スペイン＆フランス★ドライブ旅行25日間【43】16日目‐３　レンタカーのエンジンが止まる！大ピンチ☆ドンム

2022/08/08 - 2022/08/08

レンタカーのドライブ旅行。
2,3日前から警告ランプが点滅し始めたのですけど
点滅理由がわかりませんでした。
そのままにしていた呑気な私達。
今夜の宿で理由を調べようと車を走らせましたが
「ピーピー！」とアラームが鳴り響きました。焦る！何なの！
フランスの最も美しい村の「ドンム」の村の駐車場に車を停車して
近くにいた人に助けを求めました。
「これはAdBlue（アドブルー）を補充しなさいというサインだよ。
アドブルーは大きな街のガソリンスタンドしかないので
この村ではないかも」と助言していただきました。
AdBlueって、何それ？
無知な私達は知らなかった。常識だったら恥ずかしい。
村のインフォメーションセンターに行って
AdBlueを売っているガソリンスタンドはないかと聞いたら
近くのガソリンスタンドに電話をかけてくれて
「売ってるって！ここから車で5分くらい、よかってね！」
助かった！ありがとうとお礼を言って
駐車場に戻ってエンジンをかけたけど
車が動かない。('◇')ゞ
ガス欠状態と一緒。うわああ！どうしよう！！

この旅行記＊8月08日(月)　　ドンムでトラブル。
　
　日程
7月24日(日)　ポートランド　→　（機内泊）
7月25日(月)　シカゴ経由　→　ニューヨーク経由　→　（機内泊）
7月26日(火)　バルセロナ泊
7月27日(水)　バルセロナ泊
7月28日(木)　バルセロナ　→　シッチェス　→　タラゴナ泊
7月29日(金)　タラゴナ　→　ポブレー修道院　→　レリダ　→　アインサ　→　アルケサル泊
7月30日(土)　アルケサル　→　サラゴサ泊
7月31日(日)　サラゴサ　→　ササント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダ泊
8月01日(月)　ササント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダ　→　ビルバオ泊
8月02日(火)　ビルバオ　→　ゲタリア　→　サン・セバスティアン泊
8月03日(水)　サン・セバスティアン　→　オンダリビア　→　イルン泊
8月04日(木)　イルン　→　サン・ジャン・ド・リュズ　→　サール　→　アイノア　→　エスプレット　→　サン・ジャン・ピエ・ド・ポール泊
8月05日(金)　サン・ジャン・ピエ・ド・ポール　→　ラ・バスティッド・クレーランス　→　バイヨンヌ　→　ボルドー泊
8月06日(土)　ボルドー　→　サン・テミリオン　→　ペリグー泊
8月07日(日)　ペリグー　→　チュレンヌ　→　コロンジュ・ラ・ルージュ　→　　キュルモント　→　カレナック　→　ルブレサック　→　オートワール　→　ロカマドゥール泊
8月08日(月)　ロカマドゥール　→　サルラ　→　ドンム　→　ラ・ロック・ガジャック　→　ベナック・エ・カズナック　→　サン・シルウ・ラポピー泊
8月09日(火)　サン・シルウ・ラポピー　→　カルダイヤック　→　フィジャック　→　コンク泊
8月10日(水)　コンク　→　ベルカステル　→　ナジャック　→　コルド・シュル・シエル泊
8月11日(木)　コルド・シュル・シエル　→　アルビ 　→　カストル泊
8月12日(金)　カストル　→　ミルポワ　→　カルカッソンヌ泊
8月13日(土)　カルカッソンヌ　→　ペルピニャン　→　カステルヌ泊
8月14日(日)　カステルヌ　→　ヴィルフランシュ・ド・コンフラン　→　エウス　→　ジローナ泊
8月15日(月)　ジローナ　→　ビク　→　カルドナ泊
8月16日(火)　カルドナ　→　モンセラート　→　バルセロナ近郊泊
8月17日(水)　バルセロナ　→　チューリッヒ経由　→　サンフランシスコ経由　→　ポートランド自宅

