2023/05/01 - 2023/05/02
38位(同エリア107件中)
Halonさん
- HalonさんTOP
- 旅行記517冊
- クチコミ316件
- Q&A回答3件
- 724,185アクセス
- フォロワー170人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
ウユニからチリのアタカマへ抜ける二泊三日のツアーに参加。高山病にかかることもなく無事に国境を越えてアタカマまで送迎してもらいました。アタカマでは物価の違いを痛感しつつ郊外の絶景地帯をハイキング。その後は一気に国境の町アリカへ移動しペルーに再入国。
【移動】(●印が今回分)
4/28-30 ウユニ1120 ⇒ サン・ペドロ・デ・アタカマ1045+2 チリ抜けツアー 800Bs
●5/1 サン・ペドロ・デ・アタカマ2000 ⇒ アリカ0540+1 FRONTERA DEL NORDEバス 20000ペソ
●5/2 アリカ0800 ⇒ タクナ1025 4000ペソ
5/2 タクナ2200 ⇒ アレキパ0430 35ソレス
5/8 アレキパ1900 ⇒ リマ1320 60ソレス
5/10 リマ12月9日通り ⇒ ペルー通り IM06バス 2.5ソレス
5/13 リマ0655 ⇒ ボゴタ1015 AV102 アビアンカ航空 XS 28,273円
5/13 ボゴタ1255 ⇒ ロサンゼルス1850 AV84 アビアンカ航空 XS 上記に含む
【宿泊】
4/30 La Casa del Sol Naciente 6人ドミトリー 12ドル-100ペソ
1チリペソ≒0.17円、1Bs(ボリビアーノ)≒20円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
PR
-
昨夜入った温泉を遠望。下まで行って入浴する元気はありません。ちなみに昨日買ったチケットで再入浴可能。お腹の調子は朝には治っていて助かりました。
Aguas Termales 温泉
-
朝食後、荷物をまとめて車の上に載せてもらい8:30に出発。
まず着いたのは通称”ダリの砂漠”。まさにダリの絵画的な陰影が砂漠と点在する岩に出ていました。 -
ラグーナ ベルデ
ラグナ ベルデ 滝・河川・湖
-
ラグーナブランカ。石積みしたくなるのは世界共通でしょうか?霊場みたいな風情。
-
こちらの事務所で公園を出る手続きが必要でした。壁のバーコードをスマホで読み込んでサイトに飛んで必要事項を入力。でも老眼鏡は荷物の中だし僕だけ出遅れたので、ガイドが窓口でやり取りしてアナログで手続き終了。♪細かい~文字はとて~も無理よ、わか~い子には負けるわ♪
Avaroa National Reserve 砂漠・荒野
-
絶景の中を車で10分以上移動後にボリビア側の出入国管理小屋へ。
-
出国印を貰うため小屋の前で行列。出国税15Bsを準備します。記念に持ち帰るコイン以外はボリビアーノの残高0Bsになりました。その後、ガイドからチリ側のドライバーと車を紹介されました。メンバー6人のうち英国人2名、ペルー人1名とはここでお別れ。僕は軽くグータッチで別れを告げたけど英国人からはあらためて握手を求められる。香港人2人は英国人と抱き合って別れを惜しんでいました。
-
チリ側の管理所にはほどなく到着。ここでは香港ママにボールペンを貸したことくらいしか憶えてない。このあとママと隣の席でおしゃべりしていたら実は娘さんの仕事が救急救命士だと判明。そうと知っていれば昨夜は勧められるままワインを飲んでもよかったかな。香港ママの英語は香港人らしく勢いよくツンのめるけど僕には一番聴きやすい。オーストラリア生まれの娘の英語はほとんど聴き取れません。ボリビア人ガイドも何か質問されて「分からん」と答えてた。英国人の英語も映画で聴くクイーンズイングリッシュとだいぶ違って最初は東欧の人かと思った。
-
坂道の直線道路を一気に下りサン・ペドロ・デ・アタカマの道端に降ろされました。2000m以上を下りましたが、それでも標高2400mあります。歩き始めたら暑いので荷物が増えるのを覚悟で脱ぎました。
-
