2014/12/18 - 2014/12/19
74位(同エリア495件中)
さっくんさん
先に書いた「バガン・ダイジェスト」の前後に繋がるミャンマーの旅を紹介させてください。また旅が再会出来る様になれば、絶対お勧め出来る素晴らしい人々と素晴らしい見所盛り沢山の国です。特にバガンを筆頭に、いやバガンだけではなく、夕焼け、朝焼けが強く印象に残った国でした。
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トランジットの為バンコクで前泊しました。久し振りに泊まるカオサンの安宿。外に出れば別世界が広がっていました。
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妙に綺麗にイノベーションされた通りに犇めくのは極々普通の旅人達。嘗て此処を徘徊していた胡散臭いバックパッカー達は何処に?
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胡散臭いバックパッカーの私は浮いた存在になってしまってます。これも時代の流れなのでしょうか?
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それでも路地裏には今でも安宿は存在し、各地へ向かうバスを扱う旅行社も集まる旅人の聖地に変わりはありません。
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パヤータイで腹拵えです。
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麺文化、良いですよね!
麺でアジアは繋がっています。 -
やっぱり私はこうした雰囲気が好きです。
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アジアもどんどん発展して、没個性的でソリッドな街並みへ変貌していきますが、その麓で生き生きとこうした文化が続いて欲しいです。
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またまたラーメンで腹拵えです。タイの屋台は元々軽食の設定なので何杯でもいけます。
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王宮のライトアップです。
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なんか妖しいライトアップが集まった広場がありました。
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お祭りか何かでしょうか?
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ちょっと毒々しさを感じます(笑)
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チャオプラヤ川沿いに出て、大好きなワット・アルンのライトアップを鑑賞。
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なんて事でしょう。ワット・アルンが色々な色でライトアップされています。
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これも時代の流れでしょうか?三島由紀夫が天国で嘆いているかもしれません。
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なんて事でしょう。予約した空港へのバスにすっぽかされました。タクシーを捕まえ報酬弾むので間に合わせて欲しいと頼めば、運転手さん路肩走行までして追い抜きを繰り返す、張り切り過ぎの大暴走。大義であったぞ!コップン・カー!
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マンダレーに到着しホテルに向かうと、東南アジア独特のはにかんだ様な笑顔で青年達が出迎えてくれました。未だ世間にも観光客にも全くスレて無い、辿々しいけど必死で頑張ってる彼等に非常に好感を持ちました。
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マンダレーを歩き始めて、初めて声をかけられた相手はバイクタクシーの運転手さん。決して珍しいパターンでは無いのですが、彼の執念は凄まじかったです。
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「マンダレー・ヒル行かないかい?」
「いえいえ、今から王宮行くところです。」
「王宮の入り口遠いから入り口迄いかない?」 -
ミャンマー最後の王朝コンバウン朝の王宮は3km四方もあって広大なのですが、外国人向けの門は東門オンリーなので場所によってはかなり歩くんです。
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スタスタ歩く私の後ろをノソリノソリとバイクタクシーが未練たっぷり着いてきます。
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立派な王宮です。ひさしが長いのは多雨な東南アジアの建造物の特徴です。
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コンバウン朝はイギリスによって追放され、王宮はイギリス軍の軍事施設にされてしまいました。
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第二次世界大戦が始まると今度は日本が王宮を占領。が、日本が劣勢になると王宮は英印連合軍と日本との戦いの舞台となって焼失してしまったと言います。
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敷地は広大ですが、半分ぐらいは軍が使用しています。
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1990年代に復興され、公開されたので新品感が強くて歴史を経た感覚が薄いのは残念な事ですが、そうなったのは我が国も絡んでいる事ですから文句は言えません。
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メインの王宮だけでは無く、付随する建築も再建されています。
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どんな役割の建物だったのでしょう?
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監視塔から王宮を一望出来ます。
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新しいだけに、何処かジオラマを眺めている錯覚に陥ります。
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王宮の見学を終えると、運ちゃんがしっかり出迎えてくれます。
「マンダレー・ヒル登るのきついよ!乗らない?」
彼は旅人が絶対其処へと向かう事を理解しています。 -
サンダムニ・パヤーを訪れました。
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白い小型の仏塔が無数に林立しています。
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1774塔立っていると地球の騙され方では無く、歩き方に書いてありました。
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でもその中心にはやっぱり黄金の仏塔です。
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国は、民は、貧しくとも、仏塔の輝き具合は世界でもトップクラス間違いないでしょう。
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いざ、マンダレー・ヒルに登ろうかと言う場所で、またしても運ちゃんは待っていました。
「考え変わらない?変わらないなら明日はどう?バイクタクシーで郊外の三つの見所一気に周遊出来るよ!」 -
マンダレー・ヒルの参道入り口に到着です。
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日本で言えば高尾山的感覚でしょうか?
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参道を登って行くのですが、敬虔な仏教国なので裸足で登らなければいけません。
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運ちゃんの勧誘はスルーした私でしたが、周遊ってところに引っ掛かったので登山途中で地球の歩き方を引っ張り出してチェックしました。
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途中の休憩所的な場所毎に仏様が鎮座します。
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私は明日の事で悩んでいました。三つの見所は面白そうだけど、マンダレーも楽しみたいし…。
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でも、悩む私に仏様は行け!と仰ってます。
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マンダレーは、第二次世界大戦の中でも悪名高いインパール作戦が行われた場所で、補給線も無い道を行軍させられ、数多くの日本兵が命を失った場所です。
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ムイジーナッカウンと呼ばれる蛇の像、ヒンズーの影響もあるのでしょうか?
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王様と王妃様?
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頂上のスタウンビー・パヤーの仏様。
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マンダレー・ヒルの頂上から展望を楽しみます。
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マンダレーは大都会ですが、この方角は自然が多く残されています。
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バガン遺跡に広がる無数の仏塔は驚きと何故を人に与えますが、ミャンマーでは現在でも無数の仏塔が建ち並んでいます。なんか合点してしまいました。
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マンダレー・ヒルは夕焼けスポットとしても有名です。ならサンセットを待ちましょう。
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夕焼けが始まりました。
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当時、ミャンマーを旅した時の自分の記録を読み返すと何度も「素朴なミャンマーがいつまでも変わる事の無い様に。」との願いを書いていました。その時私が驚異に思っていた事は、余りにも急激に入り込む資本主義にミャンマーが食いつくされやしないか?と言うものでした。
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しかし現在起きている事。軍事政権のクーデターにより、振り出しに戻ってしまうとは、あの時誰も思いもしなかった、誰も願いもしなかった事。結局ミャンマーに自由があったのは民主化した2011年から2021のたった10年しかなった事になります。
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夕陽って見ていると切なさを感じるものですが、当時感じた切なさと、今見返して感じる切なさは大きく種類の違うものです。
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運ちゃんはマンダレー・ヒルの頂上迄私を迎えに来ていました。
「送ってくよ!さっきの件は考えてくれた?」
こう言う取引って恋愛に似てると思います。良い人だち解っていても、タイミングとか合わないと成就しません… -
結局この話は悲恋に終わりました。
「せめてホテル迄くらいお仕事頂戴よ。」
なんてすがられると情を絆されてしまいますが、ホテルがバレれば彼は私がマンダレーにいる限り付き纏うでしょう。気まずくなる未来が見えるなら断る事も優しさです。
ホテルに自力で戻った私は、はにかむ従業員にバイクタクシーをちゃっかり斡旋して貰うのでした。 -
夕食はミャンマー式カレーです。一般的なカレーとは大きく異なります。
最後までご覧になってくださり、ありがとうございました。
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