2023/02/23 - 2023/02/23
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kojikojiさん
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この旅行記のスケジュール
2023/02/23
この旅行記スケジュールを元に
ツアーも3日目で、この日は午前8時30分の出発です。ホテルの前からバスに乗って向かったのは「国民革命忠烈祠」です。ここで衛兵交代式の見学ですが、我々2人は「中正紀念堂」の堂内の儀仗兵の交代式と勘違いしていました。「中正紀念堂」は前にも行っているのであまり気乗りのしないスタートでしたが、到着した場所を見て気持ちは一転します。「国民革命忠烈祠」へ来るのは初めてでしたので気持ちは昂ります。午前9時に始まる衛兵交代のセレモニーは、引率の兵士1人を含む5人(任務に就いていた兵士とこれから就く兵士)で隊列を組んだ儀杖兵が、大門から大殿に向かって銃を背中に背負ってゆっくりと行進を開始します。大殿に到着すると儀杖兵は任務に就いていた衛兵2名と合流して、殿内の位牌に向かい敬礼をします。その後に銃を交換し、それを振り回す儀式を行い、次に任務に就く2名を残して3名で大門に戻っていきます。大門から5人が大殿に向かうとロープパーテーションのロープが外され、観光客も大殿に向かうことが出来ます。この時は我々のツアーを含めても30人くらいの見学者しかいませんでした。台湾の場合は陸・海・空軍より選抜された兵士が、1時間交代で大門と大殿を各2人ずつで守っているそうですが、この日は中華民国三軍儀隊のワッペンと空軍のワッペンを付けた儀仗兵が担当していました。「国民革命忠烈祠」は辛亥革命を始めとする中華民国建国および革命、中国大陸での日中戦争などにおいて戦没した中国革命家や中国兵士の英霊を祀る祠で、日本統治時代には台湾護国神社が建立された場所でもあるので、個人的にはあまり居心地の良いところではありません。大殿に入ることはできませんが、手を合わせました。約20分の厳かなセレモニーを見学した後はバスに乗って「国立故宮博物院」に向かいます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- スクート
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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午前7時30分に朝ごはんを食べに1階のレストランに降りました。この日も中華風のメニューを選びます。高級なホテルなのでスープもこくがあっておいしいですし、ディムサムも1つ1つ手作りのようです。
ハンプ コート パレス ホテル
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何度も通った「鼎泰豊」や「欣葉」などにも行ってみたいですが、ツアーではそんな自由時間はありません。以前泊まった「華國大飯店」というホテルのショップでケーキとかと並んで売っていた生の大根餅はブロックで売っていて、家に持ち帰ってかっとして焼いたらあまりにもおいしかったことを思い出しました。両親も健在で家に招いて食べたことが懐かしいです。
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この日のお昼は点心のようなので朝からしっかりと食べておきます。美味しかったロブスター粥もいただきました。
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ハンプコートパレス(漢普頓酒店)は豪華な造りのとても良いホテルでした。コンシェルジュはいませんが、ホテルのスタッフの方々はいろいろお願いしても気持ちよく対応してくれます。
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ガイドさんによると最近経営が変わって、リニュアルされているとのことです。外観は変えずにレストランなどは出来たばかりの印象を受けました。
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ホテルの前には朝ごはんを売る屋台が出ていました。饅頭や餃子などの点心を売っているようです。こういった屋台ご飯も好きなのですが、ツアーだと食べる機会が限られます。
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ホテルの前にはこんな大理石像がありました。タイトルにはアポロンとダフネと書いてありますが、絶対にタイトルを間違っていると思います。ギリシャ神話によるとアポロンは弓矢で遊んでいたエロスを揶揄しましたが、これに激怒したエロスは相手に恋する金の矢をアポロンに、逆に相手を疎む鉛の矢を近くで川遊びをしていたダフネに放ちます。金の矢で射られたアポロンはダフネに求愛し続けますが、鉛の矢を射られたダフネはアポロンを頑なに拒絶します。アポロンはダフネを追い続け、ついにペネイオス川畔に追い詰められます。アポロンの求愛から逃れるため、父である川の神ペネイオスに自らの姿を変えてくれるように願います。この願いを聞いたペネイオスはダフネの身体を月桂樹に変えました。あと一歩のところで月桂樹に身を変じてしまいます。ダフネには翼はないし、仲睦まじくはなりえません。
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この日の最初の目的地は「国民革命忠烈祠」で衛兵交代式の見学でした。
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基隆河のほとりを走ると「円山大飯店」が見えました。ここでずいぶん台北市内の北側を走っているなと思いました。
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妻と話していて2人とも「中正紀念堂」の儀仗兵の交代式と勘違いしていました。「国民革命忠烈祠」は今まで行ったことが無かったので逆に興奮してきました。
