ちょこっとマレーシア

2009/01/15 - 2009/01/16

今回は弾丸の旅程で訪れた０９年のマレーシア。クアラルンプールとマラッカだけの訪問ですが、マレーシアはとても秀逸なデザインの近代建築のモスクが点在しており訪れたい場所が多い国の一つです。最後に東京、代々木上原に建つ日本最大のモスクを紹介します。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

成田エクスプレスに乗ってクアラルンプール迄弾丸の旅、出発です。

クアラルンプールも鉄道で楽々市内迄移動出来ます。

クアラルンプールと言えばツインタワー。二つ共日本が建築に携わる筈でしたが、お隣の迷惑者が参戦、結局一国一棟づつ建設する事となってしまいました。日本は勿論設計通りに建設が進みましたが、なんともう一棟の方は傾いてしまいました。そこで日本側が助け舟をだして、当初は無かった二つのビルを繋ぐ連絡橋を建設、なんとかもう一棟の傾きを修正しました。本当に迷惑なばかりか人の命に関わる事です。今でもテナントの入居率で日本が建設した側が圧倒的人気だそうです。当然ですね。

此方はアシャキリン・モスク。

ツイン・タワー単体。

私はアシャキリン・モスクとツイン・タワーのコンビネーションがお気に入り。

屋台が集まるアロー通りで夕食を食べて明日へ備えます。

アシャキリン・モスク単体で撮影。

ツイン・タワー単体。

ツイン・タワーを借景にアシャキリン・モスクを拝めば、ツインタワーがまるでモスクのミナレットの様に映ります。

マレーシア・ツーリズム・センター。

KLタワーが見えました。行って見ましょう。

KLタワーを見上げました。

KLタワーからの眺めです。

反対方面です。

ズームイン！

マスジッド・ジャーメはクアラルンプールで一番古い由緒正しきモスクです。

斜めからマスジッド・ジャーメを眺めました。

パングン バンダラヤ。歴史的劇場ホール。

マレーシア旧高等裁判所。

マレーシアは近、現代モスクを始めとしたイスラーム建築のデザインが非常に秀逸だと思います。まだまだ見たい建築がいっぱいある国です。

スルタン・アブドゥル・サマド・ビル。イギリス統治時代は行政府の事務局、現在は最高裁判所として利用されているクアラルンプールを代表する建築物です。

正面から眺めました。

マレー鉄道事務局ビル。

イギリス統治時代にムーア様式で建てられています。外回りに夥しいアーチを伴った美しい回廊が施されているのが特徴です。

マレーシア国立モスク、マスジッド・ネガラ。

レイク・ガーデン付近の丘からクアラルンプールの眺め。

プラネタリウム・ネガラ。

マスジッド・ネガラを見下ろしました。

クアラルンプール旧中央駅。

ムーア建築様式で建てられた歴史的建造物です。

現在は鉄道駅としての使命はほぼ終えましたが、ホテルや長距離バスの発着所として再利用されています。

なんと街中にお猿さん。

コンプレックス・ダヤブミ。

電車でプトラ・ジャヤに向かいます。

新都市らしいデザインの凝った橋が架けられています。

プトラ・モスクと首相官邸のコラボ風景。

プトラ・モスク。

首相官邸。

プトラ・モスクに寄って。

クアラルンプールに戻ります。

バスに乗ってマラッカを訪れました。マラッカ海峡の要衝の地として海のシルクロードの海洋交易で繁栄したマラッカ王国。海の要衝故その後欧州帝国主義の植民支配の格好の的となり、ポルトガル、オランダそしてイギリスと次々と征服される事となります。

オランダ広場とムラカ・キリスト教会はマラッカの中心です。

ムラカ・キリスト教会はオランダ植民地時代の産物です。

スタダイス。

スタダイス内部。最初オランダがオフィスとして建てられた建物が、イギリスに引き渡された後、英語を教える教育機関として利用されていたそうです。

広場には観光用トライショーが沢山客待ちしていました。

中華とマレーの融合にイギリス、オランダ、ポルトガルと言う欧州植民地侵略トリオの揃い踏み。何て言う複雑な歴史と民族性の街なのでしょう。

オランダ広場付近は独特な色合いで街が統一されています。

マラッカのメイン・ストリート、ジョンカー・ストリート。

マラッカ・イスラーム博物館。

海の博物館。

中華街の通りを散策します。

トライ・ショー。

カンポン・クリン・モスク。

高温多湿の東南アジアでは雨を避ける為三角屋根で庇の長い屋根を持つモスクの様式が出来ました。

青雲亭寺院。

カンポン・フル・モスク。

マラッカにはババニョニャ文化と言うこの地独特の文化があります。マレー人と中華系の人々との混血、そしてポルトガル、オランダ、イギリスと言うこの地を統治した数々の国の影響も含み複雑な文化が融合した文化でもあります。

永春会館。福建省の方々の集会所でしょうか？

僑生賓館外観。

僑生賓館。

ババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館。

セントポールの丘からの眺め。

セント・ジョーンズ・フォート。

内側から見たセント・ジョーンズ・フォート。

マラッカ様式で建てられたアル・アジム・モスク。

セントポール教会跡。

マラッカの街並みとマラッカ海峡。

サンチャゴ砦。

独立記念館。

マラッカ・スルタン・パレス。

マラッカ王国は海のシルクロードを通じた東西交易で繫栄しました。

王宮は復元されたものですが、木造で釘を使わない組木造りで建てられています。

スルタン・パレス内部の展示。

トワイライトのアシャキリン・モスクとツイン・タワー。

トワイライト・タイムはあっという間に過ぎてしまいます。

ツイン・タワーを見上げました。

東京モスクです。新宿から程近い代々木上原にあります。

新宿の高層ビル群と東京モスク。

最後までご覧になって下さり、ありがとうございました。