エリア フランス

「サルラ」から「ドンム」へ
移動時間は約20分。

旧市街の駐車場にナビをセットしています。
相変わらず車は警告ランプが点滅しています。

美しい村の看板が見えました。
フランスの最も美しい村「ドンム」。
16時45分。

城門をくぐります。
プチトレインが走っている。

旧市街の駐車場は満車でした。
と、アラームが「ピーピー」と車内に鳴り響きました。
何、何！まさか爆発する？

旧市街の外に大きな駐車場があったので
そこに車を停車しました。
この警告ランプのサインの意味はなんだんだろう？
歩いている人に声をかけて聞いてみました。
「ああ、これはねー
AdBlue（アドブルー）を補充しなさいというサインだよ。
AdBlueは大きな街のガソリンスタンドしかないので
この村ではないかも」と助言していただきました。

困ったな。どこで補充できるのかわからない。
そうだ！インフォメーションセンターのスタッフの人に聞いてみよう。


旧市街へ。

坂道だ。

インフォメーションセンターは、こっちですよと矢印があった。

村の地図。

坂道、辛いわ(+_+)

メインストリートのようです。

この村は観光客で賑わってますね。
観光は後。
まずはトラブルを解決するのが先。

でも、歩きながらカメラで写真撮影します。
まだ、この時は気持ちに余裕があった(^_-)-☆

あー、ソフトクリーム食べたいなあ。
後で来れるかな。
（そんな余裕はなくなる）

ショップも多いですね。

今は観光やショップをみている時ではない。

後でショップも見よう～。
（そんな余裕はなくなる）

「ラ・アル広場」

インフォメーションセンターを発見。
バカンスシーズン。
混雑して列ができてました。
忙しいのに事情を話すと近くのガソリンスタンドに電話してくれて
「売ってるって！ここから車で10分くらい、よかってね！」
「Merici beaucoup！！」

では、駐車場に戻りましょう。

車に乗り込みます。
ん？
車のエンジンがかからない！！
ガーーーーん！((+_+))
ガス欠と一緒の状態です。

どうしよう。
やっぱり頼るのはインフォメーションセンターです。

インフォメーションセンターは
さきほどより混雑していました。
出直すか。
すぐ近くの教会
「L'église Notre Dame de L'Assomption」

私達は無宗教なんですけど
こういう時だけ神頼み。

すぐ近くにあった
「ラ・バール展望台」
「ドンム」はドルドーニュ川の渓谷の断崖の上に造られた要塞都市。

ドルドーニュ渓谷の眺めを拝む。

インフォメーションセンターのスタッフは
すごーく親切な方でガソリンスタンドに電話をしてくれて
ここまで運んでくれないか交渉してくれました。
従業員が1人しかいないので無理なんだそうです。
タクシーを呼んでいくしかないと。
でも今からタクシーを呼んでもあと30分でガソリンスタンドは
閉まってしまうので間に合わないかもと。（18時に閉店だそうです）

スペインのバルセロナの空港でレンタカーを借りました。
レンタカー会社はHertz です。
連絡先に電話をしたら、
「了解でーす、すぐさまスタッフがあなたのところにAdBlueを運ぶ手配をします。で、どこにいますか？」
「フランスのドンムです」って言ったら
スペインではないので、担当者にまわしますって言われて１０分以上。
繋がる気配がないんだけど、
どうしようか。この村に１泊するか、しかし宿泊先はあるのだろうか
など考えてました。

インフォメーションセンターにいた
女の人が私達に声をかけてきます。
女の人「日本人ですか？」
私達「はい、そうですよー。」
女の人「私は日本人の友達がいます」
私（そうですか、今はそれどころではないんですよ）←　心の中の声。
女の人「日本人の友達はすごくいい人。私はあなた達を助けたい。さっきから話を聞いてました。私が今から自分の車で
あなた達をガソリンスタンドに連れて行ってあげます！」
神の声かと思いました！！
インフォメーションセンターのスタッフの人も
そうしなさいとすすめていただきました。
女の人についていきます。

