ガーデンネックレス横浜2023・「爽快の丘」がテーマの里山ガーデンと四季の森公園と山形の蕎麦

2023/04/01 - 2023/04/01

「ガーデンネックレス横浜」
花や緑による美しい街並みや公園、自然豊かな里山など、横浜ならではの魅力を発信することで多くの方を横浜に呼び込み、まちの活性化や賑わいの創出につなげます。

だそうである。
https://gardennecklace.city.yokohama.lg.jp/

横浜はこの時期花に埋もれる。
花より団子のタイプだったのだけれど、何年か前から春と秋に里山ガーデンフェスタに通うようになった。

http://www.satoyama-garden.jp/index.php

里山ガーデン大花壇は春と秋に期間限定で公開
今春は「爽快の丘」をテーマに、ビオラやパンジー、ネモフィラ、スイセンなど、約140品種30万本の花々で彩られるらしい。


アクセスは、
相鉄線「鶴ヶ峰」駅、「三ツ境」駅、JR横浜線・横浜市営地下鉄グリーンライン「中山」駅からバスで約20分。
もしくは車。

■開催期間：令和５年３月25日（土）～５月７日（日）
■開園時間：9：30～16：30
■入場料　：無料

【春里山2023】キッチンカー出店予定　４/８(土)~４/14(金)

エリア 港北・長津田・青葉(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

JR横浜線の中山駅から、ズーラシアへ向かう子供たちとバスに揺られて里山ガーデンへ。

ズーラシア(動物園)で子供たちが降りるとバスの乗客はわずかとなり、その平均年齢はぐっと高くなる。

スーラシア行きのバス、満員で通過するバス停もあり、近隣住民の人にご迷惑をかけるなあ。
直通バスの運行ってできないんですかね？

森の空中散歩道を通ってまずは大花壇へ。

しかし、ここは入園料も何もないのがありがたいなぁ。

おや、今年は全体的に白いな。

因みに2022年4月はこんな感じ。

春には春の、秋のは秋の色がある。

奥にはピンクの箇所も。

絶対桜の花とセットだな。
桜のピンク色が白い色を染めているようだ。

主(ヌシ)のような桜も散り始め。

全体的に白いので桜が目立つ。

ところで、土地勘のない方のためにざっくりと場所の説明をすると、新横浜の内陸側といえば良いかな。

1999年（平成11年）4月24日にズーラシアという動物園が開園。
里山ガーデンはその奥に位置する。

里山ガーデンがオープンしたのはいつなのかは知らないけれど、初めて訪れたのは2017年の10月だったようだ。


里山ガーデン秋の大花壇公開へ行ってみた！
https://4travel.jp/travelogue/11288715

それから、毎年春と秋には足を運ぶようになった。

もっとも、コロナで開催されない年もあったからねえ。

ここ里山ガーデンは場所的にアクセスが良いとは言えないので、他府県から神奈川へ旅行で来られる方には強くお勧めはできないけれど、山下公園や中華街は何度も行ったぜ、って方は時間に余裕があれば是非。

