2023/03/27 - 2023/03/27
253位(同エリア529件中)
実結樹さん
この旅行記スケジュールを元に
豊橋は「吉田城」の城下町であると同時に、東海道34番目の宿場町「吉田宿」でした。
「きく宗」は吉田宿の東海道沿いで江戸時代後期の文政年間(1818~1830年)から “菜飯田楽” 一筋で200年暖簾を守ってきた街道きっての老舗です。
と、聞いちゃぁ、是非とも江戸の味を食してみたい!
電話で確認すると火曜日の夜は休業。
なので、ここで夕飯がしたくてそれに合わせて当初の旅の日程を一日ずらし、月曜日の訪店にしたくらいです。
2019年にはミシュランプレートも獲得しています。
使われているのはほぼ精進料理のような素朴な食材。
見方によってはコスパはあまり高くないかも知れませんが、200年歩んできた伝統の味が口の中に広がる奥深さでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
家康ゆかりの城や地を岡崎から由比まで東海道沿いに巡る3泊4日の旅の初日です。
今日は岡崎城・八丁味噌の郷・味噌煮込みうどん・大樹寺・伊賀八幡宮・大正庵釜春本店のもろこしうどん・・など岡崎を一日歩いて来ました。
詳細旅行記は
https://4travel.jp/travelogue/11805910 -
17:35 名鉄名古屋本線で「東岡崎駅」を発ち
-
17:56 「豊橋駅」に戻って来ました。
朝、駅前のホテルに荷物を預けるために新幹線を降車した際、一旦降り立っています。
東口の駅前はそれなりに都会です。 -
菜飯田楽「きく宗」までは路面電車(豊橋鉄道東田本線)の「札木」電停で降りて徒歩6分とのことですが、今夜は街中を歩いて行くことにしました。
(写真は翌日吉田城に行く時に撮ったものです) -
道順をスマホのナビちゃんに案内させて少し歩き始めると、途端に車も人通りも途絶えます。
-
豊橋はかつては東海道の三十四番目の「吉田宿」で、遊郭や旅籠が軒を連ねる街道きっての賑やかな宿場町でした。
♪ 吉田通れば二階から招く
しかも鹿子の振袖で ♪
と歌われたくらいだったそうです。
しかし、今ではその面影は全くありません。 -
東海道 吉田宿の碑
江戸まで七十三里 京まで五十二里 -
18:40 お店に到着。
歩いても駅から10分で着くとスマホは言っていましたが思いのほか時間が掛ってしまいました。 -
1945年(昭和20年)の豊橋空襲で店舗は全焼しましたが、翌年には営業再開。
1968年(昭和43年)には「矢作ダム」建設に伴い湖底に沈む古民家を買い取って移築し、現在の店舗としたそうです。
白壁と格子造りの風情ある店構えですが、明るいうちに見ると脇壁はトタン張りのようでちょっと興醒め。
夜来て見て丁度いいのかもしれません。 -
19:30がラストオーダーだし、夜は臨休の時もあるので確実に訪店する場合は電話で確認しておいた方がいいようです。
私も1ヶ月前に電話をしました。
ランチ時は予約はできないようですが、夜は営業確認の意味で問い合わせはしておきましょう。
電話に出てくれた〇〇さんという女性は大変感じが良く、私は「当日〇〇さんにお会いできるのを楽しみにしています」と言ってしまいました。
今、分かったのですがその〇〇さんはこの店の当主の名字でした。
現当主は8代目だそうです。 -
暖簾をくぐって直ぐの待合のような一角。
三度笠や籐製の箱型乳母車などレトロな飾り物が目を惹きます。
奥の通路の先には、 -
坪庭が配されています
-
その隣に座敷席も見えます。
間口は狭げですが奥には大小さまざまなお部屋が用意されているそうです。 -
私は坪庭の脇の個室なんですが何だかあまり風情のないテーブル席に案内されました。
おしぼりとお茶と同時にウワサの週刊新潮が本当に出てきました。
今どき珍しい対応です。 -
「舌代」と書かれたレトロな木札がメニュー。
基本は、菜めし田楽定食 税込1,903円。
あとは酒の肴や前菜的な小鉢、ビール、ソフトドリンク。
お会計の際「何故こんな半端な金額なのですか?」とお聞きすると、消費税の関係でこうなってしまうとのこと。
税込1,903円は 税抜きなら1,730円です。
要予約で3,960円の特別定食というのもあります。
2階の個室で食べられて、基本の定食に、山かけ豆腐・豆竹輪・揚げ豆腐などの前菜数品とデザートが付くそうです。 -
勇んで来たはいいものの実は、
15:30に岡崎の「大正庵釜春本店」で洗面器のような「もろこしうどん」をあまりの美味しさに全部食べてしまったのでお腹が空いていなかったのです。
その事をちょっともらしたら、