女の人の車に乗車し、
ガソリンスタンドに到着し
女の人が、「フランス語はわからないでしょ、私が話をしてあげるよ」って言ってくれました。
ガソリンスタンドのスタッフの人も事情がわかってるので
すんなりと容器を受け取り代金を支払います。
車を停めた駐車場まで送っていただき
どこに注入するかわかる？車は動く？って
ずーっと気にかけてくれました。
女の人にお礼と、謝礼金を渡したのですけど
「受けとれないわ、日本人の友達がすごくいい人だから」と言われました。
「お礼をしたいけど何もないので、これで美味しいものを食べてよ～」
って言ってら受け取ってもらった。
女の人に感謝！そして女の人の友達の日本人にも感謝。一生忘れない。

調べによりますと
「AdBlue」とは
排出ガスをキレイにするために必要不可欠な高品位尿素水で常温で保存できる、無色・無臭の液体。
一部のディーゼルエンジン車に搭載されている「尿素SCRシステム」で使用します。「尿素SCRシステム」は有害な排出ガスを浄化するシステムで、
窒素酸化物という有害な物質と化学反応を起こして無害化しています。

だそうです。
バルセロナで予約している車を変更したのは
ディーゼルエンジン車でした。
尿素SCRを作動させるためには尿素水である「AdBlue（アドブルー）」が欠かせないらしい。知らんかったわ。
サインが出た瞬間にネットで調べればこんな事にならなかったのに。
おバカな私達。反省。
しかし
車が動いてよかった！
困っている人がいたら親切にしてあげようと思った私達でした。

この旅行記へのコメント （2）

• ぴろろんさん 2023/03/11 11:49:50

  思い出した　アドブルー

  とろろんさん、こんにちは。
  
  大変でしたね。ディーゼル車
  
  2019年にドイツに行った時、レンタカーがディーゼル車で、同じようにアドブルーが少なくなって警告がなってたわ。
  アドブルーの残量で、後何キロ、っていう表示が、車内のどこかに表示されていたと記憶します。
  私は全く未知だったけど、夫に知識があったので、ふーん、と思ってました。本来はレンタカー会社が負担する物だと思います。
  
  それにしても、親切な人がいるものですね。
  ありがたいですね。
  
  終わってみると、印象に残る大きな思い出ですね　笑
  
  ぴろろん

  とろろんさん からの返信 2023/03/12 03:35:12

  RE: 思い出した　アドブルー

  ぴろろんさん、こんにちは。
  
  ぴろろんさんもドイツの旅行中にアドブルーの警告が点滅されたんですね。
  夫さんに知識あって慌てずにトラブルなくて良かったですね。
  
  今思えば警告が始った時に、
  すぐにその場でスマホで検索して調べれば何事もなかったんですけど。
  エンジンがかからなくなるまでのんびりしていた事に反省。
  
  でも、ラッキーでした。
  動かなくなった場所、親切な人がいた事。近くのガソリンスタンドにはアドブルーがあった事など。
  
  助けてもらった人の事は一生忘れません。
  
  今回の出来事は何年経っても忘れられない思い出になるし
  酒席のネタになりそう（笑）
  
  
  ぴろろんさんは今年は海外に行かれるのかしら。
  いつも旅行記を楽しませていただいてまーす。
  
  とろろん
  
  
  とろろんさん、こんにちは。
  >
  > 大変でしたね。ディーゼル車
  >
  > 2019年にドイツに行った時、レンタカーがディーゼル車で、同じようにアドブルーが少なくなって警告がなってたわ。
  > アドブルーの残量で、後何キロ、っていう表示が、車内のどこかに表示されていたと記憶します。
  > 私は全く未知だったけど、夫に知識があったので、ふーん、と思ってました。本来はレンタカー会社が負担する物だと思います。
  >
  > それにしても、親切な人がいるものですね。
  > ありがたいですね。
  >
  > 終わってみると、印象に残る大きな思い出ですね　笑
  >
  > ぴろろん