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北安路から明安路には国防部の施設があるのでこのようなオブジェも置かれてありました。
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午前9時前に「国民革命忠烈祠」の駐車場に到着しました。もっと混雑しているのかと思いましたが、観光客の姿は少なかったです。
忠烈祠(台北市) 史跡・遺跡
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ここは辛亥革命を始めとする中華民国の建国および革命、中国大陸での日中戦争などにおいて戦没した中国革命家や中国兵士の英霊を祀る祠です。上部の中央には「忠烈祠」の文字が刻まれ、左右にはそれぞれ「成仁」、「取義」の文字が書かれています。また裏側の中央には「萬古流芳」、左右には「忠義」と「千秋」の文字が読み取れました。
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日本統治時代は台湾護国神社がここに建立されていました。1966年に社殿は取り壊され、その跡地に1969年になって創建された施設です。
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「中正紀念堂」の儀仗兵は見たことがありました。儀仗兵は身長17センチ以上で身体容姿に優れ、兵役時の軍からの推薦と厳しい訓練などを経たエリート集団です。軍服は陸軍が深緑、空軍が紺、海軍が白(冬は黒)という決まりだそうです。守衛時は40分も直立不動で立たなければいけない厳しい仕事です。その割に給料は安いとガイドさんが教えてくれました。
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台湾での徴兵制度では毎年1月1日から12月31日までを1つの年次として計算され、この期間内に18歳となった男子が兵役適齢とされ、台湾では役男と称されます。中華民国の法律では正当な理由がない限り兵役適齢の男子には兵役義務が課せられるそうです。
忠烈祠 衛兵交代儀式 祭り・イベント
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台湾では徴兵制を段階的に規模を縮小して2018年には志願制へと移行しました。軍のスリム化と徴兵した兵士への給与を無くすことでの予算削減を目指していますが、中国との軍事格差が広がる懸念もあるようです。
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抱えた銃は6キロの重さがあるそうで、それをかかげ続けるのは大変だと思います。トルコのイスタンブールのドルマバフチェ宮殿で衛兵交代式を観たことがあります。門の真正面に立つ衛兵は白い台の上に立ち、足の位置などを細かくチェックされます。凄かったのは立ち続ける1時間の間は瞬きをしてもいけないということで、立ち会っているほかの兵士が白いハンカチで涙を拭いていました。
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ロンドンを旅した時にバッキンガム宮殿で見た衛兵交代式ははくりょっくがありましたし、ホースガースの騎馬兵のヘルメットも金ぴかだったことを思い出しました。
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大殿は北京の故宮の大和殿を模して建設されたもので、北安路に面した大門をくぐると、目の前には白い広々とした石畳が広がり、黄色い屋根瓦が美しい建物が背後の緑に映えます。北京だと背後にある景山公園と同じ意味合いがあるのでしょう。奥にある大殿とこの山門も南に向いて建てられています。
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中国には古来「天子は南面す」という思想があります。皇帝は南に面して君臨するものとされ、不動の存在である北極星を中心に見立てた思想とも云われています。
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屋根の軒上の聖獣は鳥に乗った仙人を先頭に、竜や獅子など神話に登場する動物が続いています。これは災いを遠ざけて皇帝を守るために置かれていました。その数も建物の格式により5つだったり7つだったりします。屋根を彩るのは艶のある黄色の瑠璃瓦です。黄色は皇帝専用の色で最高の権威を示しています。
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衛兵交代式の間は大門の中に入ることは出来ません。儀式が終わっても右手のアーチから中に入るようです。この大門も牌坊(はいぼう、パイファン)と呼ばれる伝統的な建築様式のようです。
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以前に北京を旅した時には天壇や東清陵や明十三陵へ行きましたが、その時に感じた人が住むためではない建物の重苦しさを感じました。
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衛兵交代は1時間毎に行われ、毎時00分になると引率の兵士1人を含む7人(任務に就いていた兵士とこれから就く兵士)で隊列を組んだ儀杖兵が、大門から大殿に向かって銃を背中に背負ってゆっくりと行進を開始します。午前9時だけは奥に2名いないので7人になり、他の時間は5人になります。
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左右に2名づつ中央に3人が並んでいますが、真後ろから見ると3人が歩いているように見えます。
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少し斜め後ろから見ると実際の人数が確認できます。