「田楽と菜飯はハーフサイズもできます」と商売っ気もなく教えてくれました。 -
HPのメニューにも載っていなかったけれど
フルサイズ ハーフ
田楽 1,012 605
菜飯 528 330
吸物 385 → 385
合計 1,925 1,320 -
●ハーフサイズの菜飯
●通常1人前7本のところを4本にした田楽
●お吸物は普通サイズ
このセットで、1,320円です。
思いのほかペロリと美味しく完食できました。
お店の心遣いに感謝 (^_^)v
でも、メインディッシュの田楽はもっと食べたかったくらいだし、7本の方が写真の見映えもいいのでフルサイズにした方が良かったとチョッと後悔もしました (u_u)きく宗 グルメ・レストラン
-
やや硬めの木綿豆腐はかつては贔屓の豆腐屋から仕入れていましたが、その豆腐屋が廃業すると、国産大豆と本にがりで製造する自家製豆腐に切り替えたそうです。
縦7cm × 横3cm × 厚さ1.5cmの拍子木状に切り、2股の串に刺して焼かれています。
焼いた豆腐にたっぷりと味噌だれを塗り、溶いた辛子を一直線にまとわせます。
岡崎産の八丁味噌を用いているそうですが、味噌だれの作り方は秘伝なんだそうです。
一見、凄~くしょっぱそうですが、全然そんなことはなく、下に滴り落ちた味噌も舐めてしまいたくなるようなまろやかな味わいでした。
ただの味噌だれなのに、これって何?? -
八丁味噌と呼べるのは今朝行って来た岡崎の「カクキュー」さんのものか、
-
「まるや」さんのものだけです。
どちらを使っているのか? -
田楽のからしについて
「田楽」は田植えの時期に太鼓の音に合わせて田んぼで踊る「田楽舞い」の服装から来ています。
白い袴に色付きの上着をはおり黄色い帯
白い豆腐に色付きの味噌、黄色のからし
その為本来は「からしをつけて完成」となります。
当店では、お子様や辛いのが苦手の方のために
「からしなし」はご用意することは可能ですが、
「からし別皿」のご用意はしておりません。
ご了承ください。
ふ~ん、そうなんだ。
私はもっとたっぷり付けて貰ってもいいくらいですが・・ -
「きく宗」の菜飯は鮮やかな大根の葉の緑が生きています。
大根の葉を炒らずに白米に混ぜているそうです。
それにホントに細かく切ってあるし均一に混ざっています。
よほど切れる包丁なんでしょうか?
ほんのり塩味が利いていて、これだけで食べても美味しい。
でも・・ -
でんがく 菜めし おいしい食べ方の一例
1 串の先からお箸で一度おとうふを手前に戻してください
2 次に串の根元からお箸でおとうふを押してください
3 菜めしの上に置きますと一緒においしくお召し上がりいただけます
私は、菜飯と味噌田楽を同時に口に運ぶとどうしても味噌の味に菜飯の味が負けてしまうと思います。
菜飯は菜飯だけで食べてしまうのは邪道なんでしょうかね? -
お吸い物は、椎茸・麩・三つ葉・白はんぺん。
翌日に行った駿府では「はんぺん」というと黒はんぺんを差します。
静岡県民はこういう真っ白なはんぺんにはびっくりすると聞きましたが、同じ東海地方でも違うんですね。
この定食の中で動物性食品はこのはんぺんだけです。 -
しっかり精進料理してます
-
香のものは大根と胡瓜の糠漬け。
大根の葉っぱを使うので、白い方も当然使わねばなりませんよね。
葉付き大根ってあまり市販されていないので特別なルートから仕入れるのでしょうか? -
お会計は現金のみ。
ここにも出川哲郎の「充電させてもらえませんか」が来ているんですね。 -
出入口を店内から望みます
-
19:30 40分の滞在で店を後にします。
この時間だと店の外灯も消え、暖簾もしまわれていましたね。
「ミシュランガイド愛知(名古屋)2019」では「ミシュランプレート」を獲得しているそうです。
●ビブグルマン
価格以上の満足感が得られる料理店
●ミシュランプレート
星付きではないものの優れた料理店
家族で経営されているようでしたが、接客も感じの良いお店でした。
単品で勝負して生き残っていくのは大変だと思いますが、いつまでもこの伝統を引き継いでいってほしいものだと思います。 -
19:55 豊橋駅東口の地下通路はこの時間でこんな感じです。
駅地下でもかなり寂しい感じですね。
でも、未だ開いていた駅ビル「カルミア」のマツキヨで今夜中に地域共通クーポンも使い切れて、 -
20:20 西口の「ジャストインプレミアム豊橋駅新幹線口」に帰着。
よく歩いて、よく見て、よく食べた一日が終わります。ジャストインプレミアム豊橋駅新幹線口 宿・ホテル
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