予約済のホステルLa Casa del Sol Nacienteに着きました。香港人の二人とはここでお別れ。
-
チェックインはまだですが、トイレを使わせてもらいます。
-
ホステルの前には隕石博物館がありました。
隕石博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ホステル近くの通りは店もまばら。
-
アタカマ随一の繁華街カラコレス通り。ここに主なツアー会社、レストラン、土産物屋が集中しています。アタカマ発でもウユニ2泊3日ツアーが組めますが、値段はウユニ発に比べて2倍以上はしそうです。そのうえ高度が急激に上がるため高山病になる確率が高い。よほどの理由が無ければアタカマ発はやめた方が無難。
カラコレス通り 散歩・街歩き
-
両替店が密集する通りで20ドルだけ両替。15900ペソ。少額過ぎたのか両替屋のおやじに鼻で笑われました。
-
バスターミナルは町の南東約1km。
-
待合室には場末感が漂います。
-
テナントは二割ほどしか稼働してない。
-
ここで翌日のアリカ行き夜行バス切符を買いました。アリカはペルーとの国境の街。カードが使えたので両替し過ぎなくて正解。
バスターミナル バス系
-
街中で見かけた教会。ここもなんとなく場末感があります。昔見た”復活の日”という映画に出てきた教会を想起。
サンペドロ教会 寺院・教会
-
レストランのメニューを見るとボリビアの最低3倍以上はしているのでクオリティーはいいのかもしれないけどスーパーで食材を買うことに。
-
パスタやハムもフランスより高い印象。これでもパタゴニアなどに比べると相当安いのだとは思う。チリペソは一旦下落した後に急反発していて、お隣のアルゼンチンとは通貨の強さが違うなあと実感。
-
チェックインの時間になり下段ベッドを確保。ここはアタカマで一番安いドミトリーで一泊12ドル。ヨーロッパよりは安い。設備は最低限。
-
ドミトリーの他にテント泊の宿泊客が多いです。自炊している人も多い。中庭ではオーナーとおっさん達が集まって焼肉パーティーを始めました。ボサノバをBGMに宿泊客にお構いなしです。
-
アタカマ2日目。チェックアウトしたあと荷物を預けてから外出。
-
超乾燥地帯なので水は大切。水門でしっかり管理されている様子。
-
ホステルから1km北に歩くと川を渡った先に荒涼とした風景が見えてきました。
-
3km地点には山肌にプカラ遺跡が現れます。
-
さらに進むとホテルのゲートがあり宿泊者以外は立ち入り禁止。壁の影にしゃがんで休憩。
-
街の南側の山が見えます。たぶんセロ・プラルという山。
-
地層が露出したジオパーク。
-
岩山一帯に残るプカラ遺跡。
プカラ遺跡 史跡・遺跡
-
帰りは別の道を通って市街地へ戻ります。
-
ほんの10mほどの台地に上ってみます。半地下に造られた石造りの廃屋。
-
街中からも見える富士山のようなリカンカブール山、5916mが台地からよりハッキリと見えます。山の向こうはボリビア。
リカンカブール山 山・渓谷
-
地上に降りて市街地へ通じるであろう道を歩きます。道路脇の石ころだらけの斜面を数十メートル登ってみます。
-
土手の上は意外にも平らで三角点の標石がありました。遠くに郊外のバラック住宅地が見えます。
-
遠方右手にプカラ遺跡。その手前がサンペドロ川。
-
さて斜面をどうやって降りようかとしたら尾根にわだちを発見。車道を伝って簡単に降りれました。往復3時間ほど、期待以上の散歩になりました。
-
集落の売店があったので覗いてみます。
-
ここでバナナ3本、パン3個を調達。
-
十字架が並ぶ墓地。リカンカブール山が良く見えるいい場所。
-
景色に溶け込む土色基調の壁絵を通ってホステルへと戻ります。
-
ホステルのオーナーは白人のおばさんですが、インディオの女性が下働きしていました。元々この辺りはボリビアの沿海州だったのでインディオも多く住んでいるようです。ペルーやボリビアみたいな帽子や衣装は見かけません。
チェックアウト後に滞在する場合は荷物置き場とトイレは使用可。キッチンとシャワーは追加料金が必要。 -
暗くなってからバスターミナルへと向かいます。
-