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ただ儀仗兵が歩いているだけですが、厳かな儀式だということを感じます。儀仗隊は陸、海、空軍の兵士が6ヶ月ごとに当番を担当していますが、制服以外の白い手袋とM1儀仗銃、長靴とゲートルなどの装備は陸、海、空軍ともに共通だそうです。
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山門の階段に差し掛かるとさらに7人いることが分かりやすいです。
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山門の手前には1対の建物があり、向かって左側が「鐘楼」で右側が「鼓楼」のようです。「鐘楼」の1階には陸皓東烈士の銅像が立てられていて、2階には鐘が吊るされています。右側の「鼓楼」の1階には同じく辛亥革命時に犠牲となった史堅如烈士の銅像があり、2階には太鼓が置かれています。
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大殿に到着すると儀杖兵は殿内の位牌に向かい敬礼をします。「国民革命烈士の英霊」と書かれた大きな位牌は大殿の真ん中に配置され、左側と右側にはそれぞれ「中華民族遠祖黄帝英霊」の位牌と「孫文国父の遺影」が置かれています。
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任務に就く衛兵2名は門の左右に立ちます。その後に銃を交換し、それを振り回す儀式(衛兵が持っている銃の状態を確認する動作)を行い、任務に就く2名を残して5人が
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午前9時の配置に着いた姿です。
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5人がこの後に戻ってきます。
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全員の揃った所作がかっこいいです。
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階段を降りるのは普通の歩き方です。
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ここからは腿を上げた独特な歩き方に変わります。
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見事にシンクロしています。
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腕を振る姿も美しいです。
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観光客が入れるのはこの山門までで、この先の赤い柱から奥へは行けませんでした。
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大殿の全景はここへ来て初めて見ることが出来ます。広角レンズで撮影しても全体像がファインダーに収まらないほどの大きい建物です。
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屋根の重なった状態を「廡殿」と呼びます。瑠璃瓦の丸い部分は「瓦當」と呼び、ここには梅の花がレリーフになっています。その間の雨水の流れる瓦は「滴水」と呼びます。三段になった肘木を中国では「斗栱(ときょう)」と呼びます。肘木の下のカラフルな模様は「和璽彩画」と呼び、宮殿建築を彩る画の中でも最高級の装飾画を意味します。故宮の扁額には漢字と満州文字が併記されていますが、台湾ではそのようなことはありません。
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回廊には26面のレリーフが掲げられているようですが、山門にも2枚のレリーフが掲げられています。これは「広州蜂起」の場面で、孫文ら興中会が1895年に広東省恵州で行った武装蜂起で第1次広州起義とも呼ばれます。1911年に孫文は10回目の蜂起を画策し、黄興らは総督府に攻め入ろうとしますが、計画が漏洩して失敗します。しかしこのことにより革命の機運が高まり、1年を待たずして武昌蜂起が起きて新調が倒れ、民主共和の中華民国が建国されます。
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「第2次上海事変」は、中華民国軍と日本軍との軍事衝突のことで、本事変の勃発によって北支事変は支那事変へと拡大し日中全面戦争に発展しました。ここでは蒋委員長が南進する日本軍を上海に引き付け、3カ月に渡り血戦を行い、敵6万人を殲滅させ国民党軍は極めて英雄的に勝利したと日本語で書かれてありました。
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大殿に残った2人はこの後40分間ここで微動だせずに立ち続けます。
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向かい合う視線はどうなっているのかが気になります。
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30分ほどの滞在で20分間の儀仗兵交代を見学した後はバスに乗って「国立故宮博物院」へ向かいます。本当は3年前に来た台湾周遊5日間のツアーで立ち寄るはずでした。ところが台風が台湾を直撃したために臨時休館になってしまいました。
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長年収蔵品の写真撮影が出来なくなっていて、それが可能になったため来たいと思っていた矢先のことでした。今回の滞在時間は90分ということで、どこまで見学できるかが心配です。
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