甘い匂いに人もなんだか浮足立っているけれど、それ以上に興奮しているのがクマバチ。
あちらこちらでホバリング。

のどかでいいねえ。

桜の下では野点を楽しむ人の姿も。

そういえば、横浜公園のチューリップも見に行かなきゃな。

白い花が多いので、ついつい色のある花に目が行く。

以前はCMソングで強烈に春を感じたものだけれど、最近そういうの無いですねえ。

因みにこの日は矢野顕子の春先小紅が頭の中でぐるぐる。

横浜市限定品種のチューリップ「ラバーズタウン」という花があるらしいがどれだ？

風が吹いた。

雪のように見えるのは桜の花びら。

北海道の雪虫みたい。

傾斜になっている場所で写真を撮っていると、おむすびコロリンよろしく、おじいさんが上から転がってきた。

写真を撮ろうとしゃがもうとしたが踏ん張れなかったんだろうねえ。
あぶないあぶない。

ところで、今春のテーマは「爽快の丘」というらしい。

約140品種30万本の花々が用意されているというが花の名前が覚えられない。

しかし、手入れも大変だろうなあ。

尚、【春里山2023】キッチンカー出店予定　４/８(土)~４/14(金)なので、昼時に出向かれる際は、お弁当持参がよろしいかと。

飲料水の自販機はありますが、徒歩圏内にコンビニ等はありません。

天気も良いし、一杯飲りたくなってきた。

毎年訪れているが、アルコールを飲んでいる人はいまだ皆無。

飲んじゃダメってこともなかろうし、秋に来る際はカバンにビールを一本忍ばせてこよう。

ネモフィラ
これはファイブスポットっていうらしい。

使っている茶碗かと思った。

大花壇の裏手には里山の風景が広がる。

レッサーパンダ幟なんて初めて見たぞ。

例年、バスで中山か相鉄線の鶴ヶ峰、三ツ境駅へ戻るのだけれど今年は、東門から出て徒歩で中山駅へ戻ることに。

途中にある未訪の四季の森公園を抜けていくとどれくらい時間がかかるのか知りたかった。

途中の住宅街でお兄さん三人が長刀の練習をしていた。

旅番組なんかだと、声をかけるところだな。

県立四季の森公園

広いな。初潜入。

ここを突っ切れば中山駅近くに出るはずだ。

県立四季の森公園 公園・植物園

この時期、ペンキを塗っちゃいかんな。

桜の花びらが模様になっていた。

さてと森へ潜入。

おや、結構下るんですねえ。

階段を下ると現れたのは見事な青モミジ。

こりゃあ、秋も楽しめそうだ。

おやまあ、葦の生える湿地帯に出た。

四季の森公園、森に小径がついているだけかと思っていたんですが立派な自然公園でありました。

コロナで行動が制限されていた時にここに来ればよかったな。

湿地帯もある。
ここにはアヤメが咲くようだ。

今度は池だ。

池の周りにバズーカ砲のようなレンズを構えた人々がいるってことは、空飛ぶ宝石と称されるカワセミが来るんだろう。

風もないのに一か所だけ池に落ちた桜の花びらが動く。

何かと目が合った。
犯人は花びらを頭にのせたすっぽん！

公園を出たらいきなり住宅街になった。

中山駅から四季の森公園まで1kmちょっと。
里山ガーデンまで十分徒歩圏内。

次回からは歩きだな。
一度、バスが大渋滞に巻き込まれ、卒倒しそうになったことがあったからねえ。

坂の途中の見事な桜に吸い寄せられて向かった先は慈眼寺という真言宗のお寺。

バスに乗らなくて良かったな。
眼福。

本日の花より団子は、中山駅に戻って蕎麦 紫翠という店へ。

何やら山形蕎麦がいただけるらしい。

https://www.navida.ne.jp/snavi/101097_1.html

蕎麦 紫翠 グルメ・レストラン

山形蕎麦というから勝手に田舎っぽい店を想像していたのだけれど、店内は今どきのおしゃれな蕎麦屋。

山形名物の玉こんにゃくと東北の銘酒がメニューを飾っていた。

山形の太くて黒い田舎そばを期待したのだけれどこのあたりじゃ受けないんだろうな。想像よりは細目。
ふむ。大盛にすれば良かった。

海老天が形、食感共にちょっと独特。
いわゆる山葵がないのも何かこだわりがあるんだろう。

蕎麦は山形県大蔵村産の最高級霧下蕎麦、蕎麦とつゆに使う水は丹沢の伏流水であるらしい。山形と神奈川のハイブリット蕎麦というところか。
ソフィスティケートされた蕎麦でありました。

JR横浜線で新横浜まで戻り東急新横浜線で日吉まで行ってみることに。

おや、何度もお世話になったJR東海ツアーズの店舗が無くなっている。
新横浜駅の〝駅上デパ地下〟タカシマヤフードメゾンも閉店した。

新横浜界隈に美味い店は無いのか？
と
旅人に良く尋ねられるけれど、無いんだよねえ。徒歩圏内には。
訊かれると、決まってラーメン博物館に行けば、と答えることにしている。

新横浜駅 駅

相鉄・東急の新横浜駅はどこかいな？
とウロウロ。

地下からも繋がっているんだろうけれど、位置的には横浜アリーナ方面。

東横線や相鉄線沿線から新横浜へ向かう際は確かに便利な路線だ。

横浜アリーナでコンサートがあった場合の混雑解消にも寄与するんだろう。
以前、アリーナでコンサートがあるとJR横浜線のホームから人が落ちそうだったからねえ。

車内は思いのほか混んでおりちょっとびっくり。

東急東横線の日吉駅で下車。
乗って来たのは相鉄の車両。

向かいのホームに滑り込んできたのは東急の車両。
不思議だ。

阪急梅田駅に京阪電車が停まっているくらいの違和感。

日吉駅 駅

慶応大学日吉キャンパス

この日、入学式だったようで日吉駅は里山ガーデン以上に春感満載。
大学内を散策しようかと思っていたんだけれど、ハイテンションな人々に気後れして中止。

これから大学生ですか。
ちょっと羨ましくもあり。

小さな春の旅、本日はこれにて終了。
次は、みなとみらいの春をお届けします。