トランジットでソウル

2013/10/05 - 2013/10/06

アル・クドゥスへは値段の安かった大韓航空を利用したので、帰国の際ソウルでトランジットを楽しみました。

明日、未明よりバングラデシュを訪れます。二週間程更新無いと思います。御了承お願いします。

エリア ソウル(韓国)

トランジットで初めてソウルを訪れました。空港から街へ向かうバス、周り中から日本語が聞こえてきてたじろいでしまいます。

なんか新大久保歩いている様な…。

此処も何処かの横丁で見かけた様な…。似ていても当然です。お隣の国です。

快適な大通りを歩きます。

普信閣。

コンクリート・ジャングルは面白くありません。早く韓国らしい場所見つけないと！折角韓国立ち寄ったのですから。

夕暮れの南大門。嘗てはソウル城の南の門でしたが、最早近代化して膨張するソウルに飲み込まれ、街の中心のシンボルとなっています。

ソウル・タワーが見えました。

ハングル文字の看板を見て、辛うじて此処が韓国だと解ります。

南大門市場を訪れました。市場は一番その国らしさを感じられるところです。

こうした出店街は万国共通面白いです。

でも日本ではあまり見かけなくなってしまった光景です。

何か美味しそうなものあるかなぁ！

看板の字を見ないと何処の国にいるか解りません。残念ながら日本も同様ですね。

やっぱり韓国へ来たのですから焼き肉食べました。日本と変わらない…。

このあんまり変わらなさが逆にライト層には受けているのでしょうか？

あちゃぁ…日本語だ…。

中国語もありました。

雰囲気の良い通りがありました。

夜が明けました。今日こそ韓国らしいところへ行きましょう！光化門。

に、日本語が…
ありがたい、便利だと思う人もいるのでしょうが、私はテンション下がってしまいます。

韓国の伝統家屋が残る北村韓屋村を訪れました。

古きソウルの街並みが保存されています。

坂道で眺めも良く、散歩するのが楽しい一画です。

意図的に保護されている地域でしょうが、こうした伝統を守る地域があると旅人には嬉しいです。

お金持ちが暮らした一帯だったのでしょう、一軒一軒大きな家が多いです。

梨花洞路上美術館。再開発の一環のストリート・アートの様です。韓流ドラマとかで使われた場所かと思いました。

可愛らしい絵もありました。

ソウル城壁です。日本はほぼほぼ単一民族でしたから、平安京以降街を囲う城壁と言うものは廃れていきましたが、韓国は大陸の街、街を囲っていた城壁がしっかりと残されていました。

都の城壁としては小規模ですが、残されている事が重要です。

東大門です。

お腹が空いたので、庶民的な店に入りました。私の壺の高木ブーさんの雷様の様なパーマをかけたオバチャンがサーブしてくれました。

とっても辛くて、とっても美味しかったです。オバチャンも良い味出していました。ごちそうさまです。

景福宮を訪れました。李王朝創始者李成桂が建てた王宮だそうです。

王朝時代の行進が行われていました。

韓国の王朝の服はカラフルですね。

勤政殿。

入場します

玉座がありました。

景福宮、交泰殿。王妃の寝室だそうです。

国立民族博物館。

雰囲気の良い池がありました。

香遠亭。

高宗が池の真ん中に人工の島を造り、その上に六角形の亭子を建てて、「香りが遠くまで広がっていく」という意味の香遠亭と名付けたそうです。

景福宮の思政殿。

勤政殿に戻ってきました。

興礼門から見た勤政殿。

景福宮、興礼門。

王様の人形の展示です。中国の影響を強く感じます。

宗廟を訪れました。李氏朝鮮の王と王族を祀る廟です。

宋廟の長～いテラス。

真正面から宋廟を眺めました。24mmでも画角に収まらない程横長です。

横幅が尋常でない程長い独特の建築様式です。

昌徳宮の敦化門。

ソウル・タワーに登って見ましょう。

ソウル市内が一望できます。大都会です。

彼方が東京だそうです。アル・クドゥスへ引き返しましょうか？嗚呼帰りたくない。

何かとご近所さんの国同士って世界的に仲が良くないもので、残念ながら日中韓も同様です。でも近しい文化なので、その違いを観察すると面白いものです。建築で言うと屋根の隅棟の部分、中国建築では軒先に向かって派手に反る事が多いですが、韓国では緩やかなものになり、日本では更に緩やか若しくは直線的になる等見比べると興味が尽きません。

ただ今回は歴史の詰まったアル・クドゥス訪問が主体だったので、全く予習が足りなかったと反省部分は多いです。また訪れる機会があれば良いなと思います。

私を日本に連行する飛行機が飛び立ちました。ソウルの夜景が輝いています。

最後までご覧になって下さり、ありがとうございます。