2023/02/23 - 2023/02/24
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kojikojiさん
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ツアー3日目の最後の観光地は「淡水」でした。ここへも20年前に「新北投温泉」の滞在と合わせて来たことがありました。その時には駅から遠くて行けなかった「淡水漁人碼頭 」まで行くことが出来ました。こんな時にツアーだとらくちんだと思えます。淡水は夕日の名所なので、天気が良ければここで陽が落ちるのを見られたのではないかと思うとちょっと残念でした。「新北投温泉」では晴れていましたが、ここへ来る途中に小雨模様になってしまいました。そしてバスで「淡水老街」へ移動して、30分ほどの自由時間になりました。当てもなく歩きながら確かこの先に「阿婆鐵蛋」という味付けの煮卵の店があったことを思い出しました。かなり先に行って、店の脇の路地には小さな鉄塔の灯台のようなものがあったことは覚えていました。かなり進みましたが、見つからないので諦めようと思った時に袖看板にその文字を見つけました。時間は15分経っているので戻らなければならない時間です。急いで店に行ってお土産を買い求めると、日本人だと分かった店の人が表に出てきて写真を撮ってくれました。急いで集合バスの淡水駅に戻り、バスに乗ると全ての観光は終わりになりました。台北に戻り、最後の晩御飯は「第一大飯店」というホテルの上階のレストランでした。ここへは前のツアーできたことがありました。「九分」で台風に合って「九戸茶語」での食事がキャンセルになった代替えで来たのがこのレストランでした。そう考えるとやはり阪急交通社が現地に丸投げした旅行会社は同じなのだと感じました。ホテルに戻り早々に休みましたが、最終日の出発はなんと午前3時30分です。迎えに来たバスに荷物を積んで桃園空港へ向かい、チェックインして夜明けとともにシンガポールからやってきたSCOOTに乗って成田に戻ります。空港の「新宿さぼてん」でとんかつを食べてリムジンバスで家路を急ぎました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- スクート
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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「淡水」に着く前に天気は小雨に変わりました。この日も念のためにホテルで借りた傘を持ってきて良かったです。前にMRTで来たときは徒歩ではこれなかった「淡水漁人碼頭」まで来ることが出来ました。
情人橋 現代・近代建築
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こんな時にツアーは便利だと思ってしまいます。便利な分南下を犠牲にしなければならないこともあります。ここで20分ほど自由行動になります。「情人橋」という歩行用の橋を渡って埠頭の先まで行ってみることにします。
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「淡水第二漁港」の先にはヨーロッパの城館のような「福容大飯店」というホテルが見えます。
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この港の漁船はどのような漁をするのか船の形では分かりませんでした。以前は船体が青い小型のボートのような漁船がたくさんありましたが、今回はほとんど見かけませんでした。
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橋の中央までやってきました。長さ約196メートルで幅約5メートル、最高点は12メートルの流線型の曲がりくねった片面斜張橋です。橋は帆のように見えるで、「順風満帆」を意味しているようです。
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「Lover's Bridge」の名前もありますが恋人たちの姿はなく、雨が降っているので妻も戻ってしまいました。
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お金持ちのカップルがボートをチャーターして港を出ていきましたが、波が強かったのかすぐに戻ってきました。
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堤防に出ても淡水河を挟んだ対岸すら見えません。
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「淡水漁人碼頭 長堤」までやってきました。本当はここに夕日が沈んでいくようです。昔の金曜ロードショーのオープニングのイメージがあったのですが残念です。
https://www.youtube.com/watch?v=DBjzZwiFy20漁人碼頭 自然・景勝地
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少しすると雨はやんで陽も差してきました。まだ太陽は高い位置にあるので夕焼けにはなりそうもありません。
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そろそろ時間切れです。
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ここで晩御飯を食べたい気分にさせる巨大な蟹がありました。この「万里蟹」と呼ばれるワタリガニは台湾北部の新北市の名物です。
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以前はなかった「淡海ライトレール」という市電が港の先まで通じていました。MRTの淡水駅周辺の老街は混んでいますが、ここまで足を延ばす人は少ないようです。
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「淡水紅毛城」がちらりと見えました。ここまでは20年前に歩いてきていました。
紅毛城 城・宮殿
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MRTの淡水駅近くの広場で一度解散して30分ほどの自由時間になります。特にどこへも行けないので老街をぶらぶら歩くことにします。
淡水駅 駅
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緑色の郵便ホ?ストか?、台湾国内専用で、赤色の郵便ホ?ストか?、国際郵便(航空郵件)と速達専用(限時郵件)です。前日分の絵葉書を投函しました。
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ぶらぶらしながら以前に来た時に「鐵卵」を買ったことを思い出してきました。「鐵蛋」を作り出したとされている?張?は淡水の町で港湾労働者を相手に軽食屋を営んでいました。店では醤油味の煮卵がなかなか売れず、何度も温め直さなければなりませんでした。汁から上げて乾いた卵を煮直すことを繰り返すうち、卵は縮んで黒くなり、味が深くなり噛み応えが出てきました。この卵は地元民から非常な好評を得て、「阿婆鐵蛋(おばあちゃんの鉄卵)」と名付けて売り出しました。
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店の場所などは全く覚えていませんでしたし、調べてもいませんでした。記憶にあったのは路地に面していたことと、路地の先に淡水河が見えてそこには鉄塔の灯台のようなものがあったということです。
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「鐵蛋」発祥の店「阿婆鐵蛋」で買うことが出来ました。これは友人にもお土産にしました。店の方と話して東京から来たことと、20年前にも来た話をするととても喜んでくれました。
阿婆鉄蛋 お土産店
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店は混雑していましたが、わざわざ表に出てきて、シャッターを押してくれました。これは良い思い出になりました。
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記憶の通りに路地の奥には鉄塔がありました。
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ここまで歩いて15分かかったので急いで戻らなければなりません。もうほかの店など覗いている暇はありません。
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以前はこのプロムナードをのんびり歩いたことを思い出しますが、感傷に浸っている暇はありません。
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その時はこんな店でスイカのジュースも飲みました。厚い季節だったので美味しかった記憶があります。
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何とか集合時間に間に合いました。ガイドさんに「30分でよく言って帰ってこれましたね。」と驚かれました。皆さん興味津々でしたが、だれも買った人はいませんでした。老街の店でも同じようなものは売っていましたが、やっぱり発祥の店の物が良かったです。
