元祖浜松ぎょうざ「石松 ＪＲ浜松駅店」で車盛りの浜松餃子を頂く

2023/03/28 - 2023/03/28

家康公ゆかりの東海道の城や地を岡崎→豊川→豊橋→浜松→掛川→駿府→久能山→由比と３泊４日で巡る旅です。
２日目の今日は朝イチで「豊川稲荷」、
その後、豊橋の「吉田城」に行って来ました。
東海道本線で浜松に移動し、「浜松城」と「元城町東照宮」を観光して浜松駅に戻ります。

浜松に来る一番の目的？でもある「浜松餃子」で遅めのランチ。
駅ビルの「メイワン エキマチウエスト」１階の、元祖浜松ぎょうざ「石松 ＪＲ浜松駅店」で円盤型の ”車盛り” の浜松餃子を頂きました。

エリア 浜松(静岡)

• 旅行の満足度: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

桜満開の「浜松城」と

浜松城 名所・史跡

「浜松城」築城前に徳川家康が住んでいた「引間城（ひきまじょう）」の跡に建てられた神社「元城町東照宮」の後、

バスで浜松駅に戻ります

駅ビルの「メイワン エキマチ ウエスト」の１階に在るという「元祖浜松ぎょうざ石松 ＪＲ浜松駅店」に行こうと思ったのですが、直ぐには見つかりませんでした。
メイワンの案内所でお聞きするとこの地図を見せてくれました。
かなり奥まった所に在るので、普通に「メイワン」１階にあると下調べをして行っても迷います。

元祖浜松ぎょうざ石松

13：30　お昼どきを少し過ぎていたのでそんなに並ばず、
回転は速いので10分ほどで入店出来ました。
並んでいる間に人数を訊かれました。

店内は結構奥行きがあります

私は入って直ぐのカウンター席に案内されました。
両脇も女性の一人客。

お水はプラスチックコップ。
２杯目以降はセルフ対応で飲み放題・・

ここではもちろん丸く焼かれた「車盛り」の餃子ですよね！
福島では「円盤餃子」と言っていましたっけ。
https://4travel.jp/travelogue/11679945

逆に浜松餃子でも丸く焼かないのもあるんだと、他所者の私は思ってしまいましたよ。
食べ切る自信は無いけれど、エイヤ～！ッと、思い切って20個1,530円を単品でオーダー。
車盛りは少し時間が掛かると注意書きがありました。

特製のタレとラー油

でも、待つこと８分でお出ましです。
確かに後から注文した隣の女性の10個盛り定食の方が早く提供されていましたね。

浜松餃子の特徴の真ん中の茹でモヤシは「見た目も味のうち」という初代店主の考案で、石松餃子が発祥なんだそうです。

この写真、実は私の修正技術の限りを尽くして (^^;) 取り敢えず見られるように色を改竄してあります。

これがオリジナルです。
運ばれて来た時、お腹の中で思いました。
「これ、焦げてる。失敗作かいな？」
これじゃぁ見栄えが全然しないよ～　(u_u)
わざわざ頑張って「車盛り」をオーダーしたのにぃ・・
と思いましたが、なにせ根が小心者なのでクレームも付けずに黙って引き下がりました。

両隣の女性客の10個盛りの定食の餃子は、丁度いいきつね色で美味しそうに焼けているのを横目で羨ましく盗み見た私です。

でも、（負け惜しみでなく）食べてみると羽根の部分のこげ茶色もそんなに気にはならず、
ウン！　流石に美味しいよ　(^_^)v
石松の餃子は元々焼きが深いのかも知れない？

キャベツが多くてさっぱりしています。
ただしお肉は捜索令状発令。

びっしり密集して焼かれていますが一つひとつの身離れも皮が破れることもなく意外とストレスありません。

モヤシも口直しのアクセントになってどんどん食べられます。

ごはんと一緒でなくてもモッチリとした皮は炭水化物なので、単品でも栄養のバランスはとれていると思います。

全部食べられなくもなかったけれど、試しに「お持ち帰りのパックって頂けるんですか？」と伺うと、快くタレ・ラー油の小袋・お箸とともに持って来てくれました。

でも、有料だからかな？レジ袋も輪ゴムも無いんですよね。
で、いつも丸めて持ち歩いているラップに一度包んでから、持参の輪ゴムで閉じ、持参のレジ袋に入れてテイクアウト。
この日の夜、ホテルで食べ切りました。
持ち帰りでレンチンしても美味しかった。

定食は、ご飯・みそ汁・お新香付き
（大盛100円増し）

●石松餃子定食
　10個：1,030円　
　15個：1,360円　
　20個：1,700円

●焼焼（ヤキヤキ）定食　1,220円
　石松餃子　5個　
　肉餃子　　5個

●焼水（ヤキスイ）定食　1,340円
　石松餃子　5個　
　水餃子　　5個

水餃子は肉餃子をベースに、水餃子専用のモチっとした皮で餡を包み、専用のゴマダレ・おろしポン酢で食べる餃子だそうです。

複数人で来ればシェアして肉餃子も水餃子も食べられるのにな～と、おひとり様の悲哀もチョッと。

定食にした場合、単品値段に対して、
ご飯＋みそ汁＋お新香＝170円っていう計算になるようです。

浜松餃子の元祖「石松ぎょうざ」は、
1953年創業なので今年で70年になります。

●季節毎に産地を厳選した甘みのあるキャベツ
●安心・安全な地元の遠州育ちの豚肉
●食感に拘ったモチモチの皮
●特製の酢醤油が決め手の石松独自のタレ

やっぱ「静岡麦酒樽生」のジョッキがド～ンと目を惹きます。
「餃子にビールは最強の組み合わせ」とはよく聞きますが、
わたし、飲む時に何か口にしてしまうとビールは唯の苦い水にしか思えなくなるという変人なので、その感覚が分からないんです・・
だから、食事の時はひたすら食べることだけに専念なんですよね。
ちなみに「静岡麦酒」は「静岡ばくしゅ」と読みます。

14：10　30分の滞在で店を後にします。
その時もやはり行列はできていました。

私はできれば少し無理してでも「〇〇支店」ではなく「本店」に行きたい人なのですが、石松の「浜北本店」は車でないとアクセスは不便な郊外に在ります。
時間のない観光客にとっては駅ビル内のお店はやはり便利。
出張や観光で訪れた人も気軽に立ち寄れるお店です。

今まで積み残して来た念願の浜松餃子を初体験。
そのさっぱり感は特徴的で美味しかった。
でも・・全国各地の有名な餃子を食べ歩いてきましたが、私は地元に本社のある「満洲ぎょうざ」がやっぱり一番口に合っているみたいです。
なんてったって安いし・・
https://4travel.jp/travelogue/11609072

この後、東海道本線で「掛川城」に向かいます