2007/06/23 - 2007/06/24
312位(同エリア742件中)
さっくんさん
かなり以前にアップしていたボロブドゥール遺跡の旅と同時に訪れたプランバナン遺跡とジョグジャカルタ訪問の部分をアップしたいと思います。当時はムラピ山が噴火してしまい訪問客が激減していました。(サンライズ鑑賞とかではそちらの方が快適に鑑賞出来ましたが。)プランバナンは白タクと交渉して周遊しました。
PR
-
ブランバナン周辺の遺跡を巡ります。
-
先ずはヒンズー寺院のサンピ・サリ寺院です。火山灰で埋もれていて発掘されました。
-
御本尊はリンガです。
-
ガネーシャさんもいました。
-
カラサン寺院は仏教的色彩の強いヒンズー寺です。
-
この地の支配者ヒンズー教国サンジャヤ王朝の国王と隣接する仏教国シャイレンドラ王朝の王女との結婚を祝して創建されました。
-
此方はサリ寺院。仏教寺院の遺跡です。
-
カラサン寺院に仕える僧侶のための僧房であったと考えられています。
-
カーラ神の門構え。
-
ブランバナン遺跡群の中心となるロロ・ジョグラン遺跡です。
-
創造神ブラフマー。維持神ヴィシュヌ。破壊神シヴァの三大神を祀る三つの大祀堂とそれぞれの乗り物の小祀堂から成っています。ブラフマーはハンサ、ビシュヌはガルーダ、シヴァはナンディです。
-
尖塔をズームアップしました。ひとつひとつ良く此処迄装飾したものです。
-
ロロ・ジョグラン寺院にはロロ・ジョグランの伝説が残ります。ボコ王の息子がブランバナンの王妃ロロ・ジョグランにしつこく求婚したそうな。困り果てたロロ・ジョグランは一晩で千の寺院を作れたなら応じましょうと無理難題を申し出ました。しかしボコ息子は精霊の力を借りて999の寺院を作ってしまいます。
-
慌てたロロ・ジョグランは召使に臼で米をつかせました。これを見た鶏が朝が来たと勘違いして鳴き出したので、日光に弱い精霊が、朝が来たと勘違いして去ってしまった為、寺院は千に達しませんでした。
-
この企てを知ったボコ息子は怒り狂い呪文で王妃を石像に変えてしまったと言います。その石像がロロ・ジョグラン寺院のシヴァ神殿に安置されているドゥルガー像であり、ボコ息子が精霊を使って一夜で作らせた999棟の寺院がこれから訪れるセウ寺院だと言われています。
-
その他のヒンズー寺院同様夥しい神のレリーフで埋め尽くされています。
-
ロロ・ジョグラン寺院はヒンズー教の大型寺院ですが、ジョグジャカルタ郊外にはボロブドゥールと言う大型仏教寺院も残ります。双方の古郷インドも同様ですが、他にもカンボジアに残るアンコール遺跡群も仏教とヒンズー教の大型寺院が近い立地に競い合う様に並び建ちます。まるで洋服の青山と紳士服の青木の様です。
-
本当に緻密に石細工が組み上げられているのが解ります。造ったのは勿論、修復した職人さんの技と苦労が伝わってきます。
-
大小の尖塔がまるで天を突く様に聳えます。
-
シヴァ、ビシュヌ、ブラフマー。破壊、創造、そして維持。三つの神で世の理を表しています。
-
壮大で美しい寺院でした。
-
セウ寺院にやってきました。ボコ息子が精霊を使って999棟の寺院を一夜で建てたと言う伝説が残る寺院です。
-
伝説とは食い違ってしまいますがセウ寺院は仏教寺院で、ロロ・ジョグラン寺院より早い時代に建てられた寺院です。
-
前方におわすのはクベーラ神。インド生まれの神様で毘沙門天の原型です。
-
確かに数多くの寺院の遺跡が乱立しています。
-
未だ未だ未修復の部分が殆どです。伝説の様に精霊の助けが必要です。
-
千には程遠いですが、未修復の部分が完成すれば?
-
プラオサン寺院を訪れました。
-
プラオサン寺院の門。
-
シャイレンドラ朝の国王が、この地の古マタラム王国へ嫁いだ姫のために建立したものと考えられています。
-
調べて見ると、仏教遺跡と記されているものもあれば、ヒンズー寺院と述べているものもあり、それだけ両者は判断が難しい程影響を受け合っていたのでしょう。
-
仏教国から嫁いできた后の為にヒンズー教の王が建てた寺院ですから様式の融合があって当然なのかもしれません。こうした融和的なところもアジアの良いところです。
-
プラオサン寺院のレリーフ。
-
9世紀に宮殿があったボコの丘に登りました。
-
ゲートからゲートを覗きました。
-
狛犬的存在でしょうか?ユーモラスです。在りし日の人々はゆるキャラ作者よりセンス有ります。
-
ペンドポと呼ばれる聴衆ホール。石組みの部分だけ残され、木造部分は全て失われてしまっています。
-
9世紀ラカイ・ワラン王が築いたヒンズー教の宮殿跡です。
-
火葬場だったと考えられている遺跡。
-
羊さんがのんびり昼食中です。
-
丘からロロ・ジョグラン寺院を眺めます。
-
ボロブドゥール周辺の仏教遺跡、ムンドゥッ寺院。
-
この木何の木気になる木。
-
ムンドゥッ寺院の仏像様。
-
菩提樹かな?
