トランジット香港

2012/06/05 - 2012/06/05

中国の記事が続きますが、今回はブルネイへの旅ついでにトランジットで訪れた香港の記事です。中国でありながらイギリス統治時代があった為、様々な部分、特に思想の面で自由さがあり私が大好きな旅先のひとつです。現在では中国に吸収され苦しい立場にありますが、それでも尚YouTube等にアップロードされている香港発のニュースは尖がっていて、中国の現状を伺うのに非常に参考になります。

さて、旅の話題をちょっと離れて、先日PS5のゲーム、アサシンクリードの新作が発売されました。同シリーズは世界史の重要な一場面、例えばルネッサンス期のイタリア、自由革命時のパリ、産業革命下のロンドン等を舞台にしたまるで世界史版大河ドラマの様なアクションゲームです。進化した３Dグラフィックで自由に歴史的街並みを歩く事が出来るので旅好きにもたまりません。特に初代ではもう二度と訪れる事が出来ないと諦めていたダマスカスの街並みを、ゲームの中とは言え散策できた時は涙ものでした。そして今回は１５周年と言う事もあって、原点に還って舞台は９世紀、アッバース朝のバグダッドです。バグダッドも生涯訪れられない街だと悲しんでいたのでもう興奮状態です(笑)このシリーズを始め、旅を感じさせてくれるゲーム達にはコロナ下の旅に出れない鬱憤を癒して頂きました。

エリア 香港(香港)

環球貿易廣場にある天際100の展望台にやってきました。

2010生まれの香港の新しい展望スポットです。

啓徳空港が閉鎖し航空機による高さ制限が無くなり九龍サイドも高層ビルが誕生しました。

大陸側にビルが永遠と連なっています。

香港島が一望出来ます。

真下を見下ろします。

真下に連なるビル群も十分高層ビルです。

香港島をアップで見ました。

下界に降りてきました。

天際100を下から眺めました。前回、「ちょこっと香港」の時は未だ中央のビルは建っていませんでした。時の流れを感じました。

さて、香港島へ向かいます。

フェリーに乗って香港島に向かいます。地下鉄が出来ようが、地下道が出来ようが、これに乗らなきゃ香港に来た気がしません。

イスタンブール、シドニー…渡し船のある風景って大好きです。ワーキングホリデー時代、オーストラリアのマンリービーチで波乗り三昧で、フェリーに乗ってシドニーのバイト先に通勤していたのは良い思い出です。

渡し船は庶民の足なので安いし、様々なルートがあるのでクルーズ船より安くて多彩な景色を眺めらる事が出来たりします。

二階立てトラムに乗りましょう。

ピーク・トラムに乗ってヴィクトリア・ピークに登ります。徐々に高度が上がっていきます。子供じゃなくとも、何度も来てるけど、ワクワクします。

結婚式です。
おめでとう！
素敵ですね。

昼間でも十分綺麗です。ヴィクトリア・ピーク。

左奥対岸に建つ一際高い建物が天際100です。

再び天際100を訪れました。

日没です。

船がまるで水澄ましの様です。

香港島が暮れ泥んでいきます。

トワイライト・タイムって素敵な時間だと思います。

でも、本当に一瞬なのですよねぇ。

トワイライトが終わりました。
夜の香港を散策に出掛けます。

佐敦駅で下車し廟街に向かいました。

深夜特急時代はディープ・ゾーンだった廟街も、今では健全な観光スポットです。

通りを歩く人も健全な人ばかりで私が浮いてしまいそう？

そう言えばバンコクノバックパッカー。聖地とも云えたカオサン・ストリートも今では一般観光客が闊歩する健全な街へ変貌しました。

それでもワクワクする感覚は変わりません。

殆ど買いたい！って思うものは無いんですけどね。

麺粥屋は私の大のお気に入り。日本の立ち食い蕎麦屋さんが、トッピングは共通で蕎麦とうどんを選んで食す様に、麺粥屋はトッピングは共通で、麺か粥を選んで頂きます。

私のお気に入りの海皇粥店さん。

旺角まで歩いてきました。

賑やかで楽しい界隈です。

締めはやっぱりヴィクトリア・ハーバーから眺める夜景です。

そろそろ空港に向かいましょう。

面白い恋人にインパクトで負けてるぞ！

当時香港では店名や商品名に平仮名が使われている事があり、不思議に感じていました。不思議に感じたら即現地の人にインタビューです。
香港の人は平仮名の意味は解らないけど「平仮名」にお洒落を感じているのだそうです。日本人がろくに英語も話せないくせに街にアルファベットが溢れているのと同じですね。
光栄な事ですが、中国と一体化された今では多分禁止されてしまっただろうと思います。

最後までご覧になってくださり、ありがとうございました。