アクセサリーや小物を売るザ・露店みたいな店が夜も営業しています。夜のほうが人通りが増えたかも。
-
街はずれの寂しいバスターミナルで出発を待ちます。テナントは一軒も開いていません。無料トイレはありました。出発前になり乗客が数十人集まってきました。近くの町カラマまではバスが頻発していますがアリカ直行便は少ないようです。
-
バスは1300キロ離れたアリカまでノンストップで飛ばします。もちろんトイレは車内にあり。
-
国境の街アリカに到着。隣の国際バスターミナルからペルー側へ行くバスが頻発していました。
-
地下にはシャワールームがありました。トイレが500ペソ、シャワーが2500ペソ。
-
アリカ国際バスターミナルからタクナ行きバスが30分に1本程度バスが出ています。(AM7:30~)
タクナ行き国際バス バス系
-
7:30発のバスは満席で座れなかったので8時のバスに乗りました。乗車前にパスポートか身分証明書を車掌に渡します。
-
パスポートの行方を目で追いかけます。事務所のパソコンであらかじめ出国用のリストを作成しているようです。
-
バスは定刻に出発。
-
砂漠の丘陵にへばりつくように小屋が密集。
-
ペルーとの国境前には人々がたむろしているように見えました。まさか難民ではないだろうけれどそんな雰囲気にも見える。
-
国境に到着後、バスを降りたところで車掌からパスポートを受け取り出国審査を受けます。 チリとペルーの入出国窓口は向い合わせに三つ並んでいて手続きもスムーズ。ところが私はチリの入国時に貰ったはずのレシートが見つからず焦りました。「カバジェロ、次からは保管しておくように」とオマケしてもらい出国。その後、ペルー入国の列に並んでいるときに、”どうでもいい物入れ”の底からレシートが見つかりチリ側の窓口に納めました。
ペルー入国では滞在予定を長めに1ヶ月と答え60日の滞在許可を貰いました。ペルー入国後に無料のトイレを済ませ他の乗客を座って待ちます。全員の審査が終わるまで15分ほどペルー側で待ちました。 -
バスに再乗車後にタクナへ。
-
タクナに到着。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
81日間世界一周★25 ウユニの街歩きとチリ抜け二泊三日ツアー
2023/04/27~
ウユニ
-
次の旅行記
81日間世界一周★27 国境の街タクナから雪山に囲まれたアレキパへ
2023/05/03~
アレキパ
-
81日間世界一周★1 仁川とアディスアベバでトランジット観光
2023/03/04~
アディスアベバ
-
81日間世界一周★2 サファリホテル滞在後にギザへ引っ越し
2023/03/07~
カイロ
-
81日間世界一周★3 ピラミッド観光とギザの街歩き
2023/03/10~
ギザ
-
81日間世界一周★4 カイロ歴史地区を散策
2023/03/12~
カイロ
-
81日間世界一周★5 コプト教会と死者の街、考古学博物館
2023/03/14~
カイロ
-
81日間世界一周★6 ルクソールでナイル川西岸観光、王家の谷
2023/03/16~
ルクソール
-
81日間世界一周★7 ルクソール カルナック神殿とスーク巡り
2023/03/18~
ルクソール
-
81日間世界一周★8 紅海のリゾートでドミ泊&シュノーケリングツアー
2023/03/19~
ハルガダ
-
81日間世界一周★9 ニースの海岸道路と青い海
2023/03/22~
ニース
-
81日間世界一周★10 モナコでセレブと同じ空気を吸わせてもらう
2023/03/25~
モンテカルロ
-
81日間世界一周★11 マルセイユの週末0泊22h滞在
2023/03/26~
マルセイユ
-
81日間世界一周★12 ガウディたちの建築作品を見て歩く
2023/03/27~
バルセロナ
-
81日間世界一周★13 ボゴタ・エルドラド空港周辺の住宅街歩き
2023/03/28~
ボゴタ
-
81日間世界一周★14 キト歴史地区を散策しながら南米旅スタート
2023/03/30~
キト
-
81日間世界一周★15 キト街歩きと展望台
2023/03/31~
キト
-
