーズの「ずらし旅◇日帰り１ｄａｙ名古屋」を使いましたので、「ずらし旅」の選べる体験「なごやめしオールスターズ夢の競演」のグルメを堪能するため、名古屋うまいもん通り 広小路口にある「煮込うどん山本屋本店ＪＲ名古屋駅店」に行きます。時刻は14：58。ん、えっ、こんな時間なのに並んでる～！帰りの新幹線の時刻は 15：49。本日二度目の冷や汗をかきながら10分ほど待って店内に入ると、注文から配膳までは早く、生ビールを追加で頼み、熱々の煮込みうどんを堪能し15：34退店。何とか新幹線に間に合ったのでした。

エリア 岐阜市(岐阜)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

中山道　54番目の宿場町　河渡（ごうど）宿。
宿場町は水害防止のため1.5ｍ盛り土されているのだそうです。

中山道　107番目の一里塚　河渡一里塚址。
塚は道の両側にそれぞれあり榎が植えられ、その大きさは五間四方（一辺が約９ｍの81㎡）だったそうです。

中山道　106番目の一里塚　三里一里塚址。
京から見ると加納宿の手前にあります。

中山道　53番目の宿場町　加納宿。
加納城の城下町としても栄え、何度も曲がる道筋が当時を偲ばせます。

中山道　105番目の一里塚　細畑一里塚の南側の跡。
街道の両側に対で塚の跡が残っています。

中山道　105番目の一里塚　細畑一里塚の北側の跡。
ゴミの集積所としても利用されています。

中山道　104番目の一里塚　新加納一里塚址。
ここも街道の両側に対で塚の址が残っています。手前に南側の碑が、バス停の後ろに北側の碑があります。
新加納は間の宿としても栄えた場所で、かつては街道沿いに立派な松並木があったようです。新加納は比較的きれいに町並みが残っていますが、吹上のように線路で道を分断されてしまい、碑だけで町並みを感じられない間の宿もあります。（https://4travel.jp/travelogue/11868962）

中山道　103番目の一里塚　六軒一里塚址。

中山道　102番目の一里塚　山の前一里塚址。
天保四年（1833年）の銘が刻まれた播隆上人名号碑が立っています。一里塚廃止後に移設されたのかもしれません。石碑は、濃尾地震と第二次世界大戦時の空襲によって損傷しているのだそうです。手前には「旅人道中安全」と彫られた石碑もあります。こちらは、江戸時代からあるのでしょうか。いずれにせよ不思議な一里塚址です。

中山道　52番目の宿場町　鵜沼宿。
古い町並みが残り、無電柱化も進んでいます。

本日のゴール鵜沼宿駅。ここからリスタートを切り、約２㎞先にある犬山城を目指します。

犬山城の入口

犬山城天守閣四階望楼から見た鵜沼の街並みと木曽川。まさに美景です。