-
此方もボロブドゥール周辺の仏教遺跡パオン寺院。
-
王廟ではないかと考えられている寺院でボロブドゥールを中心にムンドゥッ寺院と東西の直線状に建っています。
-
ジョグ・ジャカルタのメイン・ストリート。ジャラン・マリオボロ。
-
ジョグジャカルタ王宮を拝観します。
-
王宮のドノプラトボ門。
-
門衛神ドヴァーラパーラ像。
-
クラトンの入り口です。
-
シティ ヒンギル キドゥル。
-
ジョグジャカルタのスルタンの王宮、クラトン。
-
ジョグジャカルタ王宮博物館。
-
魔除けの神様、カーラ。
-
謁見の間です。
-
聴衆ホール。
-
舞踏の楽団さんです。バリのガムランに似た旋律の音楽です。
-
王宮で伝統舞踏を楽しみました。
-
東南アジアの舞踏は指の動きに特徴を感じます。
-
しなやかな踊りです。
-
二人一組の舞踏です。
-
此方はソロの舞踏です。
-
美しいです。
-
素晴らしい舞踏を堪能出来ました。
-
水の離宮、タマン・サリを訪れました。
-
タマン・サリは休息場、作業場、瞑想場、要塞、待避場等様々な用途の為に造られました。
-
此方は水が抜かれた状態ですが、当時は水が張られ沐浴に使われました。
-
タマン・サリの沐浴場全景です。
-
宮殿各所に装飾された顔はカーラだと思います。門構えの上に装飾され、門を潜ると邪を飲みこんでくれるんだそうです。
-
プールで女達がはしゃぎ遊ぶのを王は王宮から眺めながら、今宵のお伽の相手を見定めたと言います。あれ?どこからか女性の嬌声が聞こえてきます。
-
なあんだ!社会科見学で訪れた地元の女学生さん達でした。
-
タマン・サリ西門。
-
西に向かう門はイスラーム、描かれた蓮の花は仏教、ガルーダの羽はヒンズー教とこの地に根差した三つの宗教の融和を願って作られたと言います。
-
スムル・グムリンと呼ばれる高架壇。王が瞑想や祈りを行う場であり、モスクの役割があった場所。
-
クラトンからガスン市場を見下ろしました。
-
ガスン市場を訪れました。名物は鳥。と言っても食べる鳥ではありません。鳴き声を楽しむ愛玩用の鳥が売られています。
-
ジャラン・マリオボロに戻ってきました。
-
帰国の前に屋台で小腹を満たしましょう。
最後までご覧になってくださり、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
東、東南アジアの旅
-
ちょこっとタイ
2007/02/01~
アユタヤ
-
ボロブドゥール・サンライズ
2007/06/23~
ボロブドゥール遺跡周辺
-
ジョグジャカルタ及びブランバナン周辺
2007/06/23~
ジョグジャカルタ
-
ちょこっと香港、澳門
2007/08/31~
マカオ
-
ちょこっと香港
2007/09/01~
香港
-
マニ車よ!回り続けろ!永遠に! チベット・ラサ
2007/09/30~
ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群周辺
-
ちょこっとラオス
2007/10/26~
ビエンチャン
-
ちょこっとシンガポール
2008/07/09~
シンガポール
-
ちょこっとマレーシア
2009/01/15~
クアラルンプール
-
ブルネイへの小さな旅
2012/06/02~
ブルネイ
-
トランジット香港
2012/06/05~
香港
-
トランジット香港
2012/09/17~
香港
-
トランジットでソウル
2013/10/05~
ソウル
-
マンダレー
2014/12/18~
マンダレー
-
マンダレー近郊三つの古都を、バイクタクシーで疾走しました。
2014/12/20~
マンダレー
-
バガン・ダイジェスト
2014/12/21~
バガン
-
ヤンゴン
2014/12/24~
ヤンゴン
-
台北
2014/12/26~
台北
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ジョグジャカルタ(インドネシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ジョグジャカルタ(インドネシア) の人気ホテル
インドネシアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インドネシア最安
307円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 東、東南アジアの旅
0
80