81日間世界一周★16 アマゾン上流域のテナに滞在
2023/04/02~
ナポ川周辺
-
81日間世界一周★17 クエンカで博物館巡りと川沿い散歩
2023/04/04~
クエンカ
-
81日間世界一周★18 エクアドルからペルー国境越えしてトルヒーヨ、クスコへ
2023/04/06~
トルヒーヨ
-
81日間世界一周★19 クスコでマチュピチュ行きの準備と街歩き
2023/04/10~
クスコ
-
81日間世界一周★20 スタンドバイミーで行くマチュピチュ
2023/04/14~
マチュピチュ周辺
-
81日間世界一周★21 チチカカ湖の浮島観光とプーノ街歩き
2023/04/18~
チチカカ湖周辺
-
81日間世界一周★22 コパカバーナは通り過ぎるには惜しい
2023/04/20~
その他の観光地
-
81日間世界一周★23 おもしろ混沌ラテン都市ラパス
2023/04/21~
ラパス
-
81日間世界一周★24 シマウマと恐竜たちの白い街スクレ
2023/04/24~
スクレ
-
81日間世界一周★25 ウユニの街歩きとチリ抜け二泊三日ツアー
2023/04/27~
ウユニ
-
81日間世界一周★26 アタカマ郊外を散歩してペルー国境へ
2023/05/01~
サン・ペドロ・デ・アタカマ
-
81日間世界一周★27 国境の街タクナから雪山に囲まれたアレキパへ
2023/05/03~
アレキパ
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- Decoさん 2024/01/17 21:02:03
- 国境の街
- Halonさん、こんばんは。
以前、タクナ行き国際バスの口コミを書かれていたと思いますが、それを拝見したときから旅行記を楽しみにしていました。
私も約35年前(ずいぶん昔…笑)、タクナ→アリカ、アリカ→タクナと国境を越えました。その頃は国際バスなんて洒落たものはなく、コレクティーボ(乗り合いタクシーのようなもの)で越境しました。
ペルーからチリへ入るときは、運転手のおじさんを始め乗客も皆若干緊張気味。その頃はまだピノチェットの軍事政権でしたから。話好きなチリ人も政治の話は避けていた時代でした。
そのとき、無事入国審査を終えて皆ほっとした…と思ったら、なぜかチリの審査官が「●●!」と私だけ呼びとめ、ハラハラドキドキ、同乗者の皆さんも皆不安そうな表情に。そうしたらなんと審査官は「カラテ!」と言ってポーズを取ったのです。皆ほっとするやら苦笑するやら。忘れられない思い出です(ちなみにチリ→ペルーのときは終始リラックスムードでした)。
個人的な思い出をダラダラ書いて申し訳ありませんが、Halonさんの旅行記を拝読して、当時のことを思い出したり、すっかり様変わりした国境越えに隔世の感を覚えたり(ちょっと大げさでしょうか)。とても感慨深く拝見しました。
次の旅行記ではタクナが出てくるのでしょうか。私も国境を越えて一泊した懐かしい街です。楽しみにしています。
Deco
- Halonさん からの返信 2024/01/18 21:00:17
- Re: 国境の街
- Decoさん、こんばんは
タクナ行き国際バスのクチコミは去年の早い時期に書いていますね。その頃から楽しみにして頂いたとはありがとうございます。
35年前というと1989年前後ですか。当時は軍事政権だったのですね。今より海外旅行者も少なかった時代の体験は貴重ですね。
今でもペルーからチリへのルートだと荷物検査が厳しいようなネット情報もあったように思います(ボリビアからチリの国境越えではあまり感じなかったのですが)。
次の旅行記ですが、タクナでは一泊はしていませんが町の中心広場まで行きましたので現在の町の様子がご紹介できると思います。
Halon
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
サン・ペドロ・デ・アタカマ(チリ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2023 海外37回目. 81日間世界一周 エジプト,南欧,南米の旅
2
59