淡水老街 散歩・街歩き
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昔の淡水線は蒸気機関車の牽引する4輌編成が基本だったようです。駅前には当時の機関車が展示されていました。路線はほぼいまのMRTの経路に敷設されていたようです。
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午後6時30分に「淡水」の観光を終えてバスは台北に向かいます。
淡水駅 駅
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台北に向かうにつれて天気は回復してきて、夕日が山にあたってきれいでした。
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台北市内に入る前に「円山大飯店」が出迎えてくれます。
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いつかは泊まりたいと思いながらその願いはまだ叶っていません。
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「台北101」も好色道路の上から眺めるだけでした。
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「行天宮」も夕方になって明かりが灯っています。
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午後7時過ぎになって市内まで戻ってきました。
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最後の食事は「第一大飯店」というホテルのレストランでした。ここは3年前に「九份」へ行った際に台風が直撃して、「九戸茶語」での食事がジャンセルになり、急いで台北に戻ってきたのがこのホテルでした。
ファースト ホテル ホテル
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最後の台湾啤酒で乾杯です。このレストランお食事は前回も美味しかったので安心していられます。今回のツアーのレストランはどこも美味しかったですが。
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「白切鶏」はねぎ塩の蒸し鶏で、骨付きなので味わい深いです。
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「醋溜白菜」は白菜の黒酢炒めで、白ご飯が欲しくなります。
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「東坡肉」中国の江南地域で誕生した皮付きの豚の角煮で、浙江料理の1つとして知られています。杭州の有名店で何度か食べましたが美味しいです。ここでは簡易版ではありますが、醤油と酒、砂糖や八角などで味付けの独特な香りが付いた甘辛い味が美味しかったです。
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「辣子大蝦」は殻付きの海老を唐辛子と花椒で炒めた奥深いからさで、エビの甘さが強められるおいしさがあります。
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「蛋花湯」は熱々のスープでとろみもあっておいしかったです。
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「台湾油飯」この店の台湾風のおこわは絶品でした。あまりにおいしくて2階お替りしました。それでも余ったのでパックに入れて持ち帰りました。
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「清蒸鮮魚」は蒸し魚ですが、この魚は小骨が多いので手を付けませんでした。
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「油渣蓮白」はキャベツ炒めですが、春キャベツなのか柔らかくて甘かったです。干しエビもたくさん入って香ばしいです。最後の就職をいただいてホテルに戻ります。
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ホテルに戻った後はすぐに休みました。そして午前3時に起きて3時30分にはホテルを出発します。
ハンプ コート パレス ホテル
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まだ周りは真っ暗な中を桃園空港へ向かいます。
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最後尾は照明が無いので余計に暗いです。
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夜明け前ですが桃園国際空港はかなり混んでいます。皆さんどうやって空港まで来たのでしょうか。
桃園空港MRT 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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スクートのカウンターは特に混んでいました。チェックインした後にカウンターで荷物を預けますが、荷物がセキュリティーを通過したかモニターで確認してからでないとその場を離れられません。X線で問題があると戻って中身の確認があります。
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無事に通過したのを核にしてセキュリティに向かいます。実質3日の3泊4日のツアーも4日目は日本に帰るだけです。
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台湾の名所を讃える詩文の前で最後に記念写真を撮ります。
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開店前のエルメスのショップを見た時のこの安堵感は一体何でしょう。
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好きなだけ見てくださいね。
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東京行きのスクートの搭乗手続きが始まります。
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往路は窓側の席でしたが、窓がないシートでした。帰りは1列ずれたので窓がありました。
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午前6時に搭乗開始です。早くシートに座ってゆっくりしたいです。
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午前6時40分に出発しました。帰りの機体はポケモンジェットではありませんでした。
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帰りはずっと雲の上を飛んでいるので景色は楽しめませんでした。
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房総半島に入るときは九十九里の海岸線がきれいに見えました。
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今回初めて利用したSCOOTです。そして初めてのLCCの航空会社でした。シートテレビがない以外は快適に過ごせました。
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成田に着いてもまだ午前11時前です。さすがに深夜に起きての移動なので成田の町に立ち寄る気にもなりません。
成田空港第1ターミナル 空港
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空港の「新宿さぼてん」でお昼を食べてから帰ることにしました。池袋行きのリムジンバスの時間もちょうどよかったのでチケットは先に買っておきます。
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胡麻を摺るのは上手です。いつもおだてられたままここまで来てしまいました。もう人生後戻りはできません。
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台湾に行く前から帰国後はここでとんかつと決めていました。
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お昼を過ぎたばかりのバス乗り場は閑散としていました。
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バスに乗って池袋まで出てタクシーで家に帰りました。妻には洗濯をしてもらい、新たな似ず栗をして数日後には妻の友人と久しぶりの3人旅で北海道